200110132203

ちゆ12歳

 ヴァイト先からヘトヘトになって、ようやく帰投できたと思ったら
 メールボックスを開いてみても、届いてるのはサイバッチかイケナイOnlineだけ、
 専門で得たバカ友もみんなまともに就職したり結婚したりしやがって、結婚式の2次会で、ジョッキに並々と
 継がれたビールを片手に
 「おまえも早く落ち着けよ」
 とかのたまわれたりして、余計なお世話だと顔真っ赤にし、
 ぽっかり空いた心の隙間に、結婚に際して処分するエロゲや同人誌を詰められて
 ブシューと閉まる夜行バスのドアの音に急に空しさに襲われ
 思わずカーテンを開けて窓の外を見ると
 そこにそびえ立つビルは
  バブルでちょっとお金があったおっさんが建てた
 母校コンピュータ総合学園HALの名古屋校の学び舎。
 みんな寝静まったバスの中で
 眠りにつくまでの間に自分のショボい
 半生を振り返っていると、虚無感のあまり、
 こんな人生いらない、俺のこんな人生は不必要と、
 隣の席のおばさんに聞こえないようなオタ小声で呟きながJR東海枕を濡らし、
 その日から自分のヒキコモリライフをウケ狙いのネタにする事が生きがいになった男(あそこは小さい)。
 バイトの暇な時間は同僚と話も交わさず、どんなホムペにしようか脳内シュミレーション、
 3食全部吉牛で並ツユダクを掻き込みながら、中に混じってたプリオンで脳細胞に大ダメージ、
 家に帰れば水道水にせめてもの慰みに氷を3個
 入れたコップを片手にトランクス一丁になり
 ダイソーで100円だった民族音楽CDを
 ショッぽいスピーカーのコンポでかけながら己のサイトの
 ヘボHPを更新し続ける日々。
 しかるのち数年。
 初恋の小1のときの担任の先生の新姓も忘れ、更新を続けた
 サイトのホムペはなんかそれなりに盛り上がってきて
 そのアクセス数はまるで
 ReadMe!に登録すればイイトコ行くんじゃないかとカンチガイできる程。
 試しに2chのヲチスレを見れば微萌えとか書かれてるし
 では、と自アンの箱を見ればしゅう氏かLLL氏のダイナミックフィッシングかもしれんけど
 項作が神とか書いたりして益々カンチガイが増長される始末。
 そして先日。
 これはちょっと距離おかないとマズイとちょっと長文。コイツで電波を振りまいとけば少しは変わるかも。
 逆効果。
 RNA sideを何度も消したり戻したりしながら
 布団をマタにはさんで、転げ周る。
 たまたま人が集まってた観客の前で
 クールな対応できないところを曝け出し
 原付で幕張まで行ったりするから血が混じった便をぶっこきながら
 癒されたいとちゆのブックマークを開いたら
 そこにあったのは平野耕太HP復活の報。
 ★★http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Brush/1959/