ありふれた事件

  

 

 

 

 

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ネットラジオについての技術解説はこちらをどうぞ。
あと、ラジオが始まるとメールで通知するサービスがあるのでよければどうぞ。

 

 

ありふれた事件 #160

だりー。くそだりー。内田有紀「楽園」を聴いている。つらすぎる。この曲はあまりにひどい。しかたないので古いハウスをいろいろ聴く。いい気分になってきた。タイフード行かなかった。新しいバイク早く来るといいな。今日は天気がよかった。失踪日記は立ち読みで全部読んだ。気になったので結局買った。安いと思った。だが1時間程度で読み終わる。マンガっておトク感が少ないかも。世田谷通りを走った。いい天気だった。たい焼き屋は閉まっていた。肉まん屋は開いていた。何かとてつもなく面白い本が読みたい。感想なんかどうでもいい。面白い本が読みたい。今THEピーズ「いいコになんかなるなよ」を聴いている。かなりタフだよ。エウレカセブン5話を見る。やや面白い。キングゲイナーって面白かったよね。という感じの面白さ。それでいいのだろう。俺はバルーンファイトが好きすぎる。バルーンファイトを作った奴は天才すぎる。50万点までいった。まだまだいけると思う。うれしい。これみんなどのくらいいくんだろう。目安がないので目標が立てられない。ファミコンミニじゃない。NesterJでやってる。NESエミュ。アイスクライマーはすごく苦手だ。コントローラーはプレステのやつだ。今日は煙草を1回吸った。ラーメンを食った。味を濃いめにするといい。HDDが一杯になってきた。困ったぞ、もうIDEの空きがないんだ。でかいモノを動画のディスクに移してごまかす。雨が降った。タイフード行かなくてよかった。のかな。来年は行こう。去年はおずっちとミカと行った。楽しかった。キャシャーンを観たときだ。地獄甲子園が読みたくなった。読んだ。まさに外道!!! 面白い。松陰神社前には辰屋という二郎系のラーメン屋がある。店主はバイクと自作PCが好きらしい。客と喋っていた。二郎系にしては味が薄い。ヤマモリタイカレーは出店していたのだろうか。何となくフリクリが気になった。ざっと見直す。面白い。これいい話だ。感動した。そして不幸なイヤな話だ。結局ダメだけどいいよねという話だ。俺はそんなのイヤだ。お前もいつかすりこぎになるぞ。俺はイヤだ。俺はイヤだ。救いがあるのは、女の子は、よかったねという点だ。それは自分自身への救いではないのだ。カッコ悪いのだ。だからイヤだ。でもいい話だ。今日は天気がよかった。雨が降った。本屋に行った。ヤンマガを立ち読みした。肉まんを買った。この時点ではまだ雨は降っていない。昼には煙草を吸った。猫を抱いて寝ていた。この時点ではまだ雨は降っていない。雨が降った。肉まんをもう一度買うことはできなかった。

 

 

ありふれた事件 #159

風邪をひいてしまった。会社についた頃にはかなりガックリ来ていたのだが(せっかく会議だったのに)、薬を飲んで会社で寝ていたら汗が出てだいぶよくなったような気がする。

全然関係ないけどなぜか成り行きでエウレカセブンを毎回見ているんだが特に見るつもりじゃなかったがしかし西島君と話していて突然気付いたので言ったのだがあの話はつまりオレンジレンジなのだ! と言った!! 一瞬で変形することにこそカッコよさがあるロボットは、それがカッコいいかどうかももう分からなくてつまり変形するロボットが出てくるアニメはたくさんあるけど、かつては変形の課程をバンクシーンをたっぷり使って見せることに重きがおかれていていわばハニーフラッシュでありパンプルピンプルパムポップンでありぴーりかぴりららのびやかにーなのだがエウレカセブンはそういうことじゃなくてガッと変わることにしか意味がない。そういうアニメもあったような気がするけど忘れたけど、つーかようするにコレでありコレなわけだがエウレカセブンはもっとアニメとして洗練なのかなんなのかよくわからんけど突き抜けていて、わけわかんない課程を経てはいるけどとにかくガシャッと変わることこそがメカメカしくてカッコいいですねという意味のみをハデな形で継承している。というか他の要素を継承する気がないんでそこがすごいんだがトランスフォーマーを思いだしがちだが、ここではもう実はトランスフォーマーなんてどうでもいいのだ。だからタイヤとかダサそうな要素は隠される。

