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普通 #130

ゆきえさんはいいよね。普通じゃん。ものの感じ方が普通だよ。と言うと、ミカが「それはあなたがそう思うだけで、普通というわけではないと思うよ。まっとうであることと普通であることは別だよ」と言った。俺はなるほど確かにその通りだと思い、そう言った。が、ミカが寝てしまってから、まっとうなことが普通じゃない世の中なんか、普通じゃないよと思った。

 

 

普通 #129

ミカから連絡が来たので家に入ると部屋はぐちゃぐちゃだった。ミカに「生活は続くんだよ」とか「よりによってこういう時にと思ってるだろうけどこれは自分が招いてるんだよ」などと言われる。俺はもうミカがそう俺が思うだろうというふうに思ったりしないのであって俺が苛立っているのは自分に対してだ、それはたぶんミカが自分に対して苛立つことが多いのともうかなり近い、と思ったが、ここで反論するのは全然意味を持たず、とにかく俺は失敗したのだった。で寝ることにする。別れ際にミカが薬を飲めと何度も言うほどに俺に対して心配させるレベルを上げさせてしまった。非常に反省した。完璧でいるのは難しい。部屋を片づけてベッドに横になろうとするとミカから誕生日おめでとうという手紙が置いてあった。こういうところのあるミカは素敵な女性だと思う。とてもうれしいが、彼女に心配をかけてはいけない。俺はひどい奴だ。

打ち合わせに欠席する旨をメールして寝る。寝ていると悪夢を見た。大阪だった。ミカが俺を心理テストだかなんだかにかける夢だった。ミカにうがい薬のようなものを飲まされて自白剤のような注射を打たれる。俺は、別にいいけどこういうの俺あんまり効かないよとへらへら笑っていた。ミカはとても辛そうだった。いくつか質問をされるが無難に答える。すぐにミカが辛くてできないと言って泣き出す。俺はミカを慰めたが、薬で身体がとてもだるくてうまく喋ることができない。目が覚めた。しばらく夢と現実の区別が付かない。大阪だからたぶん夢だ。がんばって携帯を取り上げミカに電話し、今のが夢だったかどうか確認する。夢だった。また寝る。さっきのシーンからの続きだった。俺は薬で気持ちが悪かった。寝台の上にいた。病気で悪夢を見るのは久しぶりだった。21時頃起きる。仕事をしなければならない。PCを起動すると西島くんからメールが来た。身体はだいぶラクになってきた。ミカにはとてもよくしてもらって本当にうれしかった。幸せな一日だった。しかし自分の誕生日に風邪をひくなんてまだまだだなあ。そう思った。だが、よくなるべきところは常に分かっている。俺はそれをすごいスピードで。

 

 

普通 #128

みんな普通じゃない。世界は狂っている。瓦礫の上で俺は思った。ここは裸足じゃ歩けない。勝手に途中でルールを変えられた。最初に正しいってみんなが言ってたものが正しいって、俺は感じる。そして、夕方になったらみんな帰ってしまう。瓦礫の家なのに。みんなズルいんだ。だから、俺は最後まで優しかった頃のままで遊び続けよう。何がごまかされているか分かってそれを全て認めない俺はハードコアなexterminatorだ。世界は夕日に照らされて真っ赤。まるで錆び付いた瓦礫のように。彼らは大人らしくしていればいいさ。俺は究極すごいんだぜ。女子が惚れる。

 

 

普通 #127

お互いにそれを黄色と呼んでいるから意味が通じ合っているだけで、本当の黄色というものがあるわけではない。アリストテレスは嘘つきだ。ヘーゲルは嘘つきだ。デカルトは嘘つきだ。だが、それについて絶望するのなんて、いかにも古すぎる。黄色いものを黄色いとも言えないなんて、だっせーの。嫌いなものを否定するのと同じぐらいの力で、好きなものを好きと言えないなんて、イヤだ。絶望するのはイヤだ。死なない程度に生きるのはイヤだ。引っ込み思案なのはイヤだ。やる気がないのはイヤだ。斜に構えてカッコつけてるのはイヤだ。自分が嫌いなのはイヤだ。うんざりだ。そんな奴は山ほどいるよ。カッコ悪りい。俺、カッコいい方が好きだもの。ヘアピースぐらいの気持ちでカッコいい考え方を手放さず身につけてるよ。俺、カッコよくしたいから。カッコ悪いのなんて、全然カッコよくないもんな。早川義夫のさ、「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」っていうアルバムのタイトルが俺初めて見たときからすげー嫌いなのね。だっせー。昔の人ってカッコ悪ーと思った。カッコいいことは、カッコいいんだよ!! カッコ悪いのなんて、カッコ悪いよ!! それ以来早川義夫は俺の中で、「かっこ悪いことこそがかっこいいとか思ってる奴」となったのだがしかしまあ古い話を持ち上げるのはかわいそうというか、いまだにこのアルバムの、アルバムタイトルをすらあがめたりしてる人とかは馬鹿かガキだと思うので指さして笑いたいがそういう人たちに勝っても全然うれしくないな。俺に勝ちたいな俺としては。

