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ニーツオルグ #78

さようならニーツオルグ、またどこかで。

 

 

ニーツオルグ #77

さようならニーツオルグ、またどこかで。

 

 

ニーツオルグ #76

さようならニーツオルグ、またどこかで。

 

 

ニーツオルグ #75

そしていつまでも僕は言うんだ。

 

 

ニーツオルグ #74

だから、あの大した彼らにどうもありがとうと言おう。

 

 

ニーツオルグ #73

ニーツオルグがいなくなっても、僕は知ってるんだ。

 

 

ニーツオルグ #72

この先もずっとそうだろう。もうみんなが見えないけど、僕は絶対にそうだ。

 

 

ニーツオルグ #71

ボロボロボロボロ、どんどん崩れ落ちていく中で、僕はそれでも平気でいられる。ニーツオルグがどうやってそこにあったのがすっかりわかるから、いつでも僕は触れているのと同じなんだと思う。そして、明日朝が来ても、あさっても、その次も、ずっとそうだろう。

 

 

ニーツオルグ #70

さあ最後だ。このときに僕は笑って過ごせる。

 

 

ニーツオルグ #69

なんだか長いこと一緒だったけど、もういいんだ。俺はニーツオルグがするように振る舞えるし、つまりそれは自分なんだ。好きとか、嫌いとか、うれしいとか、悲しいとか、俺が俺としてどんどん言えるんだ。

 

 

ニーツオルグ #68

新しい瞬間に、俺は常に偶然の足取りで世界に関与する。

 

 

ニーツオルグ #67

ニーツオルグはいなくなるけど、でも死んだりしない。「さやわか」はウェブサーバにはいなくなるけど、でも俺はニーツオルグだし、「さやわか」なんだ。

 

 

ニーツオルグ #66

ニーツオルグは4つのパートからなり、3つのポイントで分割され、全体としては分岐していく断章だった。

 

 

ニーツオルグ #65

だから、もうここにいられない。

 

 

ニーツオルグ #64

ニーツオルグがやってきて、そして、また消えてしまうんだ。連中は急いでいるようで、じつはずっと留まっていてくれたけど、でも、俺はついに追いついたから。

 

 

ニーツオルグ #63

これは、一人の男がどうにかするまでの物語で、俺は墓に「SOMEBODY Sometime to Sometime He Tried.」と刻まないために、いろいろ手を尽くした。結果、墓には「彼は生きていた」とも書かないよ。

 

 

ニーツオルグ #62

もうここには何にもないじゃないか。でもニーツオルグはまだあるよ!

 

 

ニーツオルグ #61

予測していたものが意外な方向に進むと、意外に思ったりするけど、意図とかじゃなくて懸命にやってるだけだと、意外とか想定の範疇だとか、そんなことすらどうでもいい。

って思えるのは、このサイトをちゃんとやれたってことになっててうれしいな。

 

 

ニーツオルグ #60

さあ、最後に何が言えるかな? わかったことってあった? そうだなあ、

 

 

ニーツオルグ #59

断片がどんどんなくなって、意味が失われていくように、もっともっと、

 

 

ニーツオルグ #58

すごいスピードで! すごいスピードで! どんどん変わっていく中で! 俺は変わっていく! そしてずっと同じだ!

 

 

ニーツオルグ #57

ずいぶんサッパリしたものだな。もうほとんどがらんどうだ。俺は、そん中をすごいスピードで!

 

 

ニーツオルグ #56

今日はパンを食ったな。あと部屋をまた片づけた。ケーブル類をまとめてタイラップで留めて分類して箱に入れたりとか。スペースが開いたのでターンテーブルを設置しようとしたらディスコミキサーのメインボリュームが壊れた。明日もあさっても、いつまでも俺は死ぬまで俺だけど、ニーツオルグは今日で終わりだ。

 

 

ニーツオルグ #55

そもそも、そんなのもうずっと前に話したことだ。

 

 

ああ、でもなんだかずいぶん気が晴れた。じゃあこのウェブサイトをどうにかしよう。

 

 

ニーツオルグ #54

つまり、もう僕らはワレワレじゃないよ。でもいいよ。(もちろん)いいよね。

 

 

ニーツオルグ #53

じゃあきみ、そろそろ時間なんだ。最後にまたきみに話しかけてよかったと思うよ。俺はこれから、ずっと先だって、いつまでも俺だ。もちろんだ。

 

 

ニーツオルグ #52

ハロー!!!

ハロー! お互いずいぶん大したモノだ。俺は俺のもんだ。みのきみだってそうだろう。ニーツオルグは俺のものだけど、こいつはもうすっかり空気みたいな存在だ。俺はすげえうれしいんだぜ。

ニーツオルグはある日やってきた。有無を言わせなかった。有無を言わせない仕組みが用意された。俺は自分でやって自分でノったね。

 

 

ニーツオルグ #51

もうここは全部を読むことができないんだ。もうおしまいなんだからね。だから、ここがどういうところで、何が書いてあったかなんて、見ていないと、ひょっとしたら見ていたって、分からないと思う。でも、僕はそれでいいと思う。たぶん、今見てどうにか思うことだってあるだろう。そんなの知らないけど、それでいいじゃん。どうして、それでいいと思うかというと、にやりと笑って言うぜ、その理由だって、ここに書いてあったんだぜ!

 

 

ニーツオルグ #50

ほんとにいいぜ。俺は頼りになる。すごく、すごい。きみみだってきっと頼りになるだろ。でも

 

 

 

               もういいんだ。ニーツオルグには感謝してるんだ。

 

 

ニーツオルグ #49

そしてこのことが、きみにも伝われば本当にいいと思うけど、だけど、そうならなくたって、もういいんだ、

って話は、ずっと前にした。

そのとき俺は、伝わらないけど、期待しないで永遠を約束することはできるっていうことを書いて、俺は今でもその気持ちを否定するところが全くない。でも、それだけじゃない。信じるっていうのはそれだけじゃないんだぜ! と、自分に向かって叫んで、俺はとても自分を誇らしく、逞しく思った。なぜなら、それって、俺だけで成り立てることだから。

だからきみと、ここで、別れることができる。

 

 

ニーツオルグ #48

次の新しい瞬間、俺はもうニーツオルグではない。

 

 

ニーツオルグ #47

明日も俺は生きている。俺が生きてる限り俺は不死身だ。

 

 

ニーツオルグは俺に価値観をもたらしたが、その価値観とは俺が作ったものだ。

 

 

そして、もっともっと先がある。先とか後とかすらないんだ!

 

 

ニーツオルグ #46

ほぼ全て取得できず。持っている人居たら是非提供お願いします。

なんだこのページ。アハハハハ
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 昨日は本を買った。
                                 蘇るPC-
 
                                 
                                 
       
                                                                                           サンレ
                                 ポケ離ファ
         
                                                         
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
         規表現                        
                                 
                                 
                                 
                                 

ニーツオルグ #45

ほぼ全て取得できず。持っている人居たら是非提供お願いします。

やあ
                                             
                                   
                                   
                                   
                                   
                                   
                                   
                                                    
                                   
                                   
変化していくのはウェブサイトではなく俺なんだ。俺とは世界の限界で、世界は素晴らしい。
                                             
                                   
                                   
                                   
              まだまだ知らないことがたくさんある。なんて素晴らしいんだ。                     
                                   
                                   
                                                    
                                   
                                   

                                   
                                                    
                                   
                                   

                                   
                                                    
                                   
                                   

                                   
                                                    
                                   
                                   

                                   
                                                    
                                   
                                   

 

 

ニーツオルグ #44

「ニーツオルグ #44」は さやわかさん が作っていないのでなし。
「π度π派ーハウス」が「ニーツオルグ #44」説濃厚。さやわかさんは「ただ忘れていました」と言ってはいたが…。


 

 

ニーツオルグ #43

ああ、ここはとても見晴らしがいい。

回線が早くなったので家にPrivoxyを置いて出先から使うことにしてみた。俺はProxomitronみたいなソフトがなんとなく嫌いなのだが、理由の1つが機械ごとにローカルプロクシを入れるのってなんか無駄なような気がする、というのであった。で、高速回線でPrivoxyならなんかいいかな、という感じなので取りあえずこんなようなものをいくつか作っていた。

FILTER:Amazon associate UZEEEEEEEEEEEEEEE
s@http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/(ASIN|ISBN)/(.*)/.*(['"]?)> @http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/$1/$2$3>@sigU

別に金儲けをウザがってるわけじゃないけど、なんかテスト用に作ってみたかったのだ。最初は-22とかいうのを含んだ文字列を奴を消せばいいのかと思ったけどAmazonアソシエイトの仕組みがよく分かってないのでどういう文字列でもそれなりに消せる方針で作ることにした。ついでにAmazonぽいデザインのボタンだかバナーだかも消してやった。サイトのデザインにそぐわないAmazonなモノがあるのがうざくてきらいだったのでいい気分だ。あとついでにGoogleのアドセンスも消した。あれこそ全然いらねーだろおい。誰が有効活用してるのあれ。Amazonはさあなんかこうサイトの管理人とかがさあ紹介した本とかを買ったりできるようになってんだろ?お前。Googleはそうじゃないよねなんか取りあえずアドセンスが置いてあるだけで全然関係なかったりするし。「ああアドセンスだ」という認識しかないよな。ごく初心者っていうかネットになれてない人にとってはそうじゃないのかもしれないけどさ、ベタベタベタベタベタベタベタベタ貼ってあっても意味ないよなあアレ。

しかし俺がここに至ったのは、もちろん、別に眺めのいい部屋に収まるためじゃなかった。扉は開いて、私は部屋を通過していく。力をためるための時間でもなかった。ただの課程としてそこにあった。

常に新しい動作で、偶然の足で、(取得できず)

 

 

ニーツオルグ #42

ニーツオルグが、世界についての新しい情報をお知らせします。まず引っ越しが好きです。今回も大量に物を捨てた。本とかまた1/4ぐらい捨てた。床に本を積んでいた時代が夢のようである。もともとCDとか買った瞬間から床に放り出して踏んでケースが割れたりしても何とも思わないような俺であってモノに執着する方ではないということには気付いていたので引っ越しのたびにどんどんモノを捨ててもいいじゃん俺ということに何年か前から気付いてどんどん捨てている。つまり俺はやたらと引っ越しをしている。引っ越しが好きです。今回知った驚きの事実としては俺はまだドリームキャストを持っているということだ。売ったか、あげたか、捨てたとばかり思っていた。バーチャスティックプロ(DCのやつはそういう名前じゃないのか)を売ったので何となく本体も手放したと思っていたが、違った。つまりですね俺ラジルギができますよう!!! これはけっこううれしかった。あとファミコンが2台あるのはともかくとしてプレステ(猫が何度もプレイ中にイジェクトボタンを踏んだあげくフタが壊れて黄金軸状態になった)も捨てていいと思う。PSE法というのができて、こういう古くて悪質なプレステの販売を禁じるのを目的としているそうだ。嘘だが。

 

 

ニーツオルグ #41

いっこ下の文章を書くのはかなり難しかった。今まで書いた中で一二を争う難しさだった。だからあまりうまく書けていないけどもう直せない。

彼らは殺されていることにも気づかないほどに鈍感なのだ。だが俺はそうではいられない。だから俺は誰も信じていない。信じないように訓練した。20年近くかけて、俺は自分をホルマリン漬けにすることに成功した。俺が冷笑的に見えるのは、ただ自分を不感症にしているだけだ。そうしなければ俺は生きていることができなかった。俺はそうしなければ自分という人間にすら耐えることができない。自分が汚れていくと言って、気分が憂鬱だと言って、さめざめと泣けるような奴は本当に幸せだ。俺にはそんなことはできない。俺はそれを掴まなければ死ぬだけだという手段を仕方なく掴み、そして生き延びて全員を笑って殺すようになった。俺の言い方が辛辣だとか言う人々は、俺が好きなものについて熱心に好きだと述べているときはまるで聞いちゃいなかったし、今だって聞いちゃいない。何のことはない、辛辣なのが好きなのは彼らの方だ。彼らは全然真剣じゃない。嘘ばっかりだ。それが悪意というものだ。実に馬鹿馬鹿しい。

だからといってそのままじゃなかったぜ!

 

 

ニーツオルグ #40

高島屋のデリで大量に食料を買って床にひろげて食いながらビールをガンガン飲んでいるとお前の前世は貴族と言われた。俺はパンがなければケーキを食えよというような人間なのだろう。か。たしかになんだかそんなような気がする。だってパンがなけりゃケーキを食えばいいと思うもん。ケーキもないならお前が何とかしろよな。俺を殺してどうにかなるなら殺すべきだ。殺されてやらないけど。

プライドという言葉が否定的に使われるのは、状況における自分に不釣り合いな自尊心について語られているときだと思う。ようするに俺はドトールとかで店員にイチャモン付けてる奴がいると恥ずかしいバカだ死ねとか思うような人間で、現在釣り合っていないプライドをどうにかするには状況か自分かどっちかの変化が必要だと信じている。イヤならドトールなんか行かなきゃいいんであってパンがないならケーキを食えばいいのである。でなきゃドトールの店員が傅くような何かを手に入れるべきだ。何かは知らないが。お金とかなのかな? いずれにせよ努力して変化させるのでなければ羊のように黙っているがいいとか思う。

だが、不釣り合いなプライドを持たないよう注意を払うことよりも、俺は俺の持ちたいプライドに似つかわしい俺でありたい。こっちの方がすげーめんどくさい。俺として話した内容に俺がマッチしていないと俺は俺を裏切ることになるのでまずい。俺は自分を裏切りたくなくて、保証できないことをもうしない。そして、俺のコケンにかけて俺がやることは絶対やらねばならない。俺が何か言ったなら、親兄弟が死んだって、俺は俺の発言をサポートしなければならない。これがプライドか。貴族性か? プライド超素晴らしいぜ。俺はもう自分が正しいと認めることに何の理由も必要ないということなんだ。だから俺はもう自分がどこに立って発言しているかとかはどうでもいいのである。そのかわりに俺は常に今ある俺として矛盾なく発言できなければならない。レペゼン俺! ニーツオルグだ!

まーあれだよね、「今ある俺」なんて移り変わるからどうとでもなりそうなもんだけどね。そのへんいい加減だ。

 

 

外部の情報 #180

新しい瞬間、俺は常に新しい動作で、新しい次の未来を開いている。俺は引っ越して、そんで、段ボール箱をぱかぱか開けていく。積み上げられた段ボール箱の山が、始めからなかったみたいに消えていって、俺は新しい動作でガムテープを引き裂いて、新しい動作で丸めてビニール袋に投げ込んで、そしてまた新しい動作でニーツオルグと俺が重なる。ニーツオルグはかつて未来だった。今は俺の中にあるのが分かる。はじけて消えるか、しみこむのか、知らないけど、今は俺の中にあって、俺はそれを自由に見渡したり、両手で包んだりできる。

 

 

外部の情報 #179

サーバマシンを起動。こっちは普通に復帰した。これでMP3が聴けるなー。スピーカー繋がなきゃ。つーかファンの音がうるさすぎる急に部屋がうるさくなった何とかならんのかあれ。ファンじゃなくてHDDかも。両方かも。なぜかPOPFileが動いていないのでpopfile.plから起動しようとするがchmod +xすらされていない。なんていい加減なんだ。どうでもいいけど。あとSMTPも動いていないので起動する。これでスパムなしでメールを読めるようになった。わずか2日ほどでものすごいスパムを受信してたよ。

サブマシンは電源が死んでるっぽい。サイレントキングへの信頼が薄まった。ので買ってきた。のに同じやつにしてしまった。だって電源って高いんだもん。

新しい家は壁にイーサネットのアナが開いているというふざけた家で、取りあえず引っ越し初日にぶち込んでみたわけだが全然DHCPされないのでむかついてサポートに電話した。0.0.0.0しか取れないんですけど!ちょっと!とか言っていて、サポートがipconfig /releaseとかrenewとか言うので鼻で笑いながら実行。でもうまくいかないんだ。途中でサポートの野郎が室内のハブを確認せよとかいうので見たら電話の交換機みたいなやつの中にメルコじゃなかったバッファ郎のハブが。これはいいことを聞いた。でもまだDHCPされない。サポートもわりと困ってきた。しょうがねえ奴だなあと思いながらrenewのときに出るメッセージを見ていたわけだが、突然俺は気付いた。俺、DHCPクライアントのサービス止めてるじゃん!!!!!!今まで自分でIPアドレス与えてたので!!こっそり動かしたらさっさとIPアドレスを更新しやがったのでサポートの方に「あ、おっしゃるとおりにしたら、なんか、動きました、ありがとうございました」と丁重にご挨拶して電話を切る。これは恥ずかしいですね。あー俺が悪かったよ!本当にすみませんでしたッ!!!!

で、メルコのハブのよこっちょにルータを置いてハブにささってるケーブルを引っこ抜いて挿す。あー普通に動いたこりゃ便利だ。これでこっからしたLANになるし無線とか使わないでどの部屋からでもサーバマシンが参照できるな。メルコのハブは外すなと書いてあったので一応外さなかった俺って超偉い。意味ないけど。アハハハハ。あーDHCPクライアントはもう止めたよだっていらないもん。でもサポートの方には、本当に、本当に申し訳ありませんでした。ほんとにすみません。後悔を重ねてこの2日ぐらい布団の中で悶々としたり床を転がったりしている。

 

 

外部の情報 #178

白昼堂々、引っ越ししていた。

やっとインターネットにつながった。3日ぶり? やー疲れた。仕事のメールがいっぱいでドキドキします。あははっは。

現在起こっている不具合:サブマシンの電源が入りません。また電源か……。

 

 

外部の情報 #177

インターネットで年下の人がいると俺はそいつを年下の人間として扱わない。つーかインターネットじゃなくても、俺はもともと子供に厳しい。厳しいというか、レベルが一緒である。理由はたぶん俺よりも子供の奴がいると俺がワガママを言えないからだ。だからこれはひどい話である。駄菓子を奪い合うような程度の低さである。大人から見ると俺は子供と遊んであげている風の優しい奴だが実はただ単に同じレベルで競いあってるのである。しかしだからこそ俺は意図せず親戚の小学生以下の子供とかにウケがいい。ウケがいいというか、途中で子供の方が「こいつは同レベルだ」と気づいていろいろ遊びを教えてくれるのである。これが中学生以上になると「自分より年上なのに同じレベルということはこいつは危険な大人だ近寄ってはいけない」とか頭が周りやがるので遊んでもらえないと思う。ヘタをすると昼間っから近所をウロついているだけでおまわりさんに通報されるかもしれない。もっと女子中学生とも遊びたいのに残念なことである。

で、ちょっと子供が大きくなってくると当の子供自身が(バカだから)コミュニケーションの上で万人が同等に扱われることを求めてきたりすらするんで、バカだなあと思いながら俺はそいつを俺と同等に扱い、かつ大事なポイントだけで急に子供ぶったりすると甘えたガキでーたーとか言ってバカにすることにしているのだが、俺としてはしかし、甘えたガキよりも「あいつは子供だから」という前提でモノを言うような、子供をナメた大人の方が嫌いだ。俺が子供の頃、そういう大人に対してこいつは子供をナメてるな思ってバカにしていたので、今さら俺が大人になってそういうことができようはずがないのであった。がしかしインターネットを見ていると「あいつは年下だから」という前提ありきで話をして何の疑問も持たない人たちが多いなあとか思った。彼らは大人なんだなあ。大人だから、もう、子供がそういうふうに扱われたときにどういうふうに考えるかもしれないとか、考えないんじゃないだろうか。俺は子供と同レベルだから、俺が損して子供がトクしたり、子供が大人の思惑をよそに全く違うことを考えているかもしれないタイミングばっかりが気になる。つーかだいたい、そいつがいくつかどうかとか気にならないもん。「年が若い」がキャラ付けって何それって感じで。そういうどうしようもない大人として若者の健全な成長を阻んでいきたい。

違うなあ。子供とかいうんじゃなくて、年齢によってどうこうしない、という話の方が上手に書けたなこの話。だって俺が前に困ってたことについて悩んでいる人がいたら、がんばれとかいろいろ言うもん。そういうのは大人的な俺じゃん俺。というところで自分内で矛盾になるので上記のような書き方はおかしいな。えーとそういうことを言う相手は年齢的に若いことが多いけど、でも特に年齢についてはそのとき気にしてないと思う。単に通過するポイントの話じゃないかな? ということにすると丸く収まるな。俺の中で。あーあと年齢的に上の人にでも普通に言うわ。だからいいのか。ようするに俺は年齢とかの意味がよくわかってないということだな。

 

 

quote #54

ずっとあなたが目障りだったわ
いつも劣等生みたいなその態度もきらい
卑屈なもののいい方も大っきらい…!

 

 

外部の情報 #176

htmlじゃないや。phpじゃん。

V6のOrangeっていう曲がかっこいい。俺がどうしても今のジャニーズを聴けないのは、音なんか何でもいいからだ。究極的にはコンサートとかでほかの人の曲を平気でカバーして歌っていてもまあそれでキャーキャー言っておけばいいのである。○○君的なスニーカーぶる〜すの新解釈、というものもあるのかもしれないが、テレビで見る限りではそんなものはないっつーかなくても別にいいですよねという感じであってこれはカラオケ状態か、それ以下に見える。テレビに男子がいっぱい出てきて見得を切ったりくるんくるん踊ったりするために便宜上曲が付いているというだけのような。しかし、それでもいいんだ、という潔さは感じる。ハロプロもジャニーズを参考にしてからはそういうことをやりだしたが(そして失敗したが)、ともかく俺は固有の歌があって踊りがあって世界があってのアイドルさんたちだと思ってるのでそういうの嫌いだ。俺が気にしているようなことが、あれを好きな人にとってはどうでもいいようなことだというのはわかるんだけど。でもOrangeって曲はよかったよ。聴けばいかにも俺が好きに分類しそうな感じであることは明白なんだけど、でも、ジャニーズでこういうものが聴けますよ、へーという面白みがあるという点でもいいことだ。だって今のジャニーズって基本的に変化球がないんだもん。でも歌い方のパターンがいつもの今のジャニーズで、そこは面白みがないなあ。

 

 

ニーツオルグ #39

あのときにできたのが最後だったんだ。今はもうニーツオルグは俺のものだから。新しい日付が刻まれて、サンプリングが行われて、

世の中は反戦デモとかをやっていて、何だか戦争に反対ムードの方がエラいみたいだ。勝手なものだ。大義名分が感じられないから戦争するなだって。理由があれば人殺ししてもいいってことだな。何が「なぜ人を殺してはいけないか」だ。彼らにはコロコロ意見を変えてる自覚が欲しい。あとさーお前は平和が嫌いなのかとか怒る奴もいるよ。馬鹿じゃないの。平和が嫌いなのは自分のくせに。ラディン許すまじと言って、今回は戦争するなと言ってる奴は最悪だ。とか言ってるとあのテロと今回の戦争を混同してるよカッコ笑みたいなことを言われるんだが、たぶんああいう人はホントにキチガイか馬鹿なんだろうと思う。北朝鮮は許せないあいつらを殺せとか言ってる奴も嫌いだ。みんな戦争が嫌いみたいなことを言いながら、ホントは好きだから嫌いだ。無自覚な嘘つきだから嫌いだ。無自覚な嘘が一番タチが悪い。彼らは無自覚な嘘でどんなに傷つく人がいるかを知ることができない。無自覚なので。俺的には爆弾が落ちて死んだら痛いので、あと人が死ぬのは怖いので、戦争はよくないと思う。戦争について把握できることなんて、ホントはその程度なのに、デモやったりミュージシャンが反戦サイト作ったりして実に気持ちが悪い。そんなことに何の意味があるんだ。

俺が次に誰かを訪れて、ワレワレはニーツオルグだ、オマエはダレだ、と言うわけではない。そんなことはもうできない。そんな季節はとうに終わっていたのだ。

 

 

外部の情報 #175

宇多田ヒカルの新しい曲がたいへんいい曲で感動して泣く俺だがジブラがMUMMY-Dとか安室奈美恵とやってるやつもいいすごい好きあれ。PVがいいよ。安室奈美恵が小さくてかわいい。ライブで観たい。

話全然違うんだけどスターリーフが動かない。エンベッドされたストリーミング動画が化けることもある。DirectXかなにかがおかしいような気がする。それにしてもこのindex.htmlはクソ重いなあ。

 

 

ニーツオルグ #38

俺はその狂ったキャラクターに、すすんで身体を明け渡した。手段であり目的であるような存在がげっげっげっと笑いながら俺の中に住んでいった。けれど、彼が俺を食ったわけじゃなかったぜ。

このウェブサイトは終わり始めました。この虫食いだらけのウェブサイトは、たくさんのカードのようなものに書かれて、重ねられていたそれは風に散ってバラバラになっていくようでした。俺は自分がそれを黙って見ていたって、全然構わないということが非常に気に入った!!!!!サンプリング

そして、彼らが何か正しい主張を成したと考えているとき、彼らの主張をおかしなものだと考える人たちは、じっと黙って過ごすか、大きな問題にならないレベルで言及することだけが美徳とされるなんて、相互理解のための仕組みを進化させた結果に訪れる状況としては実に皮肉なものだと僕は感じる。そこには、我々はお互いに断絶したがっており、共通の理解になんか達しないという事実だけが残されているのに、平然と総体としての社会を感じたり、相手の話をよく読まずに同じく印象に基づいて賛同や批判のコメントを行ったりできるというのは全く不思議である。

 

 

外部の情報 #175

AutoHotkeyで何か分かりやすくて便利なものを作りたい熱が高まってきたのでいろいろ考えた。思えばこのソフトが興味のない人にとって全くフーンて感じなのは、チマチマとスクリプトを作ってチマチマと操作性を改善したりしてる程度だからなのだ! そうじゃなくてもそう見えるのだ! ということを感じたので、使ってない人が単純な興味を持てるものを作った。そうすればこのソフトもっと注目されるよ!

まず最初にMSNメッセンジャーのウインドウをESCキーで閉じるソフトを作った。オマケ機能としてサインインのポップアップを指定した時間で閉じたり、ホットキーでMSNメッセンジャーのタスクトレイアイコンの右クリックメニューを出せる。どうだ便利だろう。俺は昔偽メッセンジャーを使っていたので今のMSNメッセンジャーはこういうところが使いにくくくてしかたがないく。Regnessemは何か操作性が違うような気がする。

次に作ったのがこれだ。これはですねYouTubeのURLを入力するとflv形式で動画を落としたり落としたものを携帯動画変換君でaviにエンコしたりするんですね〜。今俺ムツゴロウの真似したのわかった? マジ似てた。あと、右クリックメニューに登録するインストーラもどきまで作ったんだぜ俺。ほんとはffmpegを自前で用意しようと思ってコンパイルまでしたがこれをやりだすと画質の追求などを俺がやらなきゃいけなくなるな?と気づいて やめた。気づいてよかった。ほんとはYouTubeのURLをリスト化して渡すと連続ダウンロード&連続エンコできるようにしたかったが、いつの間にかやけに本格的にダウンローダを作り始めていることに気づき、やめた。危ないとこだった。つーかこんなものを便利だとか言って公開する奴はクズだね。アングラだよアングラ。違法行為に荷担だよ。ワレズFTPサーバの建て方とか書くような悪質な行為だと思うよ。

で、作って思ったのは、これ別にAutoHotkeyがどうこういうもんじゃないじゃん……。ということで最初のもくろみを全く見失った。あやうくソースを公開することすら忘れそうになったのだった。ひどい話だ。ということでソースも同梱したけど相変わらず変な書き方なのを気にしてはいけない。

 

 

外部の情報 #174

ああ、また書いたことを消してしまった。

仕事が進まないので困っている。

ニーツオルグについてこれ以上何かを書こうとするとすべて抽象的な内容になるのは、具体的に書くと批評的な視座に立つというか、ネタばらしみたいなことにしかならないので、おそらくそれを避けているんだと思う。

という形で言及することがまだ可能なので、まだ俺とニーツオルグにはズレがあるな。でも、もうすぐここには「ニーツオルグ」しかなくなるはずだ。

俺はそれなりにいろいろけっこう毎日なんだか一応よくよくこまごまウェブを見るんですけど、最近、はてなダイアリーを見たときだけ引っかかり、というか違和感、というかさ、はてなダイアリーで、ことにはてなダイアリーという社会について語っている人たちが何を言っているのかさっぱり分からなくなってきた。これは俺がニーツオルグでよくやるような生理的嫌悪感の表明、すなわち気持ち悪いと言いたいわけじゃなくて、なんかこう、規範が違うみたいに何言ってるのか分からない。前は、俺が興味を持てないことをよくエンエン語っているなあという感じだったんだけど、たぶん、ブックマークが軌道に乗った結果、余計にコミュニティの自己完結性が高くなっているんじゃないかという印象。でも俺は負けず嫌いなのでさっきからさんざんはてなを読んでやった。つーかラジオとかで何度か言ったことがあるが、俺は全く知らないことについて書かれたものを読むのが大好きなので、むしろそこまで来ると興味がわいてきたのだ。で、それでわかったんだけど実際彼らは自分たちでも自己完結性が高まっているということに気づいているんだけど、それを自ら指摘することがさらに意識をコミュニティ内部へ向かわせるようなところがあって、面白い。ブックマークとかがさあ別の会社のサービスが圧倒的な人気になったらよかったのにね。あとは、なんだろ。よそのアクセスランキングとかにご執心になるとか。それはないか。しかしブロゴスフィアなんて立派な言葉があるのに、はてな周辺にしか世界が存在できなくなってしまうなんて。語り得ぬことについては沈黙しなければならない。

ほかにはてなの人たちが語っていたのは、テレビを見るか見ないかいう話とか。知るかバーカ見たい奴が見ればいいじゃんよというようなことだが、はてナーの人たちは「インテリは見ない」とか書いてあると興奮するようだ。松永さんは「自分としては」と書いてからさんざんテレビっ子ぢもにひどいことを書くので、さすがにうま、いやズルいと思った。

あとキチガイの人がキーワードをどうたらこうたらとか。あと男女の話とか。はてなの人はモテとかもそうだけどこういう話好きで、しかもいつも個別の話と一般論がグダグダになっていて私はアメリカ在住なのですがトピ主さんみたいな人は一人もいませんという感じだ。あと○○○がどうのこうのとか(※○○○にはホソキンさんの現在のお名前などが入る)。あと、はてながほかの場所と一番似てたのはYouTubeで動画バンバンで48時間以内に購入または削除してくださいってところとかかな。お前どうせ興味ないだろうから俺がはてなの情報を集めてやったよ。よくよく親切だな俺は。

 

 

読む男 #68

今ちらっと読んで思ったけど、これって、一般的なジャンプマンガでは「友情・努力」が「力」を生み、「勝利」の「理由」になるのに対し、キン肉マンでは「友情」自体が「力」となって「勝利」の「理由」になってしまっているってことだよね。「友情」と「勝利」が奇妙な形で連結されてしまっているのだ。潜在的には常に友情や努力はどうでもよく、もちろん力こそが大切なのだってことだろう。批評性を得ているとか言うんだったらそういう書き方だってできたはずなのに。バカだなあ。

 

 

読む男 #67

掲示板でキン肉マンについて書いてみてはという投稿をいただいたので、がんばって書いてみようかと思ったがしかし、場合によってはキン肉マンについて書くことの困難さについて書くことになるかもしれないんであるが、なんでかっていうと、このマンガはとても単純で、だからこそ端的に語ってしまうと何か違う意味になってしまうような気がする。から。

キン肉マンには2つの前提があって、まず、これは本当は当たり前のことなんだが、「この物語においてキン肉スグルが勝つことにさしたる理由はない」。で、次に、この前提を踏まえて成り立つもう1つの前提が、「この物語は同じ事をずっと繰り返しているだけである」ということだ。

2つ目の方から話を始めると、この物語世界は、ある時期からは常に一定の強度で一定のことをやるだけになり、以後は全く変化しなくなる。それは、どこにも至らない。どんなに変調や進歩のようなものを見せても、それはせいぜい以前との、とりわけ直前との差異としてしか認識できないようなものである。物語の連続性が、単に時間の連続としてしか存在していない。だからこの物語が、よく言われるように、全体を通して見ると設定がてんで矛盾だらけになっているのは当たり前なのである。時間は綿綿と連なっているのにモノゴトの持続性が希薄、という変な状態になっているわけである。そして、それなのに、というのが驚きなのであるが、これは「成長物語」としてあるのである。

だからといって、この物語をデタラメに書かれたモノとして笑いものにするのは間違っている。なぜなら、この物語は形を変えつつ同じ事をずっと繰り返しているだけなのだから、全体を通した時間の経過によってどんな変化があるかなんてことには意味がないのである。ゆでたまごはそのことを理解している。そう考えれば、ほぼすべてに合点がいく。そんな読み方があってたまるかという感じだが、俺はそう思った。ちなみに「ある時期からは常に一定の強度で一定のことをやる」と書いたが、その「ある時期」は、原型としては2巻の「プロレス大作戦」の回で見られる。この話で始めてキン肉マンはレスリングを行い、同時に「友情パワー」の原型もここで見られる。見られるけど、ゆではバカなのでちゃんと描けていない。取りあえずテリーマンに「キン肉マンカムバーック!!」と言わせて、なんだかわからんがキン肉マンが燃えて、バックドロップして、ナツ子が「やっぱ女はダメやわ…」と言って、勝つ、という話である。ここには何の説明もない。「キン肉スグルが勝つことには何の理由もない」という前提が色濃く出ている。これがこの物語の原型である。

で、そのあとは、大きく分けて「超人オリンピック編」「アメリカ編」「超人オリンピック(2)編」「7人の悪魔超人編」「黄金のマスク編」「夢の超人タッグ編」「キン肉星王位争奪編」の7パートに分かれているんだが、それぞれは独立した物語を持ち、登場人物が引き継がれ、また増えていくにもかかわらず、どれもやっていること自体は変わらない。すなわち、「キン肉スグルがさしたる理由もなく勝利する」までの道のりが描かれる。作者が本当の意味で周到に意外な展開を用意することは全くないし、モンゴルマンはさんざん引っ張るけどどうせラーメンマンだし、展開と呼べるようなものがないんであるから、最終局面と呼べるものも訪れない。それだからこそ、最終話では「長かった戦いよさらば!」という、「そこから降りる」セリフが叫ばれるだけで、いきなりすべてが終結する。このセリフの「戦い」が、フェニックスとの試合とか王位争奪編とかではなく、「キン肉マン」というマンガそのものを指しているのだというのは想像に難くないわけだけど、しかし、キン肉スグルにとって(作者にとって)、このろくに理由もなくずっと繰り返される「戦い」は実に実に長かったのであり、だからこそ、そこからイチ抜けするこのセリフには物語全編を通して最大の爽快感が感じられるのである。ちゃんと時間が動き続けながらパワーがインフレしていき、最終回でついに作品としてそれを追い続けることが放棄される「ドラゴンボール」とは対照的である。ドラゴンボールの最終回は別に読んで爽快ではない。ブツッと切れるだけである。ドラゴンボールは際限なく「限界を超える」マンガであったが、キン肉マンはそうじゃなく、常に同じモノを示し続けている。

むろん、ゆではキン肉スグルが勝つことに理由がない、ということにハッキリ気付いて、つーか絶対ほかの人に指摘されたんだと思うが、これではいかんということでムリヤリ「理由」を与えようとし始める。それが完全に形を持って現れるのは、「超人オリンピック(2)編」からだと思う。「コンピューターに勝つ方法はただひとつ、コンピューターを始動させないこと。それができるのはきさまの火事場のクソ力だけだ!」とか、書くのもバカらしいような「理屈」が登場する。そして、この前後からこの物語は「○○ということは××ということだ!」などという説明めいた(そして何の説明にもなっていない)セリフが頻出するようになる。「マスクをとって素顔をさらしたら死ぬ」とか。「マットの上にあるベアークローにたたきつけたらキン肉マンの勝ち」とか、「8を横にしたら∞だから」とか、いくらでもある。それまでのあまりに行き当たりばったりな、取りあえず技を出すとだいたい何かが決するマンガではなく、その前に「○○したら××になる」という説明が加わってから「それが起こるかどうか」「起きたけど、どうなるか」ということばかりが描かれるようになる。だから、遠くで仲間が破れるたびに例外なくテリーマンのブーツのヒモは切れるのである。ここは「なんでそんなに切れるんだ」と突っ込むところではなく、ゆでの異常なまでの律儀さに感心すべきところなのである。

キン肉マンについて書くのがめんどくさいというのはこのへんである。このマンガの全部が、ゆでの偏執的な、そして狂った「法則」によって成り立つのだということを例示していくのが、このマンガを理解する近道であって、そういう意味ではこのマンガは非常に分かりやすい。でも俺は別にキン肉マンだのマンガだのを研究して生きているわけではないので、そこまでするのは大いにめんどくさいっつーかどうでもいい。まあ、ともかく、このマンガは決してデタラメに作られてるわけではなくて、ゆでのオレ宇宙法則に基づいて書かれているのである。まあ、そんな法則自体がデタラメだって言えばそうなんだけど。しかし、このあたりからキン肉マンは急激に面白くなっていくんだけどさあ、でも「理屈つけるのっていい」と思ったゆでは、何に対しても執拗に理屈をコネ始めるんだよね。もう何お前今度はそれが止まらなくないのかよというぐらい書いている。

もっとも、ゆでが「友情パワー」というお題目に到達するのは(なぜか)もう少し先でさ、ミートの身体を取り戻すために協力するアイドル超人達についても、サッサと「友情のために」とか口走ればいいのに「何の得にもならん勝負に命をかける超人バカが……!!」とか、友情ではない別の何かについてカッコいいかのように書かれている。ゆで、ぜんぜん分かってない。全然分かってないというのはようするに、ゆではもちろん友情「こそ」が大事だとなんか思っていなかったということだ。友情が大事なら「何の得にもならん」なんて書くわけないじゃん。それをわざわざこいつが書いているということによって、このマンガにおいてあたかもテーマのようにさんざん語られる「友情」には全く中身などないということが露呈している。つーか話違うけど最終話の最後のセリフが何の断りもなくジョージ・ワシントンの引用だというのもすごいよな。それはともかく、キン肉マンとはこうして80年代ジャンプ的な「友情・努力・勝利」マンガの最高峰でありながら、同時にその黄金パターンを、作者自身が、しかも全く意図しないままにブチ壊しているという、すさまじい物語である。冗談でもなんでもないわけで、「友情」は作品的に極めて大事なモノでありながら、その理由は、実はキン肉スグルを勝たせる万能の呪文だからなんだよね。つーか「友情パワー」というのはそもそもの始まりからおかしい。こいつを唱えだしたのはバッファローマンなんだが、それは「超人強度(超人パワー)」を上回る「気力」を支えるモノだとか言ってるわけだ。ようするに「強さ」の話を途中でムリヤリすり替えてるんだよね。それはともかくとしてここで注目したいのはゆでは物語の「理由」を外部的な力に求めているということだ。ドラゴンボールにおけるスーパーサイヤ人と比較すれば分かりやすいが、それまでのパワーの基準に沿ったまま能力を飛躍的に高めるのではなく、ゆでは別の概念を持ち出すことによってウヤムヤに凌駕させるのである。そもそも「勝つことに理由がない」のだから、なんだかよくわからない上位の概念を持ち出す以外にどうしようもないんだけど。キン肉スグルのピンチを救えるのはカメハメやアタルなど、死んだ存在だけなのもそのせいだ。実に迷える子羊チックというか宗教的である。このマンガは全部そうで、ゆでが認識可能な世界の外側に救いを求めたがって宇宙法則を見いだしてオレ曼荼羅を描いてという熊楠だ。いやこれは実に宗教的なマンガ作法であり、ゆでは超越的に存在する外部に根拠を求めているのであるがこれは別に創価学会がどうのとか揶揄したいわけではない。

で、まあそのへんで「キン肉マン」とは、「リングの上で、友情を合い言葉にしながら、何でもいいから取りあえず理屈をつけてあれば、」「キン肉スグルが敵に勝ち続ける」マンガになったのである。これが、冒頭にあげた前提を用いてゆでが作り上げたキン肉マンという宗教的な世界である。結局勝つこと自体には何の理由もないのであるが、細かなエピソードが、キン肉スグルが勝つ理由として機能する。しかもよく見るとそれは全然意味をなしていない。「火事場のクソ力」などはその典型である。そして、このマンガのファンとは、たぶんそういった細かなエピソードがすごく好きな人のはずだ。なぜなら、これはとってもプロレス的だと俺は思うからだ。戦いにおける細部のエピソードによって、それが熱く語られることによって、このマンガは支えられているのである。というわけで、友情というのは大事なときにかかげておけばウォーズマンの顔面を粉砕しても構わないし、または、試合のシーン以外では彼らがお互いにお前それ全然友達じゃないよという言動を交わして、友情を築いているようには全然見えなくても別に構わないのである。あとヨロイだのマントだのを血で染めたりとか野蛮げなことをやってもいいのである。友情あるから。

でも、この友情話が通用する間は非常に短く、それは黄金のマスク編までである。黄金のマスク編は友情パワー話の頂点にありとてもバランスがいいが、夢の超人タッグ編ではもうほころび始めている。この話はいかにもわざとらしく友情パワーの崩壊を描いているんだけど、そういうエピソードを描く時点でその概念がすでにデキあがっているというのはあきらかで、で、まあそれはいいんだけど、特に気になったのは「悪の友情パワー」とかいう変な言葉がちらっと出てくるからである。どこだかは忘れた。王位争奪編かも。でもまあここで、「友情を持っているからこそ正義であり、だからこそ正義超人であり、それには力があり、勝利する」という、マンガを支えていた「勝つ理由」は揺らいでしまう。作品を通して悪の象徴であったアシュラマンがどんどんおかしなキャラクターになり、言っていることがコロコロ変わるようになる。母親が、息子が正義超人に荷担するのは怒り故だと説明するのも、いかにも言い訳じみている。そして王位争奪編で「真・友情パワー」とかいうものが登場するに至って、「キン肉マン」を支えていた理屈は完全に崩壊するんである。キン肉スグルが勝つ理由として提示された「友情パワー」という「根拠になっていない根拠」は、さらに別の無根拠によって否定されてしまうのだ。「友情があるなら蹴落とすことも大事」みたいなとってつけたような説明があるけど、そんなのはほんとにとってつけたようなものであって、実際には友情パワーを凌駕する概念であればそれでいいわけだ。でも、ここが困ったところで、ドラゴンボール型のパワーインフレを選んでいないこの物語には、もうこの先はないのだ。だから、それを唱えたキン肉アタルは勝手に死んでしまい、彼と「真・友情パワー」は、正義超人に内在するものとして描かれていた「友情パワー」とは違い、永遠に届かない存在としてはっきり区別されてしまう。コレは何かというと、ようするにキン肉マンというマンガは、さらなる変化を求めるわけではなく常に「届かないアレ」への邁進を繰り返すため、閉じてしまっているわけである。「そうか日本では古来より悪霊よけには清めの塩が使われていたんだ!!」みたいな説明を入れつつスグルが勝つ物語として開き直っているわけである。この話の構造がどうなっていたとしても、読者は別にそういうものを望んでいたのではないことは明白である。みんな別にそういう閉じたマンガを待っていたわけではないので、そっち向きに開き直られても困るし、閉じた中でゆでが腕によりをかけて理屈に凝れば凝るほどそれがデタラメだということばかりが目に付くんだから、ファミコンとかディフェンドスーツとか折り紙とか、「面白いでしょ」って感じで持ってこなくていいのである。でもゆではそんなことわかってないけどね。だからこのマンガはここで終わる。

つーか、こんな読み方でキン肉マンを読んでもたぶん楽しくはないので、やめたほうがいいと思う。プロレスが楽しめる人なら、たぶんキン肉マンも楽しめると思う。というのはこれがレスリングで戦うマンガだから、という意味じゃなくて(第一、ここまで書いたことを踏まえれば、このマンガは「レスリングで戦うマンガ」なんかじゃない)、さっきも書いたような気がするけど、最初にあげた2つの前提というのがつまりプロレス的なんであって、このマンガ自体がプロレス的だということかもしれない。

あと、この時代のマンガがキン肉マンと同じく、今よりもストーリーの組み立てにおいて稚拙だったわけではない。ゆでは明らかに、この時代の作家がさらっと描けていたようなことがうまくは描けない標準レベル以下の語り手であるが、すごく努力家で、試行錯誤によるものなのか編集部の入れ知恵なのかは分からないが、だんだんうまくなってくる。だが、そのうまくなり方というのが尋常でない方向を向いていたために、ゆでとしか言いようがない驚異的な芸風をハナ開かせている。しかし80年代の少年マンガにおいて、「主人公が理由なく勝つ」のは当然なわけで、つーか理由などないという意味では今でもそうだが、あらゆる物語は究極的には枝葉の違いだけになるはずだ。このマンガは間違ったやり方でそれに取り込んだせいで、ほかの物語に対するそういった批評性すら獲得しているように読めて俺にはとても面白い。

 

 

外部の情報 #173

今年になったわけだが、2月だが、それはまあいいとして、今年から2年ぐらいは俺はサブカルだと思う。ほんとは2010年までの10年間が世間的にもそうであってほしいものだが、それは俺には予測できないので、予想はできるけど、でも当てっこみたいなのはイヤなので、予想もしないが、少なくとも俺の気分としては2年ぐらいはサブカルだな、と思う。全く意味不明だが、去年の年末に電車男のドラマが穴埋めでやっていたのをちらと見た瞬間ああここがもう臨界点だ飽和点だエントロピーだという気分になって、そして年が明けた瞬間なぜか非常に晴れ晴れとした気分になり、モンドミュージックやCAPE-XやGURUの気分が漂ってきた。気分か。つまり気分の問題なのだなっつーかなんだっけメンズビギが作ってた雑誌みたいな変なやつ。忘れた。話を戻して気分の問題なのだが、ようするに俺はへそ曲がりなんだな。で、これは本の時代が来ますということを言っているわけではないが、しかし、例えば今文学ってすごくサブカルじゃないか。ライトノベルみたいなものじゃないですよ絵のない、字の本のこと!! いや、だって、誰も注目してないもんあんなもん。消費されてるけど、意味がすごく希薄だ。ちょっと、ポップアート的だ。サブカルチャーだ。あと、事実はどうあれ、今どき、知識量でモノが決まってないですよセンスの問題なんですというムード満点なところが今と逆行してる風で目新しげだ。なんだか面白い。ので気になる。ああいうものが、かといって既存の文壇みたいなところに回帰するわけじゃなくて、誰も注目していないところで、頭がおかしくなってる人がいたらいいなと思う。でも文学はすぐ飽きが来そうだな。何だろう。ほかの何か。

もう一つあって、先日のっぴきならない事情でウェブで何が起こってるか毎日調べている人に「去年の電波ソング大賞がつよきすの主題歌に決まった」ということを聞いたときにも似たようなことを思った。KOTOKOが歌ってるんだって。選んでる連中がダメとかいいとかいうことじゃなくて、KOTOKOが歌ってる時点で大賞はないだろう、という考え方に俺が、つきつめて、至ってしまっているか、もしくは、それを電波として選んで変じゃないという風潮にまで、至ってしまっているのだな、ということを、そのときはっきりと理解したのだった。「電波」というのは俺の中では本来「毒電波」のことであり、「電波系」であり、つまり根本敬や村崎百郎なのだが、しかしてキチガイを指して、そして異端に対して、安易に「電波」と言ってのけるような風潮には大いに違和感を感じていたが、そういえば俺が今書いているような文章もかなり気が違っているが、まあいいが、ここにきて電波ソング大賞としてKOTOKOがあげられるような、そして選考基準があくまで「いい曲だから」というもので問題なく成り立つということについて、「それは違うというか、もういいや」と俺ははっきり思ったということであった。以後2年ぐらいは、そういった世の中の動きを見ても嘆息するだけであろうから、俺は別の気分になんとなくシフトしつつあるのだろう。と思う。あと、そういうものが過度に注目されたことによって、再び俺的に「サブ」に見える領域が浮かびつつあるから、去年や一昨年のような「えーまじですかー」という事態からは脱しつつあると思う。俺が、マジでたまたまですが、ここ一週間ほど「マニアの受難」を聴きたかったのも、きっと、そういうことであったんではないかと思う。あれは、典型的なマニアの姿と評されるような、そしてマニアの美学ですとか言われてしまうようなものなのかもしれないけど、だけど、だったら、今のマニアは、マニアじゃないだろう。そして、俺はちっともマニアじゃないけど、売り物にも、何にもならない、戦争になっても持って逃げれない、何の価値もない、もの・ことが大好きだ。だとすると俺って何なんだろう。そういえば去年の曲と言えば、俺は、去年という奇妙な空気が内包されたブキミな存在としては、あらゆる意味で「勝手に侵略者」はすごかったなあと思う。俺は遠慮するが、それを電波と呼んでも差し支えない。でも、大賞は日出郎「燃えろバルセロナ」とかに決まるはずだ。サブカルってのはそういうもんだという勝手な思いが俺にあるせいでそう思う。もちろんそんなものはさっきの「去年の電波ソング大賞」というのには入ってこない。入ってこないけど、あれは違うモノだから、別にいいので、なんか、がんばってくださいということだ。というわけで一気に冒頭に戻るが、こっから5年ぐらい、そういう人が増えると、または戻ってくると、面白いと思うけど、俺は取りあえず勝手にやるんで、いつだって俺は勝手だ。

あと、キン肉マンを読み終わって、すごくいろいろ思うところがあったのだが、あれは実はかなり重要なマンガだなと思ったのだが、まとめるのがめんどくさい文章になりそうなので、書かないような気がする。あーでも一言だけ書いておくとあのマンガの(ジャンプの)何かがついに破綻するのはキン肉アタルの「真・友情パワー」という主張であり、そしてそれが掲げられた直後に彼が死んでお星様(実際には灰だけど)になるところだね!