だから物語の端々に出てくるKLFとかLFOとかいうものも何の意味もなくて何となくカッコいいパーツでしかない。オレンジレンジが語られることにはしばしばパクリとリスペクトという話が出てくるが、元ネタとして採用された時点でパクリでありながらリスペクトであり、なんかカッコいいものの象徴でしかないのである。だいたい主題歌を歌っているFLOWとかいう人たちだってルックスのみのヒップホップがココに極まれりという人たちなんだが、あのひとたちもヒップホップなんてどうでもよさそうなのだ。ヒップホップと無関係の存在なのにヒップホップ的なのだ。すご(ひど)い。

もうすべてが「キングゲイナーよかったよねじゃあキャラクターはソレで」とかその程度の配慮に基づいて作られているんだが(考えが浅いという意味ではない)、それがよくないかというと、いいのである。とか、エバーの系譜にあるとかパクリであるとか言われそうだけど、そう言われたらそうだと言うしかないけど、でもどうせそれがカッコいいよねという意味しか持っていないので、そうではないと言ってもいいのである。だから、この物語を見ていても、エウレカの謎も、主人公の青春的悩みも、どこまでいっても真に迫る感じはなく、視聴者として追いつめられる気がしない。「お気楽な音楽が蔓延してて、まるで公害のようだね」なんて言えばカッコつけられた頃はよかったが、今は誰がお気楽なのかもよく見ないと分からないし、それを言っても意味を持たないことが多い。俺がこの物語について聞いた感想でいちばん面白かったのはしばさんが言っていた「姉に語りかける形で独り言を言うのは『HOTEL』のパクリだ」とかいうのだ!

でもそれって見ても見なくてもどっちでもいいモノだという意味なんだよなあ。俺それだけだとつまんないなあ。今はその中から突然真にシリアスな味わいを与えてざっくり切られるモノが本当にスゴイということになるんだと思うんだけど、でも少なくともエウレカセブンにそれは感じない「(でも別にいい)」。

ハチクロのアニメの主題歌がYUKIでエンディングがスネ夫ヘやー、挿入歌にスピッツとスガシカオだそうだ。むしろ本気だというのがありありとわかる。これ見てればエウレカセブンと絡めて何か言えそうだが、見てないので言えない。見ても見なくても同じコトを言いそうではあるが!

 

 

ありふれた事件 #158

Audioscrobblerで曲名がアップデートされなくなった。ログを見たら「CScrobbler::GetURL ERROR - ReqID 7, HttpSendRequest」とかなんとか書いてあって要するにサーバに送信できていない。つーかクライアントがID3タグを認識しなくなっているのも変だ。取りあえず入れ直したらクライアントは動くようになったっぽいけどサーバには相変わらず送れないなあ。ほんと不安定なサービスだなあ。なくてもいいけど、動くようになっているものが動かないとイライラする。やっぱりやめちゃおうかな。いじっているうちにWAOPがうっとおしく感じてきたので今からAutoHotkeyでWinampを操作できるように書き直そうかと思う。

 

 

ありふれた事件 #157

ウェブサーバ代を払わないとサービスが停止しそうだ。やばい。

突然思ったんだけど年寄りになりたいなあ。70代後半ぐらいがいいな。「僕はまるで老人のようだ」ってのがあったなあ。なかった? うーんおじいちゃんジジイだから思い出せませんなあ。それでいいという適当さがラクでいいなあ。昼間からブランコでブラブラしながら歌いたい。命短かし〜。いや、この曲を歌い出すとしぬよ! ヤバい!

こないだたまたま渋谷にいてジャームッシュの「コーヒー&シガレッツ」があったのでミカと見たんだが、あんまり面白くなかった。これって撮り貯めてたやつ? 短編集なのでガマンして見た。RZAとかGZAが本人役で出てきて、へええと思った。途中から繰り返しネタとかもあってちょっと面白くなってきて、「ジャック、メグにテスラコイルを見せる」とかはオフビートのダメなノリがすごくよかった。笑った。アルフレッド・モリーナとスティーブ・クーガンのやつもよかった。でも俺は「ダウン・バイ・ロー」を楽しんで見ていた俺とはもう違うなあと思った。昔の俺ならもっと楽しく見たのかもしれないということだ。今俺が楽しいと思う映画って何だろう。つーか「愛しのタチアナ」ってDVDが出てたのな。とても欲しいけど、買っても俺は見るのだろうか。

 

 