 

 

普通 #126

関東の人も関西の人も同じ顔をして「梅雨はいやだねえ」と言っているが、実際に味わっている梅雨は違うものだ。同じものだと思いこんでいる。

 

 

普通 #125

西島くんと話したのは俺にとってとてもよかった。彼はハードコアで、物事はとてもシンプルだということを教えてくれた。で、俺もちょうどそう思ってたのでめちゃくちゃ単純になった。世界はとても分かりやすい。俺は今、難しいことを考える気が全くない。うぜえ。ニーツオルグすらうざい。やりたいことをやりたいようにやると、できないこととして決めていた制限事項がなくなる。足しか使わないルールと手しか使わないルールがあったとして、俺はずっと足を使っていたかもしれないが、別に手だってついてんじゃん。つーかルールうぜんだよ知るか。誰のルールだよ。俺が作ったんじゃねえかアホか。かつて俺がどうにもできなかった暗黒すら俺は今や従えている。俺が今どうなったか、たぶん誰も分かんないんじゃないかなあ。分かるとしたら、西島くんなのだるおか。ミカとか、分かるだろうかねー。前と、行動の原理が全然違って、立ち現れるものが違う、でも気持ちは一緒だから、俺にとっては同じなんだけど、そんなの分からないと思うなあ。なぜかというとそうなったのはきっかけとしてミカのおかげだけどすでにミカの想像を超えているからじゃないだろうか。それってすごくないかねー。違うかなあ。まどっちでもいいや。意味とか考えるのいやだ。そうすると俺はどんどん馬鹿になるんじゃん? たぶん。めんどいので検証とかしない。で、こういう態度の俺がルールを無視しだすということはすごく残虐なので、周りの人は迷惑かもしれない。が、俺はもうにやにや笑ったりもしない。あー。なんか。男らしいなあ。そういうことかー。まいいや。どうでもいいのでここに書くのも面倒だ。仕事仕事。

あーそうそう、モテることにした。ていうか、何にもしないで上に書いたことをやるだけってことだけど。

あとケンサクくんはえらいよ。すごいんだよあの人。ものすごいハイレベルだよ。あの人より自分の方がすごいと思う人って、ダメなんじゃないかなあ。よく分かんないけど。

 

 

普通 #124

さあ俺がフリッパーズギターについてまで話をするよ。

あの頃小沢健二がドギードッグディーに語ったような「クラブというモノのあの雰囲気」をほぼ完璧に表現せしめたグルーヴ・チューブに対してリスナーたる人々のうちかなりの多数がそれに対してお前それはわざとやってるのかよというような曲解した聴き方をしてその感想を俺に向けて話したときのベルボトムを履いた同志社大学の女のブサイクさを見たときと、そしてその後世間的にそういう奴らが体制となりよせばいいのに薄っぺらい頭で素晴らしかったモノを少しずつメチャクチャにし始めたときと同じ感じがしたよこのグルーヴ・チューブのカバーは。彼らには知識があって俺よりもその手の音楽に詳しかったりハナふくらましてフリッパーズギターについて間違いを指摘されたりしたが、総じて人間としては最悪だった。たぶんああいう連中は今でも最悪だろうと思う。

ところでグルーヴ・チューブが表現しているクラブというモノの「あの雰囲気」は、テクノっこが行ったクラブとは違うと俺は思う。「あの雰囲気」を出しているクラブは、今考えると本当にダメなクラブで、恥ずかしく、大人げないものだ。でも、俺はグルーヴ・チューブを聴くたびに絶対にこれはあのクラブのことだと思い出す。だからあんなにあの曲はけだるいのであり、不健康なのだ。のちのクラバーな人たちにはこれの本当の意味が分からないとかほとんど言えるがそこには何の根拠もない。でも絶対にそうだ。でも今さらああいうクラブに行けって言われたら、絶対いやだなあアハハハ。

俺が小山田圭吾に似てると言われたとき、俺は小沢健二の髪型だと思っていたので非常にショックだった。その後ぼさぼさの頭で年に数回行けばマシな散髪に出かけ、美容室で入店時に変な奴が来たという目で見られ、髪を切り終わって店を出るときにはレジの女が「小山田くんに似てるって言われませんか? 今度イベントやるんで来てください」とかしつこく言われフライヤーを渡されるほどにモテ度が上がっており、はたまた俺が気に入ったので買った帽子を数日後に発売された雑誌で小山田がかぶっていたのでその後俺はその帽子をかぶれなくなり、それから小山田くんに似てる人を今度イベントに呼んでくれと言われたと誘われ、俺の顔をまじまじと見ながら小山田の話をされ、ピチカートの解散ライブが終わった後で途中一瞬だけ出てきた小山田扱いされ、カラオケでモノマネして歌うと「すげー! そっくり!!」と言われ、たまに「松本人志に似てますね」と言われ(関係ない)、また「島田雅彦に似てますね」と言われ(関係ない)、要するに俺は目がでかくて眠そうな奴に似てるのかよと思い、「本物はもっとこうだ」とか言われて俺はニセモノなのかと思い、つーか俺は俺だと思い、次第に小山田に対する敵意と、俺の大事なモノをダメにするようなクズであるからこそ俺の顔とかを小山田としてハート目で見たりするような連中ですらありえる女子どもに対する憎悪から、厭世的な気持ちになって過ごしたモノだったが、最近は小山田に似てると言われることはなくなり、しばさんも「似てないよ」と言ってたし、ミカも「つーか最近全然似てないよ。どこが似てんのアハハ」とか言ってたので非常にすがすがしい気分だ。しかしアハハは余計なんじゃないだろうか。とにかく俺はあの人とは関係ないということが、ルックス的にも証明されたのだ。