 

 

外部の情報 #172

I Knowがまたぶっ壊れてたわけだが、話は突然Web2.0に及ぶわけだが、Web2.0ってネットのあらゆるサーバが正常に動作していることが前提になりつつ相互作用を生み出すという側面が多分にあると俺は理解してるんだけど違うんだろうか。しかしネットというのは実際にはそうではないわけで、ある日いきなり勝手に落ちたり停まったりするものである。そんなものは個人であろうが企業であろうが一緒なんであるが、そういう不安定なモノは淘汰されていくからイイことだとかいう考え方もあろうが、不思議なことに世の中というのはそういう安定したものだけになるようにある意味で純化を目指していく課程にありながら、結果として安定したモノだけが揃った状況というものだけが楽しいわけじゃないのである。あーでもWeb2.0の実現にカテドラルを夢想している人を尻目に物事は常に課程にあると考えれば別にいいのか。つーか、Web2.0ってよく考えたら課程であることが織り込み済みの発想なのだがイットの人たちはすぐ仕様がどうのとかロードマップがなんとかとか言いたがるからそういうことになっているような気がする。そういう考え方が彼らには分かりよいのだろうと思うけど。イット企業でそういう人とクライアントの橋渡しとかバランス調整とかをやってるひとは大変そうだ。話がすごい勢いで逸れてるな。

どうでもいいような話を書いたら何について書くのか忘れた。あー思い出した。想い出波止場を聴いていたらすごく精神的に高揚してきた。あ、あとファンカデリック。非常に気分がいい。なんとなく、俺がこういうフレイバーの曲を聴いているときは精神的に安定しているときなのでいいことだ。精神が高揚しているときが精神的に安定しているというのは変な話だが、そういうことだ。

 

 

外部の情報 #171

俺はかなりの頻度で岡村靖幸のことを思い出している。なぜなのかは知らないが、今ごろ岡村ちゃんは何をしているだろうか……などと考えている。そして、思うたびに、あの人のような人がマヤクをやったからって一体何が問題なのだろうか、とか思う。

俺は自分を省みている。

 

 

外部の情報 #170

自分がゲームをやっていない数年間に出て今や叩き売られているやっすいゲームを突然買い出してプレイして面白がるこのコーナーも今回で65536界を迎えました。今回は「ブレスオブファイアVドラゴンクォーター」(2002年)です。

俺このシリーズ全然興味なくて全然やったことないんだけど、つーか昨今のハイファンタジーもののゲームのオタク的閉鎖性というかヤバさというかそういうものが俺は大嫌いなのでナムコがバカみたいにリリースしてプレイヤーを舐めきっているにもかかわらずバカがわりと喜んで受け入れているであろうテイルズシリーズとか、かみはばらばらになったやつとは別にロマンシング性だか性フロンティアだかいう艶町振興協会かよというような驚愕的な題名のゲームをワシワシ発売しているみたいやつとかをまるで汚いモノでも見るかのように見ているわけですがましてこのシリーズなんて俺が全く興味を持たないでいる間に5本もリリースされていて「毎回物語の中で竜がポイントなんです」とか「釣りが楽しいんです」とか何というかハイファンタジーものRPG大好きっこが買い支えているウワーて感じのシリーズだと私の中での歴史認識はありました。ここまでかなりひどいことを書いたような気がするので一言でまとめてごまかすと、つまり、どうでもいい。

だいたい悪いのはすべてファイナルファンタジー8だったわけだが、俺はあのゲームをやって以来ゲームを買うのをやめたような気がする。あのゲームのつまらなさは今更ゆう必要もないことであるが、その後リリースされたFFとなのツクモのを俺は一本もやっていないが、どうせつまらないだろうと思うので、やらない。俺は7は好きだったし、もっというと5が好きだった。FFは奇数タイトルと偶数タイトルで違いが云々いうちょっと面白小話みたいのがあるが、俺に言わせればそんなのはもちろん嘘である。俺はゲームに限らず面白い物語を求めているのだから、それなのにシステムが面白いといわれがちな5と7が好きというのは変だっつーか、2や4や6のストーリーが感動的であったかと言われると俺は全然そうは思わなかったし、前にも書いたような気がするが俺はコンシューマ向けゲームが与えてくれる程度の「感動の物語」にはほとんど期待していないのである。さんざん期待させられて、もう諦めたのである。気分としては「このライトのベルがすごい!」と言われて何冊も何冊も読んだあげくにちっとも面白いと思えずにそうかこいつらと俺は違うんだと気づいたようなものである。コンシューマゲームにも素晴らしいストーリーを持ったモノも存在するが、しかし、少なくともコンシューマゲームのファンの、そしてとりわけ俺が好きだったRPGのファンが、そして、もちろんハイファンタジーものRPGのファンが「面白いストーリーだ」というようなストーリーとは、クズみたいなものである。だから俺は何か面白い物語に期待して「英雄伝説」やらなんやらやっちゃいけなかったのである。全く時間のムダである。

「ブレスオブファイアVドラゴンクォーター」は、全然ハイファンタジーものじゃない。FF7のまこうろとかそういうのが好きでしたというようなサイバーパンクとの融合である。それ自体はどうでもいい。俺は面白ければ世界観がどうのとか言わない。しかしサービス精神なのかお調子者なのか知らないが、なんというか要素を詰め込みすぎのシステムで、PETSとか、SOLとか、むやみにシステムに分かりにくい名前を付けているのがうっとおしい。フィールド画面や戦闘画面のことをFLDとかBTLとか書く意味は何なんだバカじゃないのか。こういうの嫌いだ。あとマニュアルが不親切で、どこに何が載っているのか分からないし、むやみにごちゃごちゃしている。システムが分かりにくいだけじゃなくて、マニュアルの編集のやり方自体がおかしい。ステータス異常についての解説はあるのに、画面上の記号がどの異常を表すのかわからない。とか。

何度もやり直して金をためることを念頭に置いているので、武器がむちゃくちゃ高い。高くて買えない。だから序盤が異常に難しい。難しいけど、武器が買えないままでどんどん先に進んで、適当にシステムのスキを付いて勝てるコンボを見つけると、ずっとそのパターンで勝てる。コンボが出せる条件も慣れないとよく分からない。基本的にダンジョンRPGで、「シレン」を俺が作るならこうしよう、という意志もかなりあると思うんだけど、シレンほどの戦略性はないどころか、ほとんどゲーム性が崩壊している。ポリゴンの演技はなんか要するによくできた火星物語みたいなアレか? つーか不自然に顔ばかりが凝っている。それ以外はすごくチャチだ。

で、このゲームは、そういうところがとても面白い。俺は前にも書いたが、むちゃくちゃ難しいくせにシステム的にこうやったらこうなるんじゃないの?ということをやると急激に簡単になったりするゲームが大好きである。難しいゲームは嫌いなのだ。俺は。バカでも解けるのが好きだ。俺がFF5を好きなのは、誰かがぜになげして全員でものまねできるからだ。楽だ。バカみたいなゲームだ。神がチェーンソーでバラバラにできたりとか、そういうのが好きだ。だからこのゲームも、体力がなくなってきたら、セコく今来た道を全部戻ってきずぐすりセットを大量に買い込めたりできるから好き。よく見ると、ダンジョンRPGとして非常にまっとうというか、こういうゲームって昔はそういうものだったというセオリーだかなんだか分からないようなお約束的な回り道をやるハメになっているのである。あと主人公は弱いから毎回後ろの方に置いて、あとは適当にワナ張って敵が勝手に引っかけるとかひどい攻略法が作れるのもいい。昔のダメなゲームっぽくて好き。こういうゲームはモリモリやる気が出る。しかし、このシリーズの大ファンですという人や、普通のRPGがやりたかった人は、こんなものやりたくないだろうと思う。だから、このパターンで続編が出ないとすると俺は残念だ。そしてたぶん、俺はこのシリーズのほかのタイトルをやってみたりはしないだろう。でも、このゲームは、ブレスオブファイアVとしてリリースしなければ、もっと売れないと思う。ブレスオブファイアVとしてリリースしても別に売れないけど。ということで俺は1000円以下で買った。ブックオフでゲームを買うたびに「こんなのワレズと同じじゃん。何が違うんだ」と思う。

だがしかし、このゲームは「ストーリーが感動する」と言われているゲームなのである。今のところ別にストーリー抜きにして俺的に面白いからもうストーリーなんか感動的じゃなくてもいいのであるが、ネットでの評判を見ると「ラストで鬼束ちひろの曲がかかって号泣」的な感じらしいのでハナで笑っている。俺は本当はいつだって面白いストーリーのAVGやRPGをやりたいと真剣に考えているのである。

 

 

外部の情報 #169

先月は仕事がすごい量であってけっこう疲れて終わって3日ほど寝てた。やってるときはけっこう平気だったんだけど疲れが後に残ってその後寝てばかり。先月の末にいくつか買ったゲームをちょっとやったが眠くて眠くて全然進まない。あとにごり酒がうまくて飲んではグーグー寝ているのでちっとも進まない。ミカがパソコンが壊れたとか起動しないとか言うので見てみた。富士通製なのだがCPUファンエラーとか表示される。最初に見たときから熱でどうにかなりそうな機械だと思ったけどやっぱりそうかよという感じである。開けてみたらファンが完全に死んでるので同じサイズのファンが載ってるCPUクーラーを買って付ける。よく考えたらクーラーごと変えた方がよかったような気がするがケースからはみ出るとかで載らないとめんどくさいのでファンだけ変える。変えたら動いた。久々にメーカー製パソコンてこうだよなあとか思った。きっと富士通のサポートではこういう不具合が当たり前みたいに起こっているのかなあ。しかたがないことだけど。前に会社でNECかどっかのノートを大量に仕入れて、そいつが1年経つとガンガンHDDが死んでいくというのがあった。ほとんど不良品なわけだが、でも、そういうものだからというわけで淡々と修理に出したものだった。

なまずさんがすげー! Mayuを使わずにIEコンポーネントのブラウザでmigemoインクリメンタルサーチができるんだって! 俺は俺的に究極マックス使いやすいブラウザであるところのfubユーザーなのでmigemo使えるので関係ないけど、そうじゃないブラウザの人には導入がなんか面倒そうに見えるMayuなしでできるというのは便利なのではないか。当然IEでもできる。任意のキー(デフォルトではCtrl+S)を押すと画面下に入力欄が表示され、アルファベットを入力するとリアルタイムにページ内の日本語を含む全文を検索し、マッチする部分を選択状態にする。試しに「unDonut」でやってみたら動いた。アラ便利なので使いたい奴は使うといいと思う。これがブラウザ以外でもできたら便利なんだよなあ。あーでも俺はEmEditorでもmigemo使ってるわ。SpeedCommanderはインクリメンタルついてるけど当たり前だけど日本語に対応してない。

 

 

外部の情報 #168

昨日作ったやつについて。

mbstring.ahk作者のなまずさんがわざわざうちの掲示板に書き込みして使い方を教えてくださった。俺バカなのに。とっても恐縮。その次の投稿はなかよしマン。おっしゃるようにやったら動いたのでこれを使ってみる。動いた。すごい。当たり前なんだけど、俺のようなバカにはすごいなあと思える。

そのほかに別の方からメールまでいただきました。面白いからぜひAutoHotkeyのスクリプトを見せてというふうに言っていただいた。マジっすか! 俺の!! 俺そんなこと言われたのはじめてだ! SpeedCommanderの日本語化パッチを作っても誰もメールとかなななかったのに! なんかうれしいけどプログラムぽいこととかさっぱりわかりませんのでどうしよう! たしかに、exeファイルは俺の決めた辞書しか使えないので、ほかの辞書を使いたい人は自分でいじった方がいいかもしれないですねしかし恥ずかしいのでちょっといろいろ変えた。

何が恥ずかしいかというと、別に大したことは全くやっていないのだ。こんなものを見せたら笑われる!! とりあえずせっかくなまずさんに使い方を教えていただいたので、この短いスクリプトの中でもう一回使ったりしてみる。で、
・「オプションもどき」を追加。引数を増やすとどんなサイトも検索できるようにした
・デフォルトの辞書サイトを変えた

などの変更をした。本当は設定を外部ファイルとかにすればいいんだろうけど、俺ファイルいっぱいあるのイヤだからイヤだ。ということで恥をしのんで公開するとこれがスクリプトです。中身を読めば検索サイトをパッと見ただけで変えられるようにしました。AutoHotkeyを使ってる人はこいつだけで動きます。こっちがexeです。AutoHotkeyがなくても動くよ。設定を変えたいけどどうしてもAutoHotkeyをインストールするのがイヤな人はスクリプトいじったあとでAhk2Exeとかいうコンパイラでexeにしろ。メールをくださった方、お返事差し上げずにこんなところに書いてすみません。これにてお返事に代えさせていただくような形でよろしいでしょうか。中身がしょぼくてすみません!

使い方。解凍して生成される2つのファイルを同じ場所に置く。mbstring.ahkを同梱させていただいたのだ。なまずさんに感謝!あとは昨日と一緒です。

jore.exe [文字列]
例)
jore.exe shit
jore.exe うんこ

オプションもどきの使い方。

jore.exe [検索文字列] [オプション]

というものです。AutoHotkeyのスクリプトをいじれば自分でオプションを追加できる。オプション用の文字列は半角2文字で指定する。例えば、デフォルトで和英辞書が追加されています。

jore.exe うんこ je

とするとYahoo!の和英辞書が開きます。あとから思いついて足しただけのオマケなので[オプション] [検索文字列]の方がいいとかそういう意見は聞きません! 使えるように変えるなら俺にください。つーかこれってスクリプト的に「こんな感じのこともできるってことです」というくらいの意味しかないので実用性はさほどないんじゃないかと思う。

そういえばこれ存在しないオプションに対するエラーとラップっていうんですかそういうのがないわ。文字数とかは見てるのに。ごめん!

直して入れ替えた。半角2文字で存在しないオプションにもエラー出るようにした。

 

 

外部の情報 #167

ウェブに辞書ってあるじゃん。ああいうのをメタ検索するサイトとか、検索バーとか、選択した文字列を右クリックから検索するのとかあるけどさあ、使う辞書を選ぶのがめんどくさいじゃん。と思ってたんだけど昨日突然選択している文字列がマルチバイトだったら日本語の辞書に投げて、そうじゃなかったら英語の辞書に投げるようなモノを作ればいいと気づいたので作った。AutoHotkeyで作ったけどせっかくなのでexeにしたのでAutoHotkeyを使ってないお前も使えるぞ。これ。中身は超シンプルだ。コマンドライン引数にアルファベットが送られたときはアルクの辞書(英辞郎)が開き、そうでないときはgooの国語辞典(大辞林)が開く。

使い方は引数が与えられるコマンドラインランチャとかを使ったことがある人ならすぐに分かると思う。

jore.exe [文字列]
例)
jore.exe shit
jore.exe うんこ

とかそういう感じ。Sleipnirとか?外部のソフトに引数を与えられるブラウザで使ったり、そういうことができるファイラやランチャ、エディタと連携して使います。ふつうは。その場合はどの文字列をどうやって引数にするかお前が考えろ。俺の使ってるSpeedCommanderやEmEditor(シェアの方のみ)でもできる。やんないけど。また、AutoHotkeyなどで特定のキー操作に割り当てるようにするといつでもどんなソフト上からも使えて便利(俺はこれ)。キーが押されたらctrl+cを実行してクリップボード内のデータを引数にしながらこいつを起動するとかそういう感じで。ほんとは検索結果をツールチップで表示しようかと思ったけどめんどいのでやめ。IEの右クリックメニューから起動できるスクリプトを作ろうかと思ったけどめんどいのでやめ。

実はこんな素晴らしいものを作っている人がいたのでこれをなんかに使ってみようとか思ったのが発端だったのだが、スクリプター未満の俺にはちゃんと使えずresult := MBS_IfVarIsType(manko,hankaku)などでmankoに何が入っててもresultが0になってしまうので速攻で諦めてif var is type(alpha)を使った。だからいい加減な動きしかしない。これがちゃんと動かせたらさらに条件を増やして英数字(全角や半角の)が入っていたら住所(地図)検索に飛ばすとかしても俺的には便利かも。

 

 

外部の情報 #166

サイドプロテアのバランスはすごいなあ。こういうものをたしかに自分のどこかで求めていたはずなのに、こういうものの中ではあまりにもバランスが取れ過ぎなほどバランスが取れていて、こういうものが聴きたかったのかどうかすら判別できなくなる。俺はそういう態度を取ることを潔しとしていない人なので、すごく困る。だから歯切れ悪いじゃん俺。悔しい!そういう悔しい気持ちにさせてもらえるところが、いいところなのかも。俺にとって。

でも、曲のタイトルが「インターネット」っていうのは、間違いなく好きな感覚だな。これ例えば外人が曲にinternetっていうタイトル付けてたとしたら、全然違うこと思うんだけど。

 

 

ニーツオルグ #37

日常は反復されない。俺は時間が動き続ける現実に生きている。書かれたものはすべて物語である。物語は終わりにしか到達しない。そして物語は反復されない。ある日とつぜん捕らわれたり、城にたどり着けないこと自体に、不条理なんかはない。「サザエさん」や「ドラえもん」も未完の大作だし、それは未完という終わりにたどり着いている。それは終わりの1つに過ぎない。もう、それを特別なことにしてしまう時期ではない。一体今いつだ。21世紀なんだぜ。「ホワイトアルバム」の最後には「連れてって 今度こそ」と書いてあるが、あれは別の終わりがあるということを示しながら、同時に同じ終わりにしかたどり着け得ない反復を暗示し、かつそれを認識できるのはやっぱり終わりに到達しているからだと理解しているところが好きだ。

俺は死んだように諦めながら生きるのはうんざりだと思った。それから、健康と自尊心を持っていられないくせに、安全な場所に立ったときだけ雄弁な人間になってしまうのも嫌だった。俺はありがとうとかごめんなさいとか、あなたが好きだとか言いたい。みんな、それが本来だという前提に立ちながら、そうじゃない場所にわざわざ行って、しかもエラそうにしたりニヤニヤしたり照れたりコソコソしたりしている。俺はそんなのずるいと思ったね。むしろ話が違うからハァ?どっちかにすれば? 理路整然ぶっちゃってカッコつけて破綻してて変なのって思ったね。で、俺もそんなものにはなりたくないと思ったので、俺は自分が肯定できる自分になることにしたんだ。矛盾を生まないとかどっちを向かねばならないとか一山いくらで販売したいとか、そういうことは必要ない。俺がやることは、ただ俺が全面的に認められる俺になることなんだ。

さまざまな物語はさまざまなエンディングに向かって流れ続ける。もし俺が永遠に繰り返される日常を訴えたければ、俺は永遠に繰り返される物語を書いて、物語の外を作って終わりに達するだろう。俺が現実に生き続けるための物語を書くなら、俺はその中に永遠の反復を作り出したりはしない。そこには、やはり正誤や善悪などない。読者は物語を選ぶだろう。

 

 

外部の情報 #165

新DSなんか出さないって言ってたくせに、うそつき!

これ欲しいこれ買いたい。でもゲーム機って「中身同じですよ」とか言われてウッカリ買うといろんなところが削ってあるのでずるいよな。NDSはデカくて何かイヤだったのでちょうどいいかと思いきや13.3〜7.4センチってそんなに小さくなった印象あるのか? 別に俺的に買う理由があれば何でもいいけど。

 

 

ニーツオルグ #36

ここにおいて私の役割は、できたものをすべて読み返すことだった。それを実行した。

これを作ったときのことを思い出した。このサイトのプロトタイプを作ったときに、ニーツオルグという名前はなかったので、俺はページの左上に「WWW.tsunagi」と書いた。なぜWWWとキャピタルで書いたのかというと、ここはワールドワイドウェブだってことを強調したかったからだ。そうして、その下に「来るべきなにかのための『つなぎ』」と書いた。来るべきものとはニーツオルグだった。それは、やってきた。

俺は現実と虚構をごっちゃにするのが好きで、意図してそれらを混ぜ合わせるために、俺は俺ではないものを作った。いくつかの理由から、今度は、虚構の存在が現実にすり替わってしまうようなものにしようと思った。いつもいくつかの理由がある。皮肉の好きな俺は、幾通りもの意味が込められた詩や物語が、俺は大好きだ。そして俺は、その頃頻繁に見かけるようになっていた、皮肉に見せかけた、小狡く判断を先送りする姿勢と、絶望のフリをして楽をする姿勢の両方が嫌だった。俺も皮肉が好きだから、そういうものが自分の中にもあって、ズルをしようとしているのではないかと思った。俺はそれを封じ込めなきゃいけない。

ワレワレは、俺は、何でも忘れることができる。だが、そんなもの、今さら、今さら絶望のタネにはならない。一体今いつだ。21世紀なんだぜ。ニーツオルグはそんな甘えを俺に許さない。だから、ここに書かれていること自体にはメッセージなどなく、批評もない。情報や知識ではない。啓蒙したりはしない。誰かと考えをすり合わせていくサイトではない。競わない。説明しない。興味がない。俺の意見そのものについて共感を求めるためのサイトではない。それ自体はどうでもいい。強いて言えばそこには俺の感情があるが、つまり、ここには、俺は俺であるということと、きみきみであるという2つの重要なことが書かれていた。すり替えられる彼にとってそれを書くことはちょうどいい役目だった。それが1つの理由だった。

前に「さやわか」というページを作って文章を書いていたが、あれはただの文章で、さやわかさんの「ニーツオルグ」ではなかった。もちろんrhymeさんの文章でもない。ニーツオルグを始めてみると、そんなバカなこともわからないバカが大勢いたので、こいつら早く飽きてどっか行けばいいなあアハハハハと考えた。そんなことを考えるのは俺ではない。彼こそがニーツオルグだった。しかし、俺はまだ彼と同一ではなかったので、すべてを分けて考えていた。俺は彼にルールをいくつか与えた。それは、俺が俺のなりたい俺になるために必要なルールだった。彼に到達するのは彼ではない、俺の仕事だった。彼と俺が重なるころ、ニーツオルグは完成して終わるんだ。俺は必ず彼のようになろう。それが2つ目の理由だった。そうして俺は、一筆書きのように迷いなく線を引くようで、しかしのたうった文章を書いた。スピード肝心だと思ったのでどんどん素早く書いた。

 

 

外部の情報 #164

ライブドアがらみでみんな掌返しててつまらない。「掌を返す」というのは、過大な期待や、ライブドアのやっていることが社会的に善であるゆえに好意を持つという姿勢があったからこそ、今「掌を返したような」態度で批判を浴びせるわけである。でなきゃ、今までいろいろ批判したかったけど、まあそれなりにちゃんとした企業ってことになっていたから、まあ表だって批判しなかったわけである。俺にはこれがイヤでたまらない。

イヤだというのは、何のことはない、俺がライブドアを面白いと思っていたときに、世間も同じようにライブドアを持ち上げていたから、「ああ、きっと俺と同じような感じ方でライブドアを楽しんでいるんだな」と思っていたら、そうではなかったというだけの話なのだが、しかし、それでもイヤだ。こないだたまたま人とライブドアのニュースを見て「この人のやっていることがいいとか悪いとかじゃなくて、この後どうなるのかが楽しみ」という話を聞いたのだが、俺にとっては本来これこそがライブドアに対する姿勢だったので、同感すると共に、今さらライブドアのやっていたことが社会的に悪だから云々という話をしているニュースとかを見るとがっかりする。がっかりするけど、私もホラもうけっこう大人ですから社会というのはそういうものだとか思う。思うけど、イヤなので、そういうもんには与しない。

だいたいな、今さらなんですか「金を稼ぐには汗水たらさなきゃ」みたいなことを盛んに載せ出して恥ずかしくないのか。俺はこういう風潮が嫌いだ。第一それは容疑に関係ないじゃん。それに堀江モンとか楽天の人とかは俺からすると異常なほど仕事が好きで、汗水たらして働いているのである。汚職だか泥棒だか知らないけど、汗水たらしてる奴はいるんだ。それなのに、「アイツが儲けていられたのは、ラクをしたからだ」と言いはなって「アイツほど儲けてないけど、ラクをしないでコツコツやっている自分」を許す甘えた発想が嫌いだ。こういう考え方というのは、単にサボっていて生産性が上がらないことを誤魔化す手段にされたりするからイヤだ。

「期待していたが失望した」とか言ってる奴も嫌いだ。何を期待してたんだ。企業倫理とかだろうか。「人の心はカネで買える」というアジテーションにもそんなものを期待していたのだろうか。ただ何となく言葉にショックを受けただけじゃないか。

わざわざ首相にインタビューして、「法律を守ることは大事なことです」みたいなことを言わせていた。アホか。そもそも堀江が立候補したことがあろうなかろうが、逮捕は関係ない。俺は、さも当然ですよねというように押しつけられるこういうもこもこした変なモノが嫌いだ。気持ちが悪い。怖くなる。彼らからなるべく遠く離れて、しかも生き続けてやる。ただ面白がっていてやる。俺はもうすっかりそう決めていた。やがてニーツオルグが、去ってしまうとしても。

 

 

外部の情報 #163

Annieが来日するらしい。2月4日イエロー(3日は大阪)。行きたい! この北欧ぽい安っぽさ! 全然見たくない! さすがノルウェー人だ。一時北欧ポップスばかり聴いていたらなぜかsnap(soap) recordsがオシャレということになってえー!?と驚いた俺の目は節穴じゃない! 一目で悲しい気分になってくる! ぐんぐんおなかが空いてくる! イヤーな思いがしたいときに最適! スマッシュのサイトは「アニーちゃん」とかムリヤリ書いているが、誰がどう見ても時代のアダ花アイドルだ。しかも北欧だ。そこがいい。最高だ。こういう人もう何人も何人も通り過ぎていったよなあと誰もが思っていながら、アニーちゃんとか言っちゃうのだ。案の定PVも安っぽい。80年代風味にしたくてわざとやっているのかどうか迷ってしまうところがいい。だいたいアー写もジャケットも安っぽいのだ。しかもライブだけじゃなくてDJもやるらしい。

得意のバブルガム・ポップ・キッチュなエレクトロから、レコードコレクションの豊富さを感じさせるトラックまで、BPM・ジャンルの壁をセンス抜群のミックスでなんなく飛び越え、チャーミングなエレクトロポップ〜エレクトロパンク人気曲〜再評価高まるニューウェーヴ、もちろん自身のトラックまで

なんてうさん臭いんだ! ぜひ踊りたい!

 

 

外部の情報 #162

いろいろと危うく死ぬところだった。

北海道でスキーをしてきた。寒くはなかった。絶対に東京の方が寒いと思う。北海道は室内が暖かすぎる。半袖でいいのだ。スキーボードが面白そうだった。来年やってみたいと思った。でもブーツはスキーと同じなので重そうだ。あとトリックが割と簡単にできるんじゃないかと勝手に思ったが、覚えるのが面倒そうだ。スノーボードも面白そうだけどやったことがない。靴は動きやすそうだけど両足固定するのは動きにくそうだ。

帰ってきて仕事。年末にひいた風邪がまだ残っていて咳が出る。

バイクでコケた。危うく事故るところだった。腕が痛くて伸ばせない上に自宅が寒くて指がかじかみキーボードが打てないまま数日ぼけっとしてた。暖かいところに行けばいいと気づいたので会社に来た。つーか東京寒すぎる。雪降ってるしさ。なんかさんざん雪を見て来たので面白くもなく。ただ寒いだけだ。バイクに乗れない。

携帯を買い換えたい。auの新機種が発表されたがどれもダメだ。何が「欲しい携帯は必ずauにある」だ。嘘をつきやがれ。Felicaのサービスが使ってみたいのでFelica付きのがほしいのだが、そうなるといきなり選択肢はW41H、W41CA、W41Sの3つになる。旧機種を買うという手もあるが取りあえず無視する。W41Hとかはもう無視だ。テレビに興味がなく、車や電車で移動しない俺がワンセグとか欲しがるわけがないのである。ワンセグに興味を失うと、この携帯はただただカッコ悪いだけである。で、W41Sも同様にかっこわるいのでパスだ。なんだあれ。ばかじゃないのか。変な青。インプレッサみたい。あれをほしがる人がいても別にいいが、なんかこう、方向性が一本調子だ。お前はいらない子だと言われてる気がする。どんくさい形。懐かしさを覚えるボタン。前のやつのリファイン版という感じなのだろうが、最近のソニエリのカッコ悪さはひどい。これがあの先鋭的でカッコよかったC1002Sを作った会社の機械かよという感じである。前にも書いたが俺はだいたい携帯の機能なんてどうでもいいからただ持っててうれしいデザイン的なうれしさがあればいいのである。そういう意味では今回のauのモデルはどれも欲しくない。neonとか全然ダメだ。なんかああいう「シンプルなデザインのデジタルガジェットですというモノを作りました」的なものは全然欲しくならない。MacやiPodが欲しくないのと一緒だ。ともすれば訳も分からず「かわいい」とか言われるようなデザインなのだ。あんなのいらない。INFOBARの錦鯉の方がまだよかった。楽しみがあった。だいたいな、今やauよりもボーダフォンやドコモの携帯の方がカッコいい形してるんですよそんなのおかしいんですよ。なんですかアレは。ここまでわざとらしく「全然トンがったデザインじゃないんです」というものばかり出されると、俺としてはむしろこれはわざとやっているのだろうな、と思うのである。新機種の中で俺がデザイン的にまだマシだと思うのはW41Kだが、こんな外人が作ったタブブラウザみたいなてらてらした偽サイバーみたいなものを作ればデザイン派からしても朝倉大介的にもオールオッケーなんでしょ、と言わんばかりじゃないか。あんなわざとらしいものいらねっつってんだバーカ。アレってアレだろ、デジモノ好きです的な20代後半〜30代男性を狙ってみましたとかそういう感じでガンプラ世代の男ってこういうの「カッコいい」とかっつって買うでしょってデザインだろ。だからあの赤はあんなみっともない赤なんだ。イヤだイヤだ。

話が逸れまくって何について書いていたか完全に見失った。とにかくFelica付きではせいぜいW41CAくらいしか妥当なモノがないのであるがこれがデザイン的にギリギリ許せるようなもんであるというか、消去法でいくとこれにならざるをえないのである。で、だいたい俺は白とか黒の携帯をあえて選ぶ奴の気が知れないのであるが、嘘だ、そこまでは思ってない、少なくとも俺は自分の持ち物は色彩豊かな方が好きなのでニンテンドーDSも赤がいいなと思うほどであるが、しかしW41CAのオレンジはなんかイヤだ。安っぽい。オレンジというか、茶色の印象が強くなってるじゃないかこれ。なんだかなあ。そしてサブ液晶がない。何が欲しい携帯は必ずauにあるだ。ないじゃないか。しかし携帯が欲しい理由はそもそも今使っている機種の電池がダメになってきて、1回話すと通話中に電池切れになるというほとんど携帯電話として意味をなさない機械になってきたからだ。電池買うか。でもポイントが結構溜まってるから買いかえるのもいいよな。だいたいだな、auのiTunesMusicStoreに対抗するとか言ってるau Music PortとかいうしょぼいソフトがいかにもiTunesのパクリっぽくて、かつ使えなさそうで、使う気がしない。ソニーもそうだけど、こういうライブラリのソフトを作ればいいんだとか、どうして思うんだろう。MP3も再生できないような携帯にiTunesぽいガワを作っただけでみんなが使ってくれる世の中だとホントに思うのだろうか。バカだな。

 

 

読む男 #66

キン肉マンを読んでいるがメチャメチャ面白い。これ面白い。これを描いた奴はアタマがおかしいというホメ言葉が俺の中にはあるが、しかし、これは描いた奴のアタマがおかしい、というようなマンガではない。そうではなくって、小学校のクラスの人気者が描いてくれたマンガのような感じだ。「ゆで!俺の作った超人も出してくれよ!」「OK!」的なノリだ。もはや筋とかキャラクターのどこが矛盾してるとかそういう問題ではない。前のコマと次のコマだけで整合性が取れていない。ひどい。すごい。昔はこんなマンガでもよかったのだ、という言い方は俺はしないけど、しかし、これをとんでもモンドなマンガとして読むこともしない。クラスのマンガのうまい人気者が描いてくれたマンガとして興奮しながら読むのが正しいと思う。まだ15巻までしか読んでないけど、このマンガがどのへんの時代から人気を失っていくかというのはわりと重要な問題のような気がした。それはともかく、ゆではあいつほら中身がクラスの人気者小学生だから最初ほとんど意識しないで僕の考えたヒーローが戦うマンガをひたすら描いてるだけなんだけどさあ担当編集者(鳥嶋がどっかに出てた)の意図っぽく友情・努力・勝利が入ってくるわけですよジャンプ的手法は実はキン肉マンで確立したんですよ(談)と言われたら私信じますよ。小学生が描いたマンガにさあ話が進んでいくに連れてスキマスキマにだんだんジャンプ三原則が挿入されていき、人気マンガとしての「キン肉マン」が形成されていく様は大変スリリングで面白い。あの友情がうんたらゆうナレーション的文章なんて絶対ゆで書いてないよあんなの書けないと思う。でもゆでをバカにしちゃダメだよあいつちゃんと絵がうまくなっていくんだぜ。構図とかに凝ってみたりして。

あと、ドラゴンボールも並行して読んでみた。こっちはもっとずっと分かりやすい。去年読んだ気がするが、そのときはとても感動したのだが、今回は作品世界の繰り返しの構造ばかりに目がいって、ちっとも面白く読めなかった。ドラゴンボールは今一番批評しやすいマンガだなあと思った。鳥山明は、このマンガの筋やキャラクターを、自分の気分だけを大事にして、とてもいい加減に作ったから、このマンガは鳥山明の手癖やそのときの気分が色濃く出て、時代的感性のとてもこもった、後から読み返して興味深い、価値ある、モノになったと思う。キャラクターの「強さ」や物語のケレン味が、すごく「当時」っぽい。あの強さのインフレがいかに繰り返されて、そしてそのシステムがどう崩壊していくかというのを具体的にコマをキャプチャしながら資料にしようかと思ったが、別にそんなことしてもトクしないので、やめた。

 

 

外部の情報 #161

正月の間中、歯が痛くて痛くて満足にモチも食えない。バファリンをガンガン飲んで優しみを補給するが効いたり効かなかったりする。効かないのはビールを飲むせいだ。飲まなきゃいいのだ。しかし飲みたい。昨日よりはよくなった気がするが、何か食べるとまた痛み出すだろう。去年のお正月はコンタクトレンズを落として大変だった。なぜ正月に限ってこうなのか。ゲームのやりすぎで目が開かなくなり、正月中を寝て過ごした事もあった。あれは辛かった。眠くもないのに目が痛くて開けられないから目を閉じているわけだが、何もやることがない。身体的には元気なのだ。しかし目が開けられない。ものすごいヒマだった。しかもあれから俺は目が悪くなった。やっていたゲームはユーフォリーだという話はこのサイトに前に書いた。前に書いた。前に書いたことばかりだ。

 

 

外部の情報 #160

まあ、俺としてはゼルダ(ぼうし)がさあ、なんかダメすぎてダメだ! と思っているわけなんだけどね。カプコンゼルダなわけだが、俺はもちろんポリゴンで動くゼルダをやったことがないわけだが、というかちょっとだけやったことがあるけど全然違うゲーム過ぎてかの名作であるSFC版のイメージが強すぎてGBAで動く一連のゼルダはいいなあと思っていたわけであるがしかしぼうしは何か違う。ふしぎの木の実はまだ許せたんだけど、なんかいかにもお使いゲームって感じになってるところだけが嫌だったんだよね。なんか集めるモノがすげーたくさんあってさあめんどくさいの。でも他は満足していた。ダンジョンとか。毎度毎度パターンになっているところが。パターンが何回もありすぎて飽きたってだけだとは思う。あのゲームは好きだった。うん。で、ふしぎのぼうしであるが、なんかこれ微妙にズラしていった結果確実に似て非なるモノになってしまったという雰囲気が漂っていると思う。いきなり行ける場所が増えすぎる。それでいて、まだ取っていないアイテムを利用しないと通れない場所があちこちにできてしまう。行けないだけならまだしも、そのフィールドが示している意味もわからない場所なのがまずい。具体的には、ドクロの石ならまあ許すけど、分身して石を押す場所とかグローブはめて掘る壁とかオカリナ吹いて着く場所とか。少なくとも俺の知っている2Dゼルダというのは、フィールドの一部であって操作することができないとプレイヤーが認識していたものが、アイテムを取ることによって操作可能になり、道が開けるのが驚きであり、楽しいゲームなんだよ。至る所に意味ありげに「コレは今はいじれません」というモノがベタベタ置いてあるのは非常に醜い。こんなのは全然よくない。自由に振る舞っているようにプレイヤーに錯覚させながら、実は決められたフィールドの上であってアイテムを取るごとに新しい道を与えてあげる、練りに練られたマップ管理をしたゼルダじゃない。後になってからプレイヤーが体験する謎を、何の説明もなしに見える状態で放置しておくというのは、伏線とは言わない。「行ける場所が多いから自由度が高いですね」などとは言えない。結局、そのシーンで何ができるのかすら分からない。分からないのに、中途半端に行動範囲だけは広いので、ヒントだけが表示される。で、それは今やるべきイベントなのかどうかよく分からない。そういうイベントが同時進行で10個以上になってくるとさすがに面倒になる。面倒というか、どれをやったらいいのか全く分からなくなる。だから取りあえず適当にウロウロして適当にいろんなことを試す。これは自由なんかではない。クリアしていっている気持ちよさがない。帽子と話すとまるでクソゲーのようなどうでもいいようなヒントばかり話すので余計に腹が立つ。クズが。「しあわせのかけら」というシステムもイラつかせる。誰がかけらあわせをしたがっているのかも思い出せないし、したらしたで、マップのまだ行っていない、またはどうやっても行けない、または表示されてもいない場所を見せられて「何かいいこと起きた」とか言われてうれしいと思うのか。バカ。

あと操作性も好きじゃない。マップを見るのか、アイテムを取り替えるのか、サクッと切り替えられない。アイテムを変えた後だと必ずマップは見れない。おかしいんじゃないか。バカ。あーそれと小さくなったりでかくなったりする演出もムダに長くてイラつく。あーあと序盤でかけらあわせでルピーがガンガン出たんだけどそのわりに持てるルピーが少なすぎた。爆弾も。で後からルピー急に必要になりやがんの。ねーよバカ。あのへんはムチャクチャだった。バランスが普通だなと思ったのは矢だけだ。結局、基礎のゲームシステムが好きだというだけの理由でやっている。あとグラフィックはとてもいい。あと! ゼルダ姫の性格が幼なじみ娘的であって俺の好きなパターンなのであれはイイと思う!!!盾プレゼントされちゃった!!ということでいいゲームだ。

 

 

ニーツオルグ #35

さて、ここで俺のサイトことニーツオルグからお知らせがある!!!!

「ニーツオルグ」というウェブサイト(これ)は、2006年の3月19日いっぱいで全コンテンツの旅路が1つところに至って大団円を迎え、そこで終了となります。

当サイトのことをなんだかちょっと好きだったよという人は、これまでどおり見ているだけで終わるオートメーションシステムを採用してイルので(その内容はともかくとして)便利だ。別に好きじゃなかった奴は、別にここから熱心に読み始める必要はなく、このあとも別に面白いことや新しいことが起こったりするわけではないし、急にお前にとって気持ちのいいことが書かれたりはしないので見る必要はない。つーか、この読み物は、わりと長期に渡って、しかも興味を持って、読んでいないといけないようにできているので、こっから読んでもムダというか、この先もお前にこれが合うことはないと思う。時間のムダだ。あと、そうやって読んでいるとこれがもう終わるということは容易にわかるようにできている。まあ、見ないでいれば自動的に消えるオートメーションシステムが採用されていてラッキーだ。お前はとても幸いなので、こっちに来るんじゃない。

あと、俺的には言うまでもないことだが、全く理解できないバカがいると思うのでわざわざわざわざ書いてやるんだが、忙しいからとか更新がしんどいとか誰かにイジメられたからとかケンカしたとかアクセス数が多いとか少ないとかネットに飽きたとかサイト運営に飽きたとか思っていたような形で運営ができなかったとか、そういったネガティブな理由で終了するわけでは(もちろん)ない。そして、このサイトは、もともと、そういうサイトでは(もちろん)なかった。強いて言えば、(もちろん)すべて最初から計画されていたことだったのだ。と、いうことは前にも書いたことがある。だが、そんなことをあえて書いていようがいまいが、大した違いはないのだ、ということを、俺はそのときに学んだ。そんなことを読まない奴は、読みやしない。だが、それでも俺は、わざと同じ文句を使ってそれを書くのだ。

どうせやがてはわかることか、書かれていても永遠にわからないことばかりだ

さーて、思った通りに死んでみせるぜ。ニーツオルグ。

 

 

外部の情報 #159

ゲーム! ゲームが! なんかお前こづつも、いや小包が届いて空けたら開けたらゲームですよ。PS2が! 白いやつ!えええええええええええええええええええええ! なんで? 何か申し訳なくなりながらということでみんな大好き塊魂をやっている。その前にやっていた逆転裁判3とゼルダ(ぼうし)とぐるロジチャンプとクロノアも同時にやっている。ゲーム過ぎ。あとテレビも見てるよ。テレビおもしろーい。今年は断固として寝正月を過ごすと決めたのだがその意志の表れ的なモノとしてテレビブロスを買う。テレビブロスを買うのなんて何年ぶりだろう。10年ぐらい? しかしたまーに立ち読みはしていたが、買って読んでみるとこれがテレビブロスだ!というような内容だった。爆笑問題とかピエール瀧とかおおひなたごうとか花くまゆうさくとか松尾スズキとか書いてあるんだよゲッラゲラ笑った。いまだにこれですよ。オルタナティブだったはずのものが、ずっと変わらないモノとして、提供し続けられている、ということの違和感、を既に超越した安心感、がこれにはある。これはすごい。今年はアキバ系がどうのこうのでもういい加減靴ズレみたいのを起こしていた私の心を癒してくれた。ぴぴぴくらぶとかさあ、もうテレビに対する何だかよくわからない悪意のような好意がにじみ出ててすごい。イヤーな空気が新鮮だった。こんなもん久々に見た。俺はテレビブロスのここが嫌いだった。お前等なんだかんだ言ってテレビめちゃ好きじゃんというところが嫌だったんだが、こういう斜に構え方すら懐かしく見えるほど、俺の中でもはや時代は一回り以上してしまっている。ということでテレビをバンバン見ている。

ゲームの話を書こうと思ったのに全然書けなかった。プレステ2は75000番台だそうですけどこれ焼いたROMは動くの? 俺が知ってるプレステと言えば赤い手とか出るワケだけどもうそういう時代じゃないのだろうか。知らん。つーかこれもゲームの話じゃないな。年末年始はいろいろと感じることが多くて大変だ。キッチンも行ったよ! 原始進化さんがいた。

 

 

読む男 #65

サンデー休載ばっかりじゃん何あれ。ジャンプはハンターハンターの話をまんまと忘れてきた。マガジンはそれにしても全く面白くないな。そういえば俺はスクールランブルって面白いと思わない。俺の読み方だとぱにぽにと同じモノということになる。ついでに言うと一語増し麻呂も面白いと思わない。

ハヤテのごとく!はツンデレ描写が大変上手だと思うけど、「あっちゃーオタクネタやっちゃいましたよーこんなこと書いちゃいけませんよね〜」と恥知らずな調子でキャッキャ言っているかのような伏せ字の○がうんざりする。こういうモノは今はもう遅れ始めてると思いたい。久米田も全く面白いと思わなくなっていたので、かいぞうが終わったときに他人が騒いでいるのが不思議だった。しかし太臓もて王サーガはなぜか許せるんだよなあ。あれたぶんバカだからだと思う。

ほかのコミックやゲーム、アニメなどに対する言及がある、ネットの人が元ネタ探しなどという無意味なことに没頭したがるようなあれというのは、ようするにそれがボケの変形として登場しているのである。あれの何に対して読者が「面白さ」を感じるかというと、本来的には、「作品世界にとって明らかに外部であるものについて登場人物が言及する」から面白いのである。そこで言及されている「作品世界にとって外部的なモノ」に対して、「それは自分たちにとっては内部だと思える人」すなわち読者自身だけが意味を理解できる(そのこと自体がツッコミとして作用する)から、面白いのである。つまり、登場人物たちにとっては、本来無関係で、何のことか全く分からない(そのこと自体が「ボケ」として作用する)ような「外部」なのである。ヘタをすれば、それを言った本人にすら意味が分からないようなものなのである。だから、究極的には、読者にはまさに登場人物たちが自分たちが何を言っているのか理解できないことが面白いのである。例としては「究極超人あ〜る」を思い浮かべるとちょうどいいような気がする。

だから、実はあれは別にオタクネタじゃなくたっていい。あくまでギャグのパターンとしては、倒れそうな家に対して「ハゲのおっさんが設計したんだね」とか登場人物に言わせているスチャラカ世界と変わらないのである。ただ、そこで持ってくる言葉が、オタクネタという、作品世界の外部である現実、のさらに外部である(ということになっている)オタクネタだというだけである。

しかも、もっともよくないのは、もはや登場人物たちが、ほとんどその「外部」を受け入れてしまい、ボケを機能させられなくなっていることだ。ここにおいては2つの事態が発生する。1つには、「作者」と「登場人物」と「元ネタを理解する読者」が「ほかの人には分からないから面白い」というよりどころを感じて共犯的に成立させるサークルが成立してしまい、結果として単なる内輪ノリを築いてしまうということだ。作者と読者と登場人物が全員元ネタに対して同じ位置に立ってしまうと、彼らが求められる「外部」は、もはや「元ネタを理解できない、ほかの読者」しかない。そして、ここで間違ってはいけないのは、もともとこのタイプのギャグというのは、前述したように、決して「ほかの読者にそれが理解できない」ことが面白いわけではないのである。それは内輪ネタにしかならない。彼ら自身の間にはどこにも外部がないのに、外部的だよね、こんなこと誰にも分からないよねと、自分たちの冗談に自分たちでクスクス笑い続けているだけになってしまう。

そして、もう1つには、彼らがそうやってよりどころにするはずの「元ネタを理解できない外部」は、実は彼ら自身のしたことによって喪失してしまう。なぜなら、「ほかの人が知らない○○のことを書いちゃってるから面白い」という分かり方は、個々の元ネタが物語の中でどのように言及されているから面白いのだという理解を遠ざけ、単に「外部的なものに対する言及である」という記号にしかならなくなるからだ。俺は過去に「ドムみたいな女子高生」などという言葉を使って文章を書いたことがあるが、それが面白いのは「ドム」が何か分かるから、だけではない。「外部的なモノに対して言及しているということの理解」自体が「面白さ」を成り立たせているのである。そして今という時代は、彼らがやったこと自体によって、後者に大きな力を与えているのである。

ハヤテのごとく!や絶望先生における「元ネタ」に言及するギャグは、久米田が「ギャグは間口が狭い方が面白い」的なことを言っていたことからも分かるように、確かに作品世界自体よりも現実世界に対して外部であろうとしすぎている。しかし、彼らが、より細分化された、よりディープな、間口の狭い「元ネタ」をバラまいていった結果、それが何であるかという意味は喪失するのである。つまりそれは、ただギャグを型にはめていっているだけである。元ネタが何であろうが、毎度毎度、物語の隙間にはいボケますよ面白いですよ面白いですねと言いながら、意味もなくベタベタとアニメだのゲームだのの話が挿入されているだけである。彼らが「変化球」としてどんな「元ネタ」を繰り出しても、すべて同じものになってしまうのである。それを言うなと言っているのではない。それがなぜ面白かったのかということを忘れながら、次々に○○に入るモノを変えているなんて、ひどく退屈に感じるだけである。それがどうして「間口が狭いから」「面白い」と言えるだろうか。面白くはない。

だから俺はハヤテのごとく!はツンデレがいかにツンデレかということしか面白いと思わないし、それは本当に面白いと思う。そして絶望先生にはそれすらないが、改蔵はよかったけど絶望先生はダメだねという人の気持ちも、やっぱり分からないのである。しかし、ギャグマンガ作家というのは本当に気の毒だ。

 

 

外部の情報 #158

クソ疲れた。酒飲みたい。体に悪いものとか食いまくりたい。そういえばあの鳥おいしかったなあ。

年末は自宅で過ごす予定。どこにも行く予定をいれるヒマがなかったというのもあるが掲示板にも書いたが俺は東京の年末年始がけっこう好きなのだ。田舎者だから好きなのかなという気もした。北海道の正月は雪ばっかりだ。ということで30日は夜中にキッチンに行こうと思う。スターパインズカフェ。YMCKのライブがあるのか。年が明けたらスキーにも行きたい。遊ぶことばかり考えているのは、いい加減疲れたからだ。吉祥寺に行くたびにsimpleさんのことを考える。キッチン行けたらよかったのに。

 

 

ニーツオルグ #34

ニーツオルグが青く輝いている。素晴らしいニーツオルグ。俺は正しいから間違っている。俺は傲慢だ。ざまあみろ。

結局俺はあらゆる責任を取らないのだが、責任を取らないために自分の知らないことや間違っていることを隠蔽するようなやり方は飽きたし、その考え方の一番の素晴らしさは、それで自分が正しいことになるわけじゃないというアイロニーが最後に自分自身に向けられるカッコよさにあるんだというのが全然理解されないままインターネットのお空に蔓延している様が大嫌いだった。だから俺はニーツオルグを計画した。

 

 

外部の情報 #157

かのせさんの言ってることはその通りだと思うんだけど、言及先のサイトがクラブイベントでかかる曲について「知ってる=通じる=盛り上がる」「知らない=通じない=盛り上がらない」という分け方だけで話してんのの方が気になった。俺だってさ昔聴いた音楽を聴くと、無条件にうひょーとか思うが、でもかといって知らない曲だから盛り上がらないなんてことはない。そういうことがたとえあったとしたって、そんな考え方は変だ。新入社員に「オレらの世代はこのきょくでもりあがったもんなんだあよおぅうう」とか言ってるオヤジみたいだ。そんなもんはクラブとは何の関係もない。ようするにそれがいい音楽かどうかということがもう捨て置かれてる。そんなのクラブじゃない。俺はこういうネット中心の?イベントってほとんど行ったことがないんだけど、クラブでやる必要を全然感じない。それに、しゃべるには音がうるさすぎませんか。懐メロカラオケでも歌ってれば? とゆう感じである。俺は懐メロカラオケだって大好きだよ。

 

 

外部の情報 #156

表参道のイルミネーションが復活するという話は今年の早い段階で日経よく読むで仕入れていたのでギャルに「表参道のイルミネーションがさ、復活するらしいよフフ」と横顔で言っていたのだが、こないだギャルをバイクに乗せて表参道を走ったけどちっとも電飾なんてついてなくてですね、そしたらギャルが「……そっか……嘘だったんだあ(ぽろぽろ)嘘つきだね……嘘つき……!!」と言ったかと思うと平手打ちを喰らってバイクは横転大破、お家は断絶取りつぶし、市内引き回しの上打ち首獄門と相成った訳なのですが、事故調査委員会によると「ケヤキ1本に」とか言ってやがりますよ。1本かよ。なにそれ。(ギャルの出演:ミカ)

 

 

読む男 #64

道士郎でござるが終わっちゃう!