ありふれた事件 #156

今日の津田さんのラジオのスペシャル版というのがありまして内容が教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書の著者・オクトパスアーミーさんと担当編集者モーリさん、吉田アミさんがご出演される、というものなのですが、見学してもよかろうと言われたので見学してくる。24時から3時間だそうだ。まあ俺は見学なのでリロードボタンを押したりトイレを個流しするだけです。なみかれの話は別にしないはずです。オクトパスアーミーさんてどんな方でしょうね。会ったことがないのはこの方だけなので今から楽しみです。

詳細がわかりそうなリンク先に変えた。あとラジオの出演者に質問募集中なのに全然来てないらしいよ。こないだ私もゲストがいるときに好きな食べ物とかを聞かれると困るという経験をしたような気がするので、そういう以外の質問をするといいと思うよ!

 

 

ありふれた事件 #155

昨日ミカに聞いた話。

・あなたはテクノのことがまるでわかっていない。私の話した内容と違う

ミカの話、難しいなあ! ミカすげー!

そういえばタイフードフェスティバルが5/14〜5/15にあるそうだ。場所はもちろん代々木公園。行く行く! ヤマモリタイカレーももちろんあるみたい!

 

 

ありふれた事件 #154

こないだミカと出かけたときにミカに聞いた話。

・あなたはテクノのことがまるでわかっていない。私の卒論を読め ・コード感のあるボーカルがのっているものはハウス。ラムライダーもハウス。ビョークの「デビュー」が出たときにはハウスのアルバムで歌ってるのもビョークで歌うまいしサイコーという感じに思った ・GOLDのそばだか上だかのクラブが潰れてノーパンしゃぶしゃぶの店になった ・六本木WAVEにはアロマオイルなどが売っていて、それを買ってもスタンプを押してくれるから良かった ・Prodigyのアルバム「エクスペリエンス」の歌詞には全編「踊れ」「あげろ」という当時には革新的なメッセージがある。「Hyperspeed」がどれだけ深いメッセージ性を持っているか今では気づけない

ミカの話、おもしろ! ミカすげー!

そういえばperfumeのワンマンが7/7にあるそうだ。場所は渋谷O-Westだそうです。行く行く! つーかアルバムは?

 

 

ありふれた事件 #153

寝てた。つーかあれ、まだやってるのかこの人、っていうか俺より更新してる奴にヒマだとか言われた。つーか撤収とか言ってからいつまでも何か書いてる恥ずかしい奴だしさあ、グダグダ言ってるのはてめーだろって感じだね。あはは。だんだん考えなく取りあえず罵倒してるね。まあどっちにせよお互いに何の意義も見ることができずにコミュニケーションは打ち切られたわけだねー。コミュニケーションのみがあったコミュニケーションだー。キスから始まるミラクルだってあるのにね。あー空しい。だから俺やんないんだよね。こういう人って絶対そうなんだもん。前にかのせさんと意見を交わしたときはお互いにあなたはそうなんだろうね、私はこうです、ってコミュニケーションだったから美しかったんだけど。この人は結局なんかよく分からん背後関係だか陰謀論みたいものをさも大事そうに掲げだして(最初は自分のモノにして体系付けてない知識をキーワード的に振り回す人だったんだが自分の正当性を守るためにほとんどアタマがどうかしちゃったんだと思うのでかわいそう)、マトモに受け答えできねーだけじゃん。ということで二択の答えは「馬鹿」に決定しました! さて、マンガ読もうっと。

寝てる間になぜか橋本和明さんとエロゲーについて語りあう夢を見ていたことを今思いだした。

 

 

ありふれた事件 #152

なーーんだあ、なんか撤収とか書いてるな。終わりってこと? 商売の倫理ってなんだろ。なんか背後を見ようとしてるのかな。さすがコミュニティの人だ。悲しいことだなあ。でも、まあ別に返事が欲しいわけではないからいいや。なんかかわいそうな人だなあ。よくわからないけどバイバ〜イ!

あ! このサイトで俺がコミュニケーション行為にあまり興味を持っていないのは俺の勝手なんだが、「コミュニケーションなんか全部ダメだ!」みたいに考えてると思ってる人もいるみたい。なんでだ? あー! あやふやで見栄ばかり張るドーナツトークみたいのを揶揄したからか! それとこれとは別です! 普通にコミュニケーションな君たち、ごめんよ! 言葉として別になってないからややこしいよね! そういうサイトなんだよ! ごえmんなさい! 一応「ホント『僕らはここでコミュニケーションに溺れてるんだ』って本ならまだいいんだよ。カッコいいじゃん。言動が一致してますし!」って書いたんでそのへんをいろいろ汲みとったり! あと、引いた風をキメて「ま、ネットのケンカは」「煽りが」「釣りが」みたいなことを言ってる人! キミキミ! 日和ってろバーカ! トーイ!
                じゃあみんなまたね!