俺はフリッパーズギターが本当に好きで、渋谷系っていうのが嫌いだった。あの歌詞をずっと読んでいた。あれを読んだのに、のちに小沢健二のファーストを聴いて、何も思えない奴を俺は信じなかった。で、もうすっかりそういう奴ばっかだったんだ。小泉今日子がいいと言ったからという理由でライ麦畑でつかまえてが売れるような世の中ですから気分は最高である。ピチカートファイヴはその頃からものすごく悲しくなっていった。P・K・ディックの小説並みに悲しい。じゃないな。ドナルド・バーセルミ並みに悲しいというのが正しいよもちろん。でもみんなはまだトラットリアのメニュー100を買ったりしてた。俺は小山田圭吾って、本質的に好きじゃないんだよねえ。それはたぶん仕方がないだろう。あの人の自己顕示欲の仕組みとかが俺はホントに怖い。こないだミカが、ゆっきーから「かつてカヒミカリイはどっかで買い物するときに『小山田で』と領収書を切っていた」という話を聞いて「今私の中でカヒミカリイの株がかなり下がった」と言っていたが、俺は小山田圭吾以上にカヒミカリイをそういう奴だと思っているので、まあそうだろうなとしか思えなかった。

あの曲を聴いて、「言う必要がないことだ」とか「まあ、あってもいいけど、そこまでのめり込む人もいるんだねえ」とか「よさが分からない」とか言える人間は幸せだと思った。歌詞の意味が全く理解できてないのにのめり込む人間は不思議だった。これの意味とかに気付いて正視できる人間はその時点でろくでもない人生を送ってきてるような気がする。だが、今フリッパーズギターを聴いても、俺はもう何も思わない。当時から、コレはのちのちにノスタルジックなものとして聴くものではないなと何となく思っていたが、本当にその通りになった。その代わり、あれが今でも、かつて俺が聴いてて、今でも宝島社から出た本買ったりしてるおっさんおばさん連中じゃなくて、俺があれをはじめて聴いたときの世代の人にとって意味がある内容だったら、すごくいいなと思う。

とにかく何が言いたいかというと、俺はもう小山田圭吾などには似ていないので、俺に会っても似てるとか一曲やれとか言わないようにということだ。そんなことより、俺は本物の俺なんだ。そして俺はあの連中のハナをあかす必要があると思うよ。ムカつくからな。

 

 

普通 #123

今月はめちゃくちゃ調子が悪くて、やる気があるのに身体がついてこないという悲しい状況が続いていて、昨日サーバが止まって、今朝あたりがほとんど最悪さのピークだったんだが、仕事が全然進まなくて半泣きだったのだが、静かにウェブを読んだりして仕事したりしてたりしたりしたんだが、急速に調子がよくなってきた。その仕事がうまくいったとかそういうことじゃなくて、やってるうちに気分がよくなってきた。つーか何だっつんだハゲ。何で俺がビクビク世を生きなきゃイカンのだっていうかその原因が分からないとはどういうことだコラという気になってきたのだ。俺の調子の悪さは基本的に内部から発生することが多いので、内部に要因がないのに調子が悪いということは外部に原因があるんであるが、そもそも外部のヤローが俺の調子をおかしくするということに対して謙虚になるのが俺にとって間違いだということを思い出したのだと思う。ということだ。はっきり言って俺はこういうことに思い至るときかなり底意地が悪い。あー調子がいいぜ。文句言ったらぶん殴る。ぶん殴るのは申し訳ないのでやや殴る。とか思って風呂に入りながらひょっとして俺は多少誇大妄想気味じゃないと生きていけない生き物なのかもなあとかのんきに考えたりした髪を洗った。つーか会社に来たが打ち合わせが始まらない。多いに困る。こんなことならミカの家に行けたじゃないか。打ち合わせを待ちながら仕事をするのも苦手だ。あと郵便局の待ち時間が長くてどうにかしろ。まあ、いいや。人生におけるしょ問題はどうせ俺がいろいろ片づけるし。しょくんもせめて足を引っ張らないでくれたまえ。あースーパー調子がいいぜ。タバコ、プハー。

 

 

普通 #122

普通、にしていくんだ。

 

 

普通 #121

また怒られたよ。何でもいいじゃん別にー。あーログも整理しなきゃなあ。

 

 

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