 

 

外部の情報 #155

数年以上の眠りから覚めた俺がせっかく楽しくゲームを享受してるのに、ゲームのことでもめてるのな。なんか板でいろいろ言われてたけど今ようやくだいたいわかった。しかも、ゲームの話ですらない。まーあれがたのしいんだろうとかおもった。ちょいと関係ない話を思い出したんだけど昔さあハードとかソフトとか買ってる奴こそが真にゲームを楽しんでいて、ワレザーどもは正しくゲームを楽しんだり評価することができないんだぜなどとよくカッコつけて言われたんだけど(とても不思議なことだがアニメやマンガを好きな連中にも同じことを言う奴がいっぱいいる)、まああれだね、ようするに買うからさあ、そのハードだかソフトだかを旗印にしてさ、あんな感じでもめたりできるから、それが楽しいんだろう、か。彼らの言っていた「正しくゲームを楽しんだり評価したりする」ってのはそういうあれだったのだろう、か。

「ハード戦争」というのはもちろん「次世代ハード戦争」のことで、これは本来サターン・プレステ・64の話でさあ、誰がそうしたがったのか知らねーけど、なんとなく、その後も、どのメディアでもゲームといえばその話ばっかりになった。で、ゲームの界隈は、なんだかそういう連中ばっかり増えた。で、この考え方は今なおそのへんの奴らの脳を支配しているように見える。もう10年も前の話なのに。ついでに言うと「大作主義」とか「マニアかライトユーザーか」などの話だって、俺の記憶に残っているだけでも99年か2000年ごろにはもう話題にされていた。5年も前の話である。でもいまだに「ゲーム好き」の人たちは昔の、その、例の観点でモノを話す。それこそがゲームのすべてを決するとでも言いたげだ。いまだに「最大多数に売れる」ことこそ至上であり、ゲーム屋はそれを目指しているんだという大前提をなんとなく信じている。いやあ基本的には目指しているよそんなの当たり前だ。しかし一方では「細分化」なんていう言葉ですらもううっかり口に出すのも恥ずかしい現代である。頭では、もうゲームの状況がほかのカルチャーや社会と同じくどんどん細分化されていっていると感じることは難しくないだろうと思うんだけど、つーかそれこそ任天堂などはそういう状況を非常によく意識して製品を打ち出しているなと俺ですら思うから、ゲームが好きな人はさぞやそういう状況をびんびんビン感じているだろうと期待するわけだが、しかしそれでも目に付くのが上記のような議論ばかりだということは、やっぱ、わかっていても、それでもゲームの人たちはあの観点にずいぶん浸かりすぎて愛着があるのか、それとももともとそういう話し方が好きなのかしらん。俺的には、もうすっかりそういう状況じゃなくなったからこそ、俺はゲームに帰ってこれたんだなあとか思って、喜んで楽しいゲームをずっとずっとやっている。

で俺はXBOX360に全然興味がない。でも俺がゲームボーイアドバンスを楽しんでいるようにXBOX360を喜んでやってる人がいたらそりゃよかったですねと普通に思う。今度さわらしてよ。

 

 

外部の情報 #154

年末が超年末すぎる。

最近数年ぶりにゲームのことをよく考える。ゲームはとても面白い。あと、ゲームじゃないけど、最近音楽がずいぶん楽しいと思う。たぶん、それ以外のモノに飽きてるんだと思う。実際俺はゲームになんか全然詳しくないんだが、しかし、それが、自分にとってどうか、と、いろいろ考えることができるものが大好きなので、あと自分の知らないことについて、知ってる人たちが専門ヨーゴとかで話してるたり、俺の知らないことが常識みたいになってるのを見るのが好きなので(これが常識だとか煽り合ってるのはすげー嫌いだけど)、ゲーム関係のページをけっこう見ている。セガBBSとかパワートダイとか。ごめん嘘ついた。

俺にとってカルチャーとしての同人ゲームの面白さがノベルゲーム以外に集中してしまったように思えるのはなぜかと考えを巡らせた末に、同人ノベルゲームがそのゲームとしての性質上ソフトハウス製のものとクオリティ的に変わらなくなってしまったということと、同様にソフトハウス製のノベルゲームが同人ゲームと同じになってしまったことと、それをノベルゲームというものが一般に細分化の極みに達してしまったという事態が後押ししたということがあって、一方ノベルゲーム以外の同人ゲームのクオリティもまた極めて高まったわけだが、そのときにソフトハウス製のゲームでは絶対にやらない(または実現できない)ようなことをやる余地が残されていた結果、うわーなんじゃこりゃ、すげえ、と思うケースがいまだ存在するということがある、とかもっともらしい理屈を付けることに成功したので仕事をすることにした。結局今俺がゲーム面白いとか思っているのは、どこかチープでジャンクなあそびとしてのゲームを個人的に再発見したからだと思う。で、今俺がじゃあワンダと巨象(かわいいピンクの象さんがたくさん出てくるゲームです)をやったら面白いと思うのだろうか。どうかなあ。別にヘソを曲げてるわけではないが、なんか違うような気がする。神岸あかり浣腸ゲーム。

 

 

ニーツオルグ #33

俺はこの人はとても立派だと思う。

 

 

ニーツオルグ #32

かくして、ニーツオルグはとても孤独な場所を手に入れた。

 

 

外部の情報 #154

年末なので当然のように忙しい上に風邪をひいた。そして何かよくないことがいろいろ起こっている。調子が出ない。まずい。つーか風邪をひいたのもどちらかというとよくないことの1つなんだよな。俺が俺に対して発見した奇妙な客観性とは、俺は今ツイているとか調子が悪いという全く根拠のない評価を自分に与えられるようになったことだ。だがしかしこれは俺が自分の、目に見える世界、に、リアリティや幸福感を感じられるようになったのと同じことを意味する。

このページの左にある「さいきん聴いた曲」がなんか壊れていたので直した。Last.fmに変更があったようだ。

音楽と言えば、音楽を作ろうと思ってACIDをインストールした。俺は過去にACID1.0か1.2をインストールしたことがある。今のバージョンと全然違うソフトだった。それに、そのときの自分には不要なソフトだったのですぐ消した。Radiumによるクラック版が平然と出回っていた時代だ。今のやつはずっと機能が多くていろんなことができる。しかも分かりやすい。誰でも直感的な操作ができそうなのでとても驚いた。MP3がそのまま読み込めるなんて。

MP3といえば、もはやMP3は必要なくなるかもなあとこないだ思った。WAVEファイルのファイルサイズはでかいでかいと思っていたが、1曲「たったの」50MBとかだ。こないだCDからMP3を作ろうとしたら間違えてWAVEファイルを作ってしまったことがあって、しばらく気付かなかったほどだ。以前なら50MBというファイルサイズは操作するにも保管するにも使いづらいのですぐに気付いただろう。でも気付かなかった。FLACなんかは可逆だとかで期待されていたが、WAVEに対して3分の1程度のファイルサイズにしかならないならWAVEでいい、という時代にな、ればいいなとか思う。圧縮技術を進化させる必要がないほど回線が早くなれば。そして、もうそうなってきている。サムデコから5MBのMP3を1曲ダウンロードするのに15分とかかかっていたのである。今は50MBでも同じかそれ以下の時間で落とせる。し、HDDは200GBとかが当たり前になって、CDの1枚や2枚入っていたところで全然平気だ。iPodですら、わざわざMP3に変換しなくても100枚とか入るのだ。普通に考えればCDを100枚持っている人の方が今は少ないのだ(たぶん)。だからMP3を使っているのは単なる習慣に近くなってきているような気がする。あとは、CDと全く同じ音源を望むかどうかでしかない。別に望まないから、小さい方がいいや、という程度の判断でしかない。

今年のはじめに考えたことについてずっと考えている。「勝ち」と「負け」の話、マツケンサンバの話。今年は自分が何を考えているかとてもよく見通せた年だった。

 

 

外部の情報 #153

次に何を買うかかなり考えた結果、俺が買ったのはSuperCardだった。あはははははは。結局それかよという感じだがだって便利なんだもん。いや実際前にやってみたいと思ってやらなかったゲームを買おうと思って探したんだが、売ってないんだもん。全然ないね。トマトアドベンチャーとか。箱なしが1000円ぐらいであった。ヤフオクとかめんどくさいし(そういうことになった)。しかし実際マジコン買ったのは初めてだ。安いんだもんなんか。昔すげー高かったじゃん。今5800円とかだよ。すごいね。プレイヤン用に買ったSDカードをそのまま使えるので経済的。ついに狙い通りになったというか。1GBにしてよかったというか。MP3と共存できるじゃん。M3買えばとか言うなよお前そういうことじゃないんだ。馬鹿。ということでやっているゲームはいろいろだが、結局一番やってるのはガンスタースーパーヒーローズとかではなく、ぐるろじチャンプとバルーンファイト(せっかくなのでミニじゃなくてファミコンのROMを使っている)と風のクロノアだったりして何だかなあという感じだがしかし面白いな。あー逆転裁判の2もやってるわ。これは前にエミュで1をやったんだ。つーかマジコン便利だね。あー便利だ。スペランカーも入れておいた。こうなるとNDSのハードとか買ってバンバンゲームやりたくなるね。つーか俺の持ってるゲームのデータも吸い出して携帯したい。いや、そのためのものだろ本来というかタテマエは。エミュレータ好きな人って昔からなんかそういうことにこだわるよね。俺はもちろんどうでもいいけど。あははははは。しかしぐるろじチャンプこれ2001年のソフトだってさ。面白いよなあ。

COMPLEXを聴いているが、立花ハジメ以上にテクノ解釈なギター!!! リズミック! リズミカル! リズム運動!! 機械だ、俺は機械になりたいんだ! 機械の身体が欲しいんだ! インダストリアル! スーパーソニックジェネレーション! ギタリズム・レイブオンですよ! つまりデジロックなんだよこれは! 吉川晃司&ぬのぶくろ・とらやす、奴らは世間が遅まきにデジロックとか言い出したときにはハナで笑っていたんだ……。

 

 

外部の情報 #152

「ハードモードは無理」とか言いながらハードモードをやっている。スクリューブレイカー轟振どりるれろ。ほかにやるものがないから。今3-1をクリアしたけどでもさすがに一撃死状態で4面とか解ける気がしないなあ。取りあえず詰まるまでやろうとか思いながらほかにやるゲームを探している。

俺はヤフオクを使ったことがない。振り込みとかがめんどくさいじゃないですかとか思っていた。あと梱包がどうしたとか入金が遅れたとかスムーズに取引させていただきましたありがとうございましたとか知るかバーカと俺が思いがちな要素が満載なので、要するにそういうの苦手なのだ。なのでカードが使えることすら知らなかった。でもゲームとか買うのに便利だったりするわけなのだな実際。つーか俺、ヤフーのアカウント持ってないや。ダミーなら持ってたけど。

インターネットをいろいろいじったりした。Netvibesにモジュールが追加されててFlickrの画像をページ上に表示可能になってた。RSSとかずらずらニュースの文字リンクが並ぶだけでちっとも面白くないと思っていた俺としては面白げだがしかし、そもそもRSSなんてものは画像とか動画をバンバン流してバンバン表示できなきゃ俺的には面白くも何ともない。とか言ってるとバカはpodcastがあるじゃないかとか言うんであるが俺が言っているのはもちろんそんなものではない。ともかくRSSについては、便利かどうかってことよりも面白いものが見れるかどうかが大事なので、つまり「情報収集」なんかしたくないししてるつもりもないので、だから機能的に情報が取れるかどうかなんてどうでもいいのである。パーソナライズだって、動画とか画像とかのURLをペタペタ貼っつけるだけでそれがページ上に表示されなきゃちっとも面白くないのである。ずらずら自分がチェックしてるサイトの記事一覧が見れたから何だっていうんだ。お前がなんか気持ちよくたって俺にはちっとも面白くねーんだよ馬鹿が。そういえばGoogleのパーソナライズはShift+クリックなどの操作ができないので使えないなあと思った。今までのインタフェースと全く違うものならともかく、今までと同じに見えるのに同じことができないというのは使い勝手の悪さを感じてしまうので損をしていると思う。

しかしstart.comとかもさ、「MSN天気」って書いてあって、デフォルトだと「札幌、仙台、さいたま、東京、千葉」って書いてあるんだけど、クリックするとまあそれぞれの天気が見れるわけだけど、そんなもの誰が必要としてると思ってるんだろう。馬鹿じゃないのか。札幌と仙台とさいたまと東京と千葉の天気を同時に知りたいと思ってる奴がどんだけいるんだ馬鹿。パーソナライズだかなんだか知らないが、どんなパーソナルだ。「取りあえずこういうことができて便利です」といって見せようとする例が貧相すぎる。貧相っていうかセンスがひどい。ただ動くということに価値を感じる人が先導しているから結果としてこういう何の意味もないようなものが平気で提供されるのである。つまりこれは何の例にもなっていない。企業の人ってこういうことをちゃんと考えるから企業がやってることとして意味があるんだと思うけど、アイティーの業界に限ってはそうではないので不思議である。

つーか話が逸れたが、俺はFlickrの画像なんて表示されてもちっとも面白くない。エロ画像とかペド画像とかエロマンガとか死体画像とかテレビキャプとかがバンバン上がってないと全然面白くない。いや、エロ画像なら一応アップされてるわけだけど、なんか今さら10年前に海外サイトで見たような洋ものエロ画像を見せられてもなあという感じだ。だからRSSで配信されてもそんなものいらないのである。「マンコ」とか一生懸命タグを検索してもちっとも面白げな画像が出てこない。ナウいインターネットの流行語「ツンデレ」とかを検索してもちっとも画像が出てこない。こんなの役に立たない。世界最大級の画像共有サイトのくせに全然使えない。Flickrをパクった国内サービス(人気が出るまで違法画像でもお咎めなし)ができればいいのになあとか思った。だれか個人でやってほしい。特化型SNSとかどうでもいいようなものを作るより前にそれをやってほしい。それか、RSSを利用して画像が拾えるような画像貼り付け掲示板のスクリプトが登場してむやみに流行るといいな。流行らないと思うけど。

そんなわけでここ数日は海外のHentai系掲示板でガイジンのみんなが「誰かこの同人を訳してくれ」「この画像のソースは」などと一致団結して頑張っている姿を微笑ましく眺めていた。つーかこいつらガイジンなんだからRSSとか好きじゃん。画像配信しろよなんかうまいことして。

 

 

外部の情報 #152

スクリューブレイカー轟振どりるれろ解いた。面白かった。おたから集めも含めると難易度もちょうどいいんじゃないでしょうか。こういう集める系のお楽しみがあるゲームは多いが、さすがゲームフリークは集める系のアレの人たちだからか知らないけどよくできてたな。ただ、何度も同じステージをやると毎回ストーリー画面が表示されるのは閉口したけど。最初の面とか、マイマイハウスとか、矛盾が生じないようにしてるのにね。

やりはじめたときはメトロ井戸とかロックマンとか魔界村とかあとトップシークレット(ヒットラーの復活)みたいなゲームだなあと思ったんだけど実際そういうゲームだった。ただ、シークレット面以外はパズル的要素はほとんどなくて基本的にごり押しでどうにかなっちゃう。やりはじめたときに「これは後半しんどそうなゲームだなあ」と思っていたので実際ラクすぎて拍子抜けした。ハードモードはさすがに無理だけど。つーか、難度がもうちょいゆったり何段階かで変わってもいいのでは!

ドリルで爽快感が云々と書いてあったような気がするが、そういうのはあまりなかった。これはたぶんガンスタースーパーヒーローズの方が味わえたと思う(まだ言ってる)。高速で地面をがーっと掘り進んでいても途中で画面切り替えが入って減速するのでちょっとそこは嫌だったな。ソニックみたいにヒンヒン動いたらいいのに。でも面白かった。なんていうかなんかお前とにかくよくできてるだろ。今のゲームってよくできてるなあとか原始人気分を味わえたのでよかった。こういう何の続編でもないけどただの面白いゲームって大好きなのでなくならないでほしい。しかし俺もまだゲームをやってスラスラそこそこに解いて何か思ったりできるのでうれしいなあ。という気分にさせてくれるところがたぶんゲームフリークのゲームのいいところなんだろうなあ。久々にゲームをちゃんとやって面白かったのでほかのゲームもやってみたい!! 買いに行こうかな! とか思った。

 

 

外部の情報 #151

秋葉原は変わった!!! 守れ!11オタクの精地!! あとさーなんか子供が殺されたジャンよーあれオタクの人じゃなくてよかったねー犯人。ガイジンだったら日本国民総出になって好きなだけ排除できるもんねー異質な存在を。ちょうど一年ぐらいですか? 例のアレから。アレのとき俺ここに文章書いたけど、今これまた全く同じこと書いちゃったような気がするなあ。なんだろう季節的な問題っすかねーそういうことがすごく癇に触る時期がありますね私。場所に応じてタテマエと本音を使い分けることをこそ正義だと言い張る彼らの無恥に悪寒が走るなあ。

 

 

外部の情報 #150

ガンスタースーパーヒーローズはどうですか? という話をしたら世の中素晴らしいですよいい人が多いよ匿名掲示板で匿名の方が「スクリューブレイカー轟振どりるれろ」の方が面白いよと教えてくれた! ありがとう匿名の人! ということで徹夜が明け過ぎて既に夜になっているような時間に花束を載せたバイクに乗って近所のゲオに行って買った。最近はゲーム屋というものが身近になくなってしまっているわけだが最近ゲオにいっぱいゲームが打っていることを知ったのだ。つーか今GBAのゲームって新品が3000円とかで買えちゃうのな。ソフトウェアが安いのはいいことだなあ。なんとなく任天堂の携帯ゲーム機戦略に思いを馳せたりしたが眠くて考えたくないのですぐゲームを始める。あーこれむちゃくちゃ面白い。こんなゲームがいっぱいあるならいっぱいやりたい。教えてくれた人ありがとう。俺は吉田宏信というかポケモンなキャラクター造形に関してあのどうしようもない健全さが好きになれず、ピカチュウを最初に見たときに「こんなかわいいと言われるために作ったキャラクター大嫌いだなあ」と思ったクチなのだがドリ・くるりはランドセルであって変態ロリペド性に訴えるでざいんなので非常によろしいとおもう。でもハコ絵とか気合い入れて描いた絵はあんまり萌えっぽくなってないので愚息も、いや愚息は関係ないな。ともかくくるりの「に!」とか「さん!」とか言うあたりとか、あと一番飯野は賢治であっていいのは、Bボタンを押したら「ヨッ」と言って機体から身を乗り出してピョコピョコする動きが非常に萌え萌えしてるのでなんていやらしいゲームなんだと頬を赤らめながら何度も何度も意味もなくやってしまいました。でも2時間ぐらいでどうにも眠くなって寝た。今空の面クリアしたあたり。取りあえず全部やってからもうちょいなんか書こうと思う。面白いものを教えていただいてありがとうございました。私のゲーム熱が冷める前にもっともっといろんなゲームをやりたいです。なにせ何年も冷めていたのですぐ飽きるのではないかと心配で心配で。でもあの頃のゲームは過渡期にあったのか知らないけど熱心に面白いゲームを探し求めていない人を大いに裏切ったと思うなあ。

 

 

ニーツオルグ #31

なるべく自分勝手な主張を繰り返すように心がけた。うまい具合に失望して怒りだす奴がいたのでこういう奴って本当にバカなんだなあと思った。12月。

 

 

外部の情報 #150

最近ゲームが好きだ。お前らDS持ってる奴はどうぶつの森やってるのか? よかったね。俺はやるものがなくなったのでまわるめいどさんをねみぎの体験版をしつこくやっていた。メイドインワリオが好きだったので。でも回らないじゃんこれ別にいいけどさ。ガンスタースーパーヒーローズって面白いかな? 久々にゲーム買おうかなとか思ったんだけど。ちょっとお前ら誰か教えろよ。つーかなんか俺とかまでゲーム買おうとか考えるということはさ、本当に景気が回復しているのではとか思うわけですよね。自分のなんとはなしの行動で日本経済を語る俺なわけですよね。あと突然ハイドライド3がやりたくなった。「不思議が当然、フェアリーランドってね」が見たい。フェアリーランドっつってもトレミーがドラゴンに乗ってゴーレムとかをケーキに変えに行く訳じゃないんだよ。DANGERって書いてある面がさーアイテム取れなくて超難しくない? でもそれじゃないんだよフェアリーの話な。内藤なんとかってすげー人だったと思うんだけど今なにしてんの? 誰も知らないんじゃん? 木屋なんとかはウェブサイト前に見たよ。たいにゃんも一応サイトあるよな。EvezooENDの人はなんかいろいろネットでやってたから知ってるよ、カッコ、笑い。あとお前らPS2持ってる奴どもくんたちはワンダと巨像とかやってんだろ? やってっか? つーか俺PS2持ってないからお前のマジでくれよ。PS2があればガンスターヒーローズもダイナマイトヘッディーもできるじゃないか。つーか最初俺さあ巨象だと思っててさあワンダというねーちゃんが巨象の手を引いてさあそのあたりでICOと混ざってるわけだけどさ歩くゲームだと思ったんだけど、これがお前全っ然違ったよマジで。当たり前だよな。

おや、〔一字不明〕かわへはいつちやいけないつたら。

 

 

読む男 #63

10年ぐらい前に立ち読みしたんだけど「ベジータの憂鬱」というジャンプと資本主義について書いた本があったと思ったんだけどあれが読みたくなってしかしネットではそんな本の話は全く見つからない。「ドラゴンボールはいつ終わるのか」というのもあったようだ。これかな?と思ったけどベジータについてはあんまり割いていないようなので違うのかなあ。あのとき面白いなと思ったんだから買えばよかったんだよね金がなかったんだと思うたしか。

 

 

外部の情報 #149

ミカがめちゃくちゃ具合が悪くなって、顔色がすごいやばくなってた。青くない。黄色かった。これはやばいだろと思った。で全く動けず伏せっていたんだが、たまたま俺が横で音楽をかけてそれはたまたま90年ごろの歌謡曲だったんだが、工藤静香がかかった瞬間、伏せ寝したまま「黄砂に吹かれて」とか「くちびるから媚薬」をモノマネしながら歌って踊り出した。それから本田美奈子の「Oneway Generation」がかかったので横寝になり、このように平手で膝を打つ振り付けなのだと教えながら歌った。とてもつらそうだった。あと浜田麻里の「Return To Myself」も歌って踊っていた。そのうちすごく具合が悪そうになってきたのでムリヤリ寝かせながらこの人ちょっとおかしいよと思った。とにかくミカは今すごく体の具合が悪いのでとてもかわいそうだ。おかしいですよ!カテジナさん!(これは書きたかっただけ)

森川君がずいぶんほめてたようなほめてないような気がしてたんでHARVARDを聴いたんだけどセカンドの方が俺好みだ。ファーストの方はギターでコード感を作るばっかりで面白くない。でもファーストも含めてそこまで好きって感じじゃないかなあ。ただ、音楽に対するスタンスの取り方とか、それが年齢的に若い人がやっていることなんだというのは、俺にすごく快感を与える。なぜなら俺は同じような年齢のときにそういうことができなかった人で、俺の世代にはHARVARDの人のように振る舞えない人がいっぱいいるので、それ以下の世代が平気でそういうのを無視しているとすげーあー気持ちいいと思うのだ。この人たちが評価されている部分ってそういうところでもあるんだろうなあたぶん。。ミカがキュートメンとかそういう感じだと(寝ながら)言っていた。CMJK!!!!まあ彼女は音を聞いてなんとなくそう思っただけなんだろうけど、それはいろんな意味であってるのかもしれないなあとか思った。アイアムピッコリ〜ン。でもさあ英語がひどすぎだよこれ。こんなみっともないの、すごくいやだ。音符にベタベタ言葉を置いていくようなことがしたいなら日本語で歌った方がずっといいのに。

 

 

ニーツオルグ #30

同じことを、同じことを、同じことを、何度も、何度も、何度も、何度も、繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し、書いている。ニーツオルグには、俺が何を考えるかということが書いてあって、とりわけ潜在的だったものに興味を持って、わざわざ、わざわざ、わざわざ、わざわざ、わざわざ、記している。なぜなら、俺にそれを分からせるためだったのだろう。12月が、案外、早く来る。俺は、自分が何を考えているのかを知りたかったし、俺がそういうことを考えていると、言いたかった。最初から、そうだった。誰かになんか、あげない。これを誰かになんかあげないんだってことが、とても悲しくなるまで、俺は、同じことを書き続けた。12月って、クリスマスの月だ。物言わぬ最後の霊が墓を指差し続けるように、ニーツオルグは同じことを繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し、俺に教えた。俺がそれを知りたがったし、言いたがったから。俺は自分の影の形をよく見てみたかったのだ。すべてを見たとき、影は俺にぴったりと重なった。それは真っ黒なニーツオルグ。すべては偶然には書かれなかった。

 

 

外部の情報 #148

これさあ最初に始まったとき「ブログの炎上」と「2ちゃんねるの祭り」を混同してるなって思ってこの人の考え方はそこにたぶん限界があって、こういう人はチャンコロの中でも取り残されていってるか、モナーがどうしたとか言ってる高校生ぐらいしかいないんではなかろうか常識的に考えてとか思ってたんだけど案の定視野狭窄丸出しなぼくのかんがえたインターネットを語ってらっしゃったせいでなんかボロが出て風呂がーの人にイチャモン付けられて、言葉の端々で「痛くない痛くない」みたいなこと書き出して「(いったん了)」とか気持ち悪いエクスキューズが逞しくて文章はお粗末でなんというかアホだ。結局最後に持ってきたのが「2ちゃんねる上での」アドバイスだか「チャン板で好かれるブログになる方法」だかいうもので、どこが「ブログで」「炎上」の話なんだかサッパリになってしまう結果になったのはやはりそもそも「ブログで『祭られる』」などという表現しかできない、「ブログの炎上」を「2ちゃんねるの祭り」と同じ理屈でしかとらえられないところから話が始まってるからなわけで、前述のように少なくとも4年以上古いのだ。当然俺は「祭り」がダメで「炎上」の方がスゴイんですよと主張したいわけではなく、だがしかしこれらの2つを同列に語ることができないなどということは、もう、ニオイだけで分かるようなレベルのことである。それなのになぜ。まー、この記事が載っているのが「ブログ」じゃないから「炎上」しなくてよかったよかったというところだが、しかし、なら2ちゃんねるではホメてもらえるんだろうか? この人の書いたことの意義って何なんだ? 謎だ。つーかこんなのチャラッと書いてお金もらえるなんていいなあラクそうな仕事で。労働とはこうあるべきだよね。

 

 

外部の情報 #147

おざなっているおざなりさんからバトンが来たよ! 俺、バトンとかもらえたよ母さん! ありがとうおざなりさん!

Q1.どんな財布使ってはります?
青くてシマウマの絵がいっぱい描いてある皮の財布。ミカにもらった。とっても青くてかわいいですよ。

Q2.ズバリ、現在中身の金額は?
何がズバリだバーカ。37618円。昨日まで200円ぐらいだったので見栄が張れてよかった。

Q3.ポイント・メンバーズカードあったりして?
・さくらや
ポイント有効期限が今年の12/9までだけどさくらやなんか行かないなあ
・ヤマダ電機
ヤマダはいい店だがカードの刻印が全く読めない
・ツクモ
これ仮会員証なんだよな
・ヨドバシ
・ソフマップ
・ビック
渋谷でたまに使う
・美容室
4件分もあるが意味はない
・BOOK ITO GROUP
溝の口で作ったけど1回しか行ってない

Q4.診察券あったりして?
・歯医者
・コンタクトレンズ激安眼科

Q5.なにかレシートあったりして?
・さっき経費で買った本(ブックファースト渋谷)
・川崎のびっくりドンキー
・オリジン弁当3枚
・エネオス
・出光
・渋谷のシュークリーム屋(9月)
・ローソン
神宮前四丁目店でスピリッツを買っているようだ
・ampm
渋谷宇田川交番前店で240円のザッシを買っているようだ
・神田橋から首都高に乗ったときのやつ
・ナップス(9月)

その他、何年前でも金額問わず思い出の出来事に関係あるレシートは入れてあるというか捨てられない。

Q6.なにか割引券あったりして?
渋谷のラーメン屋「すずらん」の卵券しかなかった。これはでも会員券みたいなものだな

Q7.その他あんなものこんなものあったりして?
・もらった名刺
なんか山ほど出てきた。名刺ジャンケンで勝ちたい。誰だか全然分からん奴が一人いたので今捨てた。あとショタ萌えさんのもあった
・保険証
・キャッシュカード
・クレジットカード
・社員証
・図書カード
・免許
・Suica
クレジットのSuicaカードもあるので全然いらんと思う
・新宿の中華料理店上海小吃のカード
ナンバリングがしてあるけど何なんだこれ。関係ないけど最近火鍋が流行ってるらしいので食おうと思ったらここの店で何の気なしに食っていた鍋と同じらしいと知ってガッカリした
・お守り

Q8.財布おとしたことある?
現金を落としたことならある。財布はない。人が財布を落として一緒に探してあげたことは何度かある。

Q9.財布拾ったことある?
ある。小学校の頃。1割くれなかったのでショックを受けた。

Q10.誰の財布の中身知りたい?
別に。つーかお前の質問さあ口調がムカつくわ。ひとにものをたずねるならしりたいですかとかゆえ。ホラ言ってみろ。

 

 

読む男 #62

実は今最先端を走っている少年マンガ雑誌とは「週刊少年ジャンプ」であり、中でも「BLEACH」と「DEATH NOTE」と「テニスの王子様」は白眉なのではないか、という気がしてきた。ブリーチはムチャクチャだ。なんかカッコつけてバーンと勝っているだけである。挽回、卍解か、変換できるかっつうのこんなの、卍解を、かなりスゴい超能力的ワザだったはずのそれを、誰でもできるやんけという世界になってきた。これは、パクリがどうこうという問題を越えて、聖闘士星矢やドラゴンボールと同じ構造を持っているのであり、これこそ少年マンガ的なのである。全然調べてないけど、たぶん2000年〜2003年あたりは、熱血な少年マンガのカウンターとして発想されたマンガがどんどん作られて、一定の成功を収めていた時期なんだと思う。で、ここ1〜2年の状況は、そして今のジャンプは、その時代からさらに次のレベルへ移行しているのではないだろうか。今のジャンプの「すごい」マンガについては、設定が矛盾しているとか、展開がワンパターンだとか、ネットにもお定まりのみんな知ってる例の論調で面白おかしく書いてあるが、そういうツッコミ自体がもう退屈なものになり(もちろんそれから価値が失せたとは言えないが、私たちは「今」それに飽き始めていると思うっつーか飽きてない人は幸せだし、昔を知らない世代にとってはどうでもいいことになっている)むしろ少年マンガとはそういうものなのだという自負すら感じる。感じるにもかかわらず、しかし、驚くべきことなのだが、ブリーチに限らずデスノートもテニスもそうだが、90年代中頃から00年代にかけて複雑な経緯を辿った少年マンガの物語性の、それ自身への回帰を、おそらく作者自身は全く意識してなんかいないのである。それは推理モノでありながら推理を捨てている「ネウロ」もそうだと思う。彼らは間違いなく、そんなことはどうでもいいというより最初から考えていないのであって、そういう意味では冨樫とかとは別のベクトルが働いているというか、ハンターハンターの最初に冨樫がやりたかった「マンガ」をふつうにやれてしまうのが「今」のマンガなのである。んで、デスノートがそういうマンガの1つだというのはそれが分かる人には非常に簡単な話だと思うんだが、あれをいまだにギミックに満ちたライトノベル的犯罪マンガだと思って読んでいる人は間違っている。別の意味においてその評価は当たっているんだけど。

なぜ「全然調べてないけど、たぶん2000年〜2003年あたり」と書いたかというと、シャーマンキングが人気があったのがそのへんだろうと思ったからだ。あと、関係ないけどおずっちの好きなガウガウわー太sがようやく再開するらしい。12月9日。どうでもいいけどこの新雑誌がらみのウェブサイトは本の内容が判然としないものばっかりだ。なんだかなあ。

XPの機械を再インストールして以来、opennapにおいてなぜかポート0状態だったのだが直ったっぽい。何だったんだ。

 

 

読む男 #61

微妙に関係ないけど、「炎の転校生」を読んでいたら個人の集まりの人たちがいてちょっと面白かった。俺たちは徒党を組んでなんかいないんだ!!

 

 

外部の情報 #146

確かにひどい文章だなあ。いやー「おかねになる」っていうのはすごいことだなあ。そういえば何だか最近これと似たような理屈を見たなあ、と思って、一瞬思い出せなかったんだけど、思い出した。「一部の人」ってやつだ。みんな都合の悪いことを切り離したくて仕方がない。そういう人が多い。何をそんなに焦っているのか。

 

 

外部の情報 #145

toutouの「お願い!サミアどん」はいい曲だなあ。サミアどんは一日に一回だけ願い事を叶えることができるんだ。でも本当は「お願い!プライムミニスター」っていう曲なんだよサミアどんのことは忘れてください。イントロが18時台のニュース番組オープニング風になっているという仕掛けから違和感なく曲の本編につながるところが好きなのであってそこは聴きどこだ。曲自体はホールアンドオーツとかポリスとかスタカンとかそういうものを連想したんだけどなんかいいというのはイギリスの80年代のダサ明るい感じというかですね身近なことから政治とか語っちゃうあの例のイギリスのカッコ悪さのポップスなわけですよということで曲調と歌詞が一致してるわけです。なんたってプライムミニスターですから大統領制ではなくてイギリスなわけですよ。「ココロの問題」の方はパフィーって感じだった。ああいうロック調で女二人だとパフィーとか思うのはなんかダメなような気がするけど思ったんだからしかたないだろ。つーか、タイトル連呼の部分が字余りぽいっていうかリズムがおかしいのはどうかって思ったんだけどほかにハロプロかなんかの曲で字余りの曲があったなあーとか思ったけど思い出せない。

やっと家に帰ってきた。家で他にあったことと言えばサブマシンのXPでIEコンポーネントのブラウザでウェブに接続できなくなっているという深刻な問題が発覚してしまいウイルススキャンとかスパイウェア除去とかやってみて、なんか違うなあということでIEを再インストールしたりOSを修復したりしているうちにどんどんどんどん不安定になっていき、全体的に動作がむちゃくちゃ重くなり、こんなふうにWindowsを壊してしまうのは久々だなあとか思ってせっかくだからnLiteでSP2を統合したインストールディスクを作ろうとか思って2000のメインマシンでSP2をダウンロードしてnLiteをインストールしてディスクを作ろうとしたらXP環境じゃなきゃ作れないとか言われてしかたないからすげーでかいのにXPにファイルを移動してXP側で作業してるうちになぜかディスプレイアダプタが壊れて8色とかしか表示されないようになってそのまま無視してディスク作って再起動してみたら途中で青画面エラーが出て止まって死ねとか思ってXPを新規インストールしてSP2を入れてパッチを当てて余計なものを外してとかやっている週末だった。

「I am a boy 京都からやってきた」ってすごい!! かっこいい!

 

 

外部の情報 #144

SpeedCommanderのバージョン11や10.5が出てるんだけど、少なくとも11の方はStripperXでunpackできなくなってる。ASProtectのバージョンが上がってるみたい。Quick Unpackで確かバージョン調べられたと思う。(似たようなお悩みを抱えた人がたくさんいるが、StripperXはもう更新されないようだ)。俺はソフトウェアクラックの知識が全然ないのでやり方がわからん。バカでもできるunpackerがないと無理だ。なのでまだ10.20.3975を使い続けている。だから新しいのの日本語化パッチは作ってない。11は1回入れてみたけどマクロが作れるようになって、操作自動化などができるみたい。あと設定が一新されて1画面にまとめられ、分かりやすくなった。そのほかの基本機能は変わらないっぽい。明示的に設定を切らないとメニューにアイコンが表示されるようになってたけど。あと昔の不正シリアルが通らない。つーかこいつは不正シリアルでレジストすると不具合が発生するらしいすげー不愉快なソフトなわけだが、10.5以降のバージョンではなんかいきなりアンインストールされるという、もはや不具合とは言えない強硬な措置が執られることがあるっぽい。アンインストーラの実行ファイルを削除すればたぶん防げるっぽい。しかしこういう姿勢はかなりムカつかせてもらえるので嫌いじゃないな。ローカライズとかも心底迷惑なんだろうなあははは。どっちみち最新版は使ってないけど。

つーかEXETOOLSのフォーラムってメンバー以外検索使えなくなったのか。

 

 

ニーツオルグ #29

なぜなら俺はニーツオルグだから。

 

 

外部の情報 #143

ネットで、死ねとゆわれましたとかそういう話をしてる。俺から言わせてもらうと、そういうときはな、その言葉を繰り返して書いているうちにローマ字で書き始めるんだ。そういう投書を読んだことがある。はしょりすぎたので、これでは何のことか分からないな。つーか、お前らさあアップルのiMac G5が欲しすぎだろ。知るかっつーの。ぎゃはははは。

toutouの新曲の感想を書いたのだが、アップするのを忘れて会社に来た。仕事をしなきゃいけないのだが、10通以上メールを書いてばっかり。いやそれも仕事なのだが、人と連絡しあうばかりで肝心の自分の仕事が進まない。そしてそのメールもあと1通なのだが、書くことが決まっていないため進まない。あとですね、ぱにぽにだっしゅ!を見たのでその感想を書きたいんだけど自分で考えているうちに考えがまとまってきて、書く気がなくなってきた。全く見たことがなかったんだけどたまたま20話を見たらこれは現在の日本の「深夜アニメ」とか「萌えアニメ」いうものの状況を知らない人が知らないままに語るのにうってつけの題材なのではないだろうか、という面白さを感じたのであわてて19話とか6話とかを見てみたけど、たしかにうってつけではあるんだけどなんか思ってたほどの素晴らしさがなかったのでちょっとがっかりした、という話。20話の「少女Q」のオープニング(これが見たくて見たのだった)は絵も曲も俺好みでとてもいいと思う。試聴があったらリンクしようと思ったのにないんだぜ。だっせーのな。絵はこんな感じなのでぱにぽにって何?ヤダーとか思った奴もだいたい俺がゆわんとしていることをわかれよな。つーか直リンクできねーのかようぜええええええええええええええええええええええええええ。死ねよfc2。お前んとこのインターネットとかが今すぐ壊れろ。こうすればいいか? はてなブックマークって便利なリダイレクターですね。リダイレクターっていうか、チャン板のいめぬーみたいなもんだ。

アニメの話をしつこく続けると、トップをねらえ2!の4話も見た。あれは面白かった。すごくよかった。ここまでの膿を出すようにバタバタ人が死んでた。そして圧倒的なパワー。こないだなぜかドラゴンボールの1〜17巻あたり(スーパーサイヤ人あたりまで)を読みかえした時にも思ったのだが、力が圧倒的ですよということの表現というのは単純なワクワク感があって演出というか作り手のハナがひくひくしながら「どうです!」って感じで自信たっぷりに作ってそうで小気味いいなあ。

関係ないけど、どるしょっくさんは、すごく気配りのある、というかまあ、細やかな人だなあと思った。わりと多くの人がそんなことに全く気づかないのか、気づいてるけどあえて本人に「気づいてますよ」とは言わないのが世界オブザワールドだったりするのか、ともかく結果的に誰も気づかないのと同じ状態になっているのか、知らねーけど、ともかくそのせいもあって、あの人はあのような形での気の配り方をするのではないか、とか思った。しかしそれでも、その誰にも気づかれなかった部分を、誰からも気づいてますよとか言われないのがワールドだとか思っていたりしないで、俺の知らないどこかで誰かがちゃんと気づいて言ってあげたりするワールドにあの人が住んでいたらいいなあ、と、勝手なことを思った。

ほか、最近読んでいた本の話を書こうと思ったけど、書くのがイヤになったので書かない。全部、新しい本じゃなくて再読。仕事のメールを書き終わったら、森川君とキムに返事を書こうと思う。俺は元気で、力に満ちてて、めそめそしないなあ。俺は何が好きで何が嫌いか、瞬時に分かるなあ。俺はもっともっと、行動し続けるんだ。バイクに乗るときは、安全運転なんだ。

 

 

ニーツオルグ #28

ニーツオルグが何を考えているかは、今となっては鮮明に分かる。ニーツオルグの指先が俺に重なっている。ニーツオルグがはっきり言っておきたいことは、今さら気づいても遅いよ、ということだ。信じられないことに、これは一続きのテキストなのであって、そのことは、最初の文章を読んですら分かる。そして、そのことすらもう何度も書いてある。ニーツオルグは4つのパートに分けられ、2〜4つ目のパートの先頭には、次に何が行われるかが特徴的な形で3項目、記されている。そんなこと、知っている人はとっくに知っている。今さら気づいても遅いというか、今さら俺に言われても意味がないことが多い。お門違いだとすら思う。これは「読み物」だということまで、何度も書かれているのだ。もし、あなたがそんなことを考えてしまうあなただったとしたら、あなたがニーツオルグについて思っていることのほとんどは間違っている。左上のテキストについて、吉田アミさんは「いらない子」と書かれていたのがよかった、と言っていた。

そんなこととは全く関係なく、ただ何となくこの文章を読んでいるきみが、僕はけっこう好きだ。そんなのどうでもいいじゃん。ねえ。

 

 

quote #53

あの人達の言ってる主張って、すぐ分りましたよ。だって、当たり前のことばっかりだったもの。僕がよく分んなかったのは、その当たり前のことを大きな声で言わなきゃなんないっていうことで、それが分んない男がいるってことが、逆に僕には不思議だった。でもそれは、ただ単に、僕が現実を知らなかったってことだけですけどね。
 男と女が本当の意味で平等であって、それがまだまだ分らないバカな男がいるっていうことは、しばらくたってから、なんとなく分りました。そのことは、なんとなく分りましたけど、男と女が本当の意味で平等であって、それがまだまだ分らないバカな男がいるって言う女も、それもやっぱりバカなんだってことは、僕はなかなか分りませんでした。

 

 

外部の情報 #142

気持ち悪い。これをみて思った。しかし、女子が気持ち悪いのはしかたがないことなのである。どういう形であれ、女子は気持ちが悪いものなのである。なぜなら俺は男子だから。ほかにも理由はあるが、ようするに相容れないのである。でも俺はそういうふうに気持ちが悪い女子が好きになるし、セックスしたい、やらせろ、とか思う。だからこの特集は気持ち悪いけど嫌いじゃないし、この本を読む女子のことだって、全然嫌いじゃない。なぜかというと、この特集はたぶん、女子が、女子として、ただ普通に好きな物について書いているだけだから。俺は男子なので、その好き方が、理解できない。気持ち悪いとか相容れないとか言い方しかできない。自分と同じようにそれを享受しているなどとは思わない。生理痛が理解できないのと大差ない。しかし、その好き方が、ただ好きだ。気持ち悪いとか言ってるくせに好きなのである。女子ってかわいいなあとか思う。いや俺は全く女子が好きなので、俺も女子からセックスしたい、やらせろ、とか思われたい。会社にもギャルみこしで行きたい。でも金ないじゃないですか。1000円ぐらいじゃモテないっすよ。キャバクラみたいなの、もう、最高。

 

 

外部の情報 #141

全く関係ないが、キムのおかげで、三沢君と電話で話した。来週会うことになった。以前このサイトにも書いたが、僕はずっと三沢君に会いたかったのだ。とてもうれしい。電話で僕らは「いろいろあったよ」「本当にいろいろあったよ」と何度も言った。何があったのか、電話でなんかとても語り尽くせなかった。僕らにはおそらくいろいろあったのだ。あれから。あの後。

何があったかなんて、そんなことたぶん僕らにしか分からない。僕らですら自分の見てきた分しか知らない。誰も知らない。なにしろ前世紀の話なのだ。しかし、知らないまま、いまだに僕のことをあのころのまま、吹聴している人もいる。複数いる。馬鹿なものだなと思う。うっとおしいなあと思う。面白がっているんだか事情通ぶっているんだか知らないが、一生そこでそうしているがいいだろう。

ところで先日そういう人に会いそうになる機会があった。僕は知らなかったのでそこへとても行きたいと思っていたのだけれど、結果として仕事が忙しいせいでいけなくなってしまった。あとでそういう人が来ていたという話を聞いて、招いてくださった方には本当に申し訳なかったが、行かなかった方がよかったのかもしれないと思った。あの頃と僕は全く違うので、本当に怒ってひどいことを言ったりしたと思う。そういうことにならないだけ、よかった。

話は戻るが、三沢君は僕に変わらないねと言った。しかし三沢君のメールアドレスにクレプスキュールという文字が入っていたので、僕も彼に変わらないねと言った。だが少なくとも僕はすっかり変わったのだ。三沢君が僕に「変わらない」と言うのは、たぶん、彼は僕が関西にいた最後の2年間を知らないからだ。三沢君とはすっかり疎遠になっていたので、僕は彼が最後に何をしていたのか知らない。彼も知らないと思う。だから、彼が「変わらない」と言うのは、本当に変わらない部分について言ってくれているのだと思う。だから、彼は、僕が東京で働いているというのを聞いて驚いて笑っていた。僕も彼が高円寺の円盤とかに出入りしているとか、きくちなるよしの話とかを聞いて驚いた。それでも彼は、僕がバイクに乗ったりしているのを聞いて、変わらないと言ってくれたのだ。それはうれしいことだ。僕は「変わらないということを貫けないまま、変わらないふりをしつつ、変わっていくこと」が許せなくなったので、「絶対に変わらない自分に変わった」のだ。そして僕も、三沢君の、あの礼儀正しく、きめ細やかで、でも人に話を適当にあわせて、面倒になると一切を投げ出す過剰なライトさが変わらないと思ったし、実はそこが三沢君のいいところだとか、彼はとても東京的だとか、新たに思った。しかし、そんなことは誰にも分からないのだ。僕らの何が変わって、何が変わらなかったか、何が起こって、何が起こらなかったかなんて、僕らにしか分からないし、言えないのである。それを言うために、僕に何が起こったか話すために、僕は早く三沢君に会いたい。電話を切って、僕と彼は友達だったんだと思って、すごく涙が出た。

 

 

ニーツオルグ #27

彼は口を開き、話し始めた。それは個人的な物語だった。

 

 

quote #52

just a shell, just a shell, just a shell until u decide to rebel

 

 

ニーツオルグ #26

それを言ったらどうなる? 言わないでそれを維持し続けているのは、甘んじてるってことか? ヘタレながら調子に乗るな。いい気になるな。だったらレペゼンしろ。それを言ったらどうなる? 言わないなら、我々が、代わりになってしまおう。ワレワレが。ぼくと、ワレワレが。外部が。虚構が。ニーツオルグはそう言って、悪魔的な力をそれ自身に与えた。ニーツオルグは僕になった。僕とは誰でしょう。虚構が現実を影のように縛っているのか、逆なのか、果たしてどちらがどちらだったのだろうか、わからない。だが、外部と内部が、僕ときみが、ぼくとワレワレが、ありふれた事件と非凡な日常が、渾然一体として、そのすべてを凌駕していく。ニーツオルグは既に意志を持ち、言うことができる。それをするまでお前は、

 

 

凍った旅 #6

周りはみんなどうしようもないと言いながら、父母は我が家を維持していた。我が家では誰もが問題を回避していた。俺はどんどんそれが上手くなったので、高校ぐらいからはたいして怒られもしなかった。姉は馬鹿だったので父と衝突して出て行けだの出て行くだの出て行くならうちで手に入れたものは全て置いていけ服も置いて行けだのでかい声で言っていて、俺は部屋で笑っていた。父は姉の髪を引っ張って腹だの顔だの蹴ったりしていたそうだが、俺は部屋にいた。

が、しかし我が家はそれで維持されていたのである。普通の家庭をやらなきゃいけないと気付くと、全員持ち場には戻るのである。彼らが「酒を飲んで暴力をふるう父」とか「進学に過剰な期待をかける母」などのステロタイプなものになってくれればまだ俺は暴れるなり言うことをきくなり身の振りようが分かりやすかったが、そうではなかったのである。そうして、彼らは根拠なく周囲を見下し、「標準以上」の家庭を維持していた。

俺は家を出た。それは賢明なことだったが、逃げる以上のことにはできなかった。それに、彼らは家族なのだ。だからそれ以上のことはしなくてもよかったし、それで十分だった。だから帰省するたびに面倒な思いをした。でも彼らは家族なのだ。だからそれでいい。

姉はその後社会に出て、「悪いのは外部である」という思考を押し進めることに成功し、ついに我が家に君臨した。姉と父は家に帰ると母にずっと他人の悪口を言うのである。言い続ける。母はそれを聞いて疲れると電話で俺に嘆いていたが、それを準備したのは母でもあるのである。もう遅いのだ。手遅れだ。母は彼女自身が維持したかったものによって罰を与えられたのだ。

姉は子供を産んで、流行の名前とは字が違うと言っていた(らしい)。覚えていない。俺は子供の半径2メートル以内に近づかなかった。幸いそのときコンタクトがなくて目がよく見えなかったのでよかった。あの子供のことはなるべく考えないようにしている。どんな恐ろしいことが起こるのか、もう分かっているから。

「凍った旅」とはP・K・ディックによる短編小説のタイトルである。浅倉久志が訳している。

 

 

外部の情報 #141

林君からneats.orgのメールアドレスにメールが来て、東京に住んでいるから遊びましょうという。何か勘違いしているようなので、申し訳なかったが、イヤですと返事を書いた。

もっとも、俺は「さやわかさん」として生活を公開しているので、たぶん分かりにくいのだ。彼にとってみればかわいそうな話だが、彼は俺が前にサイトをやっていたときから全然分かっていないのでしかたがない。昔、俺はそういう人に寛容だったが、今は違う。勝手にかつての俺を望まれても、そんなものを引き出しから出してあげるようなことはずいぶん前にやめたのである。もう僕は彼らの望むような僕を期待するような人には会えないのだ。

全部黙っていたことを、言ったって構わない。言ったらどうなる? 言わないのは、ただ、自信がないから。その場を維持できないかもしれないから。しかし、そんな場所を維持したいのか? もっと大切なものがあると言いながら、それを維持し続けているのか?

 

 

外部の情報 #140

ユウザロックのダメさとは常にヒップホップ的なダメさなのでこの人のやっていることには本当に価値があるすばらしいことだと思う!! この人がいるからみんなこの人のことをセルアウトとかコマーシャルとか言えるのである!!うわーこれはひどいね!!身震いするほどに!!

 

 

外部の情報 #139

自分に対して過剰に自覚的なのはいいけど調子が悪くなったらすぐにその理由まではっきり分かるのは困るなあ。まあそれが甘えているだけだというのも分かるので俺は大した奴だ。

慇懃無礼とは、慇懃なだけでなく、無礼でなければいけないのである。俺は若くして慇懃無礼を身につけておいたおかげで、慇懃無礼に振る舞いたいときに慇懃無礼としか言いようがない振る舞いができるので便利だが、他人からしてみればずいぶんひどい話だ。

なので最近はゲームをやったり本を読んだりしている。マンガじゃない、字の本。

自分の話なのに、「外部の情報」なのか。どうか。

 

 

外部の情報 #138

全くの偶然だが実はちょうど「サイトの全貌を把握させない」ということを考えていたのでTropyは面白そうに見えた。ただ俺が考えていたのは単にリロードするたびに違うエントリが見えるMovableType程度のこと(そんなものどっかにありそうなのでパクろうとか思ってた)なんで、つーか自分一人で使うことしか考えてないし、すごいなあと思った。

あと最初に名前を聞いたとき勝手にPythonで書いてあるんだと思ったけど違った。

 

 

読む男 #60

いやあそれ、結構面白いんじゃない? やりようによってはLast.fmより面白くて便利そうだ。日本だけでしか流行らないけど。問題になりそうなのは違法なファイル流通を前提としていること(昔はMP3だってそうだったけど音楽というのは業界的にデジタル化が図られたためかなんか知らないけどなし崩し的に認められることになった、なりつつある)と、タグがないこと(マンガミーヤみたいなマンガ専用ビューワというやつはプラグインが使える奴が多いんだからそのぐらいのことはどうとでもできそうだ)と、あとサーバをやる奴がいないことだろうな。でもできたら便利じゃん。自分が読んでるマンガと似たマンガのタイトルやそれを読んでる奴が分かるって。ブクログみたいなものは多いけど、外部にデータベースを手作業的に構築しなきゃいけないという虚しさと面倒くささは残るわけで、何だかなあという感じなんで、だったら自分がビュワーでみたものとか人の見たものが見れる方が面白そうだなあ。タグを手打ちするのがめんどいという向きもあろうがそんなものはSuperTagEditorみたいので複数ファイルに一括して「ロリペド」とか「ジャンプ」とか打てるわけですよ世が世なら。パソコンでマンガ読んでる人自体が少ないという問題もありそうだけど、こんなものは狭い層のみんなが使ってればいいだけのもんの気がする。まー、ないんだけどね。そういうもの。ここまで書いたこと、全部。「そうだったら俺が楽しい」というだけで。

 

 

読む男 #59

最近面白いマンガがないなあ。Last.fmみたいに俺がマンガミーヤで読んだファイルがウェブに配信されるようなものが半ば強制的に付けられたりするとすごくイヤだと思った。ていうかあなたそれハッカーですよハッカー!