 

 

ありふれた事件 #151

休暇だというのに何の予定も入れていなかったのだが、ミカが都内のホテルを予約してくれたので行ってダラダラしてきた。ホテルというより外国人の長期滞在向けフラットって感じでリラックスできたよ。あと朝食がうまかった。

で、メッセが起動したままだったんだが、帰ってきて見たら「バカバカしいことでもめてる!!」とか書かれてるよ! あははははは! ほんとバカバカしいなあ。栗ちゃんは。

ばるぼらさんに舞台の上でツッコミ続けてあげたらよかったんでは? 議論てそうやってするんじゃないの?

なんでそこまでばるぼら様のご機嫌伺いをしなきゃいけないの? そんな議論「作法」、はじめて聞いたぜ。ばるぼら様にはそんな上げ膳据え膳まがいの気遣いを要求するくせに、こちらに対しては、

みんな君の表現の幅を考慮し続けるべきなんですか?

ときたか。金魚の糞は金魚の糞でしかないっつーことだね。

ホラ! 言ったよ! 馬鹿とかアホとか言い出したよ! 面白くなってきたなあこの人!つーかなんで俺が今まさに金魚の糞をやらなきゃいけないんだ? 人気とか? 知名度とか? 名誉とか? カネとか? そういうのが俺欲しそうなわけ? うーん、それは俺じゃなくて、誰か他の人じゃないかなー。あっははは。 「大物」とか言ってるしなあ。おもしろ。だいたいさあ、勝手にばるぼらさんの話にこだわり出したのは君じゃないか。俺、郡さんの話、ばるぼらさんの話、吉田アミさんの話、犬にってサイトの人の話、全体の話、とかいろいろ書いたのにそこだけ持って来たじゃーん。俺吉田さんのところとか、けっこうちゃんと考えて書いたんだけどなあ。もうアタマに血が上って読めなかったのだろうか。

つーか君さあ、「舞台の上で」とか「客席から立ち上がって」とかいうのを読んでないのかな? この人が読者を何と思ってる、ってのがホントに出てきたなあ。君は出演者としてお客さんに(読者に)利便を、楽しみを、娯楽を、知識を、教養を、提供するんだよ馬鹿者。それをなんで客がフォローすんのかっていってんの! ばるぼらさんとの議論のフォローも、君自身の表現の幅のフォローも、君がやるの! 司会やら客にまかせないの! この人お客さんとか読者とか全然わかんないのかねー。先生様とかのつもりなのだろうか。彼のまわりにいるであろう、出版の人たちの目しか見てないような気がする。俺はさあ、16時50分にはついてさ、この人がタラタラ遅刻して20分遅れて始まってさ、俺ら3時間とか座ってるんだよね。レジュメもなく。ただ黙って。俺だけじゃなくて全員な。途中で俺3回ぐらい客席を振り向いて見渡したんだけど、寝てる奴、身体的に限界が来て退席する奴、ケータイいじってる奴、ケータイを食ってる奴(これは俺だ)、などに溢れてすげかったんだよ。

そんでまあイベント的に超つまらなくてさあ、それでコミュニケイターなブロガーの人たちは「悪いところもあったけどまあ盛況でしたね」って絶対書くだろうから、俺しか書けないことを書いたのね。俺はつまんない理由を突き詰めるぜと思ったんだよ。俺の3時間を無意味になんかしないぜ。でつまんないからつまんねえという話を書いたら、何か他の人がホメちゃったもんだから、俺が書いたことが結構いいこと言ってますねってことにみんながなっちゃうと(事実はどうでもいい)、君はあれだろ、自分の企画が否定されるからイヤなんだろうなあ。ユリイカ否定される! ピンチ! みたいな(ホントは別にユリイカは否定されないんだけどね。ここ重要)。だからもう君から俺に(かなり切迫したキモチでさりげなく)話しかけたくせに、いきなり「揚げ足」とか「イチャモン」とか強い言葉でみんなに俺を読む価値ナシってことにしたんだよなあ。俺からすればいきなり呼び止められてこのひと痴漢です! とかなんだけど、まあいいよー別に。ブロガーのみんな!! くりの人が言っているから、信じてあげて! 俺揚げ足マンてことでオッケーだよ! 仲良くやんなよ! どこが揚げ足になってるとか考えなくていいよ!