 

 

ニーツオルグ #25

さやわかさんはニーツオルグの一部だったのだ。知らないのは俺だけだった。俺は騙された。

 

 

外部の情報 #137

仕事をしている間はずっとピーズとカステラを聴いていた。最後の方はプレイヤンでピーズの「脳ミソ」→「とどめをハデにくれ」→「負け犬」→「シニタイヤツハシネ」→「線香花火大会」を繰り返し繰り返し聴いていた。あたまがへんになったのかとじぶんでおもいました。でも仕事が終わったら急に違うものを聴き出した。そういえば最近のアニメの主題歌をチェックしてないなあとか思ってぱにぽにだっしゅ!とか極上生徒会とかの曲とか野川さくらのベストみたいなやつがそういえば出てたなとか思って聴いたよ。仕事中と全然違うな。そのあとピクシーズを思い出したので聴いたよ。新谷良子を聴いていてピクシーズを思い出すのもどうかと思う。ピクシーズを聴いていたら田淵ひさ子のなんかユニット(とっどぇ)のアルバムが出てるのを思い出したので聴いたよ。ブラッドサースティブッチャーズよりナンバーガールっぽくていいなあ。ひどい感想だ。つーかこの人のファンの男ってみんな変態だよね。そういうことにしておくと面白いのでそういうことにしておいてくれ。

 

 

外部の情報 #136

見ようと思った映画の感想をたまたまウェブで見たらその映画について掲示板に書かれたおもしろげな文章をそのまんま自分の文章として自分のブログ、英語で言うとhatenaに貼っている人がいてとても驚いたんだけどひょっとしたら板の文章を書いたのがこの人だったのかもしれない、半年以上前に投稿された内容だけど我ながらいい文章だったということで再掲してるのかもと好意的に理解してしまったけどいまひとつ釈然としないものを感じたのでここに自分が見たものについて書き始めたが、なんだかそれって俺の思ったことをどうにかしたいということ以外の意味が生まれるので困るなとか思ってどこのブログの何という映画の話だか分からないようにしてしまう優しい私は花が愛しい鳥が愛しいコイン集める切手集める。そして今日はもうその映画を見るのをやめた。僕らはパノラマー

 

 

外部の情報 #135

ここに書こう書こうと思っていて書いていない話

・パンツ女に再会
・会社のパソコンを新しくしたのでFEPが馬鹿で死ねと思う

ほかに思いつかない。 帰って寝る。

思いついた。家のサーバは結局電源がぶっ壊れた。

 

 

読む男 #58

西島君の詩と批評とあと何かの本であるところの土曜日の実験室が11月17日に出るらしい。Amazonにリンクしようと思ったら検索にひっかかからないのでお前はここから予約しろよ。つーか、目次を見たらめちゃくちゃ面白そうだ。こないだ西島君に会ったときちょうどディエンビエンフーが出たときで、俺は西島君に「今まで西島君の描いたマンガで一番面白い!」と言ったのだが、土曜日の実験室は目次だけで面白いのでよっぽど面白そうだ。早く読みたい。しかしディエンビエンフーは本当に面白い。あんなベトナム戦争をあんな戦闘シーンで描くというのは天才だと思う。もっかい精読したい。でも完結してないのでみんなニュータイプ編集部とかに「ンククってゆってる女の子はそのごどうなったのですか? つづきが気になるので出してください」などの純真な小学生っぽいハガキを送りつけるとよいと思う。

 

 

読む男 #57

忙しい。「ボーイズ・オン・ザ・ラン」ってスピリッツ丸出しだなあ。この人「ルサンチマン」も後半突然いかにもスピリッツの青春マンガ的な夢みたいな話になったんで戸惑ったんだよなあ。セックスできた後ぐらいから射精後の呆けたような感情が話を停滞させ、最後は主人公の恋愛を成り立たせることを阻止しようとする勢力の反乱と崩壊などの極端に作品世界全体を巻き込む騒動が起きて終結するって感じで。あのマンガはスピリッツがいつも提供する恋愛観から出発していないので面白かったんだけど、途中からちゃんとスピリッツになった。なんだか教育的な意図を感じるほどだった。スピリッツはほんとにこういうのが多い。ほんとに昔から多い。最近の例で覚えているのだと古屋兎丸のやつだってそうだった。

ボーイズ・オン・ザ・ランはもっと最初からスピリッツぽい感じ。いろんなパターンの違いはあって面白く読めるんだけど、やっぱり中身はスピリッツであり「たくなび」や「もふ」みたいなクソ面白くないスピリッツ的マンガと一緒だ。作者は煩悶した結果こういうスピリッツ的なモノを描かざるを得なくなったのだとしたら、なんだかなあと思う。なんかもうちょっといろいろ考えたいけど忙しくて考えられない。

ヤンマガはもう全然面白くなくなった。

 

 

quote #51

ダレるだけダレてりゃいいさ
好きなだけサボれるぜ
何もできなくなればいい
欲しがることも忘れるぜ

だっさー
消えろ
とりあえず手は振れ
物好きな誰かが今に来るぜ
エサねだれ
オねだれ

飲めるだけ飲んでりゃいい
酔っ払ってるうちが華だ
根性で長生きだ
負け犬テクニック身に付けろ

グチるだけグチればいいさ
好きなだけ裏目ってろ
てめーだけかわいがればいい
プライドが何だ
プとラとイとドだ

なだれ込め
しっかり棒に振れ
負けるなら負けろ
敗北を目指せ
負けろ負けろ
思い通りうまくやれ
もう負け惜しめ
どうせ勝ってもつらそうだ
負けろ負けろ
負けるが勝ちとか言ってしまえ
ビシッと

 

 

ニーツオルグ #24

我々の行動原理は実にシンプルだ。

しかし、それをシンプルだと思っているのは君たちだけかもしれない。

それについてはあきらめざるをえない。ずっと前からあきらめている。それすら何度も書いている。

そうだね。

 

 

外部の情報 #134

今忙しいので詳細は省くけど今月のユリイカで巻末のアンケートに答えてます。アンケートのくせにクドクド長くなってしまい、1/3程度にリライトするのが一番時間かかりました。

 

 

外部の情報 #133

パーティーパーティーゴーゴーゴー! ミカはすごいなあ。ステキな人だなあ。

 

 

外部の情報 #132

彼らはラクをしている。そしてそれを認めない。とても頭がいいのに。とても頭がいいから。

 

 

読む男 #57

今面白いと思うのはサンデーとスピリッツ。理由を書こうと思ったけど忙しいのでやめた。

 

 

ありふれた事件 #200

誰もが断絶している。俺は俺にとって正しく、俺の内部にしかいない。ありふれた事件についての報告とは、畢竟、外部の情報なのである。だからこの断章はここで尽きる。200。

 

 

ありふれた事件 #199

なりたい自分になるという、個人的な幸福しかそこにはなかった。そして俺はすべてを実行に移した。さしあたって感情的に振る舞い、そこに到達することにした。それは成功した。自分が他人を裏切らないのは、他人に自分を裏切らせないためではなく、自分がそうしたいからだと思うようになった。考慮した上でどれも選ばないという態度は消えた。自分がそう考えることがすべての理由だと考えるようになった。俺は俺の人生に到達して、エッジの先を意識した。「相対性の森に迷う」という言葉を聞いてから10年以上経っていた。

 

 

ニーツオルグ #23

常に外部としてあるように見せかけることで安全な立場を手に入れると、結局はただ寂寞感の漂う皮肉な笑いに昇華されていくということに、ほとんどの人は気づかないということが分かった。それが絶対的な正しさの根拠として扱われることは不愉快だった。そんな馬鹿なあやまちはしないのさと言った人がいたのを思い出した。だから全く違うことをやることにした。しかし結局、俺は演じ手になることしかできないのだ。そして相互理解に達することは不可能だからあらかじめ共感を求めないということに関しては、俺は全く前と変わっていなかった。違うのはあり方を逆にしただけだった。だがやり方が無限に用意されているからこそ、それでいいのだ。それを使って自分だけが勝手に幸せになることにした。

俺は「石蹴り遊び」のようなものを最初に考えて、そのあとで一筆書きのようにあろうと思った。ニーツオルグは断章からなる、無駄の多い、ひとつなぎのテキストで、分岐し、分散し、再度合流して、1つのテキストで終わる。全体は4つの塊からなっている。全編に渡って痕跡だけが残されていて、回答は示されない。

そしてあなたは、それを実行にうつしたのですね。

そうだね。represent Cは2)まで終わった。2年半もかかった。

 

 

ありふれた事件 #198

多くの人が自分の正しさを漠然と信じている。俺は自覚的に、しかも根拠なく信じるということをはじめた。それは自己完結的でしかも間違っているが、おかげで気が狂ったように笑ったり、気が狂うことができる。「同情の果ての冷笑を無視」できるのだ。「平和な俺の平和を歌う必要」すらないのだ。そういうことを何度も何度も書いた。

 

 

quote #50

絶対に、意地でも、そうしてやろう。なぜ好きだとか嫌いだとか、そんなことばかり言ってやろう。指を突きつけて言ってやろう。それが、これが私の物語だってことだ。

 

 

ありふれた事件 #197

俺の好きな人たちを俺が好きな理由は、彼らが必ずしも論理的に正しいからなんかじゃなくて、彼ら自身にとって正しいからである。彼らが論理的に正しくありたいならそうあればいいし、矛盾を抱えているならば、そうあればいい。矛盾とは、自然現象に問題がないのと同じく、その存在自体は何の意味もない。しかし、体系的な思想を万能の矛のように使うことはできない。それはその内部においてのみ正しいのであり、そこから出ようとするとそれ自身によって突き崩されるのだ。俺は彼らがそれを軽々と飛び越えるのを見るのが好きだ。そして俺も、俺の中でしか正しくない。ハナから間違っている。

 

 

読む男 #56

書こうと思ったことを書き忘れていたのだが「ひぐらしのなく頃に」の「解」は結局のところ物語自体が物語外部を認識し、「オリジナル」「パクリ」などの批評的視座すら求めることが可能になってしまうような、いわゆる「メタ」的なものだった。このような手法はもちろん主にギャルゲーなどにおいて6〜7年前から存在した(ついでに言うと文学の世界では15年ほど前に流行ったし、今のライトノベルにおける叙述トリックも同列に語ることができる)が、しかし、俺が驚いたのはこの「解」に対して既に「ありがちだ」「拍子抜け」「そのパターンか」などの感想がわりと目立ち、作者ですらあんまり面白くなくてごめんねみたいなことを言えてしまう時代なのだなあということである。物語の物語性というものが行き着く果てにある「メタ的な物語」までもが「ありがち」なものとして捉えられる現在においては、「オリジナル」が成立することはまさに不可能なんで、やっぱりパクリパクリと叫ぶのもどうかって早く気付いてほしいところであるが、しかし「パクリ」がこれだけさかんに叫ばれるというのは、ユーザーの目も逆の意味で「オリジナルが成り立たない」状況を把握しているからこそなわけだな。彼らからすれば「私たちは真のオリジナルを求めているのにどうしてもパクリばかりが目に付く」と感じなのだろうか。だから、作り手もメタ的な視点を意識した上で「思いも寄らない展開」を作るという、もはや化かし合い以外みたいな状態が生まれ、物語性が過度に否定されたり、大時代的な(「豊穣な」などと称されるような)物語の手法をいかにうまく紛れ込ませるかということが大事にされてくる。と、ジャンプとかを読むとよく思う。読者を飽きさせずに「この続きが気になる」と思わせることが難しくなってしまったんだなあ。物語性に対する一般読者の視点がここまで突き詰められてしまったのはたぶん日本だけだと思うんだけど、韓国とかももうすぐなるのかな?

 

 

外部の情報 #131

話がばーっと変わるんだけど、いわゆる「パクリ」の話がもともと俺は嫌いで、理由は何からも影響を受けていないオリジナルなものなんて存在しないという持論があるからなんだけど、最近パクリ糾弾ごっこが流行っているのでうぜえとしか言いようがない。「のまネコ」の話に俺がしつこくこだわっていたんだが、理由は馬鹿があたかも論理的に正しいことを言っているかのように思いこんでいるのがいけすかないというところであったが、その裏には純粋にオリジナルなものなんてないのに何をこいつらは自分が起源だみたいなことを言ってるんだバーカちんぽもぐぞコラという気持ちがあったんで、だから俺は「モナーはあめぞうのものなのに!」とか言わないで単に2チャンコロの言ってることの矛盾をあげつらったし、「モナーのオリジナルはあめぞうでしょうが!」とか「2chはあやしいからパクリまくってて許せない!」とか言いたい人(がいるかどうか知らないが)にも賛同しないというか起源などにはまるで興味がない。でもぱっせんじゃとかいう人などのチャンの人は馬鹿なので俺がどこかにある真の「オリジナル」を尊重しなさいよと言っているように感じたりしたようである。本当に馬鹿だなあと思う。俺はようするに全く無自覚に何かをパクり、ついでにそれが純然たる自分のオリジナルな表現だと思っているのが気持ち悪いだけである。廃屋の人がおりしも今日「つうかそんなものが存在すると信じている時点で脳にスが入っていることを疑ったほうがいい」と書いてたことに共感するわけである。この態度は俺は高校ぐらいのときから変わっていないんで、「のまネコ」だからどうこうという気もないし、マンガのトレースであろうと何だろうと一緒である。一緒であるから、今馬鹿の人たちがやっているパクリ糾弾ごっこがうざくてしかたがない。トレースだからダメだパクリだからバツだというエラー探しは分かりやすいんだろうけど、その行為自体があるからそれが間違いなのであるという態度は程度が低すぎる。俺はサンプリングとかコラージュとかにこうふんを覚えるタチなのでパクリの何が悪いんだ起源があるから何なんだとか思う。模倣とパターンに対する了解がなければ言語も絵画も音楽も成り立たないのになあ。つーか、たけくまけんたろうが「独創性」という話をしていたので全くだとか思ったのであるが、この人は「サルまん」の1巻で「パクリはマンガの本質」とハッキリ書いている(「見て描きゃいいんだ!! 見て描きゃ!! ほらっ!!」とも言っている)のであって立派な人だなあ。この本90年に出た本だよ15年も前にそういうことを書いた人も同じインタネにいるというのに鬼の首獲ったみたいにパクリはいかんみたいなことを言うような恥ずかしい人というのは子供なのか「サルまん」のような本をせいぜいギャグマンガとしてしか消費できないような人なのだろう。そういえば関係ないようであるけど相原コージも「コージ苑」で同じネタをやってたな。「さんこう」の項だっけ。

で、俺が何より不愉快なのは、そういった穴だらけの屁理屈にもならないようなカッコ悪いゴタクをヘタクソに並べたあげく、「騒げれば何でもいい」みたいなことを言う奴と、「本気になっちゃって馬鹿みたい」みたいなことを言う奴だ。こういう人は屁理屈に興味を持つには力不足、端的に言ってバカだと思うのでぜひどっか他人の邪魔にならないところにへたり込んでヨダレでも垂らしてれば世界は平和になるのにとか思う。

 

 

ありふれた事件 #196

ヒトガタハッパをやっていた。俺はシューティングゲームが苦手で、最近の弾幕なゲームはほとんどやっていないのだがこれは面白かった。俺は不器用かつ面倒が嫌いなので、こういう一見すごく難しいんだけど何かやることでゲームバランスが崩壊するほど簡単な解法が成り立つ、ということ自体がゲームバランスとして機能している、というゲームは好きだ。どちらかというとパズルとかタクティクス性のあるゲームになっている。だからこれは弾を避けるのが好きとか隠しキャラクターを使わないなどの縛りを自らに強制するようなストイックなシューティングゲーム好きの人にはつまらないゲームなのかもしれない。全然詳しくないジャンルなので分からないけど。

 

 

ありふれた事件 #195

世界は美しい! 幸せは存在する! エクステンド完成! 指先の科学で世界に関与するよ! ずっとぎゅんぎゅんし続けろ! そしてこの言葉は必ず君に届く!!

 

 

ありふれた事件 #194

今日はいい天気だったので会社に行ったらどこのSAだよというぐらいバイクが停まっていたわけであるが会社に行くときさ、俺の前をカワサキESTRELLA(ライムグリーン?)に乗った女子がいたわけですよ。黒いブーツで黒いグローブで下は黒のストレッチ履いてですね、上は濃茶のダウンショートジャケットを着て、メットは白のジェットヘルで黄色のバブルシールドが付いてて全体的にバイクなのに不自然な小ぎれいがあってようするに超オシャレにキメキメなわけですよ。最近のバイク乗る女子はこういうクラシカルなスタイルをアレンジしたカッコでクラシカルなバイクでコジャレるんです! 20前後って感じでおしゃれに恋に多感な時期ですよ。でこっからが本題なんだけど、後ろ走ってたら、ダウンショートの腰のあたりで背中が見えてるんです。それはまあほら下がローライズ?って感じなんだけど、パンツーマルミエ! パンツが丸見えですよ! ピンクの! ちっこいフリルの付いた! どう見ても見せパンじゃないんだよ! 腰回りも平凡な感じにゴムが入ってるの! ちょっとゴムが内側に折れてたりして! すごいリアリティです! 全身黒茶でまとめてるのにパンツはうっすらピンク色で! もう彼女的にはクラシカルなライダースタイルなのにちょうオシャレなのにパンツがピンクでフリフリですから大変ですよ。ちょっと! お前パンツ! パンツが!! とか思ってるわけだが、その上に方向が一緒で10分ぐらい俺はオシャレにキメまくり女のパンツを見ながら走るハメに! しかしオシャレ女子のかいま見せるそういった生活臭などは俺的には燃えヨウ素として全然アリだなとか思っていたわけだがつーかパンツに見とれていたわけではないがなんかブレーキをいきなりガッと握ってカックンとかなりまくっててオカマ掘りそうになって危ない女だった。で私もですね考えますここで意を決して信号待ちで「あのー……パ」いやダメだろそれは恥ずかしいだろ彼女。なんか話しかけられた瞬間は「もうー何? ナンパ?」とか思った矢先にパンツ宣言はないだろ。できればこの想い、狼煙とかで伝えたい。そんなことを考えながら信号待ちで停まるたびにああ今彼女のちっこいフリフリのついたパンツをみんなが凝視している視姦している慰みものにしているんだと悶々としていました。結局パンツは俺がちょっと追い越して走っているうちにどっか行ってしまったわけだが、あとから会社着くまでに俺が弾き出した計算では、やはりあそこで「あんたパンツ見えてるよ」と言ってあげるべきだった。そしたらそのときは彼女は「なっ……(かぁっ)ヘンタイー!!」とか言って平手打ちですよ俺はバイクごとガードレールに倒れてどんがらがっしゃーんとかなるんですけど「くっそーあの女」とか言いつつ会社に着くと「今日からウチで働くことになった麻生楓くんだ。みんなよろしく頼む」「よろしくお願いし……あー!さっきのヘンタイ男!」「そういうお前は暴力フリフリパンツ女!」「こんなところまで着いてきたのねこのヘンタイー!」どかーん「ふんぬらばっ」「おお何だ君らは早くも知り合いになっていたのかじゃあ隣の席で」「お断りだ」「こっちこそ!」「じゃ、さっそくだが校内を案内してあげてくれたまえ」「なんで俺がこんな暴力女」「誰が暴力女よ!」「お前だ」「何よー!」とかそういうことになっていたに決まっているのに! フラグ立て失敗! 今回は事前にセーブしていなかったので2周目では必ずパンツを指摘しようと思います。がんばるぞ。

 

 

外部の情報 #130

なんかインターネットはケンカばっかり。仲良くすりゃいいのに。アハハハハハ。

 

 

ありふれた事件 #193

朝。眠くないので家で仕事してたらマンションで工事が始まった。うるせえ。殺すぞコラ。俺の邪魔をする奴は殺す。ギャー! 何だ今の音。嫌がらせか。音楽でも聴いて誤魔化そうと思ったが、あまりに外がうるさくて音楽が聞こえない。どういうことだよお前。昼寝もできないよ。昼。会社に行こうとして外に出たら玄関の前がものすごいことになっていた。なんだお前うるさいとかうるさくないとかいう問題じゃないだろアホかお前これで静かだったらおかしいですよというぐらい廊下の床という床が剥がされ管理人室がぶっ壊され正面玄関がバラされ集合ポストが使用禁止になるほどの大工事が行われている。死ね。夜。会社から家帰ってきたら工事が途中の状態で終わっていた。明日以降もまだあのものすごい音が続くのか。昼に寝れなかったから寝る。また朝。早く寝たのでやたら早く起きる。起きたらサーバがぶっ壊れてるよお前ふざけんな。産婆とかメロ林キューメイルとかアパッチ族で動かしてるスクリプトものとかその他モロモロが全部使えないんでとりあえずサーバマシンの電源を落として再度入れてみたがフィーン(CPUファン)ガリガリ(HDD)とか言って以後ウンともスンとも言わないようになってしまったのでこれはCPUかマザーボードがぶっ壊れなのかと思いつつ机の上にセレロン700が半年以上放置されていたのでペン4ならともかくこの作業は大嫌いなのだが得意な奴はいないと思うがCPUファンをマイナスドライバーどっちかで叩いてよろしくねという感じで外してそいつを挿してみようとするが挿さらないのでおかしくないですかと思ってCPUの足を見たら折れ曲がりまくってるのであーあとか真顔で思って親指のツメでこじいて直してこの作業に15分ぐらいかけてるんだがやっと挿すことができたので再起動してみたがなんと同じく動かないのでマザボかよとか思ったんだけどよく考えたらこの機械はフロントパネルのピンをちゃんと挿してない(めんどいから)なと気付いてスピーカーのやつを挿し直すためにウェブでギガバイトでPDFのマニュアルをダウンロードして「Beep」とか検索するがPDF閲覧に使っているFoxit PDF Readerのバージョンが古くて使いにくいやと思ってバージョンを上げてついでに日本語化パッチも当ててみようとか思ってこのへんでどう考えても根本的な問題解決から回り道しすぎてるのは明白なんであるがそれはそれとしてやっとマニュアル見てピンを挿し直して機械の身体を起動してみたらぴ−ぴぴとか言ったので今度はその意味を調べようAWARD BIOSだよとGoogleに聞いたらビデオカードとか言われたのであった。そういえばこのビデオカードはミレニアムII略してミレ2という今どき使ってる奴がいるのが驚きの白さの商品なのであるが何度も抜いたり挿したり抜いたり挿したりしてるうちにPCI端子ところがほぼぶっ壊れているのであるがそういえば同時にマザボのPCIスロットも接触がおかしくなってるんだったと思ってどのぐらいおかしくなってるかというとサーバ機の起動中にケースを軽く小突くとPCIスロットの接触がダメになってハングアップするというイカした状態なのであるが別のスロットに変えてみたら動いた。もうこのトラブルはかれこれ4回目ぐらいなのであるがそのたびに別のスロットを試し、動いたら直ったことにしているのである。ちゃんと直すとしたらマザボとビデオカード両方を変えなきゃいけないしVGAの載ったマザボを買えば委員であるがそういうことじゃなくてお前サーバ機をセットアップしていろいろ入れ直すのがめんどくさいでしょうがということなのでいまだに抜本的な解決に至っていない。困る。でも直ったからまた使う。ともかくこれで俺に平和な朝が訪れたのであった。あーちょっと待って! 外が騒がしくなってきた! 野太い男の声が! トラックのエンジン音が! 資材を搬入する音が! 工事が! 今日もまた工事が始まる!!!!! ホラー映画のラストシーンのような恐怖が俺を襲う!!!!!!!

 

 

外部の情報 #129

ブログのコメント欄とかで2ちゃんねるの(一部の)人と話をする機会があった。今どきの2ちゃんねるの(一部の)人は、そうとう変だ。質問に逐一答えてあげると勝手に応答がなくなる。こちらからの質問にも平気で答えなくなるんで、それもどうかと思うけど、しかしそれはまあいいよ、俺の質問がくだらなかったのかもしれないから。でも俺が相手の質問に答えるといなくなるのは解せない。いきなりいなくなるのね。人と意見を交わすことで何がしたいのか分からない。質問というものを、相手がそれに答えられないだろうという意味でしか使っていないのかもしれない。俺の嫌いな「インターネットの論争」みたいののテクニックの一種か、と思った。

俺だったらあんなマトモな対話のできない低能な連中がいるコミュニティに属していたくない(一緒にされたくない・会話したくない)のでどっか余所へ行くと思うんであるが、2ちゃんねるの一部の人以外の一部の人(全くややこしい話だ)は、「低能なのは一部の人だ」と言って、自分がそこにいることを正当化しようとする。すなわち、内集団には好ましい構成員が多く、好ましくない構成員は少ないと判断される。もしくは、「どこも同じだ」とか「余所の方が悪い」とか言う。これは、内集団の好ましい構成員は、同等に好ましい外集団の構成員より高く評価され、内集団の好ましくない構成員は、同等に好ましくない外集団の構成員より高く評価されるということと同じである。せめて「低能な連中もいてこその2ちゃんねるです」と言えればいいのであるが、そうはならずに、外集団を蔑むか、内集団の汚点を小さく評価することしかされない。どちらにせよ、個々の話題に即した話はいきなり放り出されてしまうのである。なぜだろう。冷笑的な立場を取得することだけが目的化されている奇妙な議論に慣れている人々にとっては、それが一番簡単にみえるからなのかな。

で、冒頭の話に戻ると、彼らはそうやってロクに対話のできない自分に自分で免罪符を与えながら、面倒になったら相手が人間であるということをよく考慮せずにいきなり消えていくのである。消えていかれる方としては呆れるというか、彼らはかなりヤバい状態なんじゃないのかと心配になる。

 

 

外部の情報 #128

俺はあんまり好きな話じゃないんだけど(わかっているけどこんな古くさい理屈通りになってしまうのなんて、どうしても気持ち悪くていやだ)、ずっと前からネットを見たときにたびたび思い出す話。

内集団には好ましい構成員が多く、好ましくない構成員は少ないと判断される。

同様に、外集団には好ましくない構成員が多く、好ましい構成員が少ないと判断される。

内集団の好ましい構成員は、同等に好ましい外集団の構成員より高く評価され、内集団の好ましくない構成員は、同等に好ましくない外集団の構成員より高く評価される。

外集団に対する敵対心を持つことで、内集団の結束力は高められる。

言うまでもないことだが、集団とは、国籍、性別、宗教、血縁、結社、そして思想などに依らなくても成り立つ。すなわち、外集団への敵愾心が、内集団を集団として持続させるのに役立つ。

俺がこの話がイヤな理由はもう1つある。それは、こういう話が、ただ何かを自覚させるためだけでなく、集団を「健全にする」ための寓話として使われることである。たとえば、内集団・外集団偏向は馬鹿なことだから、戦争をやめようというヒューマニズムなど。その考え方は、集団には内集団・外集団偏向が起こりうるという事実をちっとも認めていない。

つ・つ・つ・つ・つ・つ・つるみの塔に属してるうちは

 

 

ありふれた事件 #192

近況はこうです(お茶の間)。プレイヤンミクロを買った。なんつうかUIが変だ。使いやすい使いやすいといろんなところに書いてあったけどそんなに使いやすくないじゃないか。変じゃないか。この階段状の絵がむかつく。ファイル名が半角20字程度しか入らない。バカですかね君は。俺は「アーティスト - タイトル_トラックNo.の頭に0をつける トラック名」という規則でCDexにファイル名を付けさせてるんだよ! もうハナから20文字なんかじゃ入りきらないのである。ハミ出てるものについてはスクロールとかしてくれてもいいじゃないか。ナメやがって。まあそれは私個人の問題だからいいんですよ、ネ。そんなファイル名の付け方してる奴が悪いんですから。ええ。ヘッドホンを端子から引き抜こうとするとカートリッジごと引っこ抜けたりする恐れがあったって実際便利ですよ私iPodとか全然いりませんから。音質はどうですかとか人に聞かれたけど最初から携帯プレイヤーに音質がどうとか言う気がないので返答に困りましたよ。音質にこだわるなら携帯プレイヤーとか使わずにご家庭でモニターアンプとかの前にガッとこう正座して聴いてたらいいんじゃないでしょうかというぐらいのナメた考えの私です。まとめるとローファイだよローファイ(投げやり)。

動画の機能は全然いらないんだけど何に使ったらいいんだ。PVとかを入れればいいのでしょうか。いらない。見ないし。スチル画像をごく短い動画にして放り込むとフォトアルバムになりませんかねー。俺どっちみち画像を持ち歩く趣味もないけど。でも最近のバクネヤング(バクネ以外)は、ケータイとかの画像を人様に見せたりする趣味があるらしいのでそういうものを持ち歩くためのデジタルガジェット(!)が旬らしいぜ〜日経に書いてあった。日経は偉いからなあ。SDカードは1GBにした。足りないかと思ったけど俺は携帯プレイヤーの中身を頻繁に入れ替えるような人間ではないということがわかった。むしろiTunesみたいにPC内の大量の音楽ファイルと同期を取られたりすると時間がかかりすぎて大変だ。

そのあと仕事が一段落したので寝まくった。寝る前にちょうど11:30の販売に間に合いそうだったので世田谷区上町の肉まん屋鹿港(ルーガン)に行って肉まんとか買って食う。豚まんのことを肉まんと呼ぶと一部の大阪人が怒るらしいが東京には551のある時がない時なので許してほしい。話は大幅にずれるがDJ KENSEIとKANKAWAとビッグ錠とAC部のコラボレートであるブタマンマンはある種の大阪的誤解に満ちていて聴けば聴くほどどうしたらいいかわからんな。で、ルーガンであるが、あんまんの餡が前は胡麻餡だったのにただのこしあんになっていた。クオリティが下がっている。お前もあんまんは買わないでいいと思う。しかし肉まんと饅頭は普通にうまい。問題は世田谷区上町なんかにお昼時に行くような奴は珍しいということだ。話は逸れるが饅頭を最初に作ったのは諸葛亮孔明だとかいう話だけど俺は三国志とか全然好きじゃないので(次のターンで攻められるところでセーブしちゃってにっちもさっちもいかなくなったから)よく知らない。

で、食って寝て、それがさあ4日の朝なんだけど、起きたら20時で、起きた瞬間あー20時ぐらいだなあとか思って、ちょっとインターネットとか見たんだけど、あとテレビとか見てたらグングン眠くなってきて、寝て、起きたら5日の朝8時とかで、何か14時ぐらいの気分だなあとか意味不明のことを思いながら起きてたんだけど、昼ぐらいに眠くなって、起きたら19時とかで、で、近所のスーパーに行ってビール買って帰ってきてビール飲んで眠くなったので寝て、起きたら6日の朝5時とかで、なんかようするにとにかく寝てばっかりいたわけです。で頭がずっとガンガンしてるのね。これ、なんでしょうね。疲れ目みたいな感じだと思いたい。でさっきちょっとアニメ見たりとかしっかりウェブを巡回したりして、知らなかったサイトとかをいろいろ知れたので非常に京は久々にインターネットで新しいモノをみたなあとかぉもってt、京ちゃんは一人でインターネットできたのねーとかなみかれみたいなことを思って、これらをブックマークしたりリンク集に登録するのが面倒なのでタブブラウザで開きっぱなし出困ったことだなあとか思う。で、それらのサイトを見て得た新しい知識をここに書こうかと思ったけど、おなかがすいたので何かを食べることにする。

という文章を書いてから半日とか余裕で経ってるんだけどさあ、今日は一日頭がガンガンしてたんですよ。で、会議があったので出たりしてたんだけどそのあと飲んだりとかして頭いたいのにナーとか思ってたんだけど会社でちょっとだけ寝て家帰ってきて気付いたんだけど頭痛が治っているな。なんか細かな仕事がちょこちょこあるぜ。んでナンバーガールのマンガシックを聴いていい歌詞だなあと思った。あとさあ飲み屋で有線でリニアモーターガールがかかってたよ。頭脳戦艦ガール。

 

 

ありふれた事件 #191

こないだ人と話していて「僕は女子好き男子だから!」と言われた(さんこうしりょう)。ふつうじゃんとかすげー笑った。俺も積極的に女子に向かって僕は女子好き男子ですとかアピールして求愛ダンスを踊っていきたい。

 

 

外部の情報 #127

うわーなんだこれさすがに普通な気持ち悪さがバカは面白いやという面白がり超人パワーを越えるな。さすが普通の人々はすげえなあ。すげえすげえ。なんというか、勃起してそうだ。あとこれもイヤだ。「皆」ってどこの誰だよ気持ちわりんだよバーカ。ところで俺の中ではマイ野卑ーといえばまえけん♂トランス・プロジェクトしか思い浮かばないようになってきた。女子高生の方がいいに決まってるじゃないか馬鹿だなー。踊ってる女子に一人なんかかわいいのがいる!!! 交際いや交尾を申し込みたい!! しかしまえけんはゲイパワーが素晴らしい。ゲイパワーがみなぎる(吉澤:むぃ〜なぐるぅ〜)。ゲイパワーがものごっつい(吉澤:ものごっとぅい〜!!)。吉澤がうるさい。

関係ないが(あるが(どうでもいいが(カッコの中にカッコを書くのは俺はどうかと思うが(笑(このサイトでは(笑)というのが全く使われないわけではあるが(それはもちろん意図的にやっているわけであるが(しつこいのでそろそろやめるが(←やめてないが(あとカッコの中に矢印を書いてツッコミを入れてる文章にイラっと来ることがあるのであるが(もうやめるが)))))))))もーぬいんぐ娘。はもうだめだ。全然見る気がしない。つーか私はいまだに恋愛レボリューション21の動画とかを見ると感動して今はもう戻らないこの神がかった世界への郷愁に涙を禁じ得ないのであるが、しかししょうじきモーニングさん並びに娘さんがたは明らかに内輪的展開を意図的に行うようになってしまったのでそういうものが嫌いな私としてどうでもいい感が強くて今さら現状について考えても興味がないとしか言いようがないのであった。それにくらべれば松浦亜弥のほうがはるかに深刻な問題だ。問題っていうか、かつてああだったものが、いま、ああなった、という姿を見せられるのは視聴者に対する罰ゲームに近いと思う。あれはかつての規格外の特注のスーパーロボットではなく欠陥であってもはやクレーム対象であってリコールである。しかも困ったことに松浦亜弥はモーニングさんたちとちがって松浦亜弥をやめることができないので、同じ方なのにどうしてという感が否めない。歌い終わったときの冷めた笑顔は女性シンガーにありがちなアーティスト臭が漂っている。ビーイングとかの新人さんですかという感じである。俺は松浦亜弥に少女性や処女性を求めていたわけではなく、むしろアーティストとして面白がっていたのに、アーティスト臭がすると不快というのは不思議でならないが、いや全然不思議ではないのであるが、なんか書くのが急激に面倒になったので書かないことにする。ここまでの話をまとめると、後藤真希さんがかわいいと思いました。

 

 

ありふれた事件 #190

「ハンパしちゃってごめん」というセリフが使いたいんだけど、それを言うにはまずハンパしなきゃいけない! 難しいものだ。高部知子は芸能界に復帰後、性器ピアスで写真集を出したりしてるのでハンパではない人生だと思う。

 

 

ありふれた事件 #189

I氏のつぼっていうiTunesの代わりになる(ずっと使いやすい)iPod管理ツールがあるんだけどおずっちが使ってて思い出したんだけどこれって毎日ライセンスキーを登録しないと全機能を使えないわけであってめんどくさいので嫌なわけだがしかもしかもライセンスキーは表示された文字列を手作業で入力する必要があってめんどくさい。 が、今気付いたんだけどこういうのこそAutoHotkeyとかで自動化すればいいんだ。

ESC::
IfWinActive,ライセンスキー登録
{
ControlGetText,crack_tubo,TStaticText1,ライセンスキー登録
ControlSetText,TEdit1,%crack_tubo%
send,{enter}
exit
}

などのようにすると登録画面を開いてESCキーを押すとキーを勝手に読み取って勝手に入力してくれる。ライセンスキー入力画面も自動で呼び出して勝手に入力して閉じてくれるのも書こうと思えば書けるけどめんどくさいのでやめた。だって俺iPod持ってないもん。

 

 

ありふれた事件 #188

SpeedCommanderのバージョンが上がりやがった! これは嫌がらせだと思うなあアハハハ。ドイツ語なので何となくしか分からないけど、バージョンが10.30から10.5まで上がったくせに多少変化があったのはアーカイブがらみぐらいのようだ。一応インストールしてみたけどパっと見たところ大して面白い変更はないようなので俺はアップデートしない。日本語化パッチの対応はやらねー。様子見。

 

 

ありふれた事件 #187

Perfumeの「リニアモーターガール」が発売になったのでぜひ買いなさい。いいから買いなさい。最近perfumeという表記を見かけて表記揺れが気になる。あと「ファウンデーション」は「ファンデーション」なんだなあ。俺はSF的発想として「ファウンデーション」に決まってるだろうがと思っていたのでちょっとがっかり。そしてついにコンピュータドライビングがオーディオ機器でフルコーラス聴ける。

「アキバ系」という売り方については、明らかに会社の方針としてそういう売り方を選んでいるのでしかたがないなあ。

当たり前のことだが、新しく売り出す商品というものは、それがどこかの層に訴えかけていることがハタ目にもハッキリと分からなきゃいけないのだ。それなりにお金がかかっていればいるほど、「誰に売るのか」がハッキリしていなければそもそも企画も通らないし、営業さんも広報さんも怒り出すだろう。ようするにキャッチーさが必要なのである。そして、キャッチーであれば、「アキバ系に大人気です」という分かりやすい一言を添えてマスコミにリリース情報を流すことだってできるということだ。今までのPerfumeのリスナー層というものがあったのかないのかしらないけど、どっちみち会社が期待している「層」と呼べるほどの厚さではなかったのは間違いないんだから、「層」を見極めて、分かりやすく「このへんの人たちに聴いてもらいたいです」と言うことが会社的に必要なのは当たり前なのである。だから、7月のライブで「夏には一杯のイベントに出ます」と言いながら、実際は突貫工事的に秋葉原に集中したイベントを行い、「アキバ系」として売り出すためのムードがムリヤリ盛り上げられていき、おかげさまで8月に毎週、秋葉原でイベントと路上ライブを行い、アキバ系男性の人気急上昇中。なんていう、大変分かりやすいカッコ付きの「話題性」をデッチ上げることができたのである。

ただ問題は、俺のような素人にすら容易に分かってしまうようなそういうしょぼーい打ち出しで大丈夫かいやということと、そしてもっとまずいのは、Perfumeはちょっと「アキバ系」にウケないんではないですかということである。そこには「今アキバとかオタクとか流行ってるから、やっぱりアキバ系で行くのがパイの大きさからしても話題性からしても得策だろう。なんか曲もゲームとかみたいだから絡めやすそうだ」的な発想が伺える。会社的な発想としてはアリだなと俺だって思うが、しかし浅薄と言わざるを得ない。「ゲーム文化」と「アイドル文化」と「今チマタで話題のアキバ系」は全部別のものだという理解がそこにはない。これは非常におっさんじみた危険な考え方なのである。実際、「アキバ系」という単語と、Perfumeの楽曲やビジュアルイメージは既に大きく乖離している(「ぱふゅーむ」という別名義活動は苦肉の策っぽく感じられる)。俺だったらどうするかな? そうだなー、太田出版的な方に傾けてみようとか、するだろうか。そしてしばらく考えた末に、今だったらやっぱりアキバ系、という結論になったりするんだろうかね。Perfumeをなるべく多くの層に売り出すには(そんなに売れなくてもいいからイメージを守りたいというファン感情が前に出た意見はここでは論外だが)、残念ながら今はそれを選ぶのが妥当かなあという結論になってしまうのが、結局はPerfumeを今まで好きだった人が落胆している一番のポイントなのである。アキバ系って書いて話題になれるだけいいもんね。

でもそんなこととは全く関係なくリニアモーターガールはいいと思うので俺は聴くよ。

 

 

ありふれた事件 #186

たまになるんだけど、なんだか精神的におかしなことになっていた。非常に鬱屈とした気持ちになって仕事もうまく進まないし、ウェブも何を見てもイヤーな気分になるようなことしか書いてないように見える。こういうときは寝るか、まるで関係ないことをする。だから寝たりバイクに乗ったりネットゲームをやってみたりした。そしたらさっきうまい具合にゲームの武器が壊れて、にっちもさっちもいかなくなった。なんだかとてもふっきれたのでとてもよかった。寝よう。そして仕事しよう。ニーツオルグ。

 

 

外部の情報 #126

俺はここ2〜3日めずらしくネットゲームとかをしていたんだが、戻ってきてみたらウェブではまだ野間ねこ問題とかいう話をやっていてたいへん驚いた。主におもしろがりのおっさんのみなさんが、稚拙なちゃんこ☆論法を使えば他人をどうにかねじ伏せられると思っている井の中のカワズ的チャンネルボーイの学生しょくんを笑い者にしているという話のようだ。長持ちする話題で何よりだと思った。しかし若人諸君もさあ何か言われて言い返すセリフが「笑ってるのは俺! 俺らの方だ!」みたいなことばっかりじゃヘラヘラしたおっさんにいいように小突き回されてもしかたないよなあ。他人をへこませたいときはもっとグーの根も出ないような屁理屈を周到に展開するべきなのでがんばってほしい。

 

 

ありふれた事件 #185

ものすごい高機能かつカスタマイズ性が高くかつ見た目がハデなためにファイラバカから重い重いばっかり言われていることで有名なファイラSpeedCommanderのバージョン10.30(Build4236)を日本語化するパッチを作ったのでよかったらどうぞ。ジャストシステムで有名な(!)ボタン式ヘルプをほぼ完訳したので使ってる人は便利がれ。あとTweakSCも訳したのでもうこのソフトで新たに訳す部分はほとんどないと思う。

 

 

読む男 #55

魚喃キリコがHanakoでやってる「るきさん」のオマージュ(便利な言葉だ)マンガがなぜダメかという話を書いたけど消した。

なんだかすごく面白い雑誌を読む夢を見た。あれは何だったんだろう。

たまに活字で書いてある夢を見る。

 

 

ありふれた事件 #184

先週のマイメロはクロミがそうとう良かったらしいので見る。見た。これはたいへん素晴らしいですね。オトメロディのクロミバージョンも聴いている。それにしてもマイメロはやはりあのアニメで1人だけ田舎臭い。天然煽りキャラというのはともかくとしてルックスが田舎のおばあちゃんである。

「キューティーハニー アートコレクション」ってどこで売ってるんだ? 全然見かけないんだけど。こういう食玩がどのコンビニに入るかって誰か好きな奴がまとめてサイトにしろたまに見るからとか思う。

 

 

ニーツオルグ #22

鋼が弾けた。お前は死ななければならない。断章からなるニーツオルグは笑わなければならない。ニーツオルグはそう言って笑った。

 

 

読む男 #54

納得がいかないので「ラフ」を読む。いいじゃんこっちの方が全然面白いよ。この人でかすぎる話はやんない方がいいんじゃんやっぱ。誠実さというか人の良さはあるんだから無理するともったいなく感じる。

つーかこれいい話だよ!! 緒方!! 緒方が!!!!!!!!111

あだちテクがいい意味で炸裂してて非常にいいんじゃないでしょうか。

 

 

読む男 #53

思うところあって「タッチ」を読んだが、俺はあだち充って別に嫌いじゃないしどちらかというと好きだが、しかし読後感は釈然としなかった。和也が死ぬところまではわりとよくできてた。でもそれ以降は作者が狂ったのかイヤになったのかヘタレなのか、話を作ることを放棄している。何か言いたいことがあったんだろうけど、口ベタすぎる。それを言うために用意された小道具の数々が醜悪すぎる。このマンガは「Aという言動をしたら、こいつはBと思ってるって意味だよね」という後々のあだち充マンガの基本パターンを作り上げたものだと(たぶん)思うけど、だが、そのもって回り方というのを偏執的なまでに至る所に配した結果は、ただ鼻につく物語が一本できるだけだ。原田が突然場面に割って入ってきて、超然としたことを言わせて、あいつはいくつなんだ、みたいなツッコミがほかのキャラから入って、なんてただヘタなだけじゃないか。しかもそのツッコミが入るようなヘタなセリフ回しが何度も何度も行われるのである。ヤクザの監督代行とかも、幼なじみ3人のストーリーとはズレてしまって、ただ何となく緊張感のあるサイドストーリーにしかなっていない。主人公の双子と対比させるために出てきた挿話なんだろうけど、キャラクターを配したのにうまく動かなくて、それにかまけている間にメインのストーリーからどんどん遠ざかっている。この物語の主題になっている部分を作者は捉えているはずなのに、それを回避するのがクセになってしまったあげくによけいな要素ばかりを増やしたという感じ。作者が登場人物と一緒になってカッコつけてりゃ世話はない。いい気になって達也にベンチで監督にカッコつけたことを言わせている場合じゃないのである。新田に勝つ試合とかもさあ、最後の1球で和也を感じたりしてさ、延々問題にしてた弟のためじゃない自分の野球というモノとか、乗り越えるとかそういうカタルシスとか、一切至っていないのね。ただ何となく甘ーく解決しているだけで。最初から生じている問題を解決できなくてダラダラダラダラと十数巻を費やし、突然まとめるために登場人物が「いいセリフ」とかをバンバン連発して終わっていく感じ、だけならまだいいのだが、新田に勝ってからも無意味なシーンがガンガン挿入されたりして全く無駄。最後に甲子園で優勝したという描写がわざわざ挿入される、作品全体と読者に対する甘やかし方も無駄。

結局作者は臆病な人なんだと思う。最初に提供される世界は典型的なエロゲ空間で、主人公はみんなからダメだと思われているけど幼なじみと後で死ぬ予定の双子の弟だけが才能があると思ってくれている(そして実際才能はある)という感じであまりにも典型的なわけだが、しかし典型的だからつまらないなんて俺は言わないし、また、この甘やかされた空間の先駆であるのはもちろんエロゲではなくタッチの方であって、つまり多くの人が気付いていると思いたいが、現在のエロゲにおけるダメな世界観というのは80年代に爆発的な人気を博したダメな恋愛劇マンガなどと共通のものであり、彼らが好む疑似恋愛をよく理解する上でのサンプルとしてはうってつけだとは思う。しかし、エロゲというものは後に作品空間に対してすら批評的に振る舞うことでそこから脱したのかもしれない。

結局は南も達也も超人でありスーパースターなのだが、彼らはどこまでも甘えたままで大事なことを先送りしながら「悩み」を乗り越えていける。南の悩みなんてほとんど隠蔽されていて何が何だかよく分からないほどだ。南はしっかり者と言われるけど本当は云々というエピソードも、最終的には達也がダメでも南は大丈夫、という話に帰結して、て、数話費やして盛り上げた内容をわざわざダメにする。一体何がそんなに恥ずかしいんだ? 南は作者が恥ずかしがってるせいで自我を持たせてもらえてないのとまあ一緒であってかわいそうなものである。ともあれ、タッチはアニメの方が原作を消化した上で、作品として分かりやすくするためか、(同じ路線の延長線上ではあるものの)ハッキリとしたメッセージの提示がされている分原作に漂っている気持ち悪さや釈然としない部分がないし、いいデキだろうと思った。見直したわけじゃないからわからないけど。映画のやつとかも南に「ずっと三人でいたい」みたいなことを言わせたりしているのはこのマンガが抱えている構造を理解した上で暴いているわけで、非常にいいと思う。マンガの方だと和也ははっきり言って独り相撲であり、無駄死にである。ということで現代に生きる俺にとってこの原作が素晴らしいのは、庭で3人がお互いにお互いをどう好いているかというのが、誰も口に出して言わないのに明らかになる、というシチュエーションを見事に成り立たせたところまでであり、そこまでだ。「あくまで記憶に頼ると、たぶん自分には『ラフ』の方がよくできてて面白く感じるだろうな」とちょっと思った。

 

 

外部の情報 #126

アイティーの人たちの間で保険のおばちゃんが持って来た卓上カレンダー程度に流行ってる(と俺が決めつけている)白い輪っかであるが、そんなものは俺にとって心底どうでもいいが、「ほっとけない 世界のまずしさ」という変なコピーが微妙に面白いのでこれだけ俺の中で盛り上げていきたい。「ほっとけない 新世界のまずしさ」を大阪万博誘致のコピーにしたりとか。あと「ほっとけないよ」を楠瀬誠志郎のコピーとして。

 

 

外部の情報 #125

さっきここからリンクした資料のサイトが消えた!! もう消えた! 俺たまにリンクするブログって消えたり更新が急に止まったりするところばっかりだ。アハハハ。つーかブログの人ってさー、意見の交換がしたいからやってるんじゃないの? 意味が分からん。消さなくてもいいのにねえ。困ったら「ネタでした」って書いておけばいいんでしょ?

 

 

読む男 #52

今月のBUBKAはちょっと面白そうだなあ。最近買ってなかったけどハロプロもジャニーズも少しずつ薄めていった結果昔に戻るかと思いきや微妙に違う路線になったという感じで(勝手な思いこみだけど)、結果的に面白そうになってるので、いいな。あーでもモノクロ記事がメインになってるかのような地味さを感じる人もいそうかなあ。いるのかな。だけど俺はこういうのの方が好きだ。

 

 

外部の情報 #124

書き忘れたことを思い出した。ザマギと言えばこのジャケは怒られたそうである。もちろんYMOのことだがアルファってつまんない会社だなあ。

 

 

外部の情報 #123

選挙の話ばかりでうんざりしている。みんなもっと楽しい話してほしいなあ。toutouの話とかハレンチ☆パンチの話とか!!

衆議院郵政特別委員会で竹中大臣が雇った業者だかが去年の12月に作った資料に小泉内閣の支持者層がIQが低いと書いてあったということを触れ回っているがいた。ようするに去年の話なんだけどさ、存在が明らかになったのが6月だかで、で、この人は今このタイミングで「まったく有権者をバカにしたような資料です」とかさあ言い出してんのね。俺はお前の方が他人をバカにしてると思うよ。それ以前から言ってる人もいるんだけど、こいつは何かを意図してこういうことを言ってるんで、俺は気持ち悪いと思う。

つーか、俺政治とかよく知らないんで教えてほしいんだけど、竹中がそう言ってたの? 業者がそういう話で調査資料を作ったとかプレゼンみたいのをしたとかじゃなくて? 大臣が雇った業者が資料を作ってそれに沿って何かするととそれが政府とかの「意見」になるのか? だとしたらたいへんな話だよな。アハハ。だからこいつもさ、

小泉陣営がこの資料を受け入れて
選挙活動しているかどうか、
またIQが低いとされる
B層をターゲットにしているかどうかは、
われわれ有権者各自が
“小泉流”選挙手法から判断するしかありません。


「郵政に賛成か、反対か」などと
思考を停止させる絶大の効果がある
キャッチフレーズを連発していること、
などを参考にしながら・・・

みたいな書きかたしてるんだよね。気持ち悪い。何これ。変な病気にかかっちゃえばいいのに。

話は変わる。

民主党の岡田代表の語録があるそうだ。

地方の人々は、1000万円も貯金できないから、別にいいんですよ

とか言ってるらしいんだけどさ、俺政治とかよく知らないんで教えてほしいんだけど、それってどこで言ってたの? ウェブで調べてみたんだけどさあ、誰も出典を明らかにしないの? ひたすらこの「語録」だかがベタベタ貼ってあるばっかりでさ。いや、それを言ったという話が捏造とかってのが大事なわけじゃなくてさあ、お前らすぐ捏造がどうこうっていう話するけどそうじゃなくてさ、この一言には「別にいいんですよ」って書いてあるんだけど、何が「いい」のか分かんないじゃんこれじゃ。俺はそれも知りたいね。なんで教えてくれないのっつーか教えてあげないの? あれか、ようするに岡田が「地方人は貧乏だ」と言っていたんですよということばっかりを触れ回りたいだけなのか? だから岡田は民衆の敵なのだ、と。

どこを見ても、国民を騙してるのはあっちだとか、国民をバカにしてるのはあっちだとか、そういうことばっかり書いてあるのは、俺たちをバカにしてるのはどっちだとか、騙そうとしてるのはどっちだとか考えたい奴ばっかりだからなのだろうか。そのわりに、ひょっとしたら誰かの差し金でそういう点に目を向けさせられてるのかも、とすら思えないわけである。なんか自分たちをいい気分にさせてくれた方が勝ちなんだろうか。昔からある、地元を潤してナンボの政治とどこが違うんだ。そんなものが新しいなんて、ネットだから真相があるなんて、言わないでほしい。むしろ、地元のために新幹線とか通してた昔よりも、個人としてでも国際社会においてでもいいけど、彼らのけちなプライドを満たしてあげればいいだけだったら、ずっとラクかもね。だからIQ低いとか言われちゃうんだろうけどさ。あはは。さっきの資料のサイトなんてさ、ご丁寧なことにさ、

ウソとプロパガンダを使って
「衆愚政治」を推し進めよと言わんばかりです。

とか書いてあって、解説として「自覚のない無知な民衆による政治」とか書いてあって、皮肉だとしたら実に面白いですね。誰が誰を騙そうとしてるんですか? 君ですか? 「彼ら」ですか? もしくは誰もがそうなんですか? まあ、どなたかが意図したとおりに衆愚のみなさんはぺちゃくちゃネットで喋ってさ、「俺たちだけが真実を知っている」だか「政治について有意義に語り合っている」だかみたいなツラをさせてもらえてうれしがっているわけだ。さぞかしIQも高いことだろう。見ていて恥ずかしくなる。

だから選挙なんか早く終わってほしいのである。「ハレンチ、パンチ! 小泉首相をパンチします!」とかは別にいいけど。ししざ!ししざ!がおー!

 

 

外部の情報 #122

仕事で調べものをしてたときに見たAC部のサイトでくばってるザマギのPVがよかった。

 

 

ありふれた事件 #183

SysTrayXは大変便利なのだがシェアウェアでうっとおしいのでWindows標準機能を活かしながらキーボードでタスクトレイを操作することにする。タスクトレイにフォーカスをあてるにはXPの場合Winキー+Bでできる。フォーカスが当たったらカーソルの左右または上下でアイコンを選んでエンターでダブルクリック、スペースでクリック、Shift+F10で右クリックができる。このへんはエクスプローラの標準キー操作と一緒だ。

なおフォーカスしているアイコンのツールチップヘルプの頭文字と同じキーを押すとそのアイコンにジャンプできる。ただし日本語の場合や同じ頭文字を持つアイコンが複数あると使えないのでそれにはあまり意味はない。インクリメンタルならまだいいのに。それにどんなツールチップヘルプを持っているかはマウスポインタを載せないと分からない。だがそれよりやっかいなのはクリックを発生させたときにマウスポインタがタスクトレイに移動してしまうこと。ウザい。Windowsを作った人の手抜き感が漂っている。あと、カーソルキーでフォーカスを変移しているときにタスクトレイ上にマウスポインタがあると、マウスポインタの下にあるアイコンに勝手にフォーカスが移される。ウザい。Windowsを作った人の手抜き感が漂っている。

しかしこれを使うと、例えば最小化しているMSNメッセンジャーとかを標準のキー操作のみでアクティブにできる。あとWindowsのカレンダー(日付と時刻のプロパティ)を表示したいときに便利。Winキー+B→カーソル左キー→エンターキーを押すだけで素早く表示できる。カーソルキーが変な位置にあるキーボードだとあんまり使いやすくないのかもしれないけど、俺はHHKを使っているのでよく分からない。

XP以外だとWinキー+BのショートカットがないのでWindows2000とかで同じことをしたいときはCtrl+ESCでスタートメニューを表示してからESCを押してすぐにメニューを閉じ(スタートボタンにフォーカスが当たる)、Tabキーを押して(タスクバーにフォーカスが当たる)、さらにもう一回Tabキーを押すとタスクトレイにフォーカスが当たる。Winキー+Tabを押してからTabキー2回でもいいけど。どっちにせよこれだといかにもめんどくさいので、AutoHotkeyを使った方がラク。AutoHotkey上ではタスクバーがahk_class Shell_TrayWndというウインドウとして見えているので、Winキー+Bが押されたらそいつにフォーカスを移してからTabを押す動作をやらせればXPと同じになる。スクリプトは

#b::
Winactivate,ahk_class Shell_TrayWnd
send,{tab}
exit

とかそういう感じでメチャクチャ簡単だ。これでキーボードのみでタスクトレイを操作できるようになったが、俺はどっちみちタスクトレイにいろいろアイコンが並んでいるのが嫌いなので、結局SysTrayXのようにアイコンを隠すソフトが必要になるのだった。意味ないじゃん。TrayExpandは動作が変なので嫌いなんだけどなあ。常駐するなとは言わないけど常駐するソフトはアイコンを隠すオプションを付けてくれてもいいのにと思った。あとSysTrayXとかTrayExpandのようなタスクトレイにあるアイコンをまとめるソフトは、自分自身のアイコンが常駐するものがほとんどなのでバカじゃないのかと思う。

 

 

読む男 #51

あーわかった。なんか引っかかるものを感じていたのだ。きっかけはやはりデミせんせいの文章なのだが、それにしてもこの文章は本当にいいなあと思うんんだが、それはともかく、この文章では、今の「サブカル」の人たちがオタクを差別したシティボーイ的な(中森文化通信な)人たちに直結しているような印象を受けたんだ。直結しているとすると、そこにやっぱり「敵」は存在しているってことになる。すなわち、今のオタクが持っている、オタク第一世代が後の世代にたたき込んで継承させたサブカルに対する敵視(前島さんの文章では「『オタク学入門』で僕たちの敵だと教えられたサブカルチャー」とある)は、対立関係として有効だってことになるんだよね。

でも、「敵」が存在するとすれば、いろいろおかしい点がある。まず、俺が最初にこのサイトで「最近のオタクの人のサブカルに対するものすごい拒否反応」と書いたように、この話を最初に(ネットで)振られた「サブカル」の人たちは、全然ピンと来てなかったんだ。せいぜい、「売られたケンカは買わねばなるまい」というような態度しか取ってなかった。でもさーオタクの側からすれば、先にケンカを売ったのは(差別をしたのは)サブカルの側なんだし、デミせんせいの文章を読めば分かるように、それは実際その通りなんだ。だったら、本当に対立関係が成り立つはずじゃん。なのに、この本が全体として述べているように、そうはならない。「差別ゲーム」ぐらいしか演じられないんだ。

それで、デミせんせいの文章を読みながら俺は自分のことを考えた。デミせんせいはここで女子の話をしているのは、デミせんせいがまさに女子だからだし、あの頃だって女子だったのだ。だが、俺は男子だし、あの頃だって男子だったのだ。だから俺にも何かデミせんせいが書かなかったことが分かるはずだと思った。それで、俺はようやく、自分が前に書いたことを思い出した。俺は、前にサブカルの話を書いたときにそのへんの人たちと渋谷系以降をしきりに分離したがってたのだ。で、なぜ分離したかったのかつらつら考えているうちに思い当たった。

俺は92年に、友達と作ったミニコミ誌の中で、ヘアカット100とかを例に出しながら「女子は『異性から見てかわいい』という価値観に加え、『同性から見てかわいい』という価値観、さらに『同性から見てカッコいい』という価値観まで身につけてしまった。それなのに男子はいつまでも同じ『カッコいい』というものしか持ちたがらない。だから、この先は、男子にとって、『かわいい』と言えるということはとても大事になるはずだ」とかいうような話を書いた。当時の俺でもそんなことを言えるんだから、そういう考え方はきっともうすぐそこまで来ていたのだ。案の定、94年には「フェミ男」なんていうものが流行ったり、ユニセックスの服が売れたりする。

それは男性の女性化だと言われた。有り体に言えばその通りなのだが、しかしデミせんせいの文章に合わせて言えば、あれは女性性の回復だって言えるんじゃないかな。俺がそれまでの左翼運動の残滓が見られるサブカルと、90年代のサブカルを分離したがった意図はそこにあったのだ。オタクが「萌え」によって女性性を回復したのに先だって、90年代のサブカルは「かわいい」をアリにしたのだ。フェミ男なんてのは一過性のブームだが、文系少年の中にかわいいという価値観は戻った。今オタクが「サブカルはモテようとして云々」と言っても、何のことか分からないのはそのせいだ。つまり、今のオタクがオタキングの定義からズレているように、今のサブカルだって、中森文化通信な奴らじゃないのだ。オタクが見ている敵はもう(少なくとも同世代には)いないのである。

俺が前にオタクとサブカルの話を書こうとしたときに、最初に書いた「今のオタクと今のサブカルの対立を、かつてのオタクとかつてのサブカルの対立の主役だった人たちが、自分たちの経験にのっとって論じるのは、間違いじゃないけど実は全然現状に即していない」というのはそれだったのだ。何のことはない、そこにあった対立というのは、オタク第一世代と新人類諸君にとって大事だったのかどうか知らないような争いを保持し、そしてこんなようなくだらない気持ち悪い価値観を、好むと好まざるとに関わらず、自分たちにとって欠かすべきでないものだとして次世代以降に継承させようとしているだけなのだ。でも、「90年代ポップカルチャー」に触れたコドモたちは、オタクもサブカルも、そんな争いとは無関係にメディアを享受していたはずだ。我々が、共に楽しんだメディアであるゲームにおいて融和しており、かつてのオタク像がそこに通用しないのはそのためだ。屋根裏さんが自分の興味のワクを広げていくうちになぜか「いわゆるオタク的」なものに到達してしまうことがあるのだって、きっとそのせいだろう。それから、たとえ「オタクはキモい」という価値観があっても、サブカルの人たちはエンガチョされたオタクに「再び」接近するために、急速にその価値観自体をバラし、「アリ」にしていったんではないか。

考えてみれば「萌え」でイビツながらも女性性を回復したオタクというのも、旧世代のオタクからすれば違和感のあるものなのかもしれない。既に最初に「萌え」が持っていた意味とも違う、女性蔑視的な価値観を持たず純粋に女性性を楽しむことを「萌え」と呼び、従来のオタク的ルールを越えていくような新しいオタク達(そのへんの話は前島さんの文章に出てきていた)は、見ていて大変気持ちがいいので、何かサブカルと対立しろとかどうでもいいようなことを言う人のことは無視して、もしくは全く興味を持たずに、あと俺が下の文章で「腐女子」にだって違う動きがあるはずだと書いたのは、例えばエロゲーを男女共に楽しむようなオタク像をこの本はあまり積極的には認めていないからなのだが、そういう女子とも(男女で享受のしかたが違うのは当たり前だが)一緒に、自分たちの好きな対象を楽しんでたらいいなあと思う。今「オタク」だ「サブカル」だと言い合ってる人たちだって、90年代には好き勝手にそうしてたんだから。

あーすっきりした。本を読むというのは実にいいことだ。

 

 

読む男 #50

というわけでユリイカの増刊のやつをよんだ。こないだも書いたけど、意外にも思うことがあった。意外にもというのは、この本が出る直前だか出た直後だかにネットでオタク対サブカルだ前哨戦だ何だかんだと恥知らずな論争みたいのをはてなラーの人たち(なのかどうかも知らない)がやっていたので、なんだか持病の癪が出て(嘘だが)、すっかり読む気をなくしていたのだ。結局は何ですか、これもトピックの1つとして消費なさるわけね気持ちわるーいとか思った。それについては、読み終わった今も、あんなケンカごっこみたいのは本で語られていることとは全く関係ないし、語られていることと関係ないことがなぜみんなの楽しみとなるのか俺のような魯鈍には理解できないので、嫌だなあと思う。がしかし、ようするに、この本は俺にとって面白く読めたので、この本についてそんなことをする(そんなことしか、しない)理由が分からなかったのである。あと、「ま、コレはコレとして」とか「興味がないけど買った」みたいなしょーもねえ一言を挟んだりとか。何なんだろうねアレは。だが、なぜそういうことが起きたのかというと、あとでちょろっと書くけど、ひょっとしたらネットと本のあり方の違いのせいなのかもしれない。

まず表紙は差し替えになったとかどっかに書いてあったような気がするが、違ったらすまないが、しかしこれはこれで面白く感じた。なぜならガンダムはシルエットなのにファンタズマのヘッドホンは写真なのだ。これはなんとなくオタクとサブカルのあり方を対比しているように見えて(見えるだけかもしれないが)面白い。

で、中身であるが、読んですぐにああ、これはいいやと思えたのはなぜかというと、オタク対サブカルの本じゃなかったんだよねこれ。タイトルがさあ、「オタクvsサブカル! 1991-2005ポップカルチャー全史」って感じで書いてあるけど、「1991-2005ポップカルチャー全史オタクvsサブカル!」でもよかったような内容なんだね。いやあ、赤田祐一が言ってるけど特集のタイトルとしてはそりゃ断然前者なんだけどさ、しかして後者なんだよね、これは。この本は。つまり、これは我々の時代についての本で、ついに、我々の時代がユリイカの主役に来るような時代になったのだ。90年代を過ごした人が、今まで見過ごされていた「我々のアレ」について一冊本を作れたという、世代は移り変わってますよというアピールですらある、とても大きな意味を持った本になってるんだよね。「我々のアレ」とはもちろん「オタク」と「サブカル」であって、それこそが、90年代に広義の「サブカルチャー」に触れた人にとってのキーワードだったんだねえという、まさに「1991-2005ポップカルチャー全史」を語る切り口となっているわけだ。

それから、まとめというと年代史的なモノを想像しがちだが、この本は全然そういう本ではない。あくまでユリイカらしいので気に入った。逆に言うと、だから、たぶんこの本は、年代史が読みたかった(たぶん若い)読者と、「(いんたーねっととかでわだいの)オタクとサブカル最終決戦の巻」が読みたかった忙しい現代人な読者には嫌われると思う。

ともあれ、とっかかりとしてそれが伝わったんで、俺にとってこの本のはもうぐんぐん伝わってくるのであった。巻頭では京浜兄弟社でありナゴムである岸野雄一と、初期のクイックジャパンの「あの」イメージそのものである赤田祐一が、「僕らがあの頃見ていたアレを作った人たちは、当時どういうつもりでアレを作ったんだろう」そして「アレを作った人たちは今をどう思うか」という意味で、インタビューされているのだ。俺は赤田祐一の、紙のメディアを愛する、まさに編集者らしい感性がとても好きなので、インタビューを受けながらもこの本自体に対して常に「なぜそうしないか?」という姿勢での発言を行っていて楽しかった。

そして、巻頭の二人が二人ともインターネットに重きを置いていないという面白い姿勢の共通点が明らかになっている。特に二人ともネットの検索性にノイズが混じらないということを気にしていて、Amazonでピンポイントで商品が見つかるのは嫌でたまらないし、「おすすめの商品」とか書かれるとぞっとすると思っている俺には頷ける部分が多かったのだが、その話の聞き手がばるぼらさんだというのが面白かった。ばるぼらさんという人は肩書きがネットワーカーさんなわけであるが、実は「ばるぼらアンテナ」を作った人でもあり、これはなぜか「教科書には載らない日本のインターネットの歴史教科書」という本には載っていないし、ユリイカの読者もインタビューされている人もたぶん知らないかその意味に気付けないようなことであるが、つまり、あの人はある意味で日本の個人サイト界隈にノイズが入らないようにした、ほとんど最初の人なのである。その人が「直感」とか「発掘」について語り合っている図というのはいろいろ考えさせられた。

で、次に登場する吉田アミさんは、あの頃に子供だった人がいかにしてアレを吸収して立派な大人になったかという話をインタビュー形式で聞いているわけである。これは前の2人と対比して、ウェブをどういう気持ちでやっているかとかが入っていて面白い。つーか、ここまで、ちゃんと企画に意味があって編集されている、いい、と俺は思った。

一番いいのは、これがウェブにはないということだ。同じ事をウェブでやろうとしても、Web2.0なんていうことすら普通に言われるインターネットでは、これはたぶんありえないのである。企画されて編集されたひとつなぎの読み物なのであって、ネット世代についての話が、紙の編集力によってねじふせられている。俺はネットが好きだけど、紙の力だってあるのである。そして紙の力ってのは、どうしてどうして編集の力によるところが大きいのである。ウェブサイトでは、個人的な感想がバラバラに並んでいる、という状態しかいまだに作れない。ヘタしたら、時代どころか、たった1冊の本についても、誰も満足にまとめることができない。何かの意図を持って文章を構成していくなんてことは、全然できていない。ウェブにないのはそれであって、この本は存在自体でそれを主張できている、いい本だと思う。すごいんだよちゃんと主張して一冊の本として存在させてるんだよ。

しかし、だからこそ、その次の吉田アミ全仕事は、この本に関してはいらないと思う。その内容自体に意義がないわけでは決してないし、企画でインタビューした人について「全仕事」が付いているような(サブカル)雑誌を俺は嫌いじゃないが、しかしそれでも、「オタクVSサブカル」に「吉田アミ全仕事」を入れるのは、どっちに対してももったいないと思った。もしくは、これを載せることについて説明的でなさすぎると思う。まあしかし、そんなこと言ったらこの本には説明的でない部分が多分にあるので、いいのかな。俺にはよく分からない。

次のかのせさんとばるぼらさんの対談(俺の名前が予期せず出てきて笑った)は、この本のちょうど核になっている部分で、ほかのページを参照させられる部分がたくさんあってよかった。例えば、かのせさんはオタクは、モテを拒絶し、女子に対する「媚び」を拒絶する存在であり、それがサブカルに対する敵視に繋がっていると語るのであるが、それはばるぼらさんによって「典型的なホモソーシャル」と言われ、そしてそれはデミせんせいの文章にそのまま接続される部分になっている。

デミせんせいの文章は、これは本当に素晴らしい名文なのでまさに必読だと思うのだが、「オタク対サブカル」という図式は、突き詰めれば80年代半ば以降に「シティボーイ」による糾弾によって社会的な居場所を失ったオタク達が、自分たちの男性性を回復または保持するために導入した「旧制高校的な硬派スタイル」(ようするにバンカラ)の延長線上にあり、彼らがそこで切り落とした「かわいい」価値観が「萌え」によって回復されているということまでちゃんと暴いてある。スゲエ。これは今デミせんせいにしか書けない、とてもいい文章だと思う。文系男子という同種だった存在の中から、シティボーイが生まれオタクを差別するに至った話なども、読んでいてとにかく面白い。

その後の乙木さんと田口さんの文章は、80年代サブカルが、いかにしてオタクになったかという話と、オタクがいかにしてサブカルになったかという話で、この2つは対になりながら、この本の前半までの主張を補強している。野中モモさんの文章は、これら2つと同等のものなのだが、デミせんせいの文章をこうふんしながら読んだあとだと何だか「そのとき女子は何をしてたか」という図に見えてしまう(もちろんそんなことは書いていない)。

で、次の更科さんの文章にある「内ゲバ」というのは、デミせんせいの文章にあった文系男子の中でオタク差別が始まった話と呼応しつつ、かのせさんが対談の中で言っている「同族嫌悪」「今言われているオタクとサブカルもそういう流れで、カルチャーが隣接したときに、差別ゲームがはじまってあいつらムカつく、といっている」というのに接続される。つーか、俺はかのせさんが「オタク対サブカル」を「差別ゲーム」だとハッキリ言うとは思っていなかった。とても意外だった。オタクとサブカルを定義した上で対立構造を図式的にキレイに説いていくような本にしていくのかな? と思っていたので、そうじゃなくて、この本が、メインタイトルとして持っている「オタク対サブカル」という対立が内ゲバであり、究極的には対立をすら成していないということをホストの方々がよってたかって示したがっているというのが分かって、俄然俺はこの本好きになったねアハハハ。

その対立の構図が用意されたのが90年代だから、対談のタイトルは「15年戦争」なんだよね。しかし90年代なんてすげーよなあ宮崎勤から始まるんだもんな。というわけで90年代という時代の特異が次第に浮かび上がってくるんだけど、ここに至ってはもう巻頭の岸野・赤田両氏のインタビューをうまい具合に離れていていい感じ。ちゃんと、アレを作った人の話なんかではなく、消費した世代の話になっていると思う。近藤さんの文章はそれをガイドするものになっている。で、そのとき確かに存在したのだけれど、現在オタクが極端にクローズアップされ、その便宜的な敵としてサブカルがクローズアップされた現在において隠蔽されたものを示しているのが屋根裏さんの文章になっている。屋根裏さんの示しているモノと、デミせんせいが「乙女」として提示したモノは、確かにキャッキャ言っている「オタクとサブカル」が見過ごそうとしているモノなのだ。

見過ごそうとしていると言えば、かのせさんは90年代の格ゲーなどかつての「オタク」像が半ば意図的に見過ごしているものを示しながら、90年代の半ばには既にオタキング的なオタク像が通用していなかったことを示してるんだけど、それが最後の前島さんの文章につながっている。というか、この前島さんの文章はとてもいい。俺感動した。なんでいいかというと、この文章は、この本全体から外にある、じゃなくて、この本の先にあるのがコレなのだ。だから本の最後にあるのだ。

つまり、オタキングが示す「オタク」からあらかじめ除外されたオタクっていうのは、実はおそらくはかのせさんの持つオタク像にとっても異質になりつつある、「次」の世代を感じさせるもので、ばるぼらさんとかのせさんの対談では「歴史認識がない方が新しいものを生み出せる時代なんでしょうね」と、ひとまず言及することまでしかできなかったものが、リアルな問題としてこっちにはあるように感じられたんで、俺はそれに感動した。かのせさんがあげている「ひぐらし」とか「ガンダムSEED」とか「ファウスト」などの最先端のオタクアイテムを、ちょうど田口さんや乙木さんが消費したのと同じように熱狂しながら消費している人々に、たぶん最も近いのだ。文章的には、「世代は順番に移り変わっていって、それぞれに断絶するよ」というわりと甘めな結論が書いてあるのだけ残念だったけど、それでもとてもいいと思った。なんで残念かというと、世代間の論争という図式を安易に描くと超つまらないから。いや、そんなのどうでもいいやね、という結びではあるんだけど、それを言っちゃうとまずいよなあということが書いてあるように感じた。好みの問題かもしれないけど、この本を読んで、この本の世代に触れていない人が、俺の話じゃないです、終わり、と閉じてしまうことについて、もっとイヤーな感じで煽る感じになっていると、二重三重にイヤミが効いていて俺好みだ。アハハハ。ともあれ、そうして、今まさに00年代は移り変わっているのだし、例えば「腐女子」についてだって、もう既にこの本が説明した地平とは違う何かが生まれているような気がする、そういう部分をちゃんとフォローする文章が最後に来ていて、よかった。最近のユリイカについて「ユリイカがこんなことするなんて」とか最近何人かが言っているのを聞いたけど、俺にしてみればユリイカってのは、常に時代について行きながら、そのときの同時代の感性を説明してみせることに意義を感じてる本だと思うんで、真骨頂という感じであった。

というわけでこの本は時間がないとか言ってたような気がするわりに、ちゃんと作られていてよかった。いや、たくさん載せられている雑誌・書籍の表紙の中には、何でここにコレがあるのかイマイチ分からん、というのもあったけど。しかし、目指すべき主張が明確だから短期間で形にできたのだろうか? 問題点が指摘しやすくまとめやすいお題だったからか? 何にせよこういう、バックに言いたいことがきちんとあって作ってる本は好きだ。しかし、もちろん、「1991-2005ポップカルチャー全史」を語り「尽くす」本ではないので、これを踏まえて、もっともっと突っ込んだ90年代と00-05が知りたいという気にもなるが(赤田祐一のモーヲタに対する指摘などは人と話していたことなのでとても気になった)、それはきっと、この本でひとつの見解が示されたのだし、今後どんどん読めるようになっていくだろう。

あと、読む前に聞いていたような、もっと他に連れてくる人いるだろうがよ、という気にもならなかった。そう思った人は、読んでみるとたぶんあーこれでいいんだって思うと思うな。それでもこの本が嫌いな人は、最初に書いたように、年代史が読みたかった(たぶん若い)読者と、「(いんたーねっととかでわだいの)オタクとサブカル最終決戦の巻」が読みたかった忙しい現代人な読者であって、ようするにここに書かれているような問題を、世代はともかく、我が事として捉えられないような人なんじゃない?

西島君のマンガについて書き忘れた! 少年マンガかっこいい!! つーか最後のページでゲラゲラ笑った。

 

 

ありふれた事件 #182

今年のエレクトラグライドの詳細をハコエラの板けいゆで見たー。

Underworld 、COLDCUT、先日の来日公演も好評だった AUTECHREによるライブ、そして CARL COX、TIGAによるDJセットと、またもや2005年終盤を飾るに相応しい豪華なメンツがそろい、早くも11月が待ち遠しいラインナップとなったようだ。

こういうイベントは「豪華なメンツ」と書けば最新の大人気アーティストとかじゃなくてもOKなのだなあなるほど。見たいけど。

 

 

ありふれた事件 #181

堀江モンだけどさあこういう嫌がらせをする奴は好きだなあ。当選しても落選しても面白いよなあ。堀江モンてすごいあだ名だなあよく考えると。でさーマジで全然関係ない話なんだけど、こないだ福原愛の卓球一直線の壁紙が配布されているということが分かったのだが、誰にも紹介しようのないURLなので処分に困ったんだ。しかも「タイプB」の壁紙なんてさ、顔がさ、ラケットでさ、隠れてるんだよーこれ作った奴面白いバカだ。何が「行け!愛ちゃん!金メダルまで一直線!」だ。なんか面白さ加減も含めて微妙なところがすげー。

 

 

quote #49

'Hold your tongue!' said the Queen, turning purple.

'I won't!' said Alice.

'Off with her head!' the Queen shouted at the top of her voice. Nobody moved.

'Who cares for you?' said Alice, (she had grown to her full size by this time.) 'You're nothing but a pack of cards!'

 

 

ありふれた事件 #180

GyaOでエウレカセブンの1〜最新18話を放送するそうだ。つーかGya0はエンベッドの上にページ内を一切クリックできないようにしているので画面を最大化できなくてウザい。放っておくとスクリーンセーバが起動するのもウザい。メディアプレイヤーで観賞する方法は、Sleipnirとかのタブブラウザを使っていれば結構簡単だ。自分が使ってないブラウザの名前をわざわざ書いてあげる俺は優しいと思う。で、とにかくタブブラウザを使っているときにこういうページで「START」をクリックすると別窓が開いて再生が始まる(はずな)ので、始まったら取りあえず停止ボタンを押して止める。んでメニューバーの「表示」→「ソースの表示」を選ぶとHTMLページのソースが出るので、ソース内から「http://www.gyao.jp/sityou/asx.php?contentsId=」で始まるURLを探す。3つぐらいあるんだけど一番下のやつがいいような気がする(適当)。見つけたらそのURLをコピーする。コピーしたらメディアプレイヤーでCtrl+UしてURLを開くと視聴できる。

ここまでは簡単で、これで画面上部に表示されるUZEEバナーは出なくなるし最大化して視聴できるわけだが、動画の途中で出てくるCMがカットできない。あと動画の録画(ダウンロード保存)ができない。録画はできると結構面白いと思うんだけどやり方が思い付かないのでムカついた。保存できてしまえばCMカットなんかどうとでもなるんだけど。劇あれみたいのを使わないと保存は無理だろうか。と、パステルユーミをメディアプレイヤーで再生してみながら思った。あと余談だがGyaOでははだしのゲンも見れるのでピカで犬の目玉が吹き飛んだり火傷した身体に蛆がわいたりするのを観賞するといいと思う。

 

 

読む男 #49

ゆきえさんちに行ったらなぜかめぞん一刻がおいてあってちょっと読んだら面白かったので家に帰ってきて全部読む。この話は小学生ぐらいのときに立ち読みで読破して以来読んでなかったんで、ほとんど覚えていなかった。しかもアニメの印象が強すぎる訳であるが、実際読んでみるとアニメと全然違った。違うというのは音無響子というキャラクターについてで、何が違うと思ったかについては後述するけどアニメの印象が強すぎるのも困ったものだなあと思った。ともあれ、この話は青年誌に描くことになった高橋留美子がかなり精力的にいろんな変化を(うる星やつらに対して)付けようとした作品であり、1〜3巻ぐらいまではパターンを打ち破るために細かく注意が払われている。あとねー話としてはすごい普通のラブコメなんだけど、つーかこの人って女の人の心理描写がものすごいうまいね。特に音無響子という主人公は(読めば分かるがこの話の主人公と言えるのは五代ではなく音無響子のみである)、最初の構想ではものすごい微妙なバランスを持ったツンデレキャラとして作られていて感動した。アニメになるとこの微妙さが表現しきれず、おしとやかなお姉さんキャラが前に出すぎているのである。注目すべきなのは音無響子はもともとセクシーキャラだということだ。青年誌に合わせているのか何か知らないがやたらとパンチラおよび乳バンバンである。服装もボディコンシャスなものばかりである。3巻までは。このへんはうる星やつらの女子キャラクター造形に近い。それはともかくセクシー・お姉さん・ボケ、であって、かつ、気が強いって感じなんだよね。「素直になれない」というのもあるけど、それ以上に勝ち気だ。五代を中心とした住人に対する怒り方よりも、両親に対して再婚を拒否する態度とかにそれがよく現れているんだけど、実はすごく我が強く、強気で勝ち気でワガママというのがこのキャラクターなんですね。だからお姉さん色が前に出ているアニメ版は間違いじゃないけど、全然正しくない。今アニメ見たら両親とのケンカシーンとかは割とハデに描いてあっていいんだけど、ほかの怒ったシーンもあのぐらいやればいいのに。でもこのキャラクター性というのはすごくいいバランスで、維持するのがすごく難しい微妙さを持っていると思う(ちなみに人物としてリアリティがある、というわけではなく、マンガのキャラクターとしていいバランスという感じ)。だからマンガ版の方でも途中から維持しきれなくなっている。特に、このめぞん一刻というのは高橋留美子がうる星やつらの後期と共に作中の女子に求めるファッション性をセクシーさからオタク的ファンシーさに移行させていったのと同時期にあたっていて、3巻ぐらいまではホットパンツとか無意味にエロい恰好をしているのに、3巻以降は次第にコンサバティブなものになっていき、最後にはやたらと胸の位置が高くてフレアーのばさっとしたワンピースルックばかりが登場するようになる。らんま1/2以降はずっと女性キャラの服装はこんな感じなので、高橋留美子にとって女性のキャラクターのルックスに求める「かわいらしさ」はめぞん一刻の連載中(うる星やつらの後期と同じ)に作られたと思う。話が逸れたがめぞんですが、4巻以降は一通りキャラクターが揃っちゃって、疲れたのかなんか知らないけどマンネリ化するんだよね。6巻まで。とてもいい世界とキャラクターができたからこれで安心とかって動かしてると、例の高橋留美子のドタバタラブコメにしかならない上になぜかマンネリ化しちゃうんだよね。野球やる話とかお化け屋敷の話とかレオタードを買う話とかはそうだよね。で、7巻でそこまでの流れに区切りが付けられて、音無響子は亡夫のことをすっかり忘れて「今はまだ再婚しない」とか言ってたくせにすっかり「やっぱり五代さんの方が……」とか天秤にかけてるじゃねえかよということが明らかになります。ちなみにこの天秤にかけるというのが以後この話の大半を占める次の展開だ。同時に、以後は服装はほとんど完璧にコンサバティブになる。「こうしてる方が私……」とか言っちゃって全然貞淑じゃないんだけど、このシーンというのは五代との関係が進んだというわけではなく、主人公である音無響子さんが亡夫のことを忘れて欲情しているというシーンなわけで、しかもそれでいてカマトトぶっているのでこの女ムカつくこんなマンガ全然好きになれない女性はけっこう多いと思う。以後ずーっと三鷹と五代を天秤にかけ続けるわけだが、どっちかに転びそうになった後で元の鞘の三角関係に戻ったらこの女はほっとしたりしてるふざけた奴なのである。でも、作者もそれに気付いていて、11巻で主人公が八神に雪の中で「弱虫」と罵倒される話とかはとってもよくできている。響子の心情として「新しく誰かを好きになったらだんなさんへの思いはウソだったってことになる」というものが示されるが、実際には7巻の時点で既に心は傾いているというか、7巻以降は完璧に「旦那のことが忘れられないから再婚できない」ではなく「どっちを選ぼう」という話になっているわけで、だからこれは嘘である。八神が言うとおり、響子は独占欲が強いくせに勇気がなくていくじなしで見栄っ張りなだけなのである。で、元気づけてやろうと思った八神が、響子の顔を見るとやっぱり「弱虫」と言い放ってしまう、というのは、音無響子の問題はすべてそこに集約されているからで、彼女が「元気を出す」としたらそれを何とかするしかあり得ないということなのである。八神はそれを女子高生という「子供」故に言い放つことができるのであったというこのエピソードは大変よくできていた。

それにしてもこの話は作者がものすごい明快に路線を変えていくというところが一番面白かった。例えば天秤にかけてみたところでやっぱりマンネリが解消できないかもと思って、ああそうかうる星とかと同じく新キャラクターを出せばいいのかな的に二階堂とかを出すんだけど、作った世界がギャグマンガ的になってないのでうまくいかないんだよね。次々に新しいキャラクターが出てきて、どんどん消費していくと世界がメチャクチャになるということに、二階堂や一の瀬の旦那のエピソードを描いて気付いて(二階堂な本当に話を作るためだけにとってつけたように作られたキャラクターでかわいそう)、途中からは五代と響子をくっつけるために何をしなきゃいけないかという部分を一個ずつ埋めていく話にしてみたりとか、1つ1つのエピソードの作り方がすごく劇的に変わる。器用な人だなあと思った。

で、最終的には五代はともかく八神の件も含めて天秤にかけるということがどういうことなのか響子に迫っていく展開になっていくんであるが、迫れば迫るほど勝ち気+ボケなお姉さんキャラだったはずの響子は「こいつはホントは単なるカマトトだ」という部分ばかりを露呈させられていくのである。三鷹に押し倒されて動揺する前後のモノローグなどは非常にいい感じでイライラさせられる。自分がそういう女だということには、三鷹に「あたし…本当にいい加減で…こんな形になるまで…ごめんなさい…」とか言う程度には気付いてはいるのだが、しかし最終的に朱美に「みっともない顔…ろくに手も握らせない男のことで、泣くわわめくわ、どうなってんの。あんたみたいな面倒くさい女から男とるほど、あたし物好きじゃないわよ。バカ」と言われるのである。

ちなみにこのシーンは、作者が神の視点として個人的な意見を持ちつつ、かつ、それとは別のこととして、あくまで各キャラクターの性格に応じてすべてが動いていて、すごくいい。だから、響子の心情もちゃんと尊重されるのである。乱暴な物語だと、このキメゼリフで響子にあっさり変化が訪れていきなり話がぐっと進んでしまったりするのであるが、この話では、五代とホテルに行くには行くが、「やけっぱちとか同情」と五代に指摘されて、「そんなんじゃない…あたしは楽になりたいの…」とか思ってしまうという、ちゃんとダメな女としての響子が描かれているのだ。だから五代もインポになってセックスさせてもらえないのである。これは立派なことで、物語自体の進め方はぶっきらぼうでコロコロ変わるくせに、感情についてはとても細やかに表現されている。八神のシーンもそうだし、桜並木を二人で物思いにふけりながら歩いていてお互いに迷子になり、「このままじゃ彼女を見失ってしまうって……」「よかった…いなくなってしまったかと思った……」となるというシーンが、感情をすごく細かく考えてていいなあと思った。ほか細かいシーンでもずっと描いてあるけど。

がーしかし、これで泣いて、迷って、うじうじしているだけだとつまらないのであるが、単なるカマトトになっていないところがこのマンガのいいところで、実際には響子というのはやたらと怒ってばっかりいるキャラクターなである。実はよく見るとらんま1/2のあかねなどと同じ系譜にある、高橋留美子のマンガにはよくあるツンデレなのである。アニメ版はそこが伝わって来にくくて、おしとやかすぎるようになっている。だから、「おれの好きなひとはね、こずえちゃん…やきもち焼きで、早とちりで泣いたり怒ったりだけど、そのひとが笑うと…おれは最高にしあわせなんだ…」という五代のセリフは、マンガだとすごくしっくりくるが、アニメの方だとどうなんだろう。

というわけで響子が最終的にセックスする前に「抱いてくださいって…私の方からお願いしなくちゃ、自信が持てないんですか」と言うというのは、男性視点で読むとカマトトとかツンデレが萌える人には非常にうれしいっぽいセリフに見えるが、しかしこれは響子の物語なのでうわー据え膳!とかいう意味では断じてない。主人公たる響子が、状況にまかせて天秤にかけずに、自分から「お願い」しなければいけないのだという、大事なシーンなのである。そこで一歩踏み出せたから響子は、セックスが終われば「ずっと前から五代さんのこと好きだったの」と普通に言えるようになるのである。

で、冒頭の話に戻るが、かように細かく響子を心理的に追い込んだため、「ボケキャラ」という設定はわりと遠くなり、プロポーズのシーンまで忘れられる結果になったのである。この作者は自分が忘れていたことをよく作中人物に「忘れていた」と言わせるので面白い。二階堂なんて、初登場のエピソードが数話あって、それが終わったらもういきなり出てこなくなり、数話後に出てきたら朱美に「生きてたんだ」とか言われるような存在なのである。最後の結婚式にもいない。本当にかわいそうな奴だ。そんなわけで心情は異常に細かく描写してるのに、話の流れは豪快というほどに大いにいい加減で、何だか面白いバランスのマンガだった。

 

 

外部の情報 #121

そういえばユリイカの増刊かなんんかのやつをいただいたのだが会社に置きっぱなしでいつも持って帰るのを忘れる。まだちゃんとyんでないが読む前の予想に反して何か思うところがあったのでちゃんと目を通してから感想を書くつもり。バイク乗りたいなあ。今日はあきはらばらで用事がないわけでもないので行こうかな。でも秋葉原で用事とかってなんかすげー恥ずかしいかんじ。そういえばバイクあるからコミケにちゃーっとひやかしで行って人が多いのを確認してみるのもいいな。海だから楽しそうだし。でもコミケってバイク停めるところあるのかな? そういう情報をネットで調べようとするとルールが云々とかいう話がダッラダッラダッラダッラ出てくるところが、俺がコミケを嫌がる理由のひとつなわけで、参加者は皆お祭りだからねお祭りだからねとか興奮気味に語ったりしつつその一方でルールを遵守することこそが絶対の使命のようにみんな感じて粛々としており、ルールを守らない者は「ルールに従って」罰せられるか、または陰口の対象になるという、俺そういうみんなで作るイベントです的な公共性だかってすごい苦手だ。でさ、そんな参加者のみなさんがコミケを指して「あっそっこっはもうすごいよ!無法地帯!グハハハ!」みたいなことを半ばアニメ風口調で得意げにコミケを知らない人にやっぱり興奮気味に語っちゃったりするのも嫌いなんだよ。なぜ得意げなんだろう。いいから普通にしてろよと言いたい。

 

 

外部の情報 #120

これを見て以来数ヶ月に渡って「恋泥棒ごっこ」という曲を手に入れるべく一生懸命努力していた私であったが、ついに! 聴くことができた! その曲を! だが! オイなんだこれ! こんなの渋谷系じゃないよ! つーかフレンチポップス(って何だろう)でもないぞ! ガッカリだ! かつてテレビで「最近はオシャレな渋谷系サウンドが人気」とかミスチルのPVと共にナレーションされていたイヤな記憶が蘇る! いや私はヘタしたらダバダバ言ってれば満足だったのですが、全然言ってないじゃないか!!!!!!! ダバダバ!!!! イントロで「パヤッパ」とか言ってるんだが、違うよ馬鹿! 渋谷系ならダバダバかパッパラに決まってるだろうが!! やりなおし!!!!!@

 

 

ありふれた事件 #179

なんか気分が鬱屈していたのでほとんどなにもできなかった。インターネットも何かみんな楽しそうにもめ事もめ事してるのがカンに障ったのであまり見なかった。機嫌がいいと普通に見るのにな。で、とにかく鬱屈していたので誰とも話す気にならず、下のような文章を途中まで書いたけどほったらかしにして、ひたすらパソコンの環境を整えたりしていた。こういうチマチマした作業は体調が思わしくないときにやるのが一番いいなあ。まず会社の機械が遅すぎるのでメモリを足した。うわすげー普通に動くようになったよ。むしろソフトウェア的に数々の軽量化を行っていたのでけっこう軽くなった。えーとそれから今さらのようにIrvineのスクリプトを書いたりした。ダウンロードマネージャをブラウザのダウンロード機能の代用としてちゃんと使ってみようという計画なのだ。そんなもんはいらないと思いがちだが、俺的には保存フォルダの振り分けだけが欲しいのだ。URLに含まれる語句ごとで振り分けとかそういう機能を俺が望むような形でちゃんと持っているのはIrvineだけだったなあ。もっと細かな振り分けがしたいけどさ。ワイルドカードぐらいは使えるとうれしいな。まあしかしダウンロードマネージャは一長一短あって使いにくい。つーかIrvineはほぼ考えられる全機能を持っていると言えるが決してUI的に完璧とは言えないと俺は思う(タブモードやフォルダ表示を解除したときの画面の無意味さとか)ので、そういうところを詰めたソフトがあると便利なのだが今さら作ろうという奴はいないだろうな。それからランチャをbluewindからcraftlaunchに変えてみた。なんかここ数ヶ月間の俺はパソコン操作を効率化するためによく使うソフトの入れ替えばっかりしているなあ。craftlaunchに変えた理由は軽そうだというのとSend Messageとかができるので面白げだったからなのだが結局メッセージ送信系のコマンドは全然作っていない。でもまあ素っ気ないけどわりと自由度の高いソフトだったのでしばらく使ってみるつもり。ついでにactivate.zipを使ってHyperSnapの複数起動を禁止させたりした。HyperSnapはスクリーンキャプチャ系のソフトとしてはかなり昔から有名だが、キャプチャコマンドのキーボード操作がしやすいのでずっと使っている。そのほかの部分のインタフェースはあんまり気に入っていないんだけどなあ。でこいつはシェアウェアなのだがフリーでかなり似た機能を持った画面キャプチャソフトにはGrabCaptureScreenがあってこれはけっこう使いやすいんだけど切り抜きとか貼り付けとかモザイクとかのレタッチができねーので俺の用途には微妙に合わない。そのかわりすごく軽くていいんだけど。キャプチャするだけなら便利だろうなあ。つーかWinShotを使う人が多いんだけどアレはなんでなんだろう。MWSnapっていうのもちょっと似たソフトなんだけどこれはキャプチャのモードがちょっとだけ少ないので使いやすくない(具体的にはアクティブウインドウを丸ごと撮るのとウインドウの中身だけ撮るのの選択がやりにくい)。

あと、以前MSNメッセンジャーに広告消しパッチをあてたせいで多重起動できるようになっていたので、できないようにバイナリをいじってパッチの効果を一部無効化する。で、タスクトレイのソフトのアクティブ化はランチャだけでだいたいできるようになったのでSysTrayXの項目を減らす。ホントならこのソフト自体削除してしまいたいがそういう訳にはいかないなあ。AutoHotkeyがタスクトレイの操作に対応すればいいのになあ。

そんなようなことをして自閉的に過ごしていた。

 

 

ありふれた事件 #178

私はといえば小室哲哉について考えたりしている。彼の人気にかげりが出たのはいつだろう。96年のオリコンチャートでベスト5まですべて小室プロデュースだった。98年にはTRUE KiSS DESTiNATiONをはじめているがこれは全然売れなかったはずだ。だから小室人気が停滞したのは97年?

俺はTMネットワークとかって好きじゃなかったというより。音楽好きの友達とかが「やっぱ入り口は小室だよねー」とか苦笑しながら語り合ったりしているのを見るとびっくりするより疎外感を感じる。

 

 

外部の情報 #120

みんなにやにやしながらひたすらいがみ合いをしたがっているだけだというのが気持ち悪くてたまらない。インターネットにおいては、だれも、中身なんか、どうでもいいんだろう。論争ですらない。余裕をかましていますというポーズ合戦が大好きだ。子供みたいだ。こっちが恥ずかしくなる。何だ、馬鹿。そういうの、大嫌いだ。本当にいやだ。外部の情報を目にするたびに、私は、私が私の内部にいることを知る。

 

 

quote #48

訳が分りません。
私は意図的に訳が分らないようにしているのでしょうか?
私は、正確に説明しようとして訳が分らなくなっているのでしょうか?
それとも、私は、正確に説明しようと努力はしているのだがその力が足りなくて説明しきれなくなっている自分をごまかす為に、意図的に訳が分らなくなるように見せているのでしょうか?
それとも私は正確に途中までの説明はしているのだけれども、すべてを途中で放り出しているから分りにくいだけなのでしょうか?
それとも、私は正確に説明しているのだけれども、あなた・・・の頭が悪くて訳が分らなくなっているだけなのでしょうか?
それとも、私は正確に説明しているけれども、あなた・・・の頭は悪いだろうと私が先回りして思って、それで「訳が分らない」とあなたの為に・・・・・・言っているだけなのでしょうか? そしてそのことを私が先取りして言ってしまうものだから、それで余計に訳の分らなさが増すだけなのでしょうか?

 

 

ニーツオルグ #21

自分の意見を評価せずに他人を見下したようなことを言うのが本意ではないので、もう嫌だと思って、そこからニーツオルグが

「しかしそんなの身勝手なだけじゃないか。乱暴な理屈だし、誰が理解できるとも思えない」

構わないだろう。我々はニーツオルグじゃないか。それに、そんなことは、とうに諦めているんだ。だが、諦めているっていうのは、だからってそこに蹲ってさめざめ泣いているのとは違う。そんなのは諦めるよりさらに前に飽きてしまった。そんなの負けたポーズで自分に酔いしれているだけだ。一切がそうです。少しばかりの遠慮と頭の悪さと、ちょっと余分なだけの頭の良さが一切の混乱を取り仕切っています。それが今の”大人”を身動きさせなくなっている元凶だというのはどうでしょうか? 「そこそこで出来上ってるんだから、それ以上はいいじゃないか」という、現状維持に見せかけた自信のなさが、すべて曖昧のまま中途半端のまま野放しにしている。そしてその中途半端さに誰も”中途半端”の標識をぶら下げないのです。とにかく今すぐ起きて何かをやるよ。少なくとも、僕らだけはそれでいいじゃないか。ここに誰もいなくたっていいなら、ニーツオルグは、絶対に、意地でも、そうしてやろう。なぜ好きだとか嫌いだとか、そんなことばかり言ってやろう。指を突きつけて言ってやろう。それが、これが私の物語だってことだ。僕は自分にとって正しく、健康にならなくちゃいけない。俺は部屋を片づけなきゃいけない。メシ食う時は新聞を凝視する必要がある 中間試験を受ける必要はない 軍事訓練を行う必要はない 赤軍派に感化される必要はない 俺はそんな平和な俺の平和を歌う必要はない 必要ない 必要ない 鋭角恐怖症のヤツは耳をふさげ本当に泣いたり笑ったりできるようになりたい。そして際限なく自分というものを分岐させていった結果、頂点でほとんど個々の違いは消失して、すべては再び融合すると思う、それが、俺だ。ミカは、誰が僕を裏切っても自分は裏切らないと言ったので、僕はそれを信じることにした。やがて、自分の信じる力が確かなものだと思えたときに、もう誰の、他人の、かつて見なかったことにした、感情のない恐ろしい振る舞いを、直視して退けることができるようになった。死体について誰かが語るとき、

祖父の死は、僕にとって初めて身近の肉親の死だった。僕はちっとも悲しいと思わない自分が恐ろしくなった。誰が死んだら悲しいだろうと思ったが、誰の名前も出てこなかった。死んだ身体について誰かが語るとき、

土用の丑だということで鰻を食べた。鰻について考えているうちに、平賀源内のことを考え、橋本治の「江戸にフランス革命を!」が読みたくなったのでブックオフで(Amazonで)買った。こんなに面白い本を300円ぐらいで買えるというか、それ以下の値段で売り飛ばすやつがいるというのは、実に便利なことである。そして、男色だった平賀源内がチンポについて書いた文章をマジメに読んだ。彼は2人を殺傷し、獄死した。

 

 

外部の情報 #119

スレノモリがすごい面白いメチャクチャ面白いと思う。こんな面白いページが読めるのはとても喜ばしいことだと思った。

 

 

quote #47

そんなに同じことばかりやっていて楽しいのか

 

 

ありふれた事件 #177

グローバルホットキーもどきは普通に動いた。hide/showだけど。おかしいなあ。前に作ったときは何が違ったんだろう。WinRestoreかなあ。死んだ身体について誰かが語るときに

つーかPlay用のスクリプトを書き忘れていたので追加した。動いたのでこのサーバからは消した。Winampからグローバルホットキープラグインを(俺が使ってたのはWAOPだけど)削除できて非常にハナどおりがよい。

 

 

ありふれた事件 #176

もう一度試してみたらなんかグローバルホットキーもどきが普通に作れちゃったなあ。おかしいなあ。何回やってもうまくいかなかったのに。これ家のパソコンでも動くかなあ? あとで確認しよ

そういえばAutoHotkeyってホットキーに対して操作を実行するソフトだと思ってたけどマウ筋とかのマウスジェスチャソフトでマウス操作に対して.ahkのファイルを実行すればマウス用にも使えるじゃん。あーそうか違うわよく考えたらマウスジェスチャ自体もAutoHotkeyで定義できるんだった。

 

 

ありふれた事件 #175

いや違う書き忘れた。AudioScrobblerが動かなくなるのは日本語化した場合だった。むしろそれを書かないと。だから日本語化パッチがおかしいのだ。パッチは新しいのが出てるけど何かこれでもダメな気がした。結局マトモに動かないのでWinampのバカと思ったんだ。Winampより起動が軽いプレイヤーほかにないかなあ。再生時の負荷なんかたかが知れてるから起動を早くしてほしいよ。プラグインを外してもあんまり変わらないなあ。YunaSoftSexyFontPlug-Inは俺未だに使ってるんだけど何でみんなこれ使わないのか意味が分からんよ。foobar2000はスペクトラムアナライザーとタイトル表示の動きが気持ち悪いので嫌だ。というかfoobar2000は俺的にはちっともカスタマイズ性が高くないよ!! メニューバーもいじれるようでいじれないしさあ。ところでWinampのグローバルホットキーをAutoHotkeyでやろうとしたんだがhide/showを作ったらウインドウがどこにも表示されなくなって困った。タスクバーに表示させてないのが悪いのかなあ。惜しい。タスクトレイで操作するやつは作ってる人がいるなあ。

 

 

ありふれた事件 #174

Winampを最新版にしたらID3v2.3だかに対応したらしくてAudioScrobbler(このページの左の曲名が出るやつ)が動かなくなってた。死ねよとか思った。もちろんAudioScrobblerに。しかたないのでWinampを5.08eまで戻してみた。こんだけ古ければ正常に動くわけだがID3タグを利用したバッファオーバーフローってのはいかにも利用されそうでイヤだなあ。どちらかというとAudioScrobblerをやめたい。そういうわけでケリー・パターソンとかBlack Jazzレーベルとかを聴いているんだがどんどんGorillazから遠くなってきた。

かま騒ぎ見逃した!!!

 

 

ありふれた事件 #173

こないだ吉野さんに会ったときにGorillazの話をちょっとしたんで聴き直そうと思っていたんだがなぜかファラオ・サンダースとかドナルド・バードとかばっかり聴いている。たぶん暑いせいだ。

ViXは画像を一枚ずつ表示しやすいのと印刷機能が気に入っていたので使っていたが、メインウインドウはジャマで仕方がなかった。突然思い立って画像ファイルの関連付けを起動オプション(/v)付きに変更してメインウインドウが開かないようにする。で、SpeedCommanderのビューワを併用する形にする。このビューワ使いにくいなあ。あとSpeedCommanderはサムネイル表示にしたときにサイズをいじれない。こういうところもムカつく。開発はそういう細かい使い勝手をよくする気がないような気がする。印刷機能はどうにもならないのでViXのメインウインドウを呼び出して印刷だけして勝手に閉じるスクリプトをAutoHotkeyで書くが、さすがにこういう大がかりな操作はやらせたくないなあ。いかにも自動化ソフトって感じで気持ち悪い。何とかならないものか。ウインドウを持たないで、指定したサイズとヘッダやらフッタを付けて印刷するだけのソフトとかありそうだけどな。探すのがめんどくさい。

鈍感なだけのくせに自分のことをかわいそうがっている人というのはようするに何の結果も出さないダメな自分を他人からすれば信じられないほど愛するというナルシシズムに溺れつつかつそうすることがカッコいいことだなんて言うほどに二重三重に自己肯定していてつまりは自分がかわいいだけの人なのでうっとおしくて気持ち悪くてとにかく近づきたくない。中身は全くないくせに社会生活上でささやかに自分をカッコよく見せるための言動にだけは自分なりのご自慢のルールを持っていたりするが独りよがりなだけで全くカッコよくなんかないということに気付いたらいいと思う。むやみに自分には背後に大きなものが控えているように見せかけたり、他人が知らないだろうという口調で誰かの事情を喋ったり、俺からすればそういうものに限って目に入らなかったフリをするようなものをことさらのように並べられて、どうしてカッコいいななんて思えるだろうか。もっとも、そういう人はとにかく自分にだけは甘すぎるので、どうにもならないだろう。そういう人に限って俺の言ったことが分かったようなツラをするわけだが、分かってないのがバレバレなんだということも気付いていない。なぜ気付かないかというと、自分に対して批判的になれないから。まして、他人に迷惑をかけているんだなんてことは当然分からないであろう。彼らにとっては俺も、俺以外の周囲の誰かも、なべて彼らをカッコよさそうに、かわいそうであるかのように、引き立てるための道具に過ぎない。俺はそんな人たちに関わりたくはない。突然森川君のことを思い出した。彼は立派だと思う。彼の生活に対する姿勢が立派だと思うし、俺に向かってはっきり話したときの凛々しい態度が立派だと思った。彼が誰にでもそうしているなら、本当に素晴らしいことだと思って嫌らしい連中のことを忘れて心強く感じることができる。

 

 

読む男 #48

あああああああああああああああいちご1000%がおわっちゃおうおよう!!! つーか先週までみんなが修羅場だ切ない展開だとか言ってたのをハァ? あんなの何が面白いの? バカじゃないの? とかエラそうに言いながら見ていた青春評論家こと私だが、今週は卒業式だったんだがはかなげ楽しげな絵が描いてあって

そして また
みんなで会おう…!