つーか、そういうキモチを考えるとなんかかわいそうになってきちゃったなあ。もう一回だけちらっと言ってヤンヨ。席上の話の中身を抜きにしてもさ、郡さんが「〜な本がやりたかったのに、どうしてならなかったんだろう」って言って、しらーとした空気が流れた時点であの本が中途半端にああなった理由はわかんのよ。えーとね、本の企画ってのはまずどういう読者に読ませるか考えて、そのあと「何をどういう切り口で見せるか」ってことを考えると思うんだけど、ねえ、あってます?「企画サイド」の人。つーかなんでこんなこと説明しなきゃいけないのかホントに謎だ。エライ人なんじゃないの? この人。で、その「何をどういう切り口で見せるか」のコンセンサスが「企画サイド」で取れてないまま本を作ったからあの食い違った空気になったんじゃん? 「何が訊きたいんですか?」なんて、もうあそこに行く前に、本が出る前に出てなきゃいけない質問じゃん。君的にはコンセンサスが取れてたつもりなのかもしれないけど、最終的に取れてなかったからあの本はああいう本になってさ、で、君はあれで正しいと言い張りたかったかもしれない。だが! あの席はまずいトコを露呈してしまって、ああなってしまったんじゃん。認めればいいのに。それともホントにわかんないのかな? 本が出てから郡さんの気が急に変わった、とかまだ言うのかな。つかばるぼらさんの本がどうじゃなくて、君はユリイカに打ち合わせに行ったんでしょ。そうやって何度もどういう本にしようか郡さんと検討したんじゃないかしら? 「それは社会学だ」って何度も言うような郡さんを、俺は始めてあの場所で見た人なんだけど、君は何度か逢ったことあるんでしょ? それでどういう本を作りたい人だと思って接していたの? 企画ってのは君が席上で最初に語り出した、誰に何を書かせるかってのばっかじゃないだろ。それは後からついてくるものじゃないです? ちなみにそれはつきつめると最初に決めるべき読者が見えてないんじゃないかしら?

「何をどういう切り口で見せるか」ってのは、「企画サイドの意図」ってやつだけど、それがパッと見てグッと来るから、読者は喜んで本を買うんじゃん。読者が人気ブロガーいっぱいキャッキャとか言ったからといって、「企画サイドの意図はこうで」というのは、弁明としての意味以外では成り立たないんだよ。まして「ん〜理解してませんね〜」みたいなノリは、「あの」読者に対してひどいだろ。

でもさ、いい話があってさ、本ていうのは売れれば勝ちなんだよ! 今は特にそうなんだよ! だから、「企画の意図はズレちゃったけど、やっぱはてなっすね〜。売れた! イベントやってみました! 次が作れるかもね!」みたいなお祭り気分で持ってけば(イベントの主旨自体はそうであって十分だと思う)、がーっとごまかせるしいいのに。俺だってよかったね! って思うよ。君はそんな読者どうでもいいのかもしれないけど俺は今でも思うもん。おめでとう、よかったね君! でも、なんか強引に企画自体もうまくいってましたみたいなことにするのはよくないじゃん。そしたらあの席上のしらーっとした部分もなかったことにしてしまうことで、本を買った、3時間すし詰めで座った、「mixiスラム化」とかメモをとった、お客さんをだますってことだよ。でもあの場はだませないよ。今からでもいいから、売れた! はてなスゴイ! とか言えばいいのにねホント。プライドが大事で沽券にかかわるとか思っているのだろうか。企画の発端を「ユリイカから電話かかってきて〜、来てくださいとか言われて〜」とかコジャレ無頼派みたいな調子で言ってたしなあ。もしくは馬鹿なのだろうか。どっちだろう。売れたからいいやーラッキーと俺なら普通に思って次なる企画をちょい修正してもっと売ってやれと思うが。

※説明しよう! コジャレ無頼派とは、90年代後半からなぜかライター、編集、デザイナー界隈の職種に急増した、「自分的には仕事はちょろっとテキトーにやってるんだけど、まわりの人が面白い面白いって言ってくれて何か食えちゃってるんですよね」的な表現を用いて、言外に自分の人脈の多さや能力の高さ、ユルいライフスタイルなどを表わそうとする人々を指す、たった今俺がでっち上げた言葉である!(サブカル度:★★☆)

 

 

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