とかそういうのが私にはクるわけですよ!! たいへん胸をしめつけられる切なさなのですよ!! あああああああああ高校生活が終わっちゃうよおおおおおおおおおおお!!!!!!!!! 「いでじゅう」の修学旅行シーンとかラストとかがなぜ俺に訴えかけてこないか考えなきゃ。あーでももう分かった。考えるの、やめ。

 

 

外部の情報 #118

無断リンクは絶対悪! 唯一神・サーバー様により神罰が! 天罰が! おお! 神鳴は将に轟く! 現役女子中学生こと葵(きっと家が神社で巫女さん)の口を借りて言霊が今! この前、神様を見た。雨の日の河原、捨てられた子猫を助けていた。私だけに見える神様。私だけのために舞い降りた黒い翼の天使。あ! タッくーん! 此方は! 今すぐ消去されるのです! ここにザイン的要素を入れるとワクワク女子中学生ハーレムが現出しそうでこれはビジネスチャンスと思った。かわいそうな変な高校生をキリキリ言わせて悦に入ってるよりずっと面白いじゃないか。ほんとだもーん! 黒い翼が証拠だもーん!

 

 

外部の情報 #117

SpeedCommanderの画面表示が頻繁に乱れるアレについての、その場しのぎ的対応を考えた。ところでこの問題だが、公式サイトのフォーラムを今見たら不正なシリアルを使ってると出るとか書いてあるぞ!! うはははははははすげー笑った。ホントかどうかは知らない。

というわけで俺としては意地でもこの問題を回避してやりたくなったのだった。で、起こる問題は、俺が把握している限りだと

(1)画面が真っ黒になる
(2)左右ペインの幅が変わる
(3)ドライブバーの表示形式が変わる
(4)いきなり右または左ペインにドライブ情報が表示される
(5)フォントサイズが変わる

など。このうち(1)は単に再起動すれば元に戻る。(2)〜(5)はメニューをいじれば元に戻せる。つまり要するに俺らはあれだ、ホットキー1発で設定を戻して再起動ができれば取りあえずイラ立ち60%減ぐらいでSpeedCommanderを使い続けられるのではないか。それができないからイラ立っているのではないか。

ということでSpeedCommanderのウインドウがアクティブなときに実行すると設定を元に戻してSpeedCommanderを再起動するようなスクリプトをAutoHotkeyで書いた俺であった。が、日本語入力モードがONになっているとスクリプトがうまく走らないので、スクリプトのアタマで日本語入力モードを強制的にOFFにすりゃいいのであった。

やり方。

1.AutoHotkeyをダウンロードしてインストールする(別にソフトを起動する必要はない)。バージョンが古いとダメなので最新版でアレしろ。

2.lukewarmさんとこのあぷろだから「029.zip IME制御関数(018移植) +SandS スクリプト」っていうやつをダウンロードしてAutoHotkeyをインスコしたフォルダに解凍する。

3.このスクリプトをダウンロードしてAutoHotkeyをインストールしたフォルダに置き、テキストエディタで開いて、中に書いてある通りに編集する。終わったら上書き保存する。

4.保存したファイルをダブルクリックとかで実行すればSpeedCommanderが指定したフォントサイズに戻って正しい表示で再起動するはず。

このスクリプトはSpeedCommanderのユーザーツールとして登録してメニューやショートカットキーから実行したり、外部ランチャなどに登録して実行することもできます。任意の操作でSpeedCommanderを再起動できるってことだ。勝手にアンパックして日本語化パッチとか作っているのでナメたものであるが、バイナリをいじって制限を回避させるようなスキルなどないのである。まあ苦肉の策だけど、便利だ。AutoHotkey。

オマケ。ドライブバーをコンボボックスで表示している際にキーボード操作のみでコンボボックスを開くためのスクリプト。

ControlClick , ComboBox3
Input, SCCombo,T7 M V *,{ENTER},{ESC}
IfInString, ErrorLevel, EndKey:
{
SetKeyDelay,-1
WinMenuSelectItem,,,3&,14&,7&,
exitapp
}
else
return

これは左のコンボボックスを開く。右ならComboBox2にする。ドライブを選ぶとそのドライブのルートを開けるようにしたところがミソ(SpeedCommanderの通常の動作だと指定したドライブ内の最後に開いたフォルダが開く)。めんどくさいので解説しない! しかしこれさえあればSpeedCommanderでキーボードのみで操作できない部分はほぼない。何かこのファイラはマウス主体の人用みたいに思われているみたいだがキーボードでだって全然便利に使える。俺このソフトでマウスほとんど触らないよ。あと見た目がハデすぎるとかいう変な意見もあるが見た目も含めてかなり細かくいじれるのがこのファイラのいいとこであって俺のなんてこんななんで一体何がイヤなのか分からない(ちなみにデフォルトに近いのはこれ)。カスタマイズするのが面倒ってことかな。

さっきの問題だけど、10.30.4236のリリース後に出回ったシリアルなら不具合が防げるのかもな。別に上記の方法で俺は十分だから探す気はしないなあ。

 

 

外部の情報 #116

一昨日おずっちとメシを食ったときに、ストリーミングにおけるライブ配信とオンデマンド配信の違いがもたらす面白さの違いについて以前話していたら「オンデマンド」という言葉の使用を間違えてるんじゃないの? ウフフみたいに独り言チックに言われて何だ手前コラお前が正しいと思うならいい気になってブツブツ言ってないで俺にはっきり話してみせろやクソがとか思ってすげームカついたという話をしていたんだが、メシ食い終わってそのあとおずっちとラジオやったときにおずっちがオンデマンドの話をしてて、やっぱりちょっとピンと来ないふうの人がいたのでこの言葉は案外と浸透してないんだなあと思った。言葉が浸透していないわりにネットラジオの世界はライブ配信とオンデマンド配信が混在しているので、その違いが何なのかについて多くの人が考えちゃいないのかなと悔しくなった。別に「ダウンロード型」とか言ってもいいけどさ。「ボイスブログ」でも何でも好きなように呼べばーという感じだ。

 

 

外部の情報 #115

本日24時より俺ことさやわかが吉田アミさんとばるぼらさんをお招きしてネットラジオをやります。内容は吉田さんの営業活動としての音楽観賞および華麗なダラ話だと思います。従いまして、ネットラジオに含蓄に富んだためになるトークとかズレたものを求めてるはてなダイヤーとかは最初から聴く必要がなくて便利です! ニーツオルグネットラジオの真骨頂をお楽しみいただきたい方はぜひどうぞ! ニーツオルグネットラジオが17日で最終回となるのとは何の関係もない内容をガンガンやります! 最終回についての詳細は掲示板を見よ。

 

 

ありふれた事件 #172

アニメ見た。かみちゅ!を見ている。面白いよ。面白いんだがしかし、ストーリー的にはこのままもう微妙な成長しかなくてケツの2話ぐらいでちろっと盛り上がるんだろうなとか、最初の1回を見ただけでそういうことを予測してしまう世の中というのは残念なことではあるんだけど、それはタイアップタイアップメディアミックスメディアミックスという形でいいスタッフで肩の力が抜けた良質のモノガタリを作ってみました的に丁寧に作ったものを持ってこられることに対する違和感もあるんだけど、しかしそれは質が低いという意味ではないし、1話の盛り上げどころでちゃんとおお感動とか思ったので難しいところだ。何を書いてるのかサッパリだなあ俺。いやあしかしこのままいろいろ理不尽かつ不幸な事件が起きてさらにエロが絡んできたりすると、俺がたいへん好んでプレイなさるところのせつな系エロゲーのようで大変いいとか思って見ていたんだが、漫画は鳴子ハナハルかあ。これはよさそうだと思って読んでみたが、しかしアニメの方が面白いな。意外だった。というかアニメがずいぶん力を入れて作ってあるので、意外というのも双方に失礼な話だが、ようするに鳴子ハナハルは今後強引に主人公がちんぽのような触手を挿入されたりする展開を描くべきだと思った。いや思ってない。全然思っていない。そこまでは。

で、かみちゅ!のクレジットで名前の出てくるokamaが仕事されている(エンディングの絵とかもやっている)トップをねらえ2!の、3話だって面白かったよ。でもさーーーなんちえうか最も注目されるものとしてあがっているものが複雑な伏線に満ちた反物語と計算高くのんびりした非物語しかないのがとても俺に欲求不満を募らせる。俺は贅沢なのか? そしてokama氏は今日からはじまる電車男のドラマのオープニングの何かもやってるようだだだね。

 

 

ありふれた事件 #171

仕事がちょっと落ち着いた。面白かったしあんまり疲れなかったけどやばかったなあ。企画作らなきゃ。全然眠くなかったが帰る途中でメシを食ってるうちにものすごい疲れが出てきて目が回ってきた。箸をとりおとした。22時頃家に着いたら30分でダルくなって、寝た。起きたら5時半。

今月はやることがいろいろあるなあ。すごい盛りだくさんだ。今日からすぐ準備に入らないとこれは無理だと思う。急げ。

みんな恋愛の話って好きだよなあ。恋愛的なものを否定する(のか、よく読んでないので知らないが)内容も含めて、とにかく恋愛がらみの話が薄気味悪いほど好きだなあ。自己愛も同じぐらい好きになればいいんじゃないのか。正々堂々と私はなぜ私が好きかという話を読みたいよ。いや毎日読みたいわけじゃないけど。恋愛の話ばっかりじゃん。俺は他人をぶっ殺しながら生きている。俺は俺が好きだ。

 

 

ありふれた事件 #170

今スゴイ眠いので全てがめんどくさい。変換するのも面土井。長い文章を読んで人が何を考えているのか考えるのがめんどくさい。

タグを打つのがめんどくさい。

`私はゲームとかアニメの乳揺れはおかしいとおもうわけですよ。乳というのはとりあえずそこそこ巨入野ひとであってもムチのように微しっびしっとこうですねしなるようにゆれるとおもうんだ。ていうかさっきそういう人が歩いているのを会社の窓から外を眺めているときにもかけたのでtamatamaみたのでかいてるのですがちちというのはえんっすいけいであってあることからもわかりますけどひゅるるん、ひゅるるんとしなるわけですよしなるっていうか、しなるかんじでゆれますよ。びゅるるん、びゅん、びゅん、つまり揺れは揺れるごとに小さくなって止まり、また歩くことによっておおきくゆれを繰り返すんです。

べつのいいかたをする。物理ほうそうくというのがありまして、重力加速度というかまあものが落ちたりする速度というのがあるんですよ、。ゲームとかアニメの世界では重力がしたにむかってかかってない、いやかかってるえkど、。重力が小さい感じと思いませんか。あれはおあkしいよ。おかしいよ。

`エロアニメのちちもみびょうしゃも嫌いです。重さがないじゃないですか。くりっくりっとこう何ですか、つーかこのはナシまえにもどっかで書いたので俺よぽどちちゆれにこだわっているようにおもわれるとすげーやだ。むしろこだわってないから拘っている人たちがつくるちちゆれびょうsyがリアリティを欠いていることに違和感を感じるのだと思うつまりここあなたを先回りしてかくわいけですが乳揺れ描写が好きな人は幻想の乳揺れを愛しているわけデス世おそらくゆーうわー全然におんごが出てきません幻想だって。それはちょっと違うなんきあもっと違った表現でかきたいかった。もうそう。違う!あれだお二次元が好きだから三次元は興味ないとか言ってる人に関係ある話それjかいてもおもしろくないなあしかし。

 

 

quote #46

ちよ。トマトも食べろよ
うん、トマトは大好きだよー
好きとか嫌いとかはいい
トマトを食べるんだ

どうだ? うまいか?
トマトがうまいのか?
うん、おいしいよ
こんなに赤いのに…ちよはおいしいと言う…

 

 

外部の情報 #114

ついでに書いておくと「邦楽にラップが本格的に上陸したのはつい最近」なんていう書き方をすると、ラップとは何か? 本格的とは何か? 上陸とは何か? つい最近とはいつか? なんてことを全く考えてないのがよく分かってしまうと思った。

 

 

外部の情報 #113

「能登ペニス」ではなく「西の空にあけの明星がかえる頃、一つのチャンコロが宇宙へ飛び立つ」にすればよかったと思った。 ところで、こちらのサイトなども教えていただいたのであるが、このサイトも先のサイトも、とにかく

邦楽にラップが本格的に上陸したのはつい最近のように思える。資料がないので記憶を頼りにすれば、つい5,6年前のことではないだろうか。

に代表されるような、明らかに間違った「事実」が「推測」の形として書いてある時点でその人の書いたには、ほぼ信憑性がないと思う。「ほぼ」というのは、推測によってのみ構成される主張があってはならないというわけではない、という意味だが、しかし、ここで僕が論じている「彼ら」は、あくまで事実に対する検証を基に自分は正しさを主張しているという語り方をする人たちのことだ。

彼らがやっていることは、実際には、印象を語っているだけだ。彼らは平気で「資料がない」「体系的な論考が見あたらなかった」などと言うが、ここで「知らないということ自体」を責めてもいいだろう。だが僕はそれは別にいい。知らないものを知らないままで論じるという形はあると思う。だが、そのときは、自分が知らないということを自覚しているか、または、自分の主張が印象にすぎないと思っているべきである。資料がないということだけを書いて、よく考察せずに誤った「事実」や「正しさ」を説いてはならない。事実に基づいて何かを検証し、主張を行おうとするような人間であるなら、遅くとも大学生ぐらいの年齢までには、誰でもそういうことを学んでいると思うのだが、「彼ら」にはそういう考え方がない。彼らは一体どこから来たのか、僕には全く分からない。そして、結局よく考えないのだったら、彼らは資料が目の前にあったって同じ過ちをするだろう。彼らが日本語ラップに、マスコミに、海外諸国に、天皇制に、教育に、日本政府に、著作権に、家族に、インターネットに、そのほか諸々に対してどんな主張しようと僕は問わないが、正当性というのは論理によって築かれるものだ。最初からあるように錯覚して、途中を省いて結論だけを語ったり、結論に合わせて途中を作ったりしていいというものではない。そんなものに対しては、賛同も批判もできやしない。

(この部分取得できず)                  

彼らに論の作り方が間違っているということを指摘すると、それは主張の全否定というか、本当は全否定にまでも達していないのだが、ともかく「正しさがない」と言うに至るのであるが、しかし彼らはそれに対して自説を検証してみせることはなく(ぜひあざやかに検証してもらいたいものだが)、かといって相手の説を検証するわけでもなく、単に「全否定」されたことに対する拒否反応を見せる。それはかわいそうなことなのかもしれないが、そういう語り方を選ぶというのは、本来そういうものなのだから、甘やかさなければいけない理由はないはずだ。だったら断定的に誤った事実を語ったりしなければいい。だが、そう言われた彼らがどうするかというと、strikeタグで該当部分だけ消すならまだマシな方で(そんなのちっとも誠実じゃないと思うが)、ひどい場合だと「冷笑的な」紋切り型や、「批評的な」文句を言って、批評的な視座に議論を移そうとしたりするのだが、ようするに本筋とは違ったメタレベルを導入して批判が成り立たないようにしているわけで、それはまさに主張自体を空虚にするやり方だ。僕は真面目な話をしない人だと思うし、最初に自分が主張したことに「同感です」とか書いてくれた人をも裏切るようなことだと思う。そこではじめて、僕は態度や人間性について相手を否定するに至るのである。ついでに言うと、そのような安易なシニシズムへ篭もっていくのなら、逆に言えばその人は僕がどういう風に「真剣」であっても受け流すんだろうな、という意味を込めて、できるだけ直截的にひどいことを言うことにしている。

ところが、そうすると「人格攻撃だ」みたいな妙なことを言われたりする。そもそも人格攻撃という言葉が鬼の首を取ったように主張される意味が分からないのだが、主張がおかしいなら主張を批判し、人格(この言葉は別の意味を持つので、俺なら「人間性」と言うが)がおかしいなら人格を批判するのは当たり前だ。こういう言葉を使う人が、自分の主張と人格を分け得ているのであればまだ分かるが、もちろんそんなことができている人が「人格攻撃」などという言葉にぶら下がるわけがない。また、主張に単なる印象を織り交ぜて話をした時点で、人格を問題とされるのはむしろ望むところであるべきだとすら思うが、そういう人はそもそも自分の理屈が印象に基づいて作られていると思わないのだから(そういうところが、まさに印象に基づいて理屈が作られている所以なのだが)、そんな話が理解してもらえるわけはないのだろう。というか、僕からすれば「あなたのここがおかしい」と言われるのに主張も人格もないと思っている。

だから、罵倒だとか、人格攻撃だとか、そんなことは全く関係がない。それ自体が目的化されているのでない限りは、どうでもいいようなことだ。そもそも、表面上言葉ばかりを整えてみたって、ホラ見ろよバーカ何も変わりゃしねーだろーがクソが。

 

 

外部の情報 #112

とか殊勝なことを考えていたらコメントを全ぶ削除なさったそうですよ。折る棚ソウルエイリアンの人が(覚えた)。

やっぱりあのような人はそのようなことをきっちりやってくれるというのはうまくできてるなあ。おかげで俺が自信満々マンで暮らしイキイキ生きていけるわけで、大変すがすがしい気分です。(     )。

問:(     )内に入る最も適切な表現を以下の中から選べ(5点)
1.ネットは広大だわ……
2.好き嫌いは庶民の恥です
3.いいものはいい!悪いものは悪い!
4.頭冷やせよ。話はそれからだ
5.能登ペニス!!(;`Д´)

 

 

外部の情報 #111

π度で教えてもらった音韻的ラップの世界が面白い!! ほんとうに面白い。俺みたいなバカが到達できないアプローチで素晴らしい。でもきっと何とかいう俺が覚えられない長い名前のサイトの人には駄洒落だと言われてしまうと思うので残念でならない! いや、アカデミックなまぶしさ炸裂で書いてあれば「冷静」だからいいのかも? でもさー、断定的に書いてたことを忘れて「なるほど興味深いですね」とかカッコつけちゃえるならすごいアレだよね。だって

あくまで僕の直感に基づいた印象で、そうなんだよーって叫んでも誰も聞いてくれません。とくに学問の世界では「偶然でしょ?」っていうふうに片付けられるのが落ちです。ならばどうするか。たーーーくさんデータを集めて、似たような音が対応している韻が本当に多いか調べればいいわけです。たくさんデータを集めて、その上で本当に似てる音が対応するケースが多かった場合、統計的にその有意差が証明できます。

とか書いてあるんだよ? 当然なことが当然に書いてあるってのは素敵なことで、俺はこれがたとえ俺と逆の結論に達していたって内容はともかく肯定する。立派だなあ。

 

 

外部の情報 #110

頭を冷やせとか言われております!!!!111ろいうfsどいfdj 何でこういう人ってちょっと口調をヒネつつ自分のが冷静ですってアピールから入るの? んで相手の言ったことには答えないという。「話はそれからだ」バーン!!!! てかんじで。ちょっtちょうカッコいい!! つか、釣りとか煽りとかアクセス数がどうたらこうたら書いた以上はせめて釣れた釣れたとかチャンコロぽいこと書いてリンクしとけばいいじゃんシニカルなポーズ的にはさあ? 他人の感情が欲しかったくせして何やってんだ。だいたい冷静なだけなら何もスゴかないよ。俺はこの人のご指摘通り感情満載にやってるわけだがコレが冷徹な文章だったらどうなるか考えればいいのにな。「話はそれからだ」っつってホントに話が始まっちゃうんじゃん。そしたらシャレになんないじゃん。だって俺が言うまでもなく、穴だらけだっておっしゃってたじゃないですか? まー俺もそれには同意するよウン。どっちにしたって断定してみたり釣りとか言ってみたり話はそれからとか言ってみたり忙しい人だなあ。

でも関係ないけど俺さあ、こういうこと一生懸命ここに書いてもマジでいいことないんだよ。そうだ歌詞の引用をいっぱい紛れ込ませて使ったら面白そうかもとか思いついてグジャグジャいろいろ書くじゃないですか。そしたら相手には「話はそれからだ」バーン!て感じで内容完全無視された上に意味不明なカッコつけみたいのだけを見せられたりするわけですよ。もしくはキチガイだって書いてるのにキ、キチガイ!! みたいに言われることもあるんですよ時には。しかもね会う人会う人「また怒ってたねプックス」とか「あれはやりすぎでしょ」とか言われて大変なんだから俺。怒ってなんかないのに!! 俺ケンカ嫌いなのに!! 言いたいことも言えないこんな世の中じゃポイズン! そうか世の中だ! 社会が悪い! おセンチな僕を許さないセカイ系とかのせいで俺がこうなるのはしかたがない! このへんを一般にまで拡大解釈してしばさんに罵倒されよう! また怒ってるとか言われるのでなるべく無難なオチになった!!

 

 

外部の情報 #109

あら!なんだこいつキモちわる! 釣りとか煽りとか言ってる! それでいて「建設的な」とか! どっちやねんというかんじでまさにチャンコロだ。フフッフーていうかこういう人よくいるけどそゆうレベルに落とした時点で自分が書いたことなんて何の意味も持たなくなったということに気付かないのか不思議でならない。普通が何だか気付けよ人間という感じだ。言ったことに責任を持たずにプライドを持ちたいんだなあ。そういうアレなら俺もバカがバカ言ってらとか書けるので最初からそうしてほしい。つーかもうわかったんでバカとか書くけど。あとさー前から気になってるんだけど「某巨大掲示板」とか書く奴がろくでもない奴じゃなかったためしがないなあ。ナニがナニガシなんだか。

重要なことはたかだか1,2時間程度で書いた個人BLOGのネタエントリなので、あの考察は穴だらけだということです。より精度の高い論証をしようと思えばできるでしょうが、それを書いたところで博士号がもらえるわけでもないのでやりません(笑)。

何このヘタレかた! 「穴だらけだけど建設的な議論をして下さい、あとネタでした釣りでした」とかって意味不明な上にすげー恥ずかしいことを要求しているなあ。エグい調子で超ひでえマジ興味ねえ。あと弱! 仮にもマイクの格闘技の話なのに! 俺は「釣られてみる」とかすら書かない普通じゃない並外れてるすなわち遊びじゃないこれ真剣ライク斬鉄剣な社会性のド低いキチガイなんで、プルプルしながらこんなん書かれても俺には意味ないなあ。俺はご自身が自信たっぷりにボインがどうとか書いてらしたじゃないですかってことだけ言うよ。ネタだ釣りだと言えば何の面白味もなく正しさもないことをさもさもらしく書いていいなんて誰が決めたんだ。俺はそんなの了解した覚えはねーよ。説明できないような理屈なんて理屈じゃないじゃん。他人の感情だけが欲しかったのか? 言ってみろ知ったふりしろ!!!!

リリックに横文字が少ない純和風で、発音も英語風に誤魔化していないようなお薦め日本語ラップがあれば是非教えてください

前も書いたけどこの人が言ってた話はこんなことじゃないじゃん。オススメとかきいてんじゃねーよという感じだが、本当はたぶんこの人が書いてるようにその程度の気持ちで書いた話なんだろうから、じゃあなおさらやっぱり最初に書いたように「日本語のラップが嫌いです」とか言えばいいじゃん。何なんだ。前に書いたことを守り続けるでもなく、否定するでもなくあれば、よかった季節として通り過ぎられるのかよ。「邦楽Hip-Hopしか知らない人にも、この機会に洋楽Hip-Hopに触れてみて頂きたいですね」とか、なんでこんな両方に理解がありそうに語ってくれるんだ。話題を振ってベタベタしたかったんじゃないのか?

つーかこの人マジメに考えるのかなって思ったんでいちいち具体的に言わなかったんだけどさ、発音が英語風なのは「誤魔化し」だとかさあ、この人が言ってることで何が「ラップに向いていない」根拠になるのかが、俺にはそもそもちっとも分からなかったんだよな。前も書いたけどこの人が言ってるのは「日本語では英語のラップを作れない」ということで、そんなの当たり前だ。しかも英語なら「ライム」として扱ってもらえるのに日本語だと「駄洒落」とか言うしさ。なんかあれか欧米至上主義か!! 俺たち国際派! あったまいいぞ! 日本は狭すぎる! ですか! 何の意味がある!この尻軽! またはカン違いした国粋主義? 英語だと気分悪くなるような歌詞? 言霊ねぇのに用はなし? まだアニメの歌の方がマシ? 「四分音符からなり」とか疑わないで信じたりしないでちょっとは考えればいいのに。

さみなききなー。90年代のアタマには日本語には16分音符に1つ50音を入れて、それをやりくりしながらラップを作らなきゃいけないなあって感じで、そのとき8分音符以上の音に1つ音を入れるのは日本語ではやっぱりキツいって誰かが書いてたの雑誌かなにかでよんだなあ。誰だっけ。俺だってそのときは「なるほどなあ」と思ったよ。ちなみにそのときみんなは、8分音符または4分音符を使いながらラップをするには、オーディオ・スポーツでヤマツカアイがやっていたようなのしか思い付かなかったんだけどそれが劣っているんじゃなくて、そっから始まったという話で。でも実はその使えなかった「間延びしたみたいな話し方」が単純な脚韻から脱却するために役だったんであって、95〜96年ぐらいには用いられだしたんだよ。上の文章で言ったら「四分音符からなりとか疑わないで信じたりしないで」というのの「符からなり」と「疑わない」が韻になっていることを強調するために「四分音」だけ16分ではないリズムで発声する、など。ホラなそこが、特に「符から」が韻になるように文章書いてたなんて思ってなかったのにわかるじゃん? そこから、いや、そうじゃなくて韻になってる部分が小節のケツやアタマになるようにしてもいいじゃんとかそこをメロディアスにすればいいじゃんとか、なったんじゃなかったっけ。単なる例だけど。この人の言い方だと日本語の文章を崩しているからダメなのかもなあ。宇多田ヒカルだってそうなんだけどな、あーでもあれはラップじゃないからいいのだろうか。つーかもちろんそんなの宇多田ヒカル云々じゃなくて、そもそも、アメリカのラップだって通常の会話とは違ったリズムを刻んでるんだから、日常会話におけるリズムの話なんて、ラップにおいてそこまで重要じゃないもんね。チャックDみたいに三連符で話してる外人をよく見かけると言うならすごいと思うけどさ。ラップがおしゃべりそのものだというのはよくある誤解なんだけど、あれはどう考えても「歌」だと思うよ。抑揚がないなんてアタマで考えて導き出した発想だと思うな。

ほかにも促音や「N」のうまい処理の仕方とか、韻を強調するために子音の発声方法を揃える(それを「発音が英語風な誤魔化し」と言いたければ言えばいいけど)とかによってボインがどうとかいう話がどうでもよくなった話とかいろいろあんだけど、飽きたので仕事しーよう。つーかここまで書いといてナンだけどヒップホップにおいて言語が違うからダメだとか言う時点で間違ってるよ! そんなのヒップホップじゃない! ラップミュージックだ! アハハハ。

 

 

ありふれた事件 #169

俺のものの考え方はまず何か結論めいたものを思い付いて、次にすぐそれを否定するケースを順番に検証していきたがるんだということが何となく分かった。たぶん結論の確からしさを、反論が出ないという理由にばかり求めるのが好きなんだろう。なんかあんまり中谷彰宏にホメられそうな考え方じゃないなあ。アハハハ。でも俺が結論めいたモノを最初に思い付くのは常に天啓的なのでいいことにする。

だから人の話にも、自然とそういう態度を求めるのだろう。とりわけ、俺と同じ思考プロセスで導き出せる結論を持つ人に。他の人は違うと思うけど、俺はそのプロセスこそを楽しんでいるんだろうなあ。その人の結論そのものを否定したいなんて思わない代わりに、否定されうる要素が気になり出すのかな。そこ埋めてくんないかなって感じで。

逆に言うと俺がある人の結論そのものを断定的に否定するときは、その人がかなり大きな反論の余地を放置し、かつ「けっこう文句の出ないよう完璧にまとめてあります」というふうに振る舞っているのがムカついたときだけだと思う。ほとんど単に意地が悪いだけだなハハハハ。でもなぜムカつくかというと、上記のような考え方をする俺が、同時にあらゆる反論の余地を消すことなんて不可能で、完璧な説明などというものはあり得ないということにも気付いているからで、にもかかわらず、かなり低次元においてそれができたような気になっている恥知らずが嫌いなのだ。そういう人には一緒にもうちょっと面白いオモチャを作ろうぜと言う気にならないのだ。

だから「うるせー俺はこれでいいんだよバーカ」とだけ言ってのけられる人や、俺の思考プロセスからは到達できない結論を持ってくる人のことは全面的に認めてしまう傾向にある。

しかし俺がムカつくような手合いは、反論の余地がないことこそが結論になりうると思ってるわりに巨大な反論の余地に気付かない、要するにバカであって、だから指摘してもそもそも俺が何を指摘しているのかよく判らず、結論の部分をいつまでも言ってくれたり、または無関係な部分だけに拘ったりして、平行線に終わることが経験的に多く、要するにたいがい飽きている。俺が論点が明らかなものほど西島君に言われたように「めんどくさい」ばっかり言って説明せず、「そこ埋めてくんないかな」でOKな人にだけ口出しすることが多いのはそんなわけである。ずいぶんエラいんだなあ俺は。だってめんどくさいもん。

 

 

外部の情報 #108

映画「電車男」は夢オチなのか! すごいな感心した! イヤミたっぷりだ! ちょっと見たくなったよ! でも観ている間(または椅子に座った瞬間から)苦痛で仕方がないと思われるので絶対にやめた方がいいと思う。「ネットの知り合い」が来てるらしいから程度の理由でコミケ行きのゆりかもめに乗るのと同等の取り返しの付かなさがある。

 

 

外部の情報 #107

今どきこんなこと言ってる人がいるなんて心底驚いた。思わずこの記事が何年に書かれたのか確認してしまった。

日本語における音素の数が25個であるのに対し、英語はその1.76倍にあたる44個もあるのです。

ビックリだな。

「パッション」「アテンション」、「シチュエーション」「モチベーション」といったように外来語や他言語を多用したり、「みませんか」「みんなSay What」のような駄洒落に近い合わせ技を用いる、あるいは「化粧」「決闘」のように単純な押韻を利用するしか、韻を踏む方法はなかなかありません。また押韻にこだわった場合、ひとつひとつのセンテンスを「わたしは〜〜した」というようにまともな日本語の文章として成立させることは困難になります。

すごいな。すごすぎる。ものすごい既視感。あと名前が挙がってるのがコメント欄を含めてもリップスライム、スチャダラ、m-flo、タイニーパンクス、いとうせいこうぐらいというのもすごい。どこを取ってもすごい。すまないがひどいと思う。月並みな言い方になるけど、この人は日本語のラップの何を聴いたんだろうか? もちろん、この人が挙げた程度の「言語学的な根拠」なんて15年前に言われてたことで、でもそれに拘ることが無意味だと気付いて踵を返すことから日本語のラップは始まったんだから。日本のラップは英語とは全く違う、自分たちは日本語として日本語の韻詩を作るんだという発想を持って、初めて韻を楽しみ、見事なフロウが生み出されるようになったのに(ついでに言うと、日本語の、とりわけ若者の口語話法などをもって、そのありきたりな「言語学的な根拠」は易々と乗り越えられたし、いわゆるリエゾン的に連なる韻だってあるのに)。

でも、ペシミスティックな俺がガックリ来てしまうのは、そのような日本語のラップの中でも特によく工夫され、素晴らしい内容を持ったものを聴かされても、こういう人は「英語とは違う」と言って退けるんじゃなかろうかと思ってしまうところだ。たとえば、日本語の、日本人が日本人として行うラップにおいて、ひとつひとつのセンテンスを「わたしは〜〜した」というような文章にする理由が俺には分からないし、むしろそうなっていないことこそがヒップホップとして素晴らしいと思うんだが、この人は「海外の詩がそうなんだからこれはラップではない」と言うのではないかということだ。そしてそれは、考え方の違いなんだからしかたがないとすら俺は思うんだけど、だからといって俺としては正直この程度の印象で「日本語はラップに向いていない」なんて断定的に書いてほしくない。「日本語のラップが嫌いだ」でいいじゃん。俺はそれなら否定しない。

ようするにこの人が言っているような意見とは、「日本語では英語のラップを作れない」ということで、そんなの当たり前だ。

 

 

外部の情報 #106

LEONのように「ココンチ」などの語彙がサッと出てくるようになりたい。

ガンツさんが紹介していたのだがこれはいいね。10回ぐらい見てしまった。つーか俺テレビ観ないんでウェブで見れるCMを毎日紹介し続けるサイトとかないの? なんでそんなものがないの?

あーすごいこと思いついちゃった。もうできた。

 

 

quote #45

あれだ
オレたちだって
バカじゃないぞ
オレたちだって

あれだぞ
オレたちだって
バカじゃないぞ
アタマいいんだぞ〜

COBRAすばらしいなあ。

 

 

読む男 #47

ヤンマガのディープラブはかなり笑えるのだが最近になって突然「いや、絵描いてるTetsuってこしばてつやじゃん! 天然少女・萬!!」と気付いた。こしばっぽいな〜アシスタント出身? とか思ってた自分がバカに思えるほどこしばそのものじゃん! Yoshiに合わせて自分もTetsuかよ! 面白いよお前! この人って何でもやるよねホント。木多のマンガは第2回目にしてもう「ダメだ……」と思ってしまった。俺は面白いんだけど。エリートヤンキー三郎はずいぶん前からダメだったけど番長連合と話かぶってきてるよ。お互い全国制覇していって連載にして数年後ぐらいに頂上決戦すると大甲子園的だと思った。センゴクは面白かったんだけどゴチャゴチャしてきた。Y十Mも判りにくいような気がする。こっちに連れてくるべきじゃなかったんじゃないのかと心配になりそうだが要するに俺がバジリスクと同じノリを期待して、いいからさっさとお互い殺し合えよと思っているだけかも。新宿スワンは何となくキャリアのなさが出たように感じる。展開自体は普通だけどちょっと説得力が足りなく感じた。彼岸島いつまでやってるんだ。息がハァハァ曇ってばっかりで。湾岸ミッドナイトは面白いなあ。ちっとも分からないところが。ガタピシ車で行こうも結構前から別にクルマ関係ない話が多くなったよなあ。こういうふうにわりと平気でいろんなマンガをマンネリに移行させてずるずるやるのがヤンマガっぽいと俺は勝手に思っている。赤灯えれじいもある意味そうなんだけどこれは最後の展開によってはヤンマガ的青春感動作になりそうなムードが。あと克・亜樹とかハーレム女子寮のやつとかちっとも面白くないエロコメが載っているのもヤンマガっぽい。俺ヤンマガで一番好きなのって「しあわせ団地」かもしれないなあ。載ってないけど。

スピリッツはオメガがなんか浦沢直樹の絵に見えた。似てて当然なんだけど今週はなんかよけいそう見えたよ。ホムンクルス来週始まるらしいけどもう俺つまんないからあれいいよ。この人のマンガってストーリーをちゃんと進めてたの殺し屋イチだけだなあ。田中面白かった。オチがくだらなくて。オーバーレブの人の就活マンガとか官僚マンガとか朔ユキ蔵のやつとか編集部的要請に基づいたマンガが載っているのが俺にとってのスピリッツ。あーしまったホイチョイを読むのを忘れた。バンビーノ面白くてスピリッツの中ではかなり好き(でも今一番好きなのはウシジマくん)なんだけど小休止話になってまあこれはこれでアリなんだけど東京の仕事が再開したときにまた面白い展開が作れるのかどうかがこの作者が新人であることも含めてドキドキするなあ。なんか最初に描きたいと思ったことを描き終わっちゃってて燃え尽きてたらやだなあ。あとこれはアオリ文句がいい加減ウザい。あとさあゴーゴーヘブンとか「メディアミックスやりますよ」という気マンマンで持ってくるのがつまんないよなあスピリッツって。モーニングのいやらしいあざとい感じには及ばないなあ。だいたい花津ハナヨもそうだけど海埜ゆうことか俺の嫌いなタイプの作家なので読む気にならない。全然うまいと思わないなあ。

ジャンプは愛シールドがもうちょいページ使って大ゴマでやってくれたほうが俺好みの感動展開でよかったような気がする。キックのところとか。こうストップモーションぽく。あっけなすぎる。ダイナミックな絵の演出が少ないのでコレだと筋とセリフをサクサク読まされた印象が強くて感動話を見せたかったですというのが浮き出て見えちゃうなあ。そういう意味ではワンピースは面白いな。デスノート面白くないなあ。「三つどもえになったから」とかいうだけの理由じゃないと思うんだけど。あとネウロがすごく面白くなってきた。変なマンガだ。いちご120mはドロドロしてるなあ。辛気くさい女だなあ。富樫はぜひあのメクラの女を惨殺してほしい。ひどいよ。顔文字。

 

 

quote #44

遠い夜空の向こうまで連れてってよ
あの娘の天使のとこまで連れてってよ

さよなら、さめた時よ
あの娘が僕を呼んでいたから
終わりさ、もう終わりだよ
今日からはふたりぼっち
やさしい天使が降りてきたら
きっとあの娘は喜ぶさ!!!!11

なんて不思議な話だろう
こんな世界の真ん中で僕が頼りだなんてね

あの娘は僕に言うさ
「天使は今来ます」って
ほんとさ、嘘じゃないんだよ
未来はねぇ、明るいって!!
あの娘の信じた確かな気持ちは
きっと僕を変えるだろう!!!!!!

なんて素敵な話だろう
こんな確かなことが今もそばにあるなんて
なんて素敵な話だろう
こんな世界の真ん中で僕らふたりぼっち

 

 

ありふれた事件 #168

なんだか悲しかったときのことを思い出しがちだなあ。でも負けないぜ! 俺はなんたって俺にとってだって最後の希望なんだ。図太い。どてらい。

 

 

ありふれた事件 #167

ああ、また、イヤな、人間の機微の、不愉快な、コソコソした、くだらなねー、できことがあったことを、思い出して、くだらねーことを書きそうになった。でも、こないだラムライダープレゼン津GALAXYに行ったんだよ。そこでカツヤ君に「くだらねーこと書いてるヒマがあったらRAM RIDERをもっと紹介するべき!」と言われたのを思い出した! あの酔っぱらった人あのときマジいいこと言った! 俺おかげで今からくだらねーことを忘れてRAM RIDERを賞賛することができる。3rdマキシシングル「ユメデアエルヨ」が6/29はつばいらしい!! デモバージョンの試聴もできるよ。あーいいことした! 24日はアゲハでライブらしいので行けたら行きたい。行こう。つーか今見たら前にアゲハ行ったときのインビテーションが18日まで!! ガーン! 失効してんじゃんコレ! それはともかくGALAXYはとてもよかったよ。モーリさんにも会ったよ。ミュージックマシーンのタクヤさんとかもいたよ。つーかすごいよかったよ。お前も来ればよかったのに。くだらねーこと言ってないで。

そうそう! もとかさんのうちまでいってかのせさんとかばるぼらさんとかとネットラジオをやった(もっとも、マイクが2本だったので途中から俺は横からへ〜とかそれはどういうあれですかとか言う「ありがとう浜村淳です」における十三の白雪姫こと桜井一枝的な役になることにしたのだった)。面白かった!

あとこないだもうやんカレーをついに食べた。とてもうれしい。あの味噌のやつうまかったようん。

 

 

ニーツオルグ #20

それは真逆の主義と手法で行われることになった。自分を説明して、破滅に向かわず、理想を掲げて、そこに至ろうとする。だから種明かしはしない。種明かしすることなどなく、最初から最後まで言い続けている。

 

 

読む男 #46

土田世紀についての話があまりにも簡潔で自分的にイヤだったので時間もないけどちょっと書き足すと、この人のマンガを外野的に楽しめてしまう理由は、それが80年代前半以前の「濃いマンガ」「熱いマンガ」のパロディとして読めてしまうからだ。彼が見つけた表現のやり方が結果として「熱いマンガ」を模倣していく形になってしまったからそれはしかたないことだ。でも、それが大時代の先生がたと違ってあくまで模倣であることに土田世紀自身は気付いていて(いや気付いてないけど、やっぱり「結果として」表現に現れはじめただけかもしれないので、だとしたらスゴイことである)、いかにも模倣としてソレを描くことを行っている。分かりやすいのはギャグの描写で、ズコッて感じのズッコケかたとか、怒りを表す漫符、「ダハハ」などの笑いの表現などはいかにもパロディ的に、批評的に表現されており、読者に「熱い」空間から距離を置かせることを許している。だからこの人のギャグマンガは熱いのに乾いていてキレているという独特の面白さがあり、90年代の後半からはその手法からさらにズレていくことに焦点が置かれていたような気がする。「俺のマイボール」とか。でもこの人にとって幸福なのは、この人にちゃんとコアな読者が存在し、「夜回り先生」のような表現だけを待ってましたとばかりに喜ぶような人たちじゃない(はずだ)からである。だから普通の読者は「夜回り先生」を読んで外野的にあああああいいいいいいいいいい話だあああああとか言ってていいのであるが、作者自身がそこから脱却したいと思っているなら別なんだが、それは土田世紀本人に訊いてみないと分からない。

 

 

ありふれた事件 #166

MOMO DESIGNのヘルメット欲しい超欲しい

 

 

外部の情報 #105

「ラッシュ爆吸」を検索するとニーツオルグが一番上に来るようになってしまった(二番目は自アンかなんかのテンプレ)。しまった最悪だ。罠に近い。ここはガチムチのサイトじゃないよ!! Googleから来たひとはmixiのガチムチコミュニティの主催者のサイトに移動すればいいと思った。

 

 

読む男 #45

シガテラが終わって木多の連載が!! ヤンマガの英断!! カラーページをムダに格闘技の名前を書きまくって終わりにし、あとはいつも通り! チンポとかそういう感じだったので笑った。面白いマンガだ。馬鹿すぎる。女子高生の性に異常に詳しい、しまぶーこと島袋先生などの怒られそうな話も相変わらずだ。でもヤンマガ連載陣て絡みにくそうだなあ。このまま少年誌ネタで続けるのかな。

夜回り先生は面白いなあ。土田世紀はたぶんそういう読み方をされると怒ると思うが、俺はこの人のマンガは、外野としてどうでもいい位置からいいいいやややあいい話だ感動する! とか言って平然とできるところが好きだ。自分の現実には全く関係ないのであって何の明日の糧にする必要もないというか。ああホラ昨日やってたじゃん見てないけど貧乏な大家族。あれに似てると思うよ。

ハヤテのごとくは単行本で読んだときは面白かったのに雑誌で読むと絵がヘタなのばかり気になるのはなぜなんだろう。あといでじゅうが来週最終回だって。このマンガって好きな人はすごく好きそうだなあ。こういうマンガはあ〜るとか奇面組とかと比べられるというか同一線上にあると思うんだけど、ほとんど作者と読者が共犯的に創作物に対して優しみに溢れすぎることで作中の甘えた空間が維持される点が現代のマンガらしい。そしてそこが俺の気に入らないところだ。

コンティニューの別冊でハチクロの人のインタビューを読む。なんか勝手にキャラクターを動かしているわりにはファンからの意見に配慮しすぎた結果としてのあの展開なのかと思って意外だったんだが、しかしこの作者は結局自分の決めたようにしかしないであろうという思いもまた強まったので、前書いた印象とは変わらないなあ。ほか、いろんな人がハチクロについてえせーみたいのを書いてたりファンロード的な用語集とかがついてるんだけどそれは退屈だった。なんかあんまりみんな物語がどうなってるかとか気にしないんだあれについて? つーかエバーのときにも同じ事を思ったのを今思いだした。物語の形式としてどうなのかって話は、みんな、好きじゃないんだよね何でだろ。ほか、エウレカセブンの姉に語りかけるのの元ネタは「HOTEL」ですか? と聞かれて、嘘でも「そうです!そうそう!それで!」と答えられない京田知己と佐藤大は面白くないひとだなあと思った。「むしろツイン・ピークスです」とか言っちゃってさあ何が「むしろ」(「どちらかというと」だったかもしれないが忘れたが)なんだかという感じだが、あのアニメはまさにそういうセンスをカッコいいと思うか否かで評価が変わると思う。つまり「むしろツイン・ピークスです」と言ってしまう彼らを「オシャレだわ」と思うか「うわだっせー」と思うか、または、「おい、ツイン・ピークスとかマジメに答えてるよ面白すぎるだろそれは」と思うか、なのだが、しかし、実はあのアニメを支えているのは、制作者が何を言っていようが全く気にしないか、もしくは元ネタなんか最初から知らない人たちなのだ。その人たちはアニメをアニメとして見ている、はずだ。なのか? それにしてもこの本だけどちょっとあんまりにもまとまりがないように見える。たぶん押井守のせいで。

 

 

外部の情報 #104

Googleで「ラッシュ」を検索しても「爆吸」を検索してもさほど変わったことは起きないが、「ラッシュ爆吸」を検索するとガチムチオッスオッスのサイトばかり見つかるんだ。なぜですか。どうしてガチムチの人たちの間で特にラッシュが流行し、しかも爆吸するようになったのだろうか。知らないことというのは不思議なものだ。

 

 

外部の情報 #103

ミュージックバトンとかいうのがしばさんのとこから来た。Musical Baton。ミュージカルバトンか。外人ブロガーが始めたいかにもブログっぽい遊びのようだ。しりとりとか前やってたよな。アレと同じだろ。ブロガーならざる俺におはちが回ってきたからにはこれまでと同じと思うな。学園の風紀をびしびし取り締まっていくのでそうおもってほしい。ブログキッズな感じじゃなくバンダナに指なし革手袋というスタイルでアニメやマンガ、フィギュア萌え族(仮)、などについても積極的に語ってゆきたい。嘘です。

●Total volume of music files on my computer:(今コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)

あんま多くないよ。今MP3のフォルダのプロパティぱらっと見たら70.8GB(76,063,602,761バイト)だった。ファイル数17,933、フォルダ数1,418。ほかの場所に分散してるのがあるだろうからもうちょいあるかも。CDを全部MP3にしたいんだけど、20枚ぐらいで飽きた。以来やってない。

●Song playing right now:(今聞いている曲)

Plus-tech Squeeze Box「天使のボディーガード」

前から「おニャン子パンクLOVE」というオムニバスが欲しいという話をしていて、うちださんが買ったそうなのでダビングしてもらいました。コピーじゃありませんダビングです! だから合法です! えー? このCDは名前の通りおニャン子クラブのカバー集であって、でもこれは会員番号19番のゆうゆのファーストソロシングルなんだ! で、このCDさあパンクとか書いてあるくせに東京ピンサロックスなどの女声系パンクと宍戸留美with航空電子とかエイプリルズとかSonic Coaster Popとかみたいなエレポップ(でいいのか)が半々ぐらいで入っているんだ。トータル感のないいかにも和製安物企画オムニバスという感じだがそれぞれの楽曲はまあいいよ。明らかにダメなのが入っているところも含めてそれっぽい。全然通して聴けない。パンクのやつエレポップのやつと別のプレイリストにして聴くといいかも。とか書いてたらもうSonic Coaster Popによる「かしこ」まで来てしまった。曲が。これもいいよ。うん。

●The last CD I bought(最後に買ったCD)

最近全然買わない。年に1回買うかどうかというレベルだなあ。つまり興味のないモノは買わないどころか、明確に興味を持ったモノしか買わないという感じなのか。ラムライダーはすばらしくよいから買うべきだよ! と色んな人に言ってはいるが。6月16日のイベントも行くよお前も来いや。つーかオールナイトじゃないのね。

●Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me:(よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)

しばさんも言ってるけど、これ難しいなあ。そのときによって思い入れがあるものは違うし、そもそも「曲に」思い入れがあるという状態がよく分からないなあ。曲をかつてきいたころの思い出と、曲に対する思い入れがごっちゃになりそうだ。そんな厳密に考えるものでもないか。

・たてかべ和也 - おれはジャイアンさまだ!.mp3
俺が世界で初めて聞いたMP3。「MP3って簡単ですよ」とか紹介された。相手はワレザーでOFF交換が好きという人だった。俺はOFF交換は嫌いだった。ヤフオクが嫌いなのと理由は一緒だ。ということでこれが俺の持っている一番古いMP3ファイルなはずだが、今聴こうとしたらなぜか見あたらない。

・De La Soul - The Magic Number (1-2-3 Mix) (89).mp3
これは12インチで出てたんだけどたぶんサンプリングの関係でCD化されないんだと思う。soulseekで見つけたので大変よかったのに誰かに聴かせてもへえーって感じであんまり喜んでもらえない。こういう曲を手に入れる手段というのは今はP2Pぐらいしかなくてすごく不便だ。俺はずっとP2Pで探している曲というのがいくつかあって、聴けば実にくだらない曲だというのは分かっているのだが、くだらない曲であればあるほどどうしてもほしい。ニュースクールというのは俺にとってけっこう大事なムーブメントなんだけど、今ニュースクールの話する奴いないよなー。偽地蔵さんがJBS(JB'Sではない)の3枚目の話してたよなあれ俺も好き。

・Flying Lizards - The Flying Lizards_06Money.mp3
フライングリザーズがすごく好きだったころがあって、イギリスに行ったときに7インチがけっこうあっていろいろ買ったんで、それなりの思い入れがある。どのぐらい思い入れがあるかというと、ヤング・マーブル・ジャイアンツぐらいには思い入れがある。で「マネー」は1枚目のアルバムに入ってるわけだけどこのアルバムというのが段ボール叩いたり水中のスピーカーの音を拾って録音したりしてるわけで、この曲もスネアかなんかの音色が灰皿を叩く音なんだよ。でさ、俺が言いたいのは、俺があんまり音楽の中身について語ったりしないのは、こういうことを書いても「だから何だよ」って思っちゃうし、何書いたらいいかよく分からないからなんだぜ。

・Perfume - スウィートドーナッツ.mp3
Hayakiさんがネットラジオでかけて、そこからラジオのリスナーがみんな聴くようになったという意味で思い入れが深いなあ。ニーツオルグのネットラジオは曲をかけるときにそれが合法かどうかなんてことを考えたりしないんだけど、「著作権的にクリアしています」というフィルタリングがされたが故に誰が聴きたいんだか分からんような楽曲をタレ流すことがなく、キャッチーさのある、いい曲を、CDを買わないという意味で音楽から離れていた人・接していなかった人などに聴いてもらうことができて、しかもそういうことをした結果、みんながその曲を当たり前のように買ったりするんだってことが分かってよかった。というか今やニーツオルグのラジオのリスナーにとってはそんなことは当たり前のようになっていると思うのでこんなことは言うまでもないんだけど、法律がどうのとかいう人たちを尻目に、音楽を楽しめたりするのはいいなあ。

・Todd Rundgren - I Saw The Light.mp3
「よく聴く曲」でもいいらしいので、最後にただただ「いい曲だ」というだけの理由でよく聴く曲を。今かけてみたらID3タグが変になってたので直した。タグのさあアーティスト名のところに「Various Artists」とか書いてる奴死ねよ。で、トッドラングレンは俺が言うまでもなく天才だ。

しまった! アニソンを1つも入れていない! ということで5曲はやっぱり少なすぎるなあ。俺は上記にあげた曲が、ことさらに、「堀江由衣 with UNSCANDAL - スクランブル(スクールランブル OP).mp3」よりも好きだというわけではないのだよ!! あとゲームの音楽もないな。それで思いだしたけどなぜか最近イース2をやっている。しかもX1のエミュで。メチャクチャ面白いよこのゲーム。

あと少年隊を入れ忘れた。少年隊はいいよ〜すごくいいよ。ABCとかストライプブルーとか。ダイヤモンドアイズのギターカッティングとかかっこいいよ。めくるめくってくれ!!

●でもって回さなきゃいけないので回す先

5人も指定しなきゃいけなくてすごい大変だ。さすが交友範囲が広い外人の発想だ。友達が少ない日本のおタッキー諸君のこととか考えてくれない。日本人のようにしりとりしましょうとか言わない。

これってブロガーに回さなきゃいけないような気がするので取りあえずブロガーに。お伺いするのがたいへんなので、もうやったことがあるとかほかの人から回されたとか、あと、やだやりたくないという人は言ってください。別の人にまわします! 別に怒りません。むしろ謝ります。ごめんなさい。
世界は寒い
取りあえずさっき名前を出した変なおばさんに絡まれている偽地蔵さんに。
mp3tidalwave UR
偽タイダルさんに。偽のひとばっかりかよ。
アイキューレイテンイチ。(ブロッグ)
フリッパー図でZAZENなゆるい女子会社員に。
アニオタフォース
アニオタの人に。はてなの方にリンクしようか迷ったけど、どっちでも。
TentativeName
どうせならブロガーじゃない人に回したいので、さらしるさんに。PSPのエミュいいなあ。やっぱりあのとき買うべきだったんだよ俺も。ケンサクくんも動いたらしいよ。いいなあ。

つーか疲れた。

 

 

外部の情報 #102

面白い! このサイコム何とかいうビジュアルのバンドを馬鹿にして、俺のところにもこういう女子を来させよう! どうせこんなビジュアルのバンド、クズみたいなのに決まってるしケナし放題だ!! とか考えたらもう同じようなことを言っている人がいてガッカリ。

 

 

ありふれた事件 #165

久々に吉野さんと新宿で飲む。いろいろ話して楽しかった。店に入ると店の人にサッカー観る? とか聞かれるが俺も吉野さんもまるで興味がない。で、デフレパードとかキッスとかジ・オーブとかケーエルエフとか映画などの話をする。面白かった。帰りは新宿駅前に青いユニフォームの連中がいっぱいいてみんなうれしそうだった。号外を配っていた。俺も吉野さんも全然興味がないのだった。家帰ってもらったKLFのDVDを見まくる。すっげえおもしろい。KLFはすごい。

シガテラが終わったらしいなあ。まだ読んでないがどうも想像通りの終わり方のようだ。あの人のマンガはいつも同じだなー。って言ったら、意外がられた。そうかな。そうかね。

自尊心について書こうと思ったけどうまく書けないなあ。

これからはやっぱ、ビリー・ピルグリムのようにバラバラに何度も生きちゃうのかのもんだい。でも繰り返しても同じじゃないとか差異とかが繰り延べられちゃってったってったりするとかって話もとっくにあったりしてシニカルぶったりとかってヘタレなだけじゃねーかてめーはよ、だったりとかしてうっとおしいなあ。しねばいいのに。自分を保つためにズルしながら自尊心を紡ぎ出したりさあ自尊心すら持てないからしたり顔したりしてる奴が多くてうぜーよハゲが。お前らは一生そこでそうしてろよ。そういえばテッド・チャンを読んでいないなあ。西島君にちょうど会うのであるがだからといって俺はSFの熱心な読者じゃないなあ。PASS DA POPCORNかっこいいなあ。

 

 

ありふれた事件 #164

特に理由もなく「バジリスク〜甲賀忍法帖」を読んだのであるがそういえばこないだ人と忍者マンガのヒット作ってナルト以外だとカムイ伝まで戻らないとないのかという話をしていたんだがこれって忍者マンガじゃんズバリとか思いながら。でバジリスク面白いじゃん山田風太郎。俺山田風太郎って読んだことないんだよね。そもそも時代小説というものが好きじゃないので読まないのだが(司馬遼太郎とか三国志モノとかイヤだ)、マンガは面白かった。最後とかが。1人ずつ減っていくとか、分かりやすくていいな〜。と思ったらこれ今アニメやってんじゃん。知らなかった。せっかくなので3話ぐらいまで見た。朧のドジッ娘っぷりがアニメらしく強調!! 序盤らしく萌え寸劇を披露しまくっていた。音楽がすげーかっこわるいな。和モノのドラマとかってどうしてこういうのになっちゃうんだろう? もう決まってるみたいにこうなるよな。不思議だよね。でも最近のアニメはよくできてるなあ。つーかさあ、俺が毎日見ているようなウェブサイトではこういうアニメについてやってることすらも話題になっていないので、見てるサイトが偏ってるのかなあ、偏りはなんかイヤだなあとか思った。見ないくせにね。

サン・コムの2001年のワインでコート・デュ・ローヌ・レ・ドゥー・アルビオンとかいうのがあってわりとうまいらしいから買ってみようかなとか思ったら楽天で全部売り切れですよ! よく見たらモーニングのワインマンガで紹介されたからだそうだ。おっさんパワーすげー!! モーニングって面白い雑誌だよな。存在が。

 

 

外部の情報 #101

掲示板とかブログとかをみた。議論してるのを見ると「〜ですが。」「〜だが。」という語尾で書く人多いよね〜。すごく気になる。ようするに全否定のアレなわけ、ですが。好きじゃないなあと思った。何なのアレ? カッコよく見えるわけ? 理由がよく分からない。いつぐらいから多くなったかハーッキリ言えるけど、言うとおきまりの結論になってまたそれかって感じになるので俺はただこの語尾ばっかりでキモチ悪いという話だけがしたいので、言わないでおこうと思った。

つーかブログとかブロガーとかすごいイメージ悪い言葉になったなあ。もう「ブログのツール使ってる人」という意味ですらないなあ俺的に。こういう状況になればむしろもうブログのツールを使ってもいいような気になるよな。アハハハハ。それはともかくこういう馬鹿がなんか偉そうにして発言できるようになったことが「誰もが情報の送り手になれる」ということなんだなあ。まあたまにあるなら面白いからいいけど、なんかパターンが決まってて飽きが早いなあ。ブログの人たちはアタマよさそうに見せてナンボみたいなところがあってさあ、馬鹿が稚拙な論理をうじゃうじゃ振り回してるって図ばっかりだ。つまんない。別にアタマの良さなんてどうでもいいからこの人も含めてもっと「井上陽水は俺のパクリだ!」とか「富士銀行を告発!」とか書くブログが増えれば飽きないのでいいと思う。

つーか俺が言うことでもないけど、ひろゆきさんが「2ちゃんねるは終わってる」と言っていたのはかなり昔からだし、それを知らないのもどうかと思うし、つーかこいつが言ってるのと意味も全然違うんだけど、たとえそのとき言われたとしてもその意味に気づけなかったような奴が、今ひろゆきさんに「2ちゃんねるは終わったと思うんですが、どうですか」みたいなことを聞いて、で、ひろゆきさんに「前から言ってるんですが」とか言われて、で、まだその意味がつかめないでいる、という構図なのであって、ひろゆきという人は、それでも平然とそういう馬鹿の相手をし続けるので糸井重里的だと思った。もちろんホメてるわけではない。特にケナして言いたいわけでもないけどさ。

そして俺は思うところあって偶然と統計と決定論について考えていたのであったが、イアン・ハッキングの統計の歴史の本が個人でちょっと読みたいとか思って買うには高い。しかも近くの図書館にない。で、これが上記の話に関係ないかというと、大いにあるのであるが、たぶんこのブログの奴とかにはそういうことはクドクド説明しても分からないであろうから、人間は断絶してることだなあと思った。

 

 

ありふれた事件 #163

仕事が一段落したのでゴロゴロする。キムが来た。短い時間だったけど話してとてもよかった。また会える。おずっちが来た。びっくりした。みなさんありがとう。寝て起きたら腰がものすごく痛かった。なぜ。疲れか。あのサンドイッチを今なら食べられる、とても食べたい、と思った。おなかがすいた。

 

 

読む男 #44

才能?あの子の…?
北島マヤの?あの子の才能ですって?
オーホホホホホ

北島マヤ…あの子は天才よ…!

ガラスの仮面はなぜ面白いかということについてずっといろいろ考えているのだがどうしてもうまく書けないでいるがガラスの仮面について考えるのは本当に難しい。しかも間違って消した。書いたのは簡単に言うと美内すずえは天才というのはキチガイのことであり、異常であり、畏怖すべき存在であるということを堂々と表現しているということだ。これが分かりながら自分もキチガイじみてるなんてたいした人である。まさに天才だと思う。ダメっ子であるマヤがまさに天才として舞台で振る舞っている間はホラー漫画家こと美内すずえの真骨頂であり、読者に与えられるインパクトは実は演技に対する「感動」だの技術に対する「感心」だのにすり替えられているが実は「恐怖」である。そこでは読者はマヤに感情移入できず、観客に同化させられる。で、努力の天才であり縦ロールであるすなわち読者の絶対的な憧れの人である亜弓さんがマヤを絶対的に誉めることで、すさまじいものすごいカタルシスが訪れる。というマンガである。だからダメっ子状態で読者と完全に一体化しているときに

いいこと! 途中でくじけたりしたら
わたし…あなたを許さなくてよ…!
もし棄権なんてマネをしたら
わたしあなたを軽蔑するわよ!
いいわね 2年よ!
あなたはきっとわたしと「紅天女」を競うのよ!
2年後にあなたがわたしの前から消えていたら わたし……
一生あなたを許さなくてよ…!

とかダメなマヤ=ダメな自分に言われると快楽がドバーという状態になってはわーとなってしまうのである。ここでは読者は亜弓さんのマヤに対する友情に感動している訳ではない。あのすごい素晴らしい亜弓さんがダメなマヤ=ダメな自分に対して愛情を傾けてくれているということに感動させられているのである。

で、以上のようなことがごく当たり前として繰り広げられるという手法によってまるでさりげないようにすり替えられていくのである。スゲエ。

というようなことがどうでもよくなるほど面白いマンガである。

ガラスの仮面に出るとしたらダレ役がいいよ? 亜弓さんっていうのが多いんじゃないかなあ。逆の意味で乙部のりえも意外と多そうだ。俺は小野寺先生役がいいなあ。椅子から「ずるっ」って落ちるの。

 

 

ありふれた事件 #163

自宅のMP3を外から簡単に聴けるようにしたいのでストリーミングサーバを立てようと思ってんだけど問題は流す曲を簡単に選ぶ方法だ。放送はサーバ内だけで完結させて受信だけWindowsでやりたいのでWinampをブラウザで外部操作するプラグイン入れてなんとかするというのはダメだ。Shoutcastはsc_linuxとかいう何かラジオ放送クライアントになるものがあったような気がするけど絶対プレイリストを読み込ませないとダメなんだっけ? あとループ再生のみだった気がする。前に使ったけど忘れた。IcecastのShoutとかいうラジオ放送クライアントはいろいろオプションがあったような感じだが、Shoutcastサーバに対しても動かせるのかな。つーかそもそもやっぱりウェブインタフェースにしたいんだけど。ようはそのあのWinampプラグインみたいのがあればいいんだけど。忙しくて自分で作るどころか調べるヒマもない。

 

 

外部の情報 #100

なんだ、違うんじゃん? 君らあれだ、センセーショナルな言葉でブログとか終わりとか書いてあっても何でもかんでも取り上げないようにヨロシクでござるよ! 俺のような孫引きの孫引きみたいなナメた態度の奴が混乱するだろ! 真性の人だってそんな本意と逸れた方に話広がりすぎてもアレだと思うよ! 俺もコミュニケーションだかコンテンツだかで未だにリンクされてチョロチョロ人が来て「こいつコミュニケーション否定派」とか言われたり恣意的に意味をゆがめた「馴れ合い」という言葉で振り回してみたり不愉快なんだよ! 俺はどうでもいいんだよそんな話! コミュニケーション自体を否定しないって書いてても分かんないんだからどうしようもないよな。

 

 

ありふれた事件 #162

ついにバイクを買ったので乗るのが楽しくてしかたがない。どこへでも行ける。

 

 

外部の情報 #99

ついにドリームネットが名前すらなくなるのかー。お別れです! はじめて家からインターネットに接続するために、何気なく入ったプロバイダだけど、こんなに保ったので驚きだ。だいたい「メディアバンク」って今検索したらエロサイトが一番上に来るよ。なかなか潰れないので変に愛着が出たというわけでもないけど、乗り換えようという気にならなかった。でもなくなるなら、もう使い続ける意味を感じないな。プロバイダのメールアドレスは公開していないので、どうせ必要ないし、OCNなんて別に好きでもなんでもないもの。プロバイダってどこがいいの? ニフティ?

ブロガーじゃないので「ブログが終わった」とかいうのに全然興味が持てなかったのだが、モーリさんのページを見てやっとなんとなくわかったのだがあれか、例の「言い過ぎ?」で始まったもんが、彼ら的にどうもダメみたいということで「終わった」ことにされたということだなー。何にしてもさあ欧米でこうなってるからこうなればいいとかさ、自分がそれを実現するために何かしたわけでもないのにさ、ならないから日本では終わりだとかいうわけで、ここへ来て話はその「言い過ぎ?」の頃についに戻るわけだが、例の人たちはホントに魯鈍であったということだなー。「最初から思ってたけどアメリカなんか日本に比べてネットのコミュニティがてんで未成熟だ。ブログツールだって下地があった俺らの方が面白く使えてるもんね」とか適当なこと言って勝ち誇ってやればいいのになあ。なんで自分たち主体でモノを考えないんだろう。つーかコミュニティということに対する意識の低さがひどいなあ。ホント何なんだろうなあ最近。AかBか○か×かメジャーかマイナーかみたいなさあ。厳密な話ができないなら自分の言葉で主張したらいいのに、最近は何となく図式めいたことを掲げれば説明できた風に思いがちなんですか? 実際中身がカラッポというかさあ、何かご本かなんかを理解できたようなキモチで何か言うのが流行っているようだ。みんな心理学の本読んでた頃もかなり辟易したけど。俺は社会に合わないなあ。クルクルパーだ。

 

 

ニーツオルグ #19

俺の部屋の本の並びがバラバラなのは、こうしておくと他人が家に来ても、どんな本を何冊持っているかが、にわかに把握できないからだ。あとは、整頓してしまうと、バラバラに置くことができなくなるからだ。完全に整頓された本棚なんてあり得ないと思うし、そんなの本棚はちっとも本を読む気が感じられないと思うから、最初からバラバラにしておくのだ。

本をけっこう捨てようと思っている。売るというアイデアはない。俺が本やCDを売ったのは金がなかったときだ。給料をもらうために会社に行かねばならないのに、電車賃がないことがあった。本やCDやレコードを売った。悲しかった。

ニーツオルグに誰かが集約される。ニーツオルグに誰もが集約されたりしない。ニーツオルグにすべてが集約される。ニーツオルグはすべてを癒したりしない。ニーツオルグはどこにも通じていない。うまくいくとかいかないという話じゃあなかったけど、意外と恰好がついたようだね。ラッキーだったのもあるね。ニーツオルグのさやわかさん。ムーノーローカルのrhymeさんと、いつか話せるといいですね。話合わなそうだけどrhymeさん適当に合わせてくれるよ。

正月に実家に帰ったときには、姉の旦那という人が来ていた。姉は子供を産んでいた。俺はその子供の半径2メートル以内に近づかなかった。両親は姉と姉の旦那にひどく気を遣っていた。彼らの安っぽく、まがい物の、小さな、精一杯のプライドが俺は嫌いなのだ。俺の意識の大半はそこから来ている。俺が本気で嫌う人間はすべてそこに属すると、たった今気付いた。自分として何かを言えない彼らは、何かに隷属しているようだ。姉は自分がそういう人でありながら、家族の中では両親を自分に従えることに成功した。

隷属? 何に? 社会に? 自分に?

俺は好きだけど って書いておけば免罪符になる!
ってツッコミはさやわかさんっぽいと思ったので書いておく

ほら! やっぱりそうだ。

 

 

外部の情報 #98

最近のインターネットで面白かったモノもう1つあった。このブログだ。こないだたまたま中目黒の久慈清商店の地図を探しているときに見つけた。東京いい店やれる店が好きな俺が面白がらないわけはないのであった。あっちよりもチープだし雰囲気も違うんだけど、俺はこういう俺とは全く関係ない読み物をダラダラ読むのが好きだ。つうかーなんか極端にチヤホヤされないと飽きて2〜3ヶ月で更新やめそうなブログが多いから俺が面白いと思っててもすぐ終わったりとかして心配なんだよなあ。このサイトも1ヶ月ぐらいしかまだやってないわけだけどさ。地道に1年更新したがる人とか少ないよなブロガー。話が逸れた。つーか「東京いい店やれる店」の今のバージョンがあったら本当に読みたいのになあ。今ホラ男のたしなみみたいの流行ってるからウケるよ! たぶん。携帯で見れるけどそういうことじゃないんだよ。なぜならあの本はレストランガイドであると同時に女とやるための本、という仕掛けがあって、かつ、よく読むとオッサンが東京の遊びに対するキモチや思い出をオッサンぽく熱く語っている、という3重の構造になっているところが面白いからだよ! すごく凝ってるんだよ! これがプロフェッショナリズム! しかしロイズが用賀にあったんだなー。

全然関係ないけどさらしるさんとこで見たんだがウラBUBKAって終わりなの? しかし王大人が死亡確認してるってことは、嘘なのかも。いやtitleタグに最終号ってあるからそれはないか。つーかよく見たらまなさんが封印作品してるよ!

ねぎまの曲は聴くのが面倒なので今月はアレンジが何風なのか誰か教えてくれるだけでいいと思った。ハードハウス風とかスピードコア風とか。どっちもないな。

 

 

quote #43

母さん
あたしね
演劇を
やりたいの

あたしには
これしかない
ような気が
するの

あたしって
なんにもとりえがなくて
なんにもできない
ダメな子だけれど
これだけはやれそうな気がするの

だから
舞台に立つと
生きているって
気がするの

生まれてきて
よかったって
気がするの

ねぇ 母さん
誰がとめても
反対しても
たとえ神様に
逆らったって

あたしの この
胸の火だけは
けせやしない

ごめんね母さん
あたし お芝居が
好き…!

 

 

外部の情報 #97

自分の考えと全く違う意見を見て楽しむということがないのかなあ。つーかね今思ったんだけどそもそも批評とか罵倒とかたいそうなこというレベルに達してないよな。勝ち負け勝ち負け勝ち負け勝ち負け。○×クイズの好きな人たち。俺がインターネットの「議論」とかが嫌いなのはそういうところだ。不愉快だ。実のある話なんか、ない。

最近のインターネットで面白かったのはmixiに「コミュ一覧、動画が多いかも」やら「[dir]動画コレクション」やらのコミュニティーができているのを見たことだなー。こういうコミュニティーに入っている人のコミュニティー一覧を見ると、なぞ状態になっていてとても面白い。もうソーシャルネットワーキングということからは全くかけ離れてしまっているので俺でも面白いと思える。俺はインターネットではmixiであろうとどこであろうと面白がりたいだけだなあ。mixiかどうかとかみたいなことを(クローズドな云々とか)気にしてる奴が多いけど、今やmixiはそんなことを気にしてみてもあんまり意味ない状態になった(だから俺でも普通に閲覧できるようになった)な。しかし冒頭の話題に戻ると、最近はこの文章の「面白がりたい」がどういうものを指しているのか説明しないと分からないようなインターネット人ばかりなのだー。馬鹿が多くて疲れるなー(以下、「馬鹿とはなんだ」と抗議殺到)。

 

 

ありふれた事件 #161

人と話していて気付いたのだが、彼はあれだ、エロゲの国の住人なんですね? 青森ってあれだろお前東北だろ? 東北の権力者のボンボンだろ? 因習因習。土着のアレだよ。もうこの時点でエロゲ世界なんだよこの人は。犯罪を犯しても示談てことにしてなんとなくもみ消せるんだしさあ、すごい金持ちで権力者なんだ。で、自分はそれをどうでもいいと思っている。ということにしてるんだよエロゲ主人公的なカッコよさとして。親戚同士の遺産相続争いとかが面倒に感じてたりとかでさー。田舎の権力者の息子というだけでエロゲ的な条件は揃っているんだからさ、エロゲ的な現実があると錯覚しても無理はないよ。きっと市長選のときとかに候補が酒持ってウチに来たりしてたんだよ。そこで調教済みの少女がお客様にご奉仕する姿とかを見て育ったんだよ。もうエロゲ空間を生きているわけですよ彼的には。だからエロゲな日常が存在すると思いこんでそのまま首輪とか実行するなんてちょっとどうかしているわけじゃなくて、むしろ彼はエロゲ的日常を生きていたのだから容易に思いこむに決まってるんだよ! たぶん! エロゲ的な日常を彼ほどにも持ち得ない私たち賤民の感覚で「そんな現実あるわけないじゃん」とか言って彼を裁いていいものか! もちろんいいけどな。まあともかく、なのにどうして僕の周りには毎朝起こしに来てくれる幼なじみがいたりとか窓から魔女っ娘が飛び込んできたりとか学校の前でアンパンとか言ってる頭の弱そうな女子に遭遇したりしないんだろうと不思議に思っていたんだよ彼は。仕方ないから探しに行ったんだよ。その選択肢が間違いでバットエンドだったわけだけど。違うんだよなー絶対あれだね東京とか行かないで地元に目を向けるべきだったんだよアレだよどうせ鬼伝説とか残ってるんだよ? 間違いない。その謎に迫ろうとすると女子が3人ぐらい絡んでくるのに。図書館とかで待ち合わせするんだよ。夏休みに。でも一人は1000年前の鬼の血を引いているので注意だ! そいつのシナリオが一番長いです。あと近所の神社に弓の上手い巫女がいるよ。あとは、両親を海外に長期滞在させれば、家に一人で暮らしたりとかしてさらにエロゲ的な条件が揃うのになー。つーか「アイツは俺たちの仲間じゃないからサ」みたいなことしか言わないエロゲー好きの人たちはひどいなあ。

 

 

ありふれた事件 #160

だりー。くそだりー。内田有紀「楽園」を聴いている。つらすぎる。この曲はあまりにひどい。しかたないので古いハウスをいろいろ聴く。いい気分になってきた。タイフード行かなかった。新しいバイク早く来るといいな。今日は天気がよかった。失踪日記は立ち読みで全部読んだ。気になったので結局買った。安いと思った。だが1時間程度で読み終わる。マンガっておトク感が少ないかも。世田谷通りを走った。いい天気だった。たい焼き屋は閉まっていた。肉まん屋は開いていた。何かとてつもなく面白い本が読みたい。感想なんかどうでもいい。面白い本が読みたい。今THEピーズ「いいコになんかなるなよ」を聴いている。かなりタフだよ。エウレカセブン5話を見る。やや面白い。キングゲイナーって面白かったよね。という感じの面白さ。それでいいのだろう。俺はバルーンファイトが好きすぎる。バルーンファイトを作った奴は天才すぎる。50万点までいった。まだまだいけると思う。うれしい。これみんなどのくらいいくんだろう。目安がないので目標が立てられない。ファミコンミニじゃない。NesterJでやってる。NESエミュ。アイスクライマーはすごく苦手だ。コントローラーはプレステのやつだ。今日は煙草を1回吸った。ラーメンを食った。味を濃いめにするといい。HDDが一杯になってきた。困ったぞ、もうIDEの空きがないんだ。でかいモノを動画のディスクに移してごまかす。雨が降った。タイフード行かなくてよかった。のかな。来年は行こう。去年はおずっちとミカと行った。楽しかった。キャシャーンを観たときだ。地獄甲子園が読みたくなった。読んだ。まさに外道!!! 面白い。松陰神社前には辰屋という二郎系のラーメン屋がある。店主はバイクと自作PCが好きらしい。客と喋っていた。二郎系にしては味が薄い。ヤマモリタイカレーは出店していたのだろうか。何となくフリクリが気になった。ざっと見直す。面白い。これいい話だ。感動した。そして不幸なイヤな話だ。結局ダメだけどいいよねという話だ。俺はそんなのイヤだ。お前もいつかすりこぎになるぞ。俺はイヤだ。俺はイヤだ。救いがあるのは、女の子は、よかったねという点だ。それは自分自身への救いではないのだ。カッコ悪いのだ。だからイヤだ。でもいい話だ。今日は天気がよかった。雨が降った。本屋に行った。ヤンマガを立ち読みした。肉まんを買った。この時点ではまだ雨は降っていない。昼には煙草を吸った。猫を抱いて寝ていた。この時点ではまだ雨は降っていない。雨が降った。肉まんをもう一度買うことはできなかった。

 

 

quote #42

何も判っちゃいないやつに
動かされることはないさ
夢のないやつと一緒にいることはないさ
自分が美しい
自分が美しい
自分が美しい

 

 

読む男 #43

そういえばマンガを読んだんだった。ハチクロで思いだした。二宮ひかるなら「ナイーヴ」の方が面白いと教えていただいたので読んだ。いまそれについて考えているところ。

 

 

ありふれた事件 #159

風邪をひいてしまった。会社についた頃にはかなりガックリ来ていたのだが(せっかく会議だったのに)、薬を飲んで会社で寝ていたら汗が出てだいぶよくなったような気がする。

全然関係ないけどなぜか成り行きでエウレカセブンを毎回見ているんだが特に見るつもりじゃなかったがしかし西島君と話していて突然気付いたので言ったのだがあの話はつまりオレンジレンジなのだ! と言った!! 一瞬で変形することにこそカッコよさがあるロボットは、それがカッコいいかどうかももう分からなくてつまり変形するロボットが出てくるアニメはたくさんあるけど、かつては変形の課程をバンクシーンをたっぷり使って見せることに重きがおかれていていわばハニーフラッシュでありパンプルピンプルパムポップンでありぴーりかぴりららのびやかにーなのだがエウレカセブンはそういうことじゃなくてガッと変わることにしか意味がない。そういうアニメもあったような気がするけど忘れたけど、つーかようするにコレでありコレなわけだがエウレカセブンはもっとアニメとして洗練なのかなんなのかよくわからんけど突き抜けていて、わけわかんない課程を経てはいるけどとにかくガシャッと変わることこそがメカメカしくてカッコいいですねという意味のみをハデな形で継承している。というか他の要素を継承する気がないんでそこがすごいんだがトランスフォーマーを思いだしがちだが、ここではもう実はトランスフォーマーなんてどうでもいいのだ。だからタイヤとかダサそうな要素は隠される。

だから物語の端々に出てくるKLFとかLFOとかいうものも何の意味もなくて何となくカッコいいパーツでしかない。オレンジレンジが語られることにはしばしばパクリとリスペクトという話が出てくるが、元ネタとして採用された時点でパクリでありながらリスペクトであり、なんかカッコいいものの象徴でしかないのである。だいたい主題歌を歌っているFLOWとかいう人たちだってルックスのみのヒップホップがココに極まれりという人たちなんだが、あのひとたちもヒップホップなんてどうでもよさそうなのだ。ヒップホップと無関係の存在なのにヒップホップ的なのだ。すご(ひど)い。

もうすべてが「キングゲイナーよかったよねじゃあキャラクターはソレで」とかその程度の配慮に基づいて作られているんだが(考えが浅いという意味ではない)、それがよくないかというと、いいのである。とか、エバーの系譜にあるとかパクリであるとか言われそうだけど、そう言われたらそうだと言うしかないけど、でもどうせそれがカッコいいよねという意味しか持っていないので、そうではないと言ってもいいのである。だから、この物語を見ていても、エウレカの謎も、主人公の青春的悩みも、どこまでいっても真に迫る感じはなく、視聴者として追いつめられる気がしない。「お気楽な音楽が蔓延してて、まるで公害のようだね」なんて言えばカッコつけられた頃はよかったが、今は誰がお気楽なのかもよく見ないと分からないし、それを言っても意味を持たないことが多い。俺がこの物語について聞いた感想でいちばん面白かったのはしばさんが言っていた「姉に語りかける形で独り言を言うのは『HOTEL』のパクリだ」とかいうのだ!

でもそれって見ても見なくてもどっちでもいいモノだという意味なんだよなあ。俺それだけだとつまんないなあ。今はその中から突然真にシリアスな味わいを与えてざっくり切られるモノが本当にスゴイということになるんだと思うんだけど、でも少なくともエウレカセブンにそれは感じない「(でも別にいい)」。

ハチクロのアニメの主題歌がYUKIでエンディングがスネ夫ヘやー、挿入歌にスピッツとスガシカオだそうだ。むしろ本気だというのがありありとわかる。これ見てればエウレカセブンと絡めて何か言えそうだが、見てないので言えない。見ても見なくても同じコトを言いそうではあるが!

 

 

ニーツオルグ #18

うんこうんこジャージャー!!!!1111

 

 

ありふれた事件 #158

Audioscrobblerで曲名がアップデートされなくなった。ログを見たら「CScrobbler::GetURL ERROR - ReqID 7, HttpSendRequest」とかなんとか書いてあって要するにサーバに送信できていない。つーかクライアントがID3タグを認識しなくなっているのも変だ。取りあえず入れ直したらクライアントは動くようになったっぽいけどサーバには相変わらず送れないなあ。ほんと不安定なサービスだなあ。なくてもいいけど、動くようになっているものが動かないとイライラする。やっぱりやめちゃおうかな。いじっているうちにWAOPがうっとおしく感じてきたので今からAutoHotkeyでWinampを操作できるように書き直そうかと思う。

 

 

外部の情報 #96

π度に初期カブロガニとあめぞう2000のログが上がってたと思ったら、ラジオでもinfohandsさんが俺と一緒にしゃべってくださったやつが流れてたようだ。最近長時間眠れなくて困っていたんで、今日は自信満々で寝てた。けっこうショックだ。ファイルは持っていたような気がするけど、こういうのはラジオで聞きたいもんな。とか言ってたら昨日のMOKラジオも再放送してた! みんなズルいなー。あれ? infohandsさんのやつもMOKも流れてるの今じゃん! どっちも後半だと思うけど。やったー。聞こう。しまったどっちを聴いたらいいんだ。つーか俺がしゃべっているものを聴くのは居心地が悪いなあ。あはははは。

 

 

ありふれた事件 #157

ウェブサーバ代を払わないとサービスが停止しそうだ。やばい。

突然思ったんだけど年寄りになりたいなあ。70代後半ぐらいがいいな。「僕はまるで老人のようだ」ってのがあったなあ。なかった? うーんおじいちゃんジジイだから思い出せませんなあ。それでいいという適当さがラクでいいなあ。昼間からブランコでブラブラしながら歌いたい。命短かし〜。いや、この曲を歌い出すとしぬよ! ヤバい!

こないだたまたま渋谷にいてジャームッシュの「コーヒー&シガレッツ」があったのでミカと見たんだが、あんまり面白くなかった。これって撮り貯めてたやつ? 短編集なのでガマンして見た。RZAとかGZAが本人役で出てきて、へええと思った。途中から繰り返しネタとかもあってちょっと面白くなってきて、「ジャック、メグにテスラコイルを見せる」とかはオフビートのダメなノリがすごくよかった。笑った。アルフレッド・モリーナとスティーブ・クーガンのやつもよかった。でも俺は「ダウン・バイ・ロー」を楽しんで見ていた俺とはもう違うなあと思った。昔の俺ならもっと楽しく見たのかもしれないということだ。今俺が楽しいと思う映画って何だろう。つーか「愛しのタチアナ」ってDVDが出てたのな。とても欲しいけど、買っても俺は見るのだろうか。

 

 

ありふれた事件 #156

今日の津田さんのラジオのスペシャル版というのがありまして内容が教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書の著者・オクトパスアーミーさんと担当編集者モーリさん、吉田アミさんがご出演される、というものなのですが、見学してもよかろうと言われたので見学してくる。24時から3時間だそうだ。まあ俺は見学なのでリロードボタンを押したりトイレを個流しするだけです。なみかれの話は別にしないはずです。オクトパスアーミーさんてどんな方でしょうね。会ったことがないのはこの方だけなので今から楽しみです。

詳細がわかりそうなリンク先に変えた。あとラジオの出演者に質問募集中なのに全然来てないらしいよ。こないだ私もゲストがいるときに好きな食べ物とかを聞かれると困るという経験をしたような気がするので、そういう以外の質問をするといいと思うよ!

 

 

読む男 #42

ばるぼらさんの本は飛び飛びに興味のあるところから読んでいる。だから一字一句すべては読めてないけどだいたいわかってきた。これはすごい本だ。よくこんなこと調べるなあ。とかいうのはもうだいたいみんな言っているが、ほんとすごい。

でも、ばるぼらさんがホントにすごいと思うのは、これは解説の大森さんが書いているが、調べられなかったことを頭だけで考えて書いたりしてないところだ。俺にとってこの本は90年代の前半によく俺も買ったような、愛情に溢れたいわゆる「サブカル本」の流れにあることは間違いなく、そしてその手法を用いながら彼の本当に好きなインターネットについて語るという点で新しいものだと思う。つまりインターネットについては、最初から自分の好きな見方で捉えており、その上であくまで感情的なものを排したログ掘りと歴史の流れに対する語りがあり、それゆえに検証主義的であるにもかかわらずかいま見えるインターネットに対する偏った愛情が感動を呼ぶ、という本だ。もちろん、資料としてだって素晴らしい、んだけど、そういう資料としてよくできてる具合も昔読んだ愛すべきサブカル本に似てると思った。

だから、この本に間違いを見つけても、それを指摘したらいいのかどうか困惑してしまうなあ。これだけの量の本だから間違いはあるんだけど、どっちみち俺が指摘できるのはレイアウト上の間違いとか誤字脱字ぐらいだけど、すっかり昔のサブカル本の感覚でこの本を読む俺にとっては、なんていうか誤字脱字すら愛すべきというか、なんか「そういうものだ」と思ってしまうんだよなあ。初版で読んでラッキーだったというか。あははは。

同じような話として、俺にはこの本の構成上の「読みにくさ」が感じられるけど、それも「そういうものだ」とか思ってしまう。「だからこそ素晴らしい」とはもちろん言えない。そういう言い方は嫌いだし間違ってる。でもこの本のそういう部分は乱暴なパワーの象徴なんだよなあ。俺にとってはね。でも、この本を嫌う人がいるとすればたぶんそこだと思う。歴史の本なのに整理されていない、精読しにくい、細かな部分が間違っている、などなど。

あとこの本には俺のこともちょろっと出てくるんで平気で自慢話をさせてもらうと、使っていたウェブサーバのIPアドレスが載っていたことと、Napsterについての記述に登場したことが一番うれしかった。前者はたしかウェブにあった年表にも載っていたが、自分にとってすら何の意味も持たなかったインターネット上の「俺の使ったそのもの」を指した記号が、そして今では誰かがまだ使っているであろうそれが、紙の上に残されたことに不思議な感慨を感じた。後者は、ネットでニュースサイトをやっていたときに、ツールの「アップデート」よりも「新奇さ」を重視したがっていたのを思いだした。毎日Windows版のHotlineクライアントが出そうなコミュニティをほうぼう見張っていたのを思いだした! 「変わったツールが出たみたいとか、そういうどうでもいい空気感を記録しておくと、あとで絶対誰かが過去を参照するときに『意外に便利だ』とか思うに違いない」と、俺はマジで思っていたのだ。だからホントにそうなって、すごくうれしい!

で、最後にばるぼらさんは「歴史は繰り返す」ということを言ってこの本を閉じた存在にしてるんだよね。これがスゲエ。インターネットは終わりだ! ということだ。そうやって書いていたのは、そういうことなのだ。ここまでは終わり、これから先は新たな歴史が紡がれますという終わりじゃないんだ。ということでこの本に殺されないように、この本が閉じさせたループを脱するインターネットが! または! この本が閉じさせたループを越える見立てを用意してインターネットを読み解き、ループを無効化する本が! 登場すれば、たぶん最高だし、この本の著者にだって、きっとうれしいことってないんじゃないかと思う! はっきり言ってメチャメチャ挑戦されているのである。

ということで、この本をぜひ買うべきだとかそういうことをここまで一切書けなかったので驚愕した。買おう! 教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書! いいから買えよお前。電車男より売れるがいいと思うよ! そしたら面白いのにねえ。

 

 

外部の情報 #95

俺よりも具体的な話が! ヒップホップのことをこの方が考えてくれていらsyさっていててとても面白かった。面白い読み物を読んで面白い! テクノの人も早く!!(他人任せ)

とか言っていたら暗号が書いてあった。

関西クラブシーン

   クラナカ
      キヒラナオキ


タナカフミヤ

わかんねえええええええええええええええええ。ここから曼荼羅を編み出すつもりか!!

でも音楽の話に偏ってきたなあ。このへんの時代はしかたがないのだろうか? きになる。

 

 

ありふれた事件 #155

昨日ミカに聞いた話。

・あなたはテクノのことがまるでわかっていない。私の話した内容と違う

ミカの話、難しいなあ! ミカすげー!

そういえばタイフードフェスティバルが5/14〜5/15にあるそうだ。場所はもちろん代々木公園。行く行く! ヤマモリタイカレーももちろんあるみたい!

 

 

ありふれた事件 #154

こないだミカと出かけたときにミカに聞いた話。

・あなたはテクノのことがまるでわかっていない。私の卒論を読め ・コード感のあるボーカルがのっているものはハウス。ラムライダーもハウス。ビョークの「デビュー」が出たときにはハウスのアルバムで歌ってるのもビョークで歌うまいしサイコーという感じに思った ・GOLDのそばだか上だかのクラブが潰れてノーパンしゃぶしゃぶの店になった ・六本木WAVEにはアロマオイルなどが売っていて、それを買ってもスタンプを押してくれるから良かった ・Prodigyのアルバム「エクスペリエンス」の歌詞には全編「踊れ」「あげろ」という当時には革新的なメッセージがある。「Hyperspeed」がどれだけ深いメッセージ性を持っているか今では気づけない

ミカの話、おもしろ! ミカすげー!

そういえばperfumeのワンマンが7/7にあるそうだ。場所は渋谷O-Westだそうです。行く行く! つーかアルバムは?

 

 

外部の情報 #94

テレビをあまり見ないんで、というか録画されたモノや動画ファイルしか見なくなるということは、CMに疎くなるということなんだろうか、知らねーけどこんなCMやってたんだ。工場は畑の奥の方! マシンならば動いてるぜとっくのとう! レペゼン十勝平野かっけー!!

 

 

ありふれた事件 #153

寝てた。つーかあれ、まだやってるのかこの人、っていうか俺より更新してる奴にヒマだとか言われた。つーか撤収とか言ってからいつまでも何か書いてる恥ずかしい奴だしさあ、グダグダ言ってるのはてめーだろって感じだね。あはは。だんだん考えなく取りあえず罵倒してるね。まあどっちにせよお互いに何の意義も見ることができずにコミュニケーションは打ち切られたわけだねー。コミュニケーションのみがあったコミュニケーションだー。キスから始まるミラクルだってあるのにね。あー空しい。だから俺やんないんだよね。こういう人って絶対そうなんだもん。前にかのせさんと意見を交わしたときはお互いにあなたはそうなんだろうね、私はこうです、ってコミュニケーションだったから美しかったんだけど。この人は結局なんかよく分からん背後関係だか陰謀論みたいものをさも大事そうに掲げだして(最初は自分のモノにして体系付けてない知識をキーワード的に振り回す人だったんだが自分の正当性を守るためにほとんどアタマがどうかしちゃったんだと思うのでかわいそう)、マトモに受け答えできねーだけじゃん。ということで二択の答えは「馬鹿」に決定しました! さて、マンガ読もうっと。

寝てる間になぜか橋本和明さんとエロゲーについて語りあう夢を見ていたことを今思いだした。

 

 

ありふれた事件 #152

なーーんだあ、なんか撤収とか書いてるな。終わりってこと? 商売の倫理ってなんだろ。なんか背後を見ようとしてるのかな。さすがコミュニティの人だ。悲しいことだなあ。でも、まあ別に返事が欲しいわけではないからいいや。なんかかわいそうな人だなあ。よくわからないけどバイバ〜イ!

あ! このサイトで俺がコミュニケーション行為にあまり興味を持っていないのは俺の勝手なんだが、「コミュニケーションなんか全部ダメだ!」みたいに考えてると思ってる人もいるみたい。なんでだ? あー! あやふやで見栄ばかり張るドーナツトークみたいのを揶揄したからか! それとこれとは別です! 普通にコミュニケーションな君たち、ごめんよ! 言葉として別になってないからややこしいよね! そういうサイトなんだよ! ごえmんなさい! 一応「ホント『僕らはここでコミュニケーションに溺れてるんだ』って本ならまだいいんだよ。カッコいいじゃん。言動が一致してますし!」って書いたんでそのへんをいろいろ汲みとったり! あと、引いた風をキメて「ま、ネットのケンカは」「煽りが」「釣りが」みたいなことを言ってる人! キミキミ! 日和ってろバーカ! トーイ!
                じゃあみんなまたね!

 

 

ありふれた事件 #151

休暇だというのに何の予定も入れていなかったのだが、ミカが都内のホテルを予約してくれたので行ってダラダラしてきた。ホテルというより外国人の長期滞在向けフラットって感じでリラックスできたよ。あと朝食がうまかった。

で、メッセが起動したままだったんだが、帰ってきて見たら「バカバカしいことでもめてる!!」とか書かれてるよ! あははははは! ほんとバカバカしいなあ。栗ちゃんは。

ばるぼらさんに舞台の上でツッコミ続けてあげたらよかったんでは? 議論てそうやってするんじゃないの?

なんでそこまでばるぼら様のご機嫌伺いをしなきゃいけないの? そんな議論「作法」、はじめて聞いたぜ。ばるぼら様にはそんな上げ膳据え膳まがいの気遣いを要求するくせに、こちらに対しては、

みんな君の表現の幅を考慮し続けるべきなんですか?

ときたか。金魚の糞は金魚の糞でしかないっつーことだね。

ホラ! 言ったよ! 馬鹿とかアホとか言い出したよ! 面白くなってきたなあこの人!つーかなんで俺が今まさに金魚の糞をやらなきゃいけないんだ? 人気とか? 知名度とか? 名誉とか? カネとか? そういうのが俺欲しそうなわけ? うーん、それは俺じゃなくて、誰か他の人じゃないかなー。あっははは。 「大物」とか言ってるしなあ。おもしろ。だいたいさあ、勝手にばるぼらさんの話にこだわり出したのは君じゃないか。俺、郡さんの話、ばるぼらさんの話、吉田アミさんの話、犬にってサイトの人の話、全体の話、とかいろいろ書いたのにそこだけ持って来たじゃーん。俺吉田さんのところとか、けっこうちゃんと考えて書いたんだけどなあ。もうアタマに血が上って読めなかったのだろうか。

つーか君さあ、「舞台の上で」とか「客席から立ち上がって」とかいうのを読んでないのかな? この人が読者を何と思ってる、ってのがホントに出てきたなあ。君は出演者としてお客さんに(読者に)利便を、楽しみを、娯楽を、知識を、教養を、提供するんだよ馬鹿者。それをなんで客がフォローすんのかっていってんの! ばるぼらさんとの議論のフォローも、君自身の表現の幅のフォローも、君がやるの! 司会やら客にまかせないの! この人お客さんとか読者とか全然わかんないのかねー。先生様とかのつもりなのだろうか。彼のまわりにいるであろう、出版の人たちの目しか見てないような気がする。俺はさあ、16時50分にはついてさ、この人がタラタラ遅刻して20分遅れて始まってさ、俺ら3時間とか座ってるんだよね。レジュメもなく。ただ黙って。俺だけじゃなくて全員な。途中で俺3回ぐらい客席を振り向いて見渡したんだけど、寝てる奴、身体的に限界が来て退席する奴、ケータイいじってる奴、ケータイを食ってる奴(これは俺だ)、などに溢れてすげかったんだよ。

そんでまあイベント的に超つまらなくてさあ、それでコミュニケイターなブロガーの人たちは「悪いところもあったけどまあ盛況でしたね」って絶対書くだろうから、俺しか書けないことを書いたのね。俺はつまんない理由を突き詰めるぜと思ったんだよ。俺の3時間を無意味になんかしないぜ。でつまんないからつまんねえという話を書いたら、何か他の人がホメちゃったもんだから、俺が書いたことが結構いいこと言ってますねってことにみんながなっちゃうと(事実はどうでもいい)、君はあれだろ、自分の企画が否定されるからイヤなんだろうなあ。ユリイカ否定される! ピンチ! みたいな(ホントは別にユリイカは否定されないんだけどね。ここ重要)。だからもう君から俺に(かなり切迫したキモチでさりげなく)話しかけたくせに、いきなり「揚げ足」とか「イチャモン」とか強い言葉でみんなに俺を読む価値ナシってことにしたんだよなあ。俺からすればいきなり呼び止められてこのひと痴漢です! とかなんだけど、まあいいよー別に。ブロガーのみんな!! くりの人が言っているから、信じてあげて! 俺揚げ足マンてことでオッケーだよ! 仲良くやんなよ! どこが揚げ足になってるとか考えなくていいよ!

つーか、そういうキモチを考えるとなんかかわいそうになってきちゃったなあ。もう一回だけちらっと言ってヤンヨ。席上の話の中身を抜きにしてもさ、郡さんが「〜な本がやりたかったのに、どうしてならなかったんだろう」って言って、しらーとした空気が流れた時点であの本が中途半端にああなった理由はわかんのよ。えーとね、本の企画ってのはまずどういう読者に読ませるか考えて、そのあと「何をどういう切り口で見せるか」ってことを考えると思うんだけど、ねえ、あってます?「企画サイド」の人。つーかなんでこんなこと説明しなきゃいけないのかホントに謎だ。エライ人なんじゃないの? この人。で、その「何をどういう切り口で見せるか」のコンセンサスが「企画サイド」で取れてないまま本を作ったからあの食い違った空気になったんじゃん? 「何が訊きたいんですか?」なんて、もうあそこに行く前に、本が出る前に出てなきゃいけない質問じゃん。君的にはコンセンサスが取れてたつもりなのかもしれないけど、最終的に取れてなかったからあの本はああいう本になってさ、で、君はあれで正しいと言い張りたかったかもしれない。だが! あの席はまずいトコを露呈してしまって、ああなってしまったんじゃん。認めればいいのに。それともホントにわかんないのかな? 本が出てから郡さんの気が急に変わった、とかまだ言うのかな。つかばるぼらさんの本がどうじゃなくて、君はユリイカに打ち合わせに行ったんでしょ。そうやって何度もどういう本にしようか郡さんと検討したんじゃないかしら? 「それは社会学だ」って何度も言うような郡さんを、俺は始めてあの場所で見た人なんだけど、君は何度か逢ったことあるんでしょ? それでどういう本を作りたい人だと思って接していたの? 企画ってのは君が席上で最初に語り出した、誰に何を書かせるかってのばっかじゃないだろ。それは後からついてくるものじゃないです? ちなみにそれはつきつめると最初に決めるべき読者が見えてないんじゃないかしら?

「何をどういう切り口で見せるか」ってのは、「企画サイドの意図」ってやつだけど、それがパッと見てグッと来るから、読者は喜んで本を買うんじゃん。読者が人気ブロガーいっぱいキャッキャとか言ったからといって、「企画サイドの意図はこうで」というのは、弁明としての意味以外では成り立たないんだよ。まして「ん〜理解してませんね〜」みたいなノリは、「あの」読者に対してひどいだろ。

でもさ、いい話があってさ、本ていうのは売れれば勝ちなんだよ! 今は特にそうなんだよ! だから、「企画の意図はズレちゃったけど、やっぱはてなっすね〜。売れた! イベントやってみました! 次が作れるかもね!」みたいなお祭り気分で持ってけば(イベントの主旨自体はそうであって十分だと思う)、がーっとごまかせるしいいのに。俺だってよかったね! って思うよ。君はそんな読者どうでもいいのかもしれないけど俺は今でも思うもん。おめでとう、よかったね君! でも、なんか強引に企画自体もうまくいってましたみたいなことにするのはよくないじゃん。そしたらあの席上のしらーっとした部分もなかったことにしてしまうことで、本を買った、3時間すし詰めで座った、「mixiスラム化」とかメモをとった、お客さんをだますってことだよ。でもあの場はだませないよ。今からでもいいから、売れた! はてなスゴイ! とか言えばいいのにねホント。プライドが大事で沽券にかかわるとか思っているのだろうか。企画の発端を「ユリイカから電話かかってきて〜、来てくださいとか言われて〜」とかコジャレ無頼派みたいな調子で言ってたしなあ。もしくは馬鹿なのだろうか。どっちだろう。売れたからいいやーラッキーと俺なら普通に思って次なる企画をちょい修正してもっと売ってやれと思うが。

※説明しよう! コジャレ無頼派とは、90年代後半からなぜかライター、編集、デザイナー界隈の職種に急増した、「自分的には仕事はちょろっとテキトーにやってるんだけど、まわりの人が面白い面白いって言ってくれて何か食えちゃってるんですよね」的な表現を用いて、言外に自分の人脈の多さや能力の高さ、ユルいライフスタイルなどを表わそうとする人々を指す、たった今俺がでっち上げた言葉である!(サブカル度:★★☆)

 

 

ありふれた事件 #150

栗のひとがまた怒ってるよ! なんか俺のやってることは「とことん筋違いなイチャモン」だそうで! つーか俺が「ばるぼら氏の代弁を担当するのを任務と心得ている」そうだ。俺こういうこと言われるだろうからばるぼらさんのことには答えないってわざわざ書いてるのになあ。つーかこの人どんどんこうやって推測に基づいて変なこと言うんだねえ。だからどんどん俺も言ってあげてんだけどアハハハハ。もうすぐ馬鹿とかチビとか前世はイモとか言い出すよこいつは!!!11ぬぬぬんnあとあれだね、右顧左眄しちゃってーみたいなこと言ってたらモーリさんに急に文句言い出しましたようでホント大したモンだね。

渋谷系云々もそう。

俺は渋谷系の話なんてしてないんで! 俺はばるぼらさんの代弁を担当するのを任務としている方じゃないですよ? ばるぼらさんに舞台の上でツッコミ続けてあげたらよかったんでは? トークショーとかってそうやってするんじゃないの?

コンテンツとオープンソースについては、おれは二、三度聞き返したはずだが、けっきょくまともな答えは返ってこなかった。それでどうやって議論を発展させろっつーのさ。

そんなの知るかよ。俺客として見ててそう思っただけですよ。ほかの人もそう言ってたと俺が書かないのが優しいと思えばいいのに。何そんなエライの? 俺が客席から立ち上がってフォローしてけばいいの? みんな君の表現の幅を考慮し続けるべきなんですか? つーか何度も書くが、知識の話じゃなくて、そういうことが分かってるならどうしてあんな本になって、席上のお話もズレてたのか不思議だって言ってるだけなんだけどなあ。

こういうすごい本にしたかったといっているのに云々についてもそう。「すごい問題提起だった」ってしらねえつうの。だって読んでないんだもん。

俺だって読んでないよ! オープンソースの話もそのとき知らなかったしさあ。ばるぼらさんの元ネタの本を知ってるんでしょ? 年表も見たことあんでしょ? オープンソース、コンテンツと言われてもいっこうピンと来てるように見えないのはなんでしょうね、演技ですか? 勝手に推測して失礼に断定してあげると、君は知識を溜め込まないと何にもできませんね?

 

 

ありふれた事件 #149

揚げ足を取るだけの批判が「すごい」とかいわれているんじゃさすがにアレなので。

あら、そんなふうに書くんだ。ブロガーの人は。すごいね。俺さあ、これをあえて書けるのは、おそらくあそこにいた奴では俺しかいないだろうと思ったのね。書けても歯切れが悪くなるだろうと思ったんだ。俺のサイトがニーツオルグでよかったと思ったよ。だからこそすげえきっちり書いたんだよ。文体を見りゃわかるんだよ。この人はわかんないかもしれないけどさ。これがブロガーさんのコミュニケーションですか。大したモノですね。じゃあ俺もナメた態度でやらせてもらうわ。レペゼンせよ! このサイトはニーツオルグです!

さて、いいですね〜このエクスキューズ! 「こいつは揚げ足取ってます」ということですね? えーと、で、どの部分が揚げ足ですかね。揚げ足取りってのは相手の言葉尻のウッカリした部分をとらえて、相手の全体を否定しようってんです。いや、このへんで揚げ足野郎の書いてることを読むのをやめますか? そりゃ幸せでしょうね。しかしポイントとして出した座談会の発言部分の(もしくはユリイカ内の?)どれを私は言葉尻とらえてますかね? それとも逐一自分の有利なように皆さんの発言を抜き出してますかね? 揚げ足をもってして全体の論旨を作り、あなたの本だかイベントだかを否定しました?

つーかね俺は俺がいいものなら何でもいいのよ。本がつまらなくても座談会が面白ければいいんだよ。アンタが今後いい仕事をしたらいいって言うと思うよ。面白かったら細部まで突っ込んで面白いと書くよ。つまらなかったら細部まで突っ込んでつまらないと書くよ。細部まで詳細にどうして面白くないのか書いてあげた結果、一番大事な部分を無視して(見えないのかも)、細部だけ見て「揚げ足とられたー」とか言われるとすごいですね、揚げ足をとられた気分です! つーか、細部なんかないほど主要なところについて取り上げたつもりなんで困惑する限りだ。ていうか、あーらごめんなさい引用のしかたを間違えましたね。

反論はしないつもりだったけど、ちょっとだけ。なんか毛利さんが絶賛しているし。出来の悪いイベントだったことについては弁解しないが、揚げ足を取るだけの批判が「すごい」とかいわれているんじゃさすがにアレなので。

こうですね。「モーリさんのような方が誉めていらっしゃいますけど、こいつは揚げ足とってるだけですんで!! 揚げ足だからもうっ、みんなハナから信じないように!も、モーリさん!こいつ、いっ、あげっ、揚げ足とって、やがんです! そうです!」という意味です。そういうことはモーリさんに直接「あいつは敵です!」とかってメールでも書けば? とも思うが、そこに書いときゃ他の人にも見てもらえるもんね。だいたいさあデキの悪いイベントだって認めつつ「揚げ足だ」ってすごいよね。すごいなあブロガーって! 俺にはムリだわこんな文章書けねーわ!

揚げ足ってのは俺がたった今ここまで書いたようなものを指すんです。分かります? こっからは揚げ足を取らないですよ? 理解してくださいね?

ばるぼら氏は、「オープンソースがコンテンツ化する」と発言したはずだ(違ってたら突っ込んでください)。「コンテンツがオープンソース化する」であれば常態的にいわれていることだが、その逆だったから「どういう意味か」と訊ねたわけだ。コミュニケーション自体が目的化したのが現在のネットワークである、ということについてもマスダ氏が『図書新聞』の北田暁大氏のコメントを引きながら言及している。

だから何です? ていうかいや、じゃあなぜにそのときそう言わないの? 「えー、コンテンツがオープンソース化する、であれば常態的に言われていることですけど、どういう意味です?」とか突っ込んでいけば? それは主要な議論になり得ませんか。mixiやら投げ銭の話題の方がユリイカ的でしたか。つーか、それを理解してる奴の作った本には見えないという話なのになあ。コミュニケーション自体が目的化しているということをちゃんと理解すると、「ブログがメディアとして」みたいなことはあんまり語れないはずだしさあ、常態化なさってるなら「コンテンツのなさ」もパッとわかるだろうしさあ、それをふまえて作るべき本が分かるんじゃないの?

まあ、コミュニケーションが目的化してるんだもんね。コミュニケーションが目的化してる奴が、「コミュニケーションが目的化しているって話があってネ」とかアゴさすりながらみんなとコミュニケーションしてるんでしょうかね。これぞ空談て感じですか。つーか「常態的に」とかさあ、「そんなの知ってますぅ〜!」みたいなことを言ってもさ、知識を問うてるわけじゃないのよ。ユリイカが全体としてそういう本になってないって言ってるんじゃん。なんかこう、 知識云々で妙にプライドが高いんだ。知ってるモン! って言いたいのね。キレてるポイントが無知を指摘されたという点に集中してそうだ。無知なんか指摘してないのに。ああー、揚げ足とかってそういう意味か? 知ってるかどうかなんて言ってないんだよ。知らないのが馬鹿だってんなら「知らないから馬鹿だ」って書くよ。知らなくたって分かってる奴は分かってんだよ。知ってたってエラかないんだよ。活かせよ。反映させろよ。それができなくて、「こういう話があるんだけど」って指摘したら「そんな話、知ってるわ!」とか言われても「ハァ?」って感じだ。「『ぼくらのはてな』って特集だったら、まだマシだったんだ」て書いたじゃないか。理屈としてそういう話が載ってるのに、どうしてそれをふまえた本になってないの? あの本はただの寄せ集めですか?

夢がねえからこういう特集が組まれた、という可能性もあるんだ、というところまで想像力を広げてほしかった気がする。ま、べつに期待はしないが。

何カッコつけながら人ナメた態度を取ってるんですか? カッコつけるなら人を使わないでお一人でお願いしますね。ていうかじゃああれは「夢がない」という特集になってると思ってるんだね。あれが。凄いなあ。んで「人気ブロガーがいっぱい載っててよかったです」とか言われてるんだぜ。意味が分からん。何が「企画サイドの意図を」だ。「俺たちの音楽性を」とか抜かすバンドと一緒だ。ていうかユリイカの読者をなんだと思ってるんだろう? 読者に対して何を語りたいの? 尊大でありたいの? 俺の隣にいたオッサンは「mixiはブルックリン化」とか真剣にメモってたよ? 最後に質問した人だよ。あの人だ。あの人とかに対してどう思うのかなあ? ナメてんのかな? 彼の企画にとってどうでもいい質問をした郡さんとかもナメてんのかな? つーか何でこの人はこんなに冷笑ヅラして他人をナメてんの? 俺には、俺が辛辣なことを書いたからこいつには「ま、べつに期待はしないが」とかナメたことを書いてもいいと思ったのかねー。自尊心を保つためのおまじないなのだろうか。俺は辛辣なことを書いたとは思うけど、礼も尽くさないけど、この人みたいにナメちゃいなかったよ。メチャメチャまじめに書いたんで、それなのにこの人がてんでナメてるんで、ほんとアホみたいな気分になって、俺もこの人にナメたことを書くことにしたわけだよ。つーか揚げ足とか言ってるしさあ、読解力が不足してるんだろうけどねえ。それともああいった調子で批判されるとムカッときちゃってキーって感じの人なんですかねえ。きっと偉い人なんだねこの人。俺の知らないどこかで。

ばるぼらさんに書かれていることは俺が書いてもしょうがないので書かないし、あの人はもめ事を嫌う人だと思うから反論しないような気がするけど、まあなんだね、「ぼくのファンで」とか「リライトが」とかを見るに、それから「毛利さんが絶賛」とかもあるしさ、立場的なことを気持ち悪い形で文章に混ぜる人だねこの人は。何ですか威信とか偉力とかいうものにこだわりを感じているのですね。そこから来るパワーゲームというか。業界というか。これがブロガーさんのコミュニケーションですか。大したモノですね。

それにしても、とても大事なことが書けたのに、そのあとでこんなコトを書くなんてとても残念だよ俺が。この栗なんとかいうろくでもない奴のせいだけどさ。アハハハハハ。

 

 

ありふれた事件 #148

ラジオ終わった。面白かった俺が! 曲がいっぱいあるのでばるぼらさんをムリヤリ急いで喋らせてしまいました! ごめんなさい! えーと同時にみんなが渋谷系について何を間違えているのか何となく分かったのでよかった。

で、昨日は神保町に行ってユリイカのイベントを観たのであるが、ようするにばるぼらさんが出たのでラジオのために連行しに行ったというのが俺の役割であるが、神保町について共栄堂でも食おうかと思ったら休みなのでメーヤウでも食うかと思って歩いていたら後ろから来た人が俺の肩を叩く。俺には知り合いや友人が異常に少ないのであえて俺を呼び止めるような奴は異常者か通り魔に違いないと思ったら違った。山田さんでした。おお! うれしい! 街を歩いていたら友達に呼び止められました的瞬間! うれしいので一緒にスタバでお茶を飲んだ! 楽しい! ひょっとしたら神保町には俺の知り合いがいっぱいいるのかも! もっと神保町をウロウロしていれば知り合いに呼び止められたりするのかも! なんて恥ずかしげもなくさみしがりな発想なんだ。で、まあ山田さんもユリイカのに来たということなので一緒に行く。17時から開始ということなんであったが始まったのは17時20分だった。出演者が1人遅れてきたそうだ。遅れたのはばるぼらさんに違いないと勝手に思っていたが、そうではなかったそうだ。

イベントはつまらなかった。ムチャクチャつまらなかった。どうせ、誰もなんでつまらなかったかなんか書かないんだろうから、俺が書いておくよ。丁寧に書いてヤンヨ。

あの特集がどうしてああいうモノになったかよくわかったよ。ユリイカの郡さんはいいよ、インターネットのことが分からないんだもん。でも、インターネットのことが分からなくたって、ばるぼらさんの本が素晴らしいってのはちゃんと分かってたでしょう。そこは職業的なものでもあるし、感性でもあるよ。あの人はいい本が作りたい人なんだなって思ったよ。だから「ばるぼらさんの本みたいな特集が作りたかったのに、どうしてできなかったんだろう……」みたいなことを言ったでしょ。それはすごい問題提起だったんだよ。

「これがあれを滅ぼす」という内容が、つまり、新しいコレがスゴいんだ! ほかを席巻する! って内容が、なぜできなかったんだろうって郡さんに問われたときに、出演者は何も答えられなかったわけで、「何が訊きたいんですか?」とか言っちゃってさ、君が答えを持っていないせいだというのは分かるけど、そんな質問で返すのは郡さんが本当にかわいそうだと思った。ひどいよ。夢のありそうな話すらできないということではITゴロ以下だ。でも出演者は自分が何を考えていないか、考えていないだけに分かっていないので、仕方がないけどさ。せいぜい言えるのは、もうちょい言葉に気を付けようねってことぐらいになっちゃうんだけどさ。でも俺はそんなことを言いたいんじゃない。

彼らが分かっていないってのが何なのか。単純に言うと、「ブログにはコンテンツが足りない」ってばるぼらさんが口頭ではっきり言っても、まだ「メディアとしてのブログの価値が」とか言ってるような、ことだ。ようするに彼らは(いまだに)コミュニケーションの場としてのブログに興奮を覚えているんで、近視眼的にコミュニケーション自体に丸め込まれている彼らは、ブログで何が語られているかよく分かってないし、たぶん普段もよく考えないんだろう。俺が前に「ブログ100選で『メタブロッギング』がアタマに来るってどういうことだよ」って書いたのがそういうことで、また、彼ら自身が「書籍化されたブログ」にはてなダイアリーを使ったサイトが1つもないと気付いているにもかかわらず、それがなぜなのかってことを考えていない。彼らは自分たちの「なんとなく、人文系の人が多い、僕らの、はてなダイアリー」ってサービスに溺れているようなものだ。それが批評的ですか? 詩と批評の雑誌として。

「ぼくらのはてな」って特集だったら、まだマシだったんだ。というのは、出演者諸君は自分たちがNAVERやライブドアなどのブログで今行われている、小中学生が行っているコミュニケーション行為に全く無自覚であるということに気づけていないってことなんだ。のんきに「エキサイトは使いにくいからやめちゃった」みたいなことしか言わないんだぜ。

どっちみち「はてなにはなぜか人文系の人が集まっています。なぜだろう?」って話がまずあるんだ。なぜ「はてな」が選ばれたのかが分からないなら、「なぜかは分からない、でもみんな今ここに集まっていて、ここが面白くなってるんだぜ」だっていいんだ。ユリイカはインターネットについての本じゃないんだから。言論のあり方とか、社会意識とか、そういうことを言わなくたって成り立つ本なんだ。それ以外のアプローチがある本だから。「詩と批評」なんだぜ。「その言い方は社会学だ」って郡さんが何度も言ってたのはたぶんそういうことだ。ユリイカは社会学をやらないわけじゃないが、社会学ばっかりなんかやらなくたっていいんだ。むしろきっと、感情のあるものがやりたかったんだ、もちろん。

でも、社会学的な方面がきっちりつきつめてあるわけでもなく、あの本は、なんとなーく自分たちがコミュニティーとして使うに至った「はてな」の話をなんとなーく書いて、そこで自分たちが何をやっているのか、ブログというメディアに注がれたコンテンツとは何なのか語らないし(そんなこと考えていないんだから当然だ)、かといって、「文字」というネット以前に「文学は死んだ」的言論によって瀕死の事態に陥っていたインタフェースがどのように掬い上げられたか、語らない。釈然としない結果になって当然だよ。郡さんの質問は宙に浮くんだ。そして、「いつも読んでるブログの人が一杯出てて感激ですう」みたいな感想を書かれるんだよ。

俺はあの号を読んで、ブログをどういう視点から眺めているかサッパリだし、誰に売りたいかも分からないってことをこのサイトに書いたと思うんだけど、ようするにそういうことだ。出演者が意図を深読みしろ(だったっけ)みたいなことを言ってたような気がするが、君の意図なんか全然伝わるような本にはなっちゃいない。だって編集長に尋ねられて返事もできねーんじゃん。そんなところに意図なんかないだろ。ホント「僕らはここでコミュニケーションに溺れてるんだ」って本ならまだいいんだよ。カッコいいじゃん。言動が一致してますし!

ばるぼらさんがレッシグの話を引き合いに出しながら「コンテンツがオープンソース化」みたいな話をちらっとしてたけど、全く理解されないのですぐに引っ込めてた。あんなのさ、俺はレッシグ読んでないし、オープンソースにも詳しくないけど、ちょっと考えれば分かるようなことじゃん。なんで分からないの? つまりさ、ここ4〜5年で人々はネットをコミュニケーションに使うことに熱心になり(それをブログと絡めて語ったっていい)、それまでネットの主役と言ってもよかった「コンテンツ」は、そのものの価値より「コミュニケーションの契機」としての役割が重視されるようになった(コミュニティに参加するためにフラッシュ作者になる、などの例をも含む)ってことだよね? そこから、今まではネットからカネを取れる要素としてコンテンツが重視されていたんだけど、コンテンツ自体は極端に安くなるか、またはフリーになり、コミュニケーション行為にカネを払うようになるとかいう話になるんじゃないの? 違う? まあ近い? でも、そりゃ理解されるわけないよな。座談会の人たちは、おおむねノンキに「コミュニケーション行為」の部分にいる人なんだから。たぶんこの話を理解したとしても、そいつを「コンテンツ」にして、彼らのhatenaでコミュニケーション行為を楽しむのだろう。だろうだろうはもういいだろう!

というか、この話はよく見ると対象と批評の主客が入れ替わるという恐ろしい問題を孕んでいるんだぜ、「詩と批評」の人たち! 気付けよ! つーかそこまで行ってこその「ブログ作法」特集だったのではと今にして思う!

吉田アミさんはかわいい人だった。服が腕のとことかキラキラしててよかった。フワフワ系のアクセサリ(靴もだったと思う)もよかった。爪は遠くから見えただけなのでよく分からない。吉田さん自身がどう思ってるのか俺は知ったこっちゃないが、女子がさあ、自分の容姿についての話で笑いをとってさ、それを見て「あ、それでいいんだ」みたいなことを思ってか、いつまでもその話して盛り上がりを持続させようとする男子って俺は最低だと思うよ。だから吉田さんにエレベータのところで会ったので、吉田さんはかわいいですねと言った。具体的にどこがかわいいということをうまく言えなかったのと、今度デートしましょうというところまで言えなかったので、俺ですらダメなんだぜ? 分かるか? 吉田さんについては、普通に自分の気持ちに応じて話をする人だったので(それはいい)、ほかの人がそのへんの対になる部分を話さないと座談会にならないよ君らと思った。特に吉田さんの「(ブログを)タダで提供するから面白い」「ユリイカはSPA!じゃないんだから」という話は、ネットワーカーのお金に対する考え方の新旧から見る今のネットとか、ユリイカが今回の特集を誰に向けて作って、それは成功しているのかという問題とか(西島君がSFについてイラだっていたような話だ)、「サブカルチャー」の流れと「はてな」についてとかを、いくらでも検証できる発端になりうるものだったのに、全部馬鹿に潰されていた。結局、「何の話があるんだっていう特集で、何の話するか分からないイベント」になってた。でも吉田さんはとてもよかったよ。ああいう立場で話すというのが極めて分かりやすかったので、あとつまらん話は打ち切りたいというのがよくわかった。最後に締めてたし。ああ、あとこの人はあえてなのか性格なのか知らないんだけどバランス感のある発言を心がけていたようでわりとオッケーだったんじゃないかな?

あと、SNSの話は全く必要なかった。2ちゃんねるの話は2年ズレていると思った。ゴミが多すぎて情報が拾えない、とか。昔は浄化作用があったから、とか。というか、最近になって急に「2ちゃんねるは終わった」「昔ほどのパワーが」みたいなことを言い出した奴がロクな奴じゃないのはもはや疑いようがない。コミュニケーションっ子だ。今2ちゃんねるには「コンテンツ」があると俺は思うね。「チャンネルを使い分けてる」とか退屈なキーワードの連呼はやめてほしい。社会学うぜええええええええええ。

良かった点は、質疑応答というタイミングじゃなくても会場から意見を拾ったりしていたこと。むしろ質疑応答の時間なんかいらないから、あれを最初から意図してもっとやっていれば、ブログのイベントだねえという感じになってよかったかも。でも出演者が一番前に座ってる客(知り合い)とクネクネ(「クネクネ」の意味はばるぼらさんの本のどこかに書いてあるよ!)してたのはとてもウザかった。高校生のクラブイベントかロフトプラスワンでまれにあるクソみたいなイベントのようだった。コミュニケーションとクネクネは違うのだー。

で、ばるぼらさんは「きまぐれコンセプト」の単行本をくれました! 感激! ありがとうございます! あと本ももらった!!!!!! やっと読める!

ということで今からぼるぼらさんの本の続きを読もう。西島君のマンガの再読は半分までいった。「世界の終わりの魔法使い」読み応えがあってなかなか進まないんだけど、そう思ってるのは俺だけなのか?

 

 

ありふれた事件 #147

また書くが、何度も同じコトを書くのは分かってない奴がいるせいだが、俺は渋谷系の歴史自体はどうでもいいんであって、サブカルに対する異常な敵視は何なの? というところからもちろん来ているんである。というわけで渋谷系について云々とかは通過点でしかないんだよ。渋谷系がハタした役割を考察している奴が全くいないから、俺が調べるハメになるじゃないか。馬鹿。すげえめんどくさい。第一俺は誰にも説明なんかしない。

えーと取りあえず俺は「今のオタク」と「今のサブカル」の対立(というか半ば一方的な嫌悪)は「かつてのオタク」と「かつてのサブカル」の対立とは違う、という考えから渋谷系に対する考察が必要であるなと考えた。「今のサブカル」は俺のこないだ言った言い方で言うと渋谷系を経由して完成した「オシャレサブカル」であって、ちなみにこの2005年においては既にこないだ渋谷系の前後に成立したと書いたモノからもさらに違ったモノになっているのであるが、基本的な路線は一緒である。で、その「オシャレサブカル」が「オシャレ」になる前の「サブカル」というモノがあるのであって、ちなみに、そいつは「かつてのオタク」と半ば対立していた。というのが次のお話なんであった。また嫌いな話だなあ。理由はどうせ学生運動とかが出てくるに決まってるから。興味ないんだよなあマジメな人たち。

でもねー、今のオタクと今のサブカルの対立を、かつてのオタクとかつてのサブカルの対立の主役だった人たちが、自分たちの経験にのっとって論じるのは、間違いじゃないけど実は全然現状に即していないので、今のオタクとオシャレサブカルの対立を論じたい人や、その渦中にいて何となくかつての代理戦争みたいな所に連れて行かれそうになっている人とかは、よく見た方がいいはずなんだよ。これは前とは違う状況なんだよ。それが今全く考慮されていないので、あの辺の議論は混乱してるというか、議論すら行われないんだよな。昔の人が「サブカルってのはさ〜」とか語るのって、それはそれで正しいんだけど、今サブカルが嫌われている要因とは微妙に異なるハズなんだよ。でないと俺が見た紅白歌合戦が説明できない(はずだ)。

というわけで今俺がネットで見る限り「サブカル」というのをホメ言葉で使う奴がほとんどいないんだけど、誰もなぜサブカルはオシャレになったのか、なぜサブカルを忌み嫌わなきゃいけないのか、考えないで、「アイツらはサブカルだからダメだ。俺はオタクだ」みたいなことしか言わないんだよね。馬鹿じゃないの。んじゃどっからどこまでがサブカルか言ってみろっつーと、「サブカルはドキュン」みたいなことを口走るのね。馬鹿か。足下がスッカスカでなんにもないよ。ド近眼だから気付かない〜みたいな感じでさ。んでふんぞりかえってんのな。ついでに「サブカルチャー」と昨今の「サブカル」の違いすら混同してる馬鹿までいる。で自分(オタク)はすげえ情に厚い派閥のない夢(と書いてアニメと読む)の国の住人で、ほとんど正義の使者みたいに思ってるの。んで、サブカルについて頓着せずに切り捨てるのなんて、大して重要なことじゃないみたいに思ってるんだよ。ナンデスか、変に独善的にスポイルされてるのな。しかも、サブカルの奴まで(こいつらは「そういうのもあるよね」と言ってひとまず立場を認めて引いてコーヒーでも飲んでるのが立派なことだとか思ってやがるから)「まあ、いいよね」みたいなこと言ってんだよ。もしくは生理的な好悪をはっきり言うと議論を打ち切れると思ってやがるから「俺はサブカルとか興味ないぜーていうか、線引きとかどうでもいいんだよね。でもロックのレコード一万枚集めて言えることは、いいものはいい! 悪いものは悪い!」みたいなことを言い出すうんだ。すげえ気持ち悪い。自分たちがそれを嫌っている理由を、自分たちが嫌われる理由を、何にも考えてないんだよ。曖昧に線引きして、されて、なんか格好よく済ましてる気になってるんだ。自分が正しいって話しかしないんだ。そこで今まさに自分が貶めようとしているモノが何なのかってことについては全く考えないんだ。自分が正しいということの裏返しとしての「サブカルという悪」を語り続けるんだ。怖えー人たちだ。なーにがドキュンだ。アホが。ギャハハハハ。

で、オタクと昔のサブカルの話は調べるのがめんどくさいので、俺はすべてをまとめようなんて思っちゃいないので調べるかどうかも疑問だが、取りあえず前に言い忘れた、渋谷系の成立は当初サブカルから離脱する意味として成立したという話をちらっと書いておこう。えーと日本のパンクシーンはサブカルチャーと切っても切れない関係にありました。で、初期の渋谷系が最も馬鹿にしていたビートパンクもしかりです。彼らの掲げる、根拠がなくファッション的な「反体制」的な嘘をフリッパーズギターとかそういう人たちは笑っていた、ということです。旧態のサブカルはいわゆるジャパニーズパンクを大事にしましたが、渋谷系はそんなのと一緒はヤだったので、彼らは旧態の流れにあるサブカルとも違う立場を手に入れたがったのです。

で、ちなみにその嘘に気付いたパンクの側にいた人間の回答として最たるモノが、ナゴムとか、そういうアレです。ちなみに有名な話ですがスチャダラパーのシンコはナゴムのリスナーで別役実の読者でした。スチャダラってのは言うまでもないことだがラジカル・ガジベリビンバ・システムの劇のタイトルで宮沢章男から来ている造語です。だいたいアレだよな、演劇ってサブカルだよな。アハハハ。「スチャダラ大作戦」の裏ジャケに載っているのはガロの、特に泉昌之なのです。というわけで、つーか前提としてある旧来のサブカルの説明を省いているんでムチャクチャですが、つまりはサブカルなのです。で、サブカルから脱却した渋谷系と、ファッションパンク的なモノと分離されたたサブカルがすなわち渋谷系オシャレとスチャダラサブカルが融合してブギーバックなオシャレサブカルが始まったわけです。彼らは共通の敵を見て、旧態のサブカルを引用的に使いながら、メジャーに対するパンク的行動を行っていましたが、ここで融合しはじめるわけです。冗談ではないです。

ついでに言うと、π度に書いたけど、初期の日本のヒップホップを牽引したメジャーフォースというレーベルは極めて業界的、サブカル的なレーベルで、ピテカンとかに簡単に繋がります。で、もちろんスチャダラパーはこっからデビューするわけです。ええ。スチャダラパーを渋谷系におけるポップラップとかファッションラップとか考えるのはたやすいですが、渋谷系以前の彼らのスタンスを理解しておかないと、オシャレサブカルの成立がいかようにして行われたかが分からなくなると思います。

それから、コーネリアスと小沢健二の歌詞について書いて、小沢健二がソロになって何を捨てたのか、そしてその時点で渋谷系の限界は見えていた、という話を書こうと思ったけど、これはいいか〜俺の今したい話にあんまり関係ないもんな。ということで次こそオタクが登場だ! たぶん! つーかもうめんどくさいからお前が書いてくれ!

あとなー! ナードコアの詳細な歴史を今すぐ誰かまとめてくれ! これはおそらく絶対いるから! 90年代後半まででもいいんだ! でも懐古的な、感傷的なモノなら必要ないや。イライラするから。

 

 

ありふれた事件 #146

30日にばるぼらさんとやるネットラジオですが、やるのは夜ですよ。当日は、なぜそうなったかもう忘れましたが俺も神田に行ってユリイカのイベントを見て、その後ウチにご来宅いただくことになっております。ユリイカのオフ会みたいのとかいうのにはもちろん行きません。神田から麻布十番に移動するのがタルそうだから!! まあそんなわけでこのページの左下の方にあるラジオのとこを見といてください。ラジオが開始するとメール通知するサービスもあります。

 

 

ありふれた事件 #145

渋谷系のことを考えていたら渋谷系の人からファッションチェックが!

愛された理由は主にオザケンの「等身大で気取らない」人柄がファッション誌を通じてちゃうかな。その辺に呼応する感じで「スノビズムから来るオシャレ感」はピチカートが女性ファッション誌で展開したイメージ戦略かなぁと俺は思ってるんだけど

えー

俺はそれは違うと思うなあ。小沢健二自体が「等身大で気取らない」ことを目的としていたかどうかはともかく、メディアが彼について言ったことは「王子様」なわけだし、ヘイへイヘイだろうがオリーブの連載だろうが「頭いいのが普通ですから」という「等身大で気取らな」さというのは、

あっ。というかここの文脈は「フリッパーズギターが愛された理由」なので絶対違うと思うな。うん。フリッパーズギター時代の小沢健二は「等身大で気取らない」じゃなくて強いて言えば「等身大に(せいいっぱい)気取る」じゃないんです? アニエスベーの屋上で歌うような人ですよ?

えーと音楽シーンとしてコーネリアス・小山田が追ってた?*1イギリス・インディーズみたいなのって実際んところ、あって無いも同然で、全然音楽として受け入れられなくて単なるステータスシーンで終わったように思うんだけど

なんかボンヤリとアズテックカメラとか聴いてた俺が煽られた!! わははっは

イギリスのインディーズを追っていたのは小山田圭吾がというよりフリッパーズギターが、でしょうね。そこにシーンがなかったかどうかはともかく、俺はあったと思うんだけど、というかアンダーグラウンドな「自分たちの音楽」のシーンを隔世遺伝的にDJ的に持ち出す、という手法こそが渋谷系だと思うんだけど、だからこそ「イギリスのインディーズはシーンがないから定着しなかった」的なとらえ方は違うとおもうっすよん。つーかフリッパーズギターはセカンドアルバムの時点でそういう姿勢に自覚的になっていて、だからネオアコ以外からの引用はそこであえて当然のこととして行っている(で、それが当然のように振る舞うのがまさに彼らの青臭いスノビズムであり、アナーキック・ロマンティシズム・オブ・ユースだ)。彼らは「ネオアコ・ギターポップの伝道者として」ありたかったわけではないのだ。彼らにとってのオルタナティブとは「ビートニクスだってさ(プックス」とかあらあら汗かいちゃってとか「いいものを分け隔てなく判断できます」いうスノビズムであって、それが当初彼らにとってのパンクだったわけで、けっしてピチカートだけのモンじゃないと思いますよ。むしろピチカートよりもフリッパーズの方が、それがパンクなんだということを分かりやすく表現していたガキだったと思う。NEW WAVE CONERのログをもらったので引用させていただくと

だから渋谷系に対して「オシャレな雰囲気を楽しんでいるだけ」という批判は、ある意味正解である。音楽を聴いて感情を表現するでも、歴史に参加するわけでもなく、ただ音楽(やジャケット)が作り出す空間に参加するのが渋谷系の価値観でありライフスタイルなのだから。ただし勘違いしないでほしいのは、90年代初頭はそうした視点こそパンクであり非常に「ロック」的だったことだ。

というのがこれと関連すると思う。でも微妙に俺の考えと違うけどね(かつ、その後どうなったと俺が思うかは後述)。

んま、そんな感じで、渋谷系で残ったのってライフスタイルとして従来的な価値や既存の価値に囚われずに自分の好きな事やれ、ってメッセージくらいかなぁと
ちゅか、まぁ俺、渋谷系に違う思い入れあるので音楽の話からすぐ離れちゃうな

ちょうどこないだ書いた話に関連するんだけど、80年代までのファッショナブルな領域での「流行」は基本的に「ヤングアダルト」に向けられたものだった。それが「ナウい→オシャレ→トレンディ」という流れであり、ようするにトレンディドラマであり、カラオケであり、CDレンタルであり、「今年の春は、黒を着る」であるわけだ。それ以外の層がなかったわけではないし、それぞれの層に向けたファッション指南雑誌や情報誌が存在した(当たり前だ)が、主導権を持っているわけではなかった。が、メディアが語る「流行」の中心の1つとしてガキを認知せざるを得なくなったのが「シブカジ」だったはずだ。90年前後の雑誌に「メンズクラブを読むのはダサくて、これからはBoon(86年創刊)を読むのがカッコいい」と書いてあるのを読んだことがあって、たいへん面白いことに本当にそう書いてあったのであるが、それは「ナウい→オシャレ→トレンディ」な人たちの考え方であり誤解であり限界であった。ともかくコンサバでもなくボディコンでもない、なのにファッションとして背景を持ったスタイリッシュなものがヤングアダルトから見ると唐突な形で流行り出していて、無視できない状態になっていた。それはタケノコ族が流行るとか、そういうのと全然意味が違ったんだと思う。俺が渋谷系の成立にシブカジが土壌として存在すると考えたのはそこで、そのあたりから中学生から上は大学生までの人たちのファッションに対する「好きなことやれ」る感は強まっていった(同時に、ヤングアダルトの世界での「新しいモノ」は頭打ちになりつつあった)。

俺がテクノについて考えるのがめんどくさいのは、シーンの初期にオトナとコドモが入り組みながら進化していったからだが、シブカジと渋谷系についてはほぼそれを考える必要がなく、まさに「従来的な価値や既存の価値に囚われずに自分の好きな事や」る若者の台頭を語る上で分かりやすい。もっとも、俺は若い人が「従来的な価値や既存の価値の影響力を受けずに自分の好きなことをやる」ことの契機として渋谷系が果たした役割は大きいのに、渋谷系という流行自体は、最終的にそのユーザーにとっては崇めるための新たな価値観としてしか機能できなくなってしまったところに衰退の理由があったんだと思う。それは結局は「オシャレ」というキーワードに乗せなければ伝播させることができなかった渋谷系の限界であり(ピチカートファイヴがまず「キャッチー」と言わなければ「売れ線」をやれなかった)、それゆえ「渋谷系」という言葉はオーバーグラウンドにおいては最終的には一過性のファッションシーンとして、小馬鹿にされる対象として残ったのである。

いや、違うな。正確には「渋谷系」が図らずも生み出した「オシャレ」というキーワードを用いて「従来的な価値や既存の価値の影響力」を無効化していく思考のあり方、つまり「オシャレサブカル」が「渋谷系」自体を飲み込んでいったのかな。昨日調べた限りでは、94年以降。あーなんかまとまってきた! 俺の中で!

ちなみに「ヤングアダルト」に向けられた「メジャーシーン」に対する違和感は「奴らディスコじゃユーロで家ではユーミン」という言葉が端的に表している。にもかかわらず、「オシャレ」から「それもアリ」という言葉を引き出した彼らは、ディズニーランド「逆に」ハマッていけば「むしろ楽しい」ッスよというノリになっていくわけで(例として出しているだけでスチャダラパーが悪いわけではない)、いやあおそろしい世の中になっていきます。次はいよいよオタクの登場だ!笑い

 

 

ありふれた事件 #144

もちろん俺が渋谷系まで戻って考えはじめたのは、最近のオタクの人のサブカルに対するものすごい拒否反応についてだ! つーかエウレカセブンの第一話を見た! ガイナックス作品に対するオマージュがすごいな。「いまさらエバーとかフリクリとか」というより、明らかにオマージュとしてやってるよなあ。で、仕事の空き時間に西島君の本を会社で読もうと思ってずっと持ってくるのを忘れていたんだが、ようやく持ってきたので今から横になりながら再読することにする。

 

 

ありふれた事件 #143

渋谷系のことを考えていたら分からなくなってきたよ。なんでサブカルはオシャレってことになったんだっけ? 誰がそうしたんだ?

俺は全然そのころの資料を持っていないので記憶に頼るしかないけど、渋谷系はもちろん音楽を表す言葉として登場したんで、ラブタンバリンズの(ミニ)アルバムのどれかが渋谷HMVでドカッと売られて1位になったとかいうのが象徴的な出来事として語られたんじゃなかったかしら。しまったNEW WAVE CORNERの渋谷系特集を保存しておくんだった。アハハ。ログを保存する習慣がないからこういうことになるんだなあ。渋谷系が台頭する社会的背景として考えることができるのはおそらく「シブカジ」(90年の流行語)であり、いとうせいこうの「DJハンドブック」(88年)に象徴されるDJブームじゃないかと思ったんだけど、DJハンドブックはちょっと時期が外れてるかなあ。俺はこの本の印象がすこく強いので、もっと正しい例が出せるのかもしれない。でも、80年代の末期に第一次DJブームが起こったというのはこの本を見りゃ明らかだ。で、特に俺はそこで過去の音源を文字通りDJ的なセンスで拾い上げるということと、そしてレアグルーヴという考え方がもたらされたというのが渋谷系に大きな影響を与えたと考える。

あれ、ちょっと待てよ。俺がそう思うのはフリッパーズギターがいわゆるネオアコやギターポップなどの「捨てられた」音楽を再構築したからなんだけど、フリッパーズギターは渋谷系の頃には既に存在しないよな。92〜94年? トラットリアができた頃(92年)にはまだ渋谷系は成立していなかったよな。田島貴男が「俺は渋谷系じゃない! 汗かいてやってるから!」という発言をしたのは94年だ。ラブタンバリンズが解散するのは95年。じゃあ渋谷系の(要素としての)コアは93年か。ムーブメントとしてのコアはたぶん94〜95年だ。でもなぜ、フリッパーズギターが渋谷系のリスナーから愛されたかというと、その「スノビズムから来るオシャレ感」だったのかなあ。俺にとってはフリッパーズギターって未だに全然オシャレなものと感じないんで、ていうかネオアコもオシャレ音楽というよりは負け音楽なんだけど、うーんファッション的なところに対するオシャレ感から、連携して彼らの「捨てられた/ジャンクな/オルタナティブな/モノを拾い上げる」様がオシャレ(カッコいい、ではない)ってことになった、のか(これはなんかツメが甘い気がするなあ今仕事が忙しくて時間がないから考えられない。くやしい)?「ダサカッコいい」とかそういう感覚の登場か。ついでに書いておくとボアダムスの「ポップタタリ」が出たのが93年で「チョコレート・シンセサイザー」が95年。「デス渋谷系」すなわち暴力温泉芸者の頃には「オシャレサブカル」としての「渋谷系」は完成されていたんだよな。逆に言うと、このときには既に「渋谷系」は終わってたってことだ。終わってるから「デス渋谷系」とかわざわざ言うんだよ小山田圭吾はどうせ。ほーら見ろ今調べてみたら「OTIS」は96年だ。補足としては「サイクルヒッツ」が95年。というわけで「ヘッド博士の世界塔」(91年)から95年までの間に「オシャレサブカル」は成立したんだな。つまり92〜94年だ。俺が知りたかったのは、正直言うとそれだ。テクノとヒップホップの話をしないのは、オシャレサブカルの成立を語る上では不要だから。というわけでで、田島グレコは自分は汗をかいてるから渋谷系ではない(=渋谷系とは音楽というサブカルチャーをオシャレでありファッションとして取り入れているのだ)と言った、ということだ。これは後に蔑称としての(オシャレ)サブカルに発展すると思う。95年から99年までは、オシャレサブカルがついに価値の相対化と解体を全方位に向けて伸ばしていった時期で、カジヒデキで既存のラインは集大成を迎え、テクノを吸収し(ようとし)、ラウンジ・モンドに行ったのかな。ポイントとしては全部「アリだね」というマルを付けていく手法だったということだろう。これは今の彼らの言説のあり方に大きく影響していると思う。テクノについてはここでは全く語る必要はないが流行としてのテクノ(ele-king創刊は95年)の後のテクノな人々の「何も変わらなかった」という挫折感は特筆すべきではある。ついに新しいモノが尽きたのはたぶんココだ。テクノの人がショックだったのは結局もう新しい何かには到達せず、全部が横並びになったからというのが幾分かはあったんじゃないだろうか(これも要検討)。

話は戻って第一次DJブーム(文化人のオモチャ)の流れにあるスチャダラパーの登場は明らかにサブカルだよな。オシャレじゃなくてサブカルだ。ブギーバックは94年。ほら見ろ思ったとおりだ。一応調べておくと「スチャダラ大作戦」が90年か。つーか俺なんでこんなことやってんだろうな。こういうのは30日にラジオのゲストにお招きするばるぼらさんだ(宣伝)。こういう検証主義的なアプローチを今ブザマな形でやるのってマネっこ以下でやだけど、というかこういうアプローチはばるぼらさんみたいにちゃんとしていてすら果てしなく事実関係についてのどうでもいい指摘ばっかり受けがちなのであってうぜえつーか何でなんだろうねみんなそういうのが好きなんだろうかたぶん見える部分として分かりやすいのでそういうことがもっとも指摘しやすいのだろうが、ともかく俺は全然得意じゃないわけだが、考えようとしたこと(どこで「捨てられた/ジャンクな/オルタナティブな/モノを拾い上げる」様がオシャレ(カッコいい、ではない)ってことになった、のか)を考えたいんだけど時系列があまりに記憶だよりだから調べるところまで戻ってるわけだよヨロシクな。だってそういうこと書いた文書がどこにもないんだもん! 困るよ! 単に回顧主義的なだけの年代記なんて興味ないんだよバーカ! それにしてもNEW WAVE CORNERが読めないのが惜しいなアハハハは。まあいいや。90年。シブカジだ。BOSEとよしもとよしとも(だったと思う)がスタジオボイスの表紙になったのは92年10月号か。オシャレサブカル前夜って感じなのかな。スタジオボイスで思い出したけど書いておいた方がいいか分からないが94年にはネオパンクが。あーもう面倒になったこのぐらいでいいだろ。さあ考えよう。

あー書き忘れた! ピチカートファイヴは全く独自の進化を遂げたはず! もう時間がなくて調べてないのでたぶん! それを調べながら考えればいいや。あとはオタク文化との関係か。エバンゲリオンだな。つーかカッコ書きが多くて読みにくい。

あと付随して考えるべきなのは「ナウい→オシャレ→トレンディ」という流れとの決別の話。トレンディは89年の流行語。それにしても「今夜はブギーバック」って大変に象徴的な曲なのだなあ。そのタイトルの付け方からして。それまでにもそういう価値観はあったけど、オーバーグラウンドなものとして融合がハッキリしだしたのがこのへんだ。彼らがオールナイトニッポンで懐メロを「ナッツ」とか言ってたのは94年! 94年の夏のことなのです! 渋谷系は終わり、オシャレサブカルが始まったのです!

なおこの話は吉本隆明とかの問題とは全く関係がない。

さるひとにきいた! ヘッド博士は91年だって。そうか。トラットリアが92年だから、そりゃそうだわ。で、分かったんだけど「渋谷系」という言葉が言葉になったのは93年の春らしい。年刻みでいろんなことが変わっていってるな。しかし、俺の考えでは、だから94年には意外にもかどうか分からないが渋谷系はすでに解体され始めていたということになるなあ。名付けられた瞬間に半ば忌み嫌われ、そして拡散していったようだ。奇妙な用語だ。

しかし次はやっぱテクノのことを考えなきゃいけないなあ。オタクのことはあとでいいや。

 

 

ありふれた事件 #142

とにかく俺は仕事であまり寝ていなくて疲れていたので取りあえずちょっとだけ聴いておこうという程度の気持ちで会社のパソコンのしょぼいヘッドホンを耳にあててRAM RIDERの新譜を再生したのだったが肩胛骨のあたりがぎしぎしときしむ深夜2時6分にずっと遠くからやがて聞こえてきた間違いのないストリングスの音が俺をあのどうしようもない多幸感と全能感の極地へと誘いあの4時30分から最後にフロアで踊っているときのあの目の落ちくぼむ疲れと汗とひんやりと冴えた目とあの爆発してしまいたいようなあのキラキラした思いが宿ったので俺は本当に泣きそうに感動して煙草を思い切り吸いに行った。俺はこの人の音楽が好きだ、ひどく好きだ、大好きだ、あのときに初めて聴いたときからずっと好きだった。

 

 

外部の情報 #93

オタクとサブカルの対立が激化しているらしい昨今! 人々は荒廃したインターネットに何を見るのか!! 傷ついたままじゃいないと! 誓い合った遥かな銀河! ペガサス幻想! そうさ夢だけは! 誰も奪えないココロの翼だから! ゼインゼヤャー! ジョーネンはーびーんだー! ゼインゼヤー! あじーだーのゆぅじゃー!おおぅえーっえー!

それかあれだね、対立が激化する中、ベッドから歌いながら飛び起きて腕くねくねさせながら街を徘徊し、ナイフで斬り合ってる連中に割って入りたいね。ソビリ! ジャスビリ! 青! あんな奴がいたらアホくさくてかなわん、やめやめ、というかお前は歌も踊りもすごい、天才だ、なんか感動した、というところにマイケルの平和主義的とすら呼べない解決はあるのだなあ。すごいなあカッコいいなあジャクソン。

 

 

ありふれた事件 #141

渋谷に神座ができてるらしい。懐かしいな。何か今新宿にもあるんだって? 味は変わってないのだろうか。場所はコンビニのポプラがあったところだそうだ。つーかポプラがなくなったということの方が驚きだなあ。公園通りのMORGANがなくなったのはこないだミカと一緒にたまたま通ったときにビックリしたものだったが、あそこはアップルストア渋谷ってのになるらしい。で、ワークショップみたいなひとたちが仲間募集中! マカーこえー!

バイクのカギを落としたのはあまりにショックでしばらく反応できなかったのだが、放っておいてもどうにもならないとやっと気付いて靴噛んでみたり空飛んでみたり、じゃなくて鍵屋を呼んで直してもらった。外車は高いとか言われたが直してよかった。バイクがないとどうにもならない。そんなわけで新しいバイクの納車を毎日心待ちにしている。インターネットは1分間に45回転で廻っている!

以下さっき途中まで読んだ本についてのメモ。つまり、ディズニーランドは歴史を必要としていないというなかなか面白い結論が導き出されると思う。でもそれはディズニーアニメが最初から歴史を必要としていないからだろう。アメリカのアニメーションは、ハナから外部に大きな物語を持たないし、持たせようとしない。だから、ディズニーランドは、そしてアメリカは物語を現実から隔離させるのが「うまい」というのは、間違っていないが、うまいとかヘタの問題ではないと思う。アニメというか、フィクションに対する姿勢が最初から日本とは違う。逆に言うとアメリカのアニメには背後の世界がない、それはヘタなことだって言ったら言い過ぎだと俺は思うってことだ。

で、そこから派生して思ったのは、昨今のひとびとが自分たちに対して典型的な「背後の物語」(ようするによく言う「大きな物語」ってやつだけど、あれが用語として曖昧過ぎるのは気になる)を当てはめようとしているのは、80年代から90年代にかけて日本人がフィクションに対して熱心に行った、「背景」の構築作業を自分たちに対して積極的に援用してる、ようするにフィクションとしての主体をかなり積極的に構築したがっているんじゃないか、ということだ(なんでそう思ったかというと「中二病」とかいうカテゴライズごっこを奇妙な熱心さで繰り広げている人たちを見たせいだろうギャハハハハハ)。2000年からの流れはまあそうなってると俺は思うんだけど、こうやってフィクションを柱にして考えるとこないだの例の北田暁大の「ロマン主義的シニシズム」ってやつとは近いようでちょっと違った視点を持てそうで面白い。データベースってのはたぶん全体が見えないって言えば今っぽいんだろうな。全体が存在しないっていう方がより面白くなるだろうけど。今度もうちょいよく考えてみよう。

また違う話だけど、80年代とか90年代とかいう区切りに意味はないというのは合理的すぎる誤りで、そういう制度に拘泥するが故に人々の思想や行動が決定されてしまうということがあるというのは、ちょっと考えれば分かりそうなものだけどなあ。

 

 

外部の情報 #92

ばるぼらさんのあまりタイトルを正確に記述してもらえないらしい著作教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書が5月9日についに発売されるそうです。おめでとうございます! 俺もちょっとだけこの本のインタビューというのを受けたので、どういうふうに誤字脱字事実誤認などが添削されて載っているか非常に楽しみです。俺が買えとか言わなくても売れる本だと思うがしかしスゴイ本であることは疑う余地がないのでお前も買うのが必然だ。

で、発売を記念して4月30日にウチでばるぼらさんとネットラジオをやることになった。発売を記念して著者が、渋谷系と小室哲哉を熱く語ります! 本については一切語りません! うそです何にも決めずにダラダラやるとおもいます。あーMP3を持ってくるかどっかに上げといてねと言うのを忘れた(ここに書くなよ)。

というわけで当日はラジオ聴いてください。

かぎカッコが付くのが正しいのか。わかんね!

radicalさんとこみたらこれが正しいタイトルのようだ。難しいなあ。Amazon早く直してほしい。AmazonはCDの曲名間違い(というか表記違い)とかもけっこうあるらしいですね。

 

 

外部の情報 #91

これを見ていたら俺も書きたくなってきたので書いてみた!!

学生の頃上京して以来、下北が大好きです(音楽はくるりが好きです)。毎日カフェやレコ屋に入り浸っていたのが昨日のことのように思い出されます(カフェのカレーにはうるさいです)。最近はなかなか足をのばすことがなくなりましたが、田舎でも都会でもないあの独特な下北の空気がなくなってしまうなんて絶対反対です(ハチクロののんびりした感じも好きです)!下北のことがぜんぜんわかってないとしか言いようがない馬鹿な計画を、みんなでなんとかしてやめさせましょう(私のマイミクにも伝えてまわろうと思います)!

札幌とかフランスとかの奴とか、あと

私はまだ、下北沢をよく知りません。 私の好きな人たちが愛した町が、 自分が知ることなく崩れていくなんて嫌です。

というひと(15歳・女)も書いてるので、俺が書いても一向に問題はないと思われる。つーかSFぽい形のビルとかの方が好きなので下北沢なんてキレイにしてくれてもいいです! あとあれだね、今思ったけど京都にオシャレを見いだして京都に住んでる若いヤングにちょっと似てるねこいつらは。

 

 

ありふれた事件 #140

なんだかもう疲れた。本だけ読んで生きていきたい。インターネットを閲覧すべきではなかった。本だけ読んで生きていきたい。すべてやりっぱなしだが取りあえず寝るぞ俺は。バーカ。本だけ読んで生きていきたい。うんざりだ。とても悲しくてやりきれない。でも俺は寝ればきっと元気になるよ。ひとりぼっちで寝ればきっと元気になるぜ。そんでお前ら全員やっつけてやる!

 

 

ありふれた事件 #139

X-Finder俺にあわない! ダメだ! ランチャとかそういうことじゃないんだよ! あとSpeedCommander10.3.4235はツリービューと9x系への修正という俺にとってあまり意味のない内容なので気が向くまで日本語化しないことに。

 

 

ありふれた事件 #138

いやあ電源は大事! 超大事! 3日ほど前にメインで使ってるパソコンの電源が壊れて、開けてみたらコンデンサが液漏れしまくってて基盤が焼けて火事寸前になってた。で、同時にビデオカードも潰しやがって、電源と両方を昨日買いに行ったんだけど、帰ってきて付けたら起動しなくて、よく見たらマザーボードのコンデンサも液漏れしてた。うおー! ちなみに壊れた電源は悪名高いEAGLEのやつだった。これ自分で買ったのかなあ。ショップブランドのに付いてたのかなあ。覚えてないけど、自作大好きの人がEAGLEはダメだとか言っていたので、俺は電源とか超どうでもいいや自作とか好きな奴はどうでもいいことにこだわるなあと思っていたのだが実際ひどいめにあったので電源は大事派になったのだった。いやあしかしたまにしかパーツを買わないので最近の電源とかビデオカードばっかりで選ぶのに苦労した。値段もそうだけど、今の環境に付けられないパーツばっかりだ。だいたいうちにあるマザーボードでAGPx8をサポートしているやつはないのだ。結局電源はsilentking3の350wにして、つーか結局カネがないので安いのにしてるあたりがセコいわけだが、ビデオはSIGMACOMのTi4200が載ったファンレスのやつ(むちゃくちゃでかいヒートシンクがついてるやつ)を中古で買う。これはソフマップで6000円程度のところポイント使ったので5000円ぐらいだった。けっこう安い。でも電源もビデオも、静音とかどうでもいいんだけどなあ。とにかく困ったのでサブマシンをバラしてマザボをメインマシンに移植(というかメインのドライブ類と買ってきたビデオカードをサブに移植)した。サブのマザー買わなきゃ。サブに付いてたビデオカードが一枚余ったので、VGAとかないやつでいいや。i845とかでいいんだけどなあ。つーか今日久々に秋葉原に行ったんだけど何だか最近あそこは行くたびにいろんなものができたりなくなったりしてるな。すごい活発な街になってる。大通りを歩いていたらヘビメタデブ(「Beck」に出てくるギター屋みたいな)の2人組が警官2〜3人に職質されてた。胸のあたりに何か持ってないかチェックされて「脂肪です!」と明るく答えてたのがおかしかった。警官もにこやかだった。職質とかを見て「アキバも怖いところになった」というオタクの人とかがたまにいるんだけど、こういうのを見ると新宿なんかに比べてはるかに平和な街だと思う。あと、絵を買わされに行く奴を見た。

そうそう、ファイラだけど、X-Finderが左右で独立したタブを持てるようになってたのですごく期待している。俺がタブ式のファイラに欲しかったのは主にこれなので、SpeedCommanderをやめてこっちを使ってみよう。パソコンをバラしてたので全然試せなかったので今からやる。

 

 

ありふれた事件 #137

というわけでSpeedCommanderのバージョン10.30.4230を日本語化するパッチを公開するよ。

 

 

ありふれた事件 #136

あーそうだ。ログを整理したのでSpeedCommanderの日本語化パッチがどこにあるかわからんようになってんだけど、ここにあります。ちなみにSpeedCommanderは最近バージョンが上がったんだけど、クラックがないので対応する気がしない! うわーひどいな俺! 最低! こんな奴が作ったパッチとか使わない方がいいよ!! 俺は使うけどなざまーみろギャハハハハ。

と思ったらそのまま使えるっぽいな。日本語化するか。

 

 

ありふれた事件 #135

バイクのカギを落としたのでメチャクチャ機嫌が悪い。

 

 